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             ◎ ハロー!株式 ◎      2012/07/06 朝刊

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おはようございます。aquaです。

 英国が世界最大の「洋上風力発電事業」に乗り出しています。13兆円を投
じて7000基以上の風車を沖合に設置し、原子力発電の約30基分に相当す
る3200万キロワットの電力を発電するという大きな計画です。

 主要各国の20年までの洋上風力の開発計画は、中国3000万キロワット、
米国1000万キロワット、ドイツ900万キロワットとなっており、現時点
の計画では英国が世界トップです。

 さて、気になる関連銘柄ですが、発電機器の受注を目指す三菱重工業、丸紅、
住友商事といった商社株、ブレードの東レ。その他、日本風力発電、日本碍子、
安川電機、富士重工、日本製鋼所、五洋建設・・・等々、もちろん他にもあり
ますが、加えて他の再生可能エネルギー関連も要注目となります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      12896.67(- 47.15)▼0.36%
□ナスダック       2976.12(+  0.04)△0.00%
□S&P500      1367.58(-  6.44)▼0.47%

□CME日経225先物  9080   (- 10)※大証比

□為替      (対ドル) 79.90  (対ユーロ)99.00

□半導体株指数       385.68(- 4.62)
□NY原油先物(8月限)  87.22(- 0.44)
□NY金 先物(8月限)1609.40(-12.40)
□バルチック海運指数  1063   (+50)


 祝日明け5日のNY株式市場は、欧州に対する根強い懸念を背景にダウは反
落。ナスダックは、アップルの上昇が下支えとなり横ばいで取引を終了しまし
た。

 イングランド銀行(英中銀)が資産買い入れ枠を拡大し量的緩和の再開を決
定。欧州中央銀行(ECB)は主要政策金利を0.25%引き下げ、過去最低
の年0.75%にすることを決定。中国人民銀行は政策金利を0.25%引き
下げ、2カ月連続の利下げに踏み切りました。しかし、「噂で買って事実で売
る」の展開となり、序盤から売りが先行。ECBのドラギ総裁が景気の下振れ
リスクに言及したことで欧州の景気悪化が意識され、スペインやイタリアの国
債利回りが上昇したことや南欧や独仏の株が下げたことも市場心理を圧迫しま
した。

 この日朝方発表された先週の新規失業保険申請件数は前の週から減少。6月
のADP全米雇用報告で、非農業部門の雇用者数の増加幅は事前予想を上回り、
米雇用情勢の改善を示しました。一方、6月のISM非製造業景況感指数は前
の月から低下し、2年半ぶりの低水準となりました。

 経済指標はまちまちの内容でしたが、雇用統計の発表を翌日に控え、雇用情
勢に対する過度な悲観が後退したことで指数は徐々に下げ幅を縮小しました。
ただ、欧州に対する根強い懸念に加え、雇用情勢の改善がすすめば米連邦準備
理事会(FRB)が追加緩和に踏み切る可能性は低下するとの見方や、欧州の
景気が一段と悪化すれば最大の貿易相手国である中国もその影響を免れないと
の見方が相場の重石となりました。

 業種別では、一般消費財が堅調だった一方、金融、エネルギー、通信、ヘル
スケアなどの下落が目立ちました。

 個別銘柄では、現行よりも小型のディスレーを搭載した「iPadミニ」の
生産を準備していると報じられたアップルが上昇し、ナスダック指数を下支え
しました。アップルの株価は4月末以来となる600ドルを回復しています。
また、この日は小売各社が6月の既存店売上高を発表しており、カジュアル衣
料チェーンのリミテッドブランズや百貨店のメーシースなどが物色されていま
す。

 一方、電力市場における不正操作の疑いで米当局が調査に乗り出したことが
明らかになったJPモルガンが大幅安。欧州に対する懸念も根強く、バンク・
オブ・アメリカ(バンカメ)などにも売りが波及し、金融株の下落が指数を圧
迫しました。原油相場の下落を受けてシェブロンやエクソンモービルなどのエ
ネルギー株も下げました。

 ダウ構成銘柄では、ホームデポ、マクドナルド、ウォルマートなど7銘柄が
プラスで終了。一方、JPモルガン、バンカメ、シェブロンなど23銘柄が下
落しました。

 NY原油先物と金先物はともに反落。為替市場ではユーロが対ドルで大きく
下落(ドルが上昇)したことや欧州への根強い懸念を背景に軟調な展開となり
ました。今月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加緩和期待が後退
したことも商品相場の重石となっています。バルチック海運指数は続伸し、5
月20日以来、約1カ月半ぶりの水準です。

 CME日経225先物は、ドル建てが9080(大証比10円安高)、円建て
は9065(同25円安)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは、前日比47ドル安の1万2896ドルと2日(月)以来、
2日ぶりに値下がりしています。

 シカゴ日経平均先物は9080円と昨日の東京市場の日経平均株価9079
円と比べてほぼ同水準となっています。

 今朝6:00現在の円相場は、対ドルで1ドル=79円90銭前後とやや円
安に振れています。昨日(5日)発表された6月のADP全米雇用報告で民間
部門雇用者数が事前予想を上回ったことから、米雇用情勢が回復しているとの
見方が広がり、ドル買い・円売りの動きとなっています。対ユーロは1ユーロ
=99円00銭前後と円高が進行しています。欧州中央銀行(ECB)の利下
げを受け、ユーロに売りが出ています。

