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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　　　2012/09/11 夕刊

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こんばんは。ａｑｕａです。

　９月に入っても暑い日が続いています。全国一の暑さで有名な埼玉県熊谷市
では、３０度を超す真夏日が今日で５０日連続となり、統計開始以来の最長記
録を更新中です。

　そんな記録的な暑さと少雨により、首都圏の水がめ、利根川水系の８つのダ
ムの合計貯水率が３９％（１０日午前０時現在）にまで低下（過去３番目に低
い貯水量）。８ダムのうち最も貯水容量が大きい矢木沢ダム（群馬県みなかみ
町）の貯水率は６％と、ほぼカラの状態です。
　
　今後もまとまった雨の予想がなく、貯水量の回復がすぐには見込めないこと
から、利根川水系を利用する１都５県（東京都、千葉県、埼玉建、茨城建、群
馬県、栃木県）では本日午前９時から１０％の取水制限が始まっています。

　今のところ別の水系から補うことが可能であるため、日常生活への影響はほ
とんどないそうですが、しばらくまとまった降雨は期待薄なため状況の改善に
はまだ時間がかかりそうです。

　ちなみに、利根川水系で取水制限が実施されるのは、２００１年８月以来、
１１年ぶりのことで、その時は５日で取水制限が解除されました。当時は８ダ
ム合計の貯水率５１％で、そこから６７％まで回復した際に取水制限が解除さ
れ、その間の降水量はおよそ１４０ミリ（普通の低気圧でおよそ３～５回分）
だったそうです。



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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な材料

 ３．主な投資判断

 ４．スペシャル・クォーテーション

 ５．編集後記








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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　　８８０７.３８（－　６１.９９）▼０.７０％
◎ＴＯＰＩＸ　　　７３２.２６（－　　５.０８）▼０.６９％

◎売買高概算　　１３億１２２５万株
◎売買代金概算　　　　７４９６億円
◎時価総額　　２５４兆０２１８億円

◎値上り銘柄数　５３８　　◎（年初来）新高値　１８
◎値下り銘柄数　９７６　　◎（年初来）新安値　４９
◎変わらず　　　１６１

◎騰落レシオ（２５日）９０.１４％

◎サイコロ（日経平均）４勝８敗　○●○●●●●●○○●● ３３.３％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比－１.６８％　７５日線比＋０.３１％

◎為替　　（対ドル）　７８.１８　　（対ユーロ）１００.１４

◎出来高上位
　１.シャープ　＜６７５３＞　　２０８円（＋　　６円）　８３,９７９千株
　２.新日鉄　　＜５４０１＞　　１６１円（－　　５円）　５５,６８３千株
　３.みずほ　　＜８４１１＞　　１２９円（－　　２円）　４１,１６０千株
　４.ＡＮＡ　　＜９２０２＞　　１８２円（＋　　２円）　３２,６８０千株
　５.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　３６２円（－　　４円）　２８,０５５千株

◎売買代金上位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (円)
　１.シャープ　＜６７５３＞　　２０８円（＋　　６円）　１７,３７５百万
　２.ＤｅＮＡ　＜２４３２＞　２４８６円（＋　２７円）　１６,４２５百万
　３.トヨタ　　＜７２０３＞　３１７０円（－　５５円）　１３,２１４百万
　４.キヤノン　＜７７５１＞　２５７４円（＋　２１円）　１１,８４６百万
　５.ソフトＢＫ＜９９８４＞　３２６５円（－　１５円）　１１,７３７百万


◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１４４０万株　買い１１８０万株

　本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比６１円（０．７０％）安の
８８０７円で取引終了です。

　昨晩のＮＹダウが５２ドル安となったことを受けて朝方から売りが先行、８
８１１円の寄り付きとなりました。ただ、売り一巡後は８８００円が下値支持
として意識され、押し目買いが相場を下支えし、終日８８００円を中心にほぼ
横バイの展開です。追加金融緩和を検討する米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ
）が明日から開催されること、ドイツ憲法裁判所による欧州安定メカニズム（
ＥＳＭ）の合憲性判断を明日に控えて様子見ムードが強まっています。また、
１９日に再上場する日本航空の売り出し価格が３７９０円に決まり、売り出し
株を取得するための換金売りを出す場合は本日が最終日となるため、需給要因
も相場の重石となっています。売買代金は概算７４９６億円、上海総合指数は
１４ポイント安の２１２０です。

　業種別では、空運、小売り、食品、医薬品が堅調。鉄鋼、非鉄、電力ガス、
機械、不動産などが下げています。

　個別銘柄では、富士通ゼネラルが３日連続高、７円高の６９８円と年初来高
値更新。エアコンの輸出好調で今期最高益更新が見込め、また信用倍率が０．
３倍台の好取組みで需給良好。先高を期待した買いが入っています。

　伊藤忠系のコンビニで業界３位のファミリーマートが１５円高の３６９５円
と値を上げ、年初来高値更新。３～８月期の連結営業利益が前年同期比６％増
の２６０億円前後になる見通しと報じられ、当初計画２５２億円を上回り、か
つ３～８月期としては３年連続で過去最高を更新したことで業績好調を好感し
た買いが入っています。女性やシニア向けに総菜やサラダの販売が好調、また
利益率の高い冷凍弁当や単価の高いアイスクリームの販売が伸びています。

　全国トップの家具・インテリア製造小売りチェーンのニトリが１００円高の
８０００円と値を上げ、年初来高値更新。今期最高益が見込め、信用倍率も０
．１倍台の好取組みであることから先高を期待した買いが入っています。

