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こんにちは。aquaです。

 ウクライナ情勢は緊張が緩和するどころか緊迫の度を増しており、週明けの
東京株式市場は全般軟調な展開となりましたが、有事やインフレに強いとされ
る金(ゴールド)関連銘柄の代表格である住友金属鉱山株は逆行高となりまし
た。

 尚、本日の田中貴金属の金地金1グラムあたりの税込店頭小売価格(国内の
店頭金価格の指標)は前週末比29円高の7790円と、20年8月7日に付
けた7769円を上回り、過去最高値を更新しています。ちなみに、本日の1
グラムあたりの店頭買取価格は7686円です。

 ところで、今晩のNY市場はプレジデンツデーの祝日で休場となりますが、
23日発表の2月の米PMI速報値や2月の米消費者信頼感指数、25日発表
の1月の個人消費支出(PCE)などが米景気の現状を占う上で注目されます。

 また、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目している1月
のコアPCE物価指数は、83年9月以来の高い伸びだった12月(4.9%
上昇)からさらに伸びが加速すると予想されています。

 ウクライナ情勢は流動的ですが、注目は米ロの直接会談。米国はロシアが侵
攻しないことを条件にロシアとの首脳会談の開催で合意したと伝わっており、
具体的な日程等は24日の米ロ外相会談で決まる見通しです。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.日本PMI、白物家電出荷額など

 3.始めに慎む






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  26910.87(-211.20)▼0.78%
◎TOPIX  1910.68(- 13.63)▼0.71%

◎売買高概算    9億3859万株
◎売買代金概算   2兆3068億円
◎時価総額   696兆7188億円

◎値上り銘柄数  621  ◎(昨年来)新高値 11
◎値下り銘柄数 1466  ◎(昨年来)新安値 99
◎変わらず     94

◎騰落レシオ(25日) 98.17%(前日比0.93%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 ●〇●〇〇〇●●〇●●●  41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -1.46% 75日線比 -5.10%
 
◎為替  (対 ド ル)114.95(前日比0.16円高)
     (対ユーロ)130.64(前日比0.24円高)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.レーザテク<6920> 21170円(-  285円) 1327億円
 2.郵船   <9101> 10190円(-   90円) 1138億円
 3.川崎汽船 <9101>  7620円(-  180円)  671億円
 4.商船三井 <9104>  9160円(-  240円)  663億円
 5.東京エレク<8035> 55140円(- 1670円)  634億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は、211円(0.78%)安の2万6910円で取引
終了です。

 先週末のNY市場はウクライナ情勢への警戒感から3日連続安でダウは23
2ドル(0.68%)安、ナスダックは168P(1.23%)安。そしてシ
カゴ日経先物は2万6845円と先週末の東京市場の日経平均株価2万712
2円よりも280円ほど安い水準。

 これを受けて東京市場も朝方から幅広い銘柄に売りが優勢となり、9:28
には下げ幅が573円となる場面がありました。その後、バイデン大統領がプ
ーチン大統領と首脳会談を行う可能性が報じられ、下げ幅を縮小しています。

 今晩はNY市場がプレジデントデーの祝日。水曜日は日本が天皇誕生日で休
場です。

 業種別では、銀行、鉄鋼、情報通信が小高く、一方で海運、金属、水産、陸
運、電機、精密などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、相場全般安の中にあって、産金株の代表格の住友鉱山が77
円高の5439円と逆行高。ウクライナ情勢への警戒感から金価格上昇が目立
っており、収益向上への思惑から買いが入っています。ニッケルの大平洋金属
も40円高の3355円と上値追いの展開が継続しています。

 その他、建機・自動車向けに特殊鋼やばねを生産する三菱製鋼が86円高の
1333円、オンライン診療関連のメドピアが107円高の2835円、九州
地盤のドラッグストアコスモス薬品が570円高の1万5760円、総合塗料
メーカーで世界4位の日本ペイントが33円高の1060円。

 経済再開期待関連で土産物の寿スピリッツが170円高の6220円、東京
・神奈川地盤にデザイン性高めた中価格帯の戸建て分譲を展開するアグレ都市
デザインが77円高の1357円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、不二家、ニチモウ、飯野海運、スズデン、金ETF、
ニッケルETF・・・等々です。




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【2】日本PMI、白物家電出荷額など               **
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◎日本PMI(2月速報値)
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  製造業  52.9 ※前月確定値(55.4)から2.5ポイント低下
  非製造業 42.7 ※前月確定値(47.6)から4.9ポイント低下

 製造業のPMIは、景気拡大・縮小の分岐点となる50を13カ月連続で上
 回ったものの、内訳の生産は5カ月ぶりに50を下回るなどサプライチェー
 ン混乱の影響も。

 非製造業は2カ月連続で50を下回り、2020年5月以来の低水準となり
 ました。




◎白物家電出荷額(1月、前年同月比)
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  全体  1737億円  5.4%減  8カ月連続マイナス

  エアコン 393億円 10.5%減  8カ月連続マイナス
  洗濯機  314億円  0.1%増  2カ月ぶり プラス
  冷蔵庫  291億円  0.6%増  3カ月連続 プラス

 ルームエアコンや空気清浄機などは巣ごもり需要で大きく伸びた前年の反動
 減続く。

 一方、単価が高いドラム式の販売好調で洗濯機の出荷額は過去最高を記録。
 冷蔵庫はまとめ買いの食材を収納できる大容量のものが引き続き好調です。




◎コンビニ売上高(1月、前年同月比)
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 既存店売上高 2.1%増加 2カ月連続プラス

  来店客数  0.6%増加 6カ月ぶりプラス
  平均客単価 1.5%上昇 8カ月連続プラス




◎中国主要70都市の新築住宅価格(1月)
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 前月比0.04%下落  5カ月連続下落

  上昇した都市 28(+13) ※カッコ内は前月からの増減。
  下落した都市 39(-11) 
  横ばい     3(- 2)




◎中国の最優遇貸出金利(政策金利)
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 1年物 3.70%  据え置き
 5年物 4.60%  据え置き

 ※1年物は優良企業向け貸出金利の目安、5年物は住宅ローン金利の目安。





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【3】始めに慎む                         **
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 投資の際に心したいことをいくつか列挙させていただきます。



『 小さき益を上げて、大なる利益を捨つることなかれ。

         小の益を取りて、大きなる損を求めることあり。』

  三井家に伝わる家訓。目先に過ぎると、将来取れるはずの大きな利益を
  取り逃したり、大きな損失につながることがある。



『 始めに慎む 』

  少しずつ、慎重に始める。たくさん買った後に慎重になる人が多い。



『 出(いずる)を制す 』

  資金配分・損失のコントロール。



『 良い株を売って、悪い株を持ち続けるならば、

        手持ちの株はしまいには悪い株だけになってしまう。』

  悪貨は良貨を駆逐する。






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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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本日の東京株式市場はウクライナ情勢への懸念で全般軟調で、東証1部(TO
PIX)は0.7%の下げとなりましたが、マザーズ指数は2.8%安ときつ
い下げとなっています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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