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■□    女性のための株式投資       2012/10/29 朝刊 VOL.6235
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おはようございます。aquaです。本日は大安です。

 ご記憶の方も多いかと思いますが、今から26年前(1986年)の本日1
0月29日、大蔵省がNTT株の売出価格を1株119万7000円に決定し
ました。6倍を超える大人気となり、翌87年の4月22日には史上最高値3
18万円まで上昇しました。


 ところで、秋も深まり、山も空も川もきれいで、おいしい食べ物がたくさん
あります。それを象徴するかのような「秋味」という言葉があります。

 秋、産卵のために河川に帰ってくるサケのことを、東北や北海道では「秋味
」と呼びます。秋サケのことです。サケは主に春と秋に捕られますが、春に捕
れるサケのことは「時知らず」といいます。方言や俗語を集めた江戸期の辞書
「俚言集覧(りげんしゅうらん)」で、すでに「秋味、鮭(サケ)を云(い)
う」とあります。

 元々はアイヌ語で「秋の魚」という意味の「アキアチップ」にルーツをもち、
これに「秋味」の字があてられたようです。アイヌ人のたんぱく源は主に鹿肉
で、秋に捕れるおいしいサケは季節を感じるうれしい味だったに違いありませ
ん。サケは、和人(日本人)との貴重な交易品でもありました。

 いまやサケは最も身近な魚の一つです。温かいご飯にのせる真っ赤なイクラ
も格別です。四季それぞれに、それぞれの食べ物の味を楽しむ喜び、これがま
た格別です。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      13107.21(+  3.53)△0.03%
□ナスダック       2987.95(+  1.83)△0.06%
□S&P500      1411.94(-  1.03)▼0.07%

□CME日経225先物  8965   (+ 35)※大証比

□為替      (対ドル) 79.59  (対ユーロ)102.98

□半導体株指数        367.28(+ 1.80)
□NY原油先物(12月限)  86.28(+ 0.23)
□NY金 先物(12月限)1711.90(- 1.10)
□バルチック海運指数   1049   (- 2)


 先週末26日のNY株式市場は前日比ほぼ横ばい。好調なGDPと低調な企
業業績のはざまで方向感に欠く展開でした。

 米商務省は朝方発表した7~9月期GDP(国内総生産)速報値が市場予想
を上回る伸びとなったことが支援材料となった一方、低調な四半期決算や業績
見通しの下方修正が相次いでおり、企業業績への先行き懸念が相場の重石とな
りました。

 ミシガン大学調査の10月の消費者信頼感指数確報値が速報値から下方修正
されたことや、欧州の債務問題を巡る懸念材料が意識されたことなどからダウ
は一時63ドルほど下げる場面がありましたが、直近で200ドル超の下げを
2回経験していることから、値ごろ感からの買い戻しも入り下げ渋りました。
材料難でポジションを一方に傾けにくいことや大統領選挙の一般投票を間近に
控えて様子見ムードも強く、指数は結局前日終値近辺で取引を終了しました。

 尚、予報ではハリケーン「サンディ」が米国北東部に上陸する見通しで、市
場では警戒感が強まっています。

 S&P業種別指数は通信や一般消費財、素材などが上昇し、金融、ヘルスケ
ア、生活必需品が軟調でした。ダウ輸送株指数とフィラデルフィア半導体株指
数(SOX)はともに続伸です。

 個別銘柄では、前日夕に決算を発表したアップルが0.9%安。7~9月決
算が市場の期待に届かなかったことや、10~12月期見通しが市場予想を下
回り、アナリストによる目標株価の引き下げが相次いだことも嫌気されました。
冴えない決算を発表したグッドイヤー・タイヤは大幅安となっています。

 一方、オンライン小売大手のアマゾンは、決算が予想を下回ったものの先行
きの利益率改善期待で買いが入り大幅高。予想以上の好決算を発表した化学の
イーストマン・ケミカルや石炭のアーチコールも大きく上昇。同じく好業績を
手掛かりにオンライン旅行大手エクスペディアが大幅高となり、同業のプライ
スライン・ドット・コムもつれ高となりました。新OS「ウィンドウズ8」と
タブレット端末「サーフェス」を発売したマイクロソフトは小幅高で取引を終
了しました。

