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おはようございます。aquaです。


 = 出来高と株価 =

 保有している銘柄の日々の株価はチェックしても、意外と「出来高」のチェ
ックを忘れている人が多いようです。マーケット全体、あるいは個別銘柄にお
きましては、実はこの「出来高」が株価の「先行き」を暗示しているケースが
多々あります。

 普段、株価だけではなく、この「出来高」チェックは欠かせず、相場全体は
もちろん個別銘柄の過熱感や閑散度合い、或いは売買のタイミングを計る上で
重要な尺度として利用価値が高いのが出来高チェックです。

 ビギナーの方におかれましては、慣れるまではピンと来ないかもしれません
が、株価の動きと出来高の動きには密接な関係があり、慣れれば「アレッ、出
来高が多くなった!」といった具合にその変化が分かるようになります。そし
てその後、株価は何らかの反応を必ずと言っていいほどしてきます。

 コツは、『出来高が細ったところで仕込みの態勢に入り、多くなったら利食
いの態勢に入る』ということですが、これを尺度とすることにより、投資パフ
ォーマンスはかなり向上するはずです。

 特に、押し目買いのタイミングを計る際、出来高が落ち着いた時点での出動
は極めて的中率が高くなります。ちなみに、出来高に関する格言には、「閑散
に売りなし!」とあります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      12460.96(+ 46.17)△0.37%
□ナスダック       2831.02(- 13.70)▼0.48%
□S&P500      1314.99(-  0.14)▼0.01%

□CME日経225先物  8635   (+ 25)※大証比

□為替      (対ドル) 79.63  (対ユーロ)100.03

□半導体株指数       367.47(- 5.10)
□NY原油先物(7月限)  84.82(- 0.20)
□NY金 先物(8月限)1588.00(-46.20)
□バルチック海運指数   872   (- 6)


 7日のNY株式市場は、中国の突然の利下げを好感して買いが先行したもの
の、バーナンキ議長の議会証言で失速しました。

 欧米の追加緩和観測が強まる中、中国人民銀行(中央銀行)が預金基準金利
と貸出基準金利をいずれも0.25%引き下げることを発表しました。中国の
利下げはリーマン・ショック後の2008年12月以来、3年半ぶりのことで、
予想外のタイミングだったこともあって市場は買いで反応しました。

 スペインで実施された国債入札が好調だったことや、朝方発表の先週の新規
失業保険申請件数が予想どおりながら前週から減少したことも好感され、ダウ
は寄り付き直後に140ドル高まで上げ幅を拡大しましたが、バーナンキ米連
邦準備理事会(FRB)議長の議会証言の内容が伝わると上げ幅を縮小しまし
た。

 バーナンキ議長のこの日の議会証言に関し、市場では数日前から、追加の金
融緩和を示唆するだろうとの期待が広がっていましたが、実際の証言では米景
気の下振れリスクを指摘し、金融刺激策の必要性を強調したものの量的緩和第
3弾(QE3)については直接的な言及を避けたことから市場の楽観ムードが
後退しました。

 格付け会社のフィッチ・レーティングスがスペインの国債を「BBB」に3
段階引き下げ、今後さらに格下げする可能性を示唆し、市場では織り込み済み
との見方が大勢だったものの、引けにかけて金融株を中心に売りが強まりダウ
は上げ幅を縮小。ハイテクセクターでもマイナスに転じる銘柄が増加したこと
からナスダック指数は下落に転じ4営業日ぶりに反落しています。

 業種別では、公益、資本財、生活必需品、素材などが堅調に推移。一方、通
信、ハイテク、金融などが軟調でした。

 個別銘柄では、世界の景気動向に敏感なユナイテッド・テクノロジーズやボ
ーイング、スリーエム、ゼネラル・エレクトリックなどの工業株が上昇。エネ
ルギー大手のシェブロンやエクソンモービルもしっかり。収益に占める中国事
業が比率が高いキャタピラーは大幅高で寄り付きましたが引けにかけて上げ幅
を縮小。同様にアルコアも前半の勢いが続かず引けにかけてマイナスに転じま
した。

 金融大手のバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)やJPモルガンなどの金融
株は上昇して始まりましたが失速。引けにかけて売り優勢となり指数を圧迫。
ハイテクセクターもマイクロソフトやオラクル、インテルやグーグルなどの主
力株が失速。エヌビディアやマーベル・テクノロジーなどの半導体関連銘柄の
下落が目立ち、フェイスブックやジンガ、グルーポンなどの交流サイト(SN
S)関連銘柄も軟調でした。

 ダウ構成銘柄では、機械のユナイテッド・テクノロジーズ、日用品のプロク
ター&ギャンブル、航空機のボーイング、ホームセンターのホームデポなどの
16銘柄が上昇。医薬品のジョンソン&ジョンソンは前日比変わらず。金融の
バンカメやパソコンのヒューレット・パッカード、通信のAT&Tなど13銘
柄が下落しました。

 NY原油先物は上昇して始まったもののバーナンキ議長の議会証言を受けて
失速し4営業日ぶりに反落。追加緩和期待が支援材料となっていた金先物は売
りが嵩み大幅反落となりました。バルチック海運指数(BDI)は11営業日
続落です。