　その他、トラック建機向けに鍛造品を製造し、業績好調のシンニッタン１９
円高の３４１円、香料で国内１位の高砂香料が１９円高の３９９円、医薬品卸
で業績好調の東邦ＨＤが５７円高の１５４６円、医用電子機器の日本光電が４
７円高の２６５７円、電気通信工事で最大手のコムシスが４円高の１０４２円、
東京ディズニーランド＆シーを運営するオリエンタルランドが９０円高の１万
０４２０円、育児用品トップのピジョンが４５円高の３５８０円と値を上げて
います。

　本日の新高値銘柄は、日比谷設備、ＡＢＣマート、タツタ電線、日機装、富
士通ゼネラル、タクトホーム、ニトリ・・・等々です。




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【２】主な材料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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・７～９月の大企業景況感、４四半期ぶり改善　先行き慎重

・８月の家電製品販売額は２３％減　薄型テレビは５４％減

・８月の工作機械受注額、２．６％減　４カ月連続マイナス

・７月携帯出荷台数１４％減　スマホ好調　従来型落ち込む

・ユニクロとビックカメラ、共同店「ビックロ」２７日開業

・７月の米消費者信用残高１．５％減　１１カ月ぶりの減少

・台湾の受託製造大手、パソコンの下期需要に悲観的見通し



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【３】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［ドイツ証券］
　引下げ　Ａ→Ｂ（7259）アイシン精機 　　　3,600→ 2,700円

［ＵＢＳ証券］
　新　規　　　Ａ（6256）ニューフレア　　　　　　　 110万円

［モルガンＳＭＵＦＪ証券］
　据置き　　　Ａ（8801）三井不動産　　　　 1,900→ 2,200円
　据置き　　　Ａ（8802）三菱地所　　　　　 1,900→ 2,000円
　据置き　　　Ａ（8804）東京建物 　　　　　　　　　　430円
　引下げ　Ｂ→Ｃ（8830）住友不動産　　　　　　　　 2,250円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　据置き　　　Ａ（4540）ツムラ　　　　　　 3,000→ 3,200円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※価格：各証券会社が判断する妥当株価



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【４】スペシャル・クォーテーション　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　毎月第２金曜日が近づきますと“ＳＱ”という言葉が相場解説に登場します。
なかなか理解しにくいとは思いますが、改めて説明させていただきます。

　ＳＱについては、主に指数間の価格差を利用して値ザヤを稼ぐ「裁定取引」
という手法が関わってきます。

　例えば、日経平均株価を利用する場合、先物の理論価格は平均株価と先物取
引満期日までの「金利」と「配当収入」から算出できます。そして現物と先物
の理論的な価格差よりも、価格差が大きくなったり小さくなったりした場合、
割安な方を買い、割高な方を売って利益を得ます。これが「裁定取引」あるい
は「サヤ取り」「アービトラージ」と呼ばれる手法です。

　裁定取引に利用される先物取引やオプション取引では、ある一定の期日まで
に決済をする必要があります。

　通常は木曜日が取引最終日となり、その日までに決済されず期日を向かえた
建玉（たてぎょく）については、翌金曜日の最終決済期日にて最終決済が行わ
れます。その最終決済期日のことを市場では「ＳＱ」と呼びます。

　ＳＱとは「スペシャル・クォーテーション」の略で、日本語では特別清算指
数となります。これは毎月の第２金曜日（第２週目の金曜日ではありません）
における株価指数の各構成銘柄（日経平均でいえば、２２５銘柄）の各始値の
合計に基づいて算出した精算指数のことをいいますが、一般的には精算日当日
のことも指しています。

　尚、オプションには毎月ＳＱがありますが、先物は３、６、９、１２月の４
回のみとなっており、先物がからむＳＱ当日の寄り付きには、裁定解消に伴う
大量の現物株の売買が発生します。オプションと先物の清算日が重なる３、６、
９、１２月の４回のみを「ＳＱ」あるいは「メジャーＳＱ」と言う人もいます。

※先物取引の用語「限月」「９月限」は、それぞれ「げんげつ」「９月ぎり」
　と読みます。「ロールオーバー」とは次限月（期先）へ乗り換えることを指
　し、通常はＳＱの１～２週間前から徐々に進行します。


　日々取引されている現物株の売買を伴う裁定取引の決済がＳＱ当日に集中す
るため、当然その日は出来高も膨らむことになります。日経平均の日足チャー
トにて３、６、９、１２月に出来高が増えているポイントがＳＱ日です。通常
はロールオーバーが進んでいたり、それまでに大方の決着がついているもので
すが、ＳＱが相場の転機となったケースがあるため、ＳＱ通過までは様々な思
惑が交差します。

　尚、ＳＱ値は上値や下値の節目（上値抵抗・下値支持）になりやすく、ＳＱ
当日の相場がＳＱ値を上回って終了すればその後の相場も堅調に推移するとの
アノマリー（過去の相場のクセ）があるため、多くの投資家が注目しています。

　ちなみに、日経平均株価と主な節目（テクニカル・ポイント）の位置関係は
ハロー株式【ミニ】～朝報～をご参照ください。

　☆ハロー株式【ミニ】→ http://www.mag2.com/m/M0069020.html 
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【５】編集後記                           　 mailto:aqua@aqua-inter.com
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米アップルは、１２日開催のイベントで「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」の
新機種を発表すると見られています。米大手金融機関ＪＰモルガン・チェース
では１０～１２月期の新型アイフォーンの販売台数は米国のみで６００万台、
同時期の米ＧＤＰを年率換算で０.２５～０.５０ポイント押し上げると試算し
ています。
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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝６年連続受賞＝

◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１１ http://melma.com/contents/moy2011/
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　　　「ハロー！株式」　４年連続での『総合大賞』

　　　　（０６年と０７年はマネー部門賞第１位）


◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位

　　　　（０６年から０８年まで連続受賞、０９年はコンテスト実施せず）


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　ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
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