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――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ～ 人の行く裏に道あり花の山 ～ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 ⇒ https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2022/02/07 朝刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ おはようございます。ａｑｕａです。 貴重な週末、皆様いかがお過ごしになられたでしょうか。 今週は金曜日（１１日）が建国記念日の休場で４日立ち合いとなります。 世界的利上げ、コロナ感染拡大、そしてウクライナ情勢を警戒して軟調な相 場展開となっていましたが、それでも日経平均株価で見ますと１月２７日の２ 万６１７０円で底打ちして先週末（４日）の２万７４３９円まで１２６９円の 上げとなってきています。 チャート上では先週は週足で５週ぶりに陽線形成となり、また天底を示唆す る重要な足型「はらみ線」が出現しています。 「はらみ線」とは、週足の場合は前週の値幅以内で寄り引けした足（線）で あり、この足が相場上昇の後、或いは下落の後に出現した場合は「変化の前提 也」となる重要な足です。 一つ前の足（線）を母親、直近の足（線）をお腹の子に見立てた表現法であ り、お腹の子が産まれれば相場に新しい生命が誕生してくるということで、相 場の流れが変わる可能性が高くなるという訳です。 尚、ＮＹ市場で原油価格が６日連続高で２．０４ドル高の１バレル９２．３ １ドルと２０１４年９月以来の高値水準となっています。ウクライナ情勢を巡 る警戒感に加え、米国の寒波の影響による需給引き締まり観測から上げに拍車 がかかっています。 …………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］ …………………………………………………………………………………………… １．ＮＹ市況 ２．本日の注目点と話題 ３．心に残る名言 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】ＮＹ市況 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ □ダウ工業株 ３５０８９.７４（－ ２１.４２）▼０.０６％ □ナスダック １４０９８.０１（＋２１９.１９）△１.５８％ □Ｓ＆Ｐ５００ ４５００.５３（＋ ２３.０９）△０.５２％ □ダウ輸送株 １５２１４.３１（－２５４.７７）▼１.６５％ □半導体株（ＳＯＸ） ３４５３.０７（＋ ２０.５２）△０.６０％ □ＮＹ原油先物（３月限） ９２.３１（＋ ２.０４） □ＮＹ金先物 （４月限） １８０７.８０（＋ ３.７０） □為替 （対ドル）１１５.１８（前日比０.０８円安） （対ユーロ）１３１.９３（前日比０.０６円高） ＣＭＥ日経２２５先物 ２７２９０（－１２０）※大阪終値比 先週末のＮＹ株式市場では、予想以上の雇用者増で金利の先高感が強まった ことで景気敏感株が下げた一方、アマゾンの好決算を受けてハイテク株が反発 しました。 前日は巨大ＩＴ企業「ＧＡＭＦＡ」（グーグル、アップル、マイクロソフト、 フェイスブック、アマゾン）の一角、メタ（フェイスブック）の失望決算でハ イテク株中心に売りが膨らみましたが、前日の取引終了後にアマゾンが好調な 決算を発表したことで投資家心理が改善しこの日はハイテク株中心の「戻り」 が期待されました。 しかし、この日の朝方発表された１月の雇用統計で、非農業部門の雇用者数 が前月比４６万７千人増と市場予想（１５万人増）を大幅に上回り、前月分は １９万９千人増から５１万人増に上方修正されるなど想定以上に強い内容だっ たことから金融引き締めのペースアップが意識され米長期金利が約２年ぶりの 水準となる１．９３％まで上昇。 金利上昇が景気を冷やすとして景気敏感株中心に売り優勢となり、ダウは一 時３１２ドル安まで下げ幅を拡大しました。一方、メタの急落で悪化したハイ テク株に対する投資家心理がアマゾンの決算と株価上昇で持ち直し、前日大き く値下がりしたハイテク株の一角が買い戻され相場を下支えしました。 ハイテク株の比率が高いナスダック指数はほぼ終日プラス圏で推移し反発。 ハイテク株の上昇によりダウは下げ幅を縮小し、金利上昇による収益改善期待 で金融株が上げ幅を拡大したことでダウはプラス圏に浮上する場面がありまし たが、終盤に景気敏感株とディフェンシブ株が下げ幅を拡大したためダウは再 びマイナスに転じて小幅続落で取引を終えました。 Ｓ＆Ｐ業種別指数は一般消費財、金融、エネルギー、テクノロジーなどが上 昇した一方、素材、不動産、生活必需品、工業などが下げました。 個別銘柄では、決算を手掛かりにアマゾンが１４％高と急伸し、マイクロソ フトやテスラ、セールスフォース、ＡＭＤ、エヌビディアなども反発。写真・ 動画共有アプリ「スナップチャット」を運営するスナップは、前日はメタの急 落に同調して２４％安と急落しましたが、前日夕に発表した決算が予想以上に 良かったことからこの日は５９％高と急騰しました。 金利の上昇を好感してＪＰモルガンやゴールドマンなどの金融株が買われ、 原油高を追い風にシェブロンなどのエネルギー株が上昇。好調な決算を発表し た靴メーカーのスケッチャーズや化粧品のエスティ・ローダーも上昇しました。 一方、決算への失望売りで家庭用品メーカーのクロロックスが急落し、家庭 用品のニューウェル・ブランズやキンバリー・クラークなどにも売りが波及。 プロクター＆ギャンブルやジョンソン＆ジョンソンなどのデフェンシブ銘柄の 一角も軟調。同じく決算が市場予想を下回った自動車のフォードが大幅安とな り、ゼネラルモーターズ（ＧＭ）も下落。スリーエムやキャタピラーなどの景 気敏感株も下げました。 ＮＹ原油（ＷＴＩ）は２．０４ドル（２．３％）高で６日続伸。ウクライナ 情勢悪化への懸念に加え、米国の南部や中西部を襲った寒波によりシェールオ イルの生産が停止するとの見方や暖房用燃料の需要増観測から買いが優勢とな り、２０１４年９月以来の高値を付けました。 