 CME日経225先物は、ドル建てが8635(大証比25円高)、円建て
は8630(同20円高)で取引を終了しています。


 
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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは3日連続高。前日比46ドル高の1万2460ドルとなっ
ています。

 シカゴ日経平均先物は8835円と昨日の東京市場の日経平均株価8639
円と比べてほぼ横ばいとなっています。


 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は昨日の議会証言で、欧州債
務不安が拡大した場合は「行動をとる用意がある」と発言。ただ、追加緩和の
早期実施については具体的に言及しませんでした。

 今朝6:00現在の円相場は、対ドルで1ドル=79円60銭前後、対ユー
ロは1ユーロ=99円99銭前後とやや円安が進行しています。

 NY原油は、前日比0.20ドル安の1バレル=84.82ドルと4日ぶり
に値下がりしています。

 NY金価格は大幅安。前日比46.2ドル安の1トロイオンス=1588.
0ドルと3日ぶりに値下がりしています。バーナンキ米FRB議長が追加緩和
の早期実施に踏み込んだ姿勢を示さなかったことを嫌気し、売りが出ています。


 = 中国、3年半ぶり利下げ! =

 中国人民銀行(中央銀行)は昨日、商業銀行の貸出基準金利と預金基準金利
を本日からともに0.25%引き下げると発表しています。利下げはリーマン・
ショック後の08年12月以来、3年半ぶりとなります。


 = 外国人投資家、7週ぶり小幅買い越し! =

 昨日発表された5月第5週(5月28日~6月1日)の投資部門別株式売買
動向を見ますと、外国人投資家は7週ぶりに買い越し、買越額は47億円(前
週は303億円の売り越し)となっています。個人投資家は9週連続で買い越
し、買越額は291億円(前週は780億円の買い越し)となっています。


 昨日の日経平均株価は3日連続高。前日比106円高の8639円と5月
30日以来、約1週間ぶりに8600円台を回復しています。3日間での上げ
幅は344円となります。

 本日は、メジャーSQ。株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)
算出日となります。日経平均株価の終値が6月限SQ値を上回るかどうか、こ
の点が注目となります。上回ればプラス材料視され、メジャーSQを通過する
ことによる需給面でのアク抜けが期待されます。

 8:50に1~3月期のGDP(実質国内総生産)改定値が発表されます。
事前予想は前期比年率4.4%増と同速報値の4.1%増から小幅に上昇修正
となる見通しです。企業の設備投資の増加などが要因となっています。

 同時刻に4月の国際収支が発表されます。経常収支(海外とのモノやサービ
ス、投資などの収支状況)の事前予想は4500億円程度の黒字(3月は1兆
5894億円の黒字)となっています。

 14:00に5月の景気ウォッチャー調査が発表されます。前回4月の調査
では、街角の景況感を示す現状判断指数(DI)は前月比0.9ポイント低下
の50.9となり、3ヵ月ぶりに低下しています。景気判断の分かれ目とされ
る50の水準は2ヵ月連続で上回っています。

 2~3ヵ月先を見る先行き判断指数は前月比1.2ポイント上昇の50.9
となり、2ヵ月ぶりに上昇しています。50の水準を2ヵ月ぶりに上回ってい
ます。

 海外では、4月の豪貿易収支、4月の米貿易収支の発表などが予定されてい
ます。

 スペイン政府が昨日実施した中長期国債の入札は、予定した調達額に届いて
います。最大予定調達額の20億ユーロ(約2000億円)に対して、20億
7400万ユーロを調達しています。新発10年債の調達利回りは6.044
%と前回4月の5.743%から上昇しています。


◆主なニュース

・消費増税 自民14年4月8%、15年10%を容認

・公共事業、民間資金活用検証を 政府が義務付け方針

・トヨタ、5年ぶり首位に 上場企業の今期純利益予想

・ミニストップ、全店にローソンのチケット端末を導入

・スマートメーター量産 大崎は新工場、東光はビル向

・中南米に車部品物流網 郵船ロジはメキシコ企業提携

・ヤフー、クックパッドと提携 料理レシピサイト運営

・コマツ、新型フォークリフト発売 燃費性能3割向上

・サムスンCEOが突然交代 欧米の環境変化に危機感

・欧州危機、東アジアの生産網に波及 内需縮小も懸念


◆経済指標等

・GDP(1~3月期改定値、内閣府)
・国際収支(4月、財務省)
・貿易統計(5月上中旬、財務省)
・対内証券売買契約(5月、財務省)
・貸出資金吸収動向(5月、日銀)
・特定サービス産業動態統計(4月速報値、経産省)
・企業倒産(5月、帝国データ等)
・景気ウオッチャー調査(5月、内閣府)

・米貿易収支(4月)
・米卸売在庫(4月)
・米卸売売上高(4月)

◆その他

・株価指数先物及びオプション6月物の特別清算指数(SQ)算出

・決算発表 クックパッド(2193:料理レシピ専門サイトで業界最大手)
      SUMCO(3426:半導体大手、赤字続きで経営不振)
      DRシーラボ(4924:コラーゲン化粧品が主力)
      HIS(9603:海外旅行取扱高2位)
      カナモト(9678:建機レンタル最大手)



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【3】心に残る名言                        **
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     神に祈れ、だが岸に向かって漕ぐ手は休めるな。


                     ロシアの格言






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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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