 NY原油は、前日比0.44ドル安の1バレル=87.22ドルと2日(
月)以来、2日ぶりに値下がりしています。欧州中央銀行(ECB)のドラギ
総裁は昨日(5日)の理事会後の記者会見でユーロ圏の景気見通しに慎重な見
方を示したほか、スペインの国債利回りが上昇したことを受け、欧州経済への
先行き不透明感が強まり、原油に売りが出ています。

 NY金価格は、前日比12.4ドル安の1トロイオンス=1609.4ドル
と2日以来、2日ぶりに値下がりしています。欧州中央銀行(ECB)の利下
げを受け、ドルが対ユーロに対して上昇したことで、ドル建ての金に割高感が
生じ売りが出ています。


 = 中国、2ヵ月連続利下げ! =

 中国人民銀行(中央銀行)は昨日夜、貸出基準金利と預金基準金利を本日(
6日)から引き下げると発表しています。利下げは6月に続き、今年2回目と
なります。1年物の場合、貸出金利は0.31%引き下げて6%、預金金利は
0.25%引き下げて3%とします。


 = 欧州中銀、0.25%利下げ =

 欧州中央銀行(ECB)も昨日、ユーロ圏17カ国の主要政策金利を0.2
5%引き下げ、0.75%にすると発表しています。金利の引き下げは昨年
12月以来7ヵ月ぶりで、過去最低の水準となります。


 英中銀金融政策委員会は昨日、金融機関から国債などを買い取る資産購入枠
を500億ポンド(約6兆2000億円)拡大して3750億ポンドとする量
的緩和を決定しています。政策金利は0.5%に据え置いています。


 日銀は昨日、3ヵ月ごとに地域の景気をまとめる7月の地域経済報告(さく
らリポート)を公表し、全国9地域すべての景気判断を前回(4月)から引き
上げています。全地域の上方修正は09年10月以来、2年9ヵ月ぶりとなり
ます。

 昨日発表された6月第4週(6月25日~6月29日)の投資部門別株式売
買動向を見ますと、外国人投資家は3週ぶりに小幅売り越し、売越額は106
億円(前週は553億円の買い越し)となっています。個人投資家は3週連続
で売り越し、売越額は778億円(前週は232億円の売り越し)となってい
ます。

 一方、年金基金の動向を反映する信託銀行は7週連続で買い越し、買越額は
1022億円(前週は469億円の買い越し)となっています。期末の株価水
準を意識したドレッシング(お化粧)買いが入ったと見られます。

 本日は、14:00に5月の景気動向指数・速報値が発表されます。事前予
想は景気の現状を示す一致指数が前月比1.2ポイント低下の95.7、景気
の数ヵ月先を示す先行指数は前月比0.6ポイント低下の95.0となってい
ます。

 2月期第1四半期(3~5月期)決算発表で本日は、ファミリーマート、良
品計画、オンワードHD、チヨダ、ダイエー、吉野家HD、8月期第3四半
期(9月~5月期)決算発表で、ファーストリテイリングなどが予定していま
す。

 海外では今晩、注目の6月米雇用統計が発表されます。事前予想は非農業部
門雇用者数が前月比9万人増(5月は6万9000人増)、失業率は8.2
%(5月は8.2%)となっています。

 その他、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、モンティ伊首相、ファビウス
仏外相が経済会議に参加(仏エクサン・プロバンス)、5月の独鉱工業生産の
発表などが予定されています。


◆主なニュース

・増資インサイダー取引、米系ファンドが幅広く関与か

・原発安全策、先送り追及 国会事故調、地震で破損も

・中国成長率8%割れ 4~6月、エコノミスト見通し

・エコカー補助金近く終了 反動減にらみメーカー動く

・出光など米産LPG輸入 シェールガス開発で割安に

・テーマパークの勢い鮮明 夏のツアー予約、大幅増に

・TV向け液晶パネル不振、国内製造装置メーカー直撃

・双日、モンゴルで発電事業 総事業費は1000億円

・東芝、海外技術者2割増 14年度5000人体制に

・DICの4~6月、営業益22%減 アジア向け不振


◆経済指標等

・貿易統計(6月上中旬、財務省)
・外貨準備高(6月、外務省)
・マネタリーベース(6月、日銀)
・景気動向指数(5月速報値、内閣府)
・携帯電話各社の契約件数(6月)

・米雇用統計(6月)


◆その他

・決算発表 良品計画(7453:「無印良品」の企画、卸売り、小売り)
      ファミリーマート(8028:伊藤忠系のコンビニで業界3位)
      ダイエー(8263:産業再生機構の支援経て丸紅主導で再建中)
      吉野家HD(9861:牛丼屋の老舗、国内2位)
      ファーストリテイリング(9983:「ユニクロ」を全国展開)


・IMFのラガルド専務理事が都内で講演

・欧州委員会、ユーロ圏に関する四半期報告




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【3】心に残る名言                        **
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       「心を受け取る」と書いて『愛』と読む。



                   田村 由美(漫画家)







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◆7月6日 今日は何の日? 六輝:先負
 サラダ記念日、公認会計士の日、ワクチンの日、ゼロ戦の日、ピアノの日、
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   「ハロー!株式」 4年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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