 ダウ構成銘柄では、インテル、マイクロソフト、ユナイテッド・テクノロジ
ーズなど12銘柄が上昇。一方、バンカメ、JPモルガン、アルコアなど17
銘柄が下落しました。

 NY原油先物は、ハリケーン「サンディ」北上による石油精製施設への影響
が懸念され小幅続伸。NY金先物は週末特有の手控えムードで小反落。バルチ
ック海運指数(BDI)は3日続落です。

 CME日経225先物は、円建ては8965(大証比35円高)、ドル建て
は8975(同45円高)で取引を終了しました。

 

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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 先週末のNYダウは小幅高。前日比3ドル高の1万3107ドルと2日連続
で上昇しています。

 シカゴ日経平均先物は8965円と26日(金)の東京市場の日経平均株価
8933円と比べて30円ほど高い水準となっています。

 週末の円相場は、対ドルで1ドル=79.60~70円とやや円高に振れて
います。対ユーロは1ユーロ=103.05~15円と円高が進行しています。

 NY原油は小幅高。前日比0.23ドル高の1バレル=86.28ドルと2
日連続で上昇しています。ハリケーン「サンディ」が30日(火)にかけて米
東海岸沿いに北上する見込みで、沿岸の石油精製施設の操業に影響が出るとの
思惑から、原油に買いが入っています。

 NY金価格は小幅安。前日比1.1ドル安の1トロイオンス=1711.9
ドルと2日ぶりに値下がりしています。


 = 米GDP、2.0%増に加速 =

 米商務省が26日(金)発表した7~9月の米実質国内総生産(GDP)速
報値は年率換算で前期比2.0%増となり、4~6月期の1.3%増から伸び
が加速しています。市場予想の1.9%増を上回っています。GDPの約7割
を占める個人消費は2.0%増で、前期の1.5%増から加速しています。


 今週は主要企業の決算発表が相次ぎます。本日は15:00台にホンダ、関
西電力。30日(火)はアサヒ、オリエンタルランド、コマツ、日立、JR東
日本。31日(水)は武田、富士フイルム、東芝、三菱電機、富士通、パナソ
ニック、デンソー、京セラ、三菱重工、三菱地所、日本郵船。11月1日(
木)は三菱ケミカルHD、シャープ、ソニー、ニコン、三井不動産。2日(
金)は三菱商事、日本航空などが予定しています(詳細は下記参照)。

 今週の主な国内経済指標・行事は、30日(火)に日銀金融政策決定会合、
白川総裁会見、日銀「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)、9月の完全
失業率・有効求人倍率、9月の家計調査、9月の鉱工業生産、9月の自動車生
産台数。31日(水)は9月の新設住宅着工戸数。11月1日(木)は10月
の新車販売台数の発表などが予定されています。

 海外では、30日(火)は第3四半期スペインGDP速報値、10月のドイ
ツ雇用統計、8月のS&Pケース・シラー米住宅価格指数、10月の米消費者
信頼感指数(コンファレンス・ボード)。31日(水)は10月のADP全米
雇用報告など。

 11月1日(木)は10月の中国製造業購買担当者景気指数(国家統計局)、
10月の中国製造業PMI改定値(HSBC)、10月の米ISM製造業景気
指数。2日(金)は10月の米雇用統計発表などが予定されています。

 今週も米主要企業の7~9月期決算発表が相次ぎます。30日(火)はアー
チャー・ダニエルズ、ファイザー。31日(水)はGM(ゼネラル・モーター
ズ)、ビザ、マスター・カード。11月1日(木)はエクソンモービル。2
日(金)はシェブロン・・・等々が予定しています。


 今週、中間決算発表を予定している主な企業は以下の通りです。31日(
水)がピーク日となります。


 【29日】(月)
 
   野村不HD(3231)、JSR(4185)、田辺三菱(4508)、
   日製鋼(5631)、フジクラ(5803)、ルネサス(6723)、
   キーエンス(6861)、ホンダ(7267)、野村(8604)、
   JR東海(9022)、関西電(9503)