ＮＹ金は３．７ドル（０．２％）高で反発。原油高を受けてインフレヘッジ としての買いが入りました。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 相場の読み方、有望銘柄、投資のやり方等々・・・好評配信中！ → https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】本日の注目点と話題 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◆先週末の日経平均株価は、前日比１９８円高の２万７４３９円で取引を終了。 日経平均株価の勝敗 〇●〇●●●〇〇〇〇●〇 週間では７２２円高と５週ぶりに上昇。 → http://www.aqua-inter.com/hint/wny_data.html#weekly 尚、先週はＯＬＣ、スズデンン、伊藤忠、丸紅が上場来高値を更新しました。 先週末のＮＹ株は、金利の先高感が強まったことで景気敏感株が下げた一方、 アマゾンの好決算を受けてハイテク株が反発しました。 ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万７２９０円で、昨日の東京市場の日経平均 終値２万７４３９円と比べ１５０円ほど安い水準です。 ◎日経平均株価と上下の節目 ―――――――――――― ２万７７１６円 一目基準線 ２万７５３３円 直近高値（２月２日） ☆２万７４３９円 先週末終値 ２万７２９０円 ＣＭＥ日経平均先物 ２万７２５９円 ５日線 ２万７０００円 心理的節目 ◎本日の予定 ――――― １０：４５ 中国１月の財新非製造業ＰＭＩ １４：００ １２月の景気動向指数速報値 ◎決算発表 ―――― １１：００～デンカ、帝人、ユニチカ、ＪＫＨＤ １３：００～住友ベーク、ＳＵＢＡＲＵ、三菱重工、住友倉庫 １４：００～日油、プレス工 １５：００～グリー、日本紙、日製鋼、ＯＫＩ、日立造、ワークマン、 デサント、ダイキン、ヤマハ、ＮＴＴ など ◎今週のポイント ――――――― 国内企業の決算発表がピークを迎え、ソフトバンクグループ、トヨタ自動車、 東京エレクトロンなど、相場への影響が大きい銘柄の決算発表が相次ぐ予定。 日経平均の予想ＰＥＲは１３．１倍にまで低下してきており、割安感が台頭 しやすい水準。 企業の上方修正が相次げば日経平均のＰＥＲはさらに低下する可能性があり、 割安感が強まれば相場は下げにくくなるのが一般的な傾向。水準訂正（割安 な水準から適正な水準に近づく動き）にも期待。 新型コロナウイルス感染拡大の第６波のピークは近いとの見方があり、新規 感染者数の推移に注目。 １０日（木）発表の１月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）に市場の関心。２１ 年１２月の米ＣＰＩは前年同月比７．０％上昇と約３９年ぶりの高い伸びを 記録。１月は７．３％の伸びを予想。 原油（ＷＴＩ）の動きも注視。 今週は金曜日が祝日のため営業日数は通常より１日少ない４日間。木曜日の 取引終了後に東京エレクトロンを含む国内約６００社の決算と米ＣＰＩが発 表されるため、内容を見極めたいとして様子見ムードが強まる可能性も。 ◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。 ８日（火）日本：１２月の家計調査、毎勤統計 日本：１月の景気ウォッチャー調査 日本（決算）出光、ＡＧＣ、住友鉱、日産自、ソフトバンクＧ 米国（決算）ファイザー、リスト ９日（水）日本：１月の工作機械受注 日本（決算）ＩＮＰＥＸ、東レ、トヨタ、ホンダ、ＳＵＭＣＯ 米国（決算）ディズニー、ウーバー １０日（木）日本：１月の企業物価指数 日本：１月のオフィス空室率 日本（決算）マツダ、東エレク、Ｈ２Ｏリ、パンパシ、菱地所 米国：１月の消費者物価指数（ＣＰＩ） 米国（決算）ツイッター、コカコーラ １１日（金）日本：休場（建国記念の日） 米国：２月の消費者態度指数 ◆今日の高島暦 ＜ 相場の波動 ＞ 下寄り買い、上放れ高は売り方針 ＜相場高低判断＞ 多少の波乱あらん ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】心に残る名言 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 底荷のない船は、不安定でまっすぐに進まない。 一定量の心配や苦痛・苦労は、いつも誰にも必要である。 ショーペンハウアー 哲学者 THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE! ｂｙ ａｑｕａ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ◆２月７日 今日は何の日 六曜：先勝 北方領土の日、フナの日、長野の日（オリンピックメモリアルデー） ～ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝ １６年連続受賞 ＝ ◎まぐまぐ大賞 ２０２１ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 資産運用（株式）部門 第５位 → https://www.mag2.com/events/mag2year/2021/category/asset-stock ◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１７ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ １０年連続で『総合大賞』 ０６年～０８年はマネー部門賞第１位 ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除はご自身にてお願い いたします。登録解除用のＵＲＬをメルマガ最下段に記載しておりますので ご利用ください。 ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行：アクアリンクス株式会社 関東財務局長（金商）第２２８２号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
