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こんにちは。aquaです。

 日本で消費が活発になるのはボーナスが支給される6月から夏休みシーズン
入りの7月にかけて。

 同じくボーナスが支給される12月と年明け1月は、季節の変わり目とも重
なるため食材や夏物・冬物衣料、贈り物(中元、歳暮)などの出費も増えます。

 その反動が2月と8月にあらわれます。前月までの出費で懐が寂しくなり、
気候的には寒さ・暑さのピークで、モノ消費の動きも鈍くなります。

 いわゆる「ニッパチ」と呼ばれる現象で、小売企業に2月・8月決算が多い
のはこのニッパチが関係しています。

 決算の棚卸し(在庫の種類・数量の調査および価格評価)は時間も手間もか
かる作業で、しかも決算月の最終日に実施する必要があります。

 年度末で新入学や就職等のイベントを控えた3月は小売業にとって繁忙期に
あたり、そうした繁忙期を避けて決算を行うため、小売企業は2月決算が多い
というわけです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.本日の新規上場

 3.機械受注、海外投資家動向

 4.1月の貿易統計





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  27232.87(-227.53)▼0.83%
◎TOPIX  1931.24(- 15.39)▼0.79%

◎売買高概算   11億8069万株
◎売買代金概算   2兆9200億円
◎時価総額   703兆4956億円

◎値上り銘柄数  541  ◎(昨年来)新高値 40
◎値下り銘柄数 1572  ◎(昨年来)新安値 54
◎変わらず     69

◎騰落レシオ(25日) 94.14%(前日比10.30%低下)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 〇〇●〇●〇〇〇●●〇●  58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -0.66% 75日線比 -4.13%
 
◎為替  (対 ド ル)115.66(前日比0.32円安)11564
     (対ユーロ)131.35(前日比0.87円安)13154

◎売買代金上位(東証1部)

 1.レーザテク<6920> 22000円(-  325円) 1277億円
 2.郵船   <9101> 10000円(+   70円) 1272億円
 3.東京エレク<8035> 58220円(+  290円)  742億円
 4.キーエンス<6861> 54880円(- 2500円)  682億円
 5.ソフバンG<9984>  5117円(-  119円)  641億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は227円(0.83%)安の2万7232円で取引終
了です。

 昨晩のNYダウは54ドル安、ナスダックは15Pの小幅安。これを受けて
東京市場も朝方は売りが先行。一時はロシア部隊の一部が撤退と伝わって下げ
幅を縮小する場面がありましたが、米国などがロシア軍の撤退を確認できてい
ないと伝わり、改めて下げ幅を広げています。

 業種別では、石油、商社、陸運などが高く、一方でサービス、倉庫、自動車、
情報通信、不動産、電機などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、格安航空券予約サイト「スカイチケット」運営のアドベンチ
ャーが240円高の7670円、JR東海が150円高の1万6350円、名
古屋鉄道が131円高の2182円、三越伊勢丹が11円高の977円となる
などアフターコロナ関連の一角が上昇。

 水産練り製品・総菜の紀文食品が73円高の1195円、ステンレス原料の
フェロニッケル製錬の大平洋金属が150円高の3315円と連日で上昇、日
立も246円高の6150円、原油価格上昇で原油ガス開発生産国内最大手の
INPEXも32円高の1170円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、安藤ハザマ、日本道路、三越伊勢丹、ロート薬、大平
洋金属、三菱商事・・・等々です。



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【2】本日の新規上場(IPO)                  **
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(東マ・4268)エッジテクノロジー

    事業内容:AI実装の支援およびビッグデータ解析コンサルティング

    公開価格:350円
      初値:694円
      高値:794円
      安値:640円   公開株数: 311万6500株
      終値:668円    出来高:1252万6400株




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【3】機械受注、海外投資家動向                  **
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◎機械受注(21年12月) 
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 設備投資の先行指標とされる「船舶・電力を除く民需」の受注額は前月比で
 3.6%増加。市場予想(1.3%減)に反して3カ月連続で増加しました。

 内訳は、製造業が前月比8.0%増で2カ月連続プラス。非製造業は0.1
 %減と小幅ながら2カ月連続のマイナスです。

 基調判断は前月の「持ち直しの動きがみられる」から「持ち直している」に
 上方修正となっています。上昇修正は2カ月連続。

 尚、21年10~12月の「船舶・電力を除く民需」の受注額実績は前期比
 6.5%増で3期連続プラス。22年1~3月については1.1%減が見込
 まれています。




◎対内証券投資・株式・週間(財務省統計)※カッコは前週の動向
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 2月6日~2月12日

  海外投資家 - 297億円(-2321億円) 3週連続売り越し




◎投資部門別の売買状況・週間(東証統計)※カッコは前週の動向
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  2月7日~2月10日 (日経平均256円高  2週連続上昇)

  個人投資家 -1712億円(- 468億円) 2週連続売り越し

  海外投資家 - 148億円(-1705億円) 5週連続売り越し

  事業法人  + 496億円(+ 658億円) 6週連続買い越し

  信託銀行  +1324億円(+2278億円) 3週連続買い越し





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【4】1月の貿易統計(速報値)                  **
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                 前年同月比

   輸出  6兆3320億円( 9.6%増)11カ月連続増
   輸入  8兆5231億円(39.6%増)12カ月連続増

 貿易収支 ▼2兆1911億円 ※▼は赤字   


 価格上昇に伴う原油や液化天然ガスなどの輸入額の増加が著しく、1月の
全体の輸入額(8兆5231億円)は単月として過去最高を記録しました。
 
 輸入が輸出を上回る状態が続き貿易収支は6カ月連続の赤字。エネルギー
価格の上昇により輸入額が膨らみ、赤字額は前年の3272億円から大幅に
拡大。2014年1月に次いで、過去2番目に大きい赤字額となりました。

 尚、22年1月の国・地域別の輸出入は下記のようになっています。
 
                 全体に占める割合  前年比増減率

  【輸出総額】  6兆3320億円(100.0%)  9.6%増
    対米    1兆1169億円( 17.6%) 11.5%増
    対EU     6180億円(  9.8%) 16.1%増
    対中    1兆1666億円( 18.4%)  5.4%減
    対台      4420億円(  7.0%)  6.7%増
    対韓      5073億円(  8.0%) 18.1%増


  【輸入総額】  8兆5231億円(100.0%) 39.6%増
    対米      7819億円(  9.2%) 33.4%増
    対EU     8707億円( 10.2%) 26.2%増
    対中    2兆1278億円( 25.0%) 23.7%増
    対台      3613億円(  4.2%) 36.8%増
    対韓      3242億円(  3.8%) 26.8%増


 中国からの輸入額は単月として過去1位。アジア全体としても輸入額は過
去最高となっています。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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本日12時50頃に相場が下げ足を速めたのは、ロシアの通信社が「ウクライ
ナ東部の親ロシア勢力がウクライナ政府軍から砲撃を受けた」と伝えたことが
きっかけです。今回の報道の真偽は分かりませんが、ロシア側は侵攻の口実と
なる偽装工作を準備しているということを米国はかねてから指摘しており、緊
張が高まれば些細なことで衝突が起こりかねません。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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