 【30日】(火)
 
   日清粉G(2002)、JT(2914)、積水化(4204)、
   テルモ(4543)、OLC(4661)、神戸鋼(5406)、
   コマツ(6301)、日精工(6471)、日立(6501)、
   オムロン(6645)、GSユアサ(6674)、三井造(7003)、
   三菱自(7211)、富士重(7270)、リコー(7752)、
   サンリオ(8136)、JR東日本(9020)、
   JR西日本(9021)、阪急阪神(9042)、
   日立物流(9086)、九州電(9508)、東ガス(9531)
   第3四半期:アサヒ(2502)


 【31日】(水)
 
   日ハム(2282)、日清食HD(2897)、
   トヨタ紡織(3116)、住友化(4005)、武田(4502)、
   第一三共(4568)、富士フイルム(4901)、
   コニカミノル(4902)、資生堂(4911)、
   TOTO(5332)、大同特鋼(5471)、
   住友電(5802)、豊田織(6201)、ジェイテクト(6473)、
   東芝(6502)、三菱電(6503)、富士通(6702)、
   エプソン(6724)、パナソニック(6752)、
   TDK(6762)、デンソー(6902)、京セラ(6971)、
   村田製(6981)、日東電(6988)、三菱重(7011)、
   川重(7012)、アイシン(7259)、マツダ(7261)、
   HOYA(7741)、ヤマハ(7951)、東エレク(8035)、
   住友商(8053)、ユニチャーム(8113)、
   H2Oリテイ(8242)、菱地所(8802)、大京(8840)、
   東武(9001)、京成(9009)、日通(9062)、
   ヤマトHD(9064)、郵船(9101)、商船三井(9104)、
   川崎汽(9107)、ANA(9202)、中部電(9502)、
   東北電(9506)、ベネッセHD(9783)、
   ソフトバンク(9984)
   第3四半期:昭和シェル(5002)


 【1日】(木)
 
   カルビー(2229)、クラレ(3405)、旭化成(3407)、
   昭電工(4004)、東ソー(4042)、イビデン(4062)、
   三井化学(4183)、三菱ケミHD(4188)、
   アステラス(4503)、エーザイ(4523)、
   フジHD(4676)、コスモ石(5007)、古河電(5801)、
   住友重(6302)、シャープ(6753)、ソニー(6758)、
   カシオ(6952)、ニコン(7731)、丸紅(8002)、
   三井不(8801)


 【2日】(金)
 
   双日(2768)、キッコマン(2801)、帝人(3401)、
   宇部興(4208)、塩野義(4507)、クボタ(6326)、
   セガサミー(6460)、ミネベア(6479)、IHI(7013)、
   三菱食品(7451)、バンナムHD(7832)、
   岡村製(7994)、伊藤忠(8001)、三井物(8031)、
   三菱商(8058)、大和(8601)、日本航空(9201)
   第3四半期:キリン(2503)・・・等々。


◆主なニュース

・JXエネ、室蘭製油所を停止へ 精製能力13%削減

・日本車販売、中国で年2割減 日産は業績下方修正へ

・厚年基金10年で制度廃止 損失は保険料で穴埋めへ

・赤字国債、瀬戸際に 財務省、12月に国債発行停止

・3メガ銀の4~9月、最終利益4割減 株式減損主因

・日立、英原発会社買収で合意 600億~700億円

・ローソン、全店で野菜・肉取扱い 食品スーパー対抗

・「ウィンドウズ8」パソコン250機種 商戦激しく

・ドコモ、業績下方修正 iPhone対抗策が重荷に

・ギリシャ金融、3行体制に集約 5兆円を資本注入へ


◆経済指標等

・商業販売統計(9月速報値、経産省)

・米個人所得(9月)
・米個人消費支出(9月)
・米ダラス連銀製造業活動指数(10月)




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【3】心に残る名言                        **
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     右の目は熱く、左の目は冷たく、心には氷の炎を持て。

                          開高 健







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