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こんにちは。aquaです。

 1月17日もそうですが、毎年3月11日は祈りの日です。

 ところで、地球環境や自然環境が適切に保全され、将来の世代が必要とする
ものを損なうことなく、現在の世代の要求を満たすような開発が行われている
社会、いわゆる「持続可能な社会」を目指すため、石油や石炭などの化石燃料
から脱却する「脱炭素」が叫ばれてきましたが、ロシアによるウクライナ侵攻
で事情が変わりました。

 石油や石炭などの化石エネルギーからの脱却はコストも時間もかかる話で、
それでも世界はその方向に進んでいましたが、ウクライナ危機と対ロ制裁の影
響でロシア産の供給不安から化石燃料の価格が急騰したため、今現在の社会の
持続性が危ぶまれるような事態になり、脱炭素は一端棚上げのような状況にな
っています。

 特に天然ガスの40%以上、石油の25%以上、石炭の約半分をロシアに依
存す欧州にとって、今は化石かクリーンかの違いよりもロシアに代わるエネル
ギーの調達先の確保が急務となっています。

 こうした状況を背景に米国では天然ガス増産の号令がかかり、コロナ禍によ
る需要減やバイデン政権が打ち出した脱炭素化政策で下火になっていたシェー
ルオイルの生産に追い風が吹き、環境負荷が高いとして利用が減っていた石炭
への回帰もおきています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.本日の新規上場

 3.消費支出

 4.大企業景況感





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  25162.78(-527.62)▼2.05%
◎TOPIX  1799.54(- 30.49)▼1.67%

◎売買高概算   14億2133万株
◎売買代金概算   3兆3145億円
◎時価総額   655兆6526億円

◎値上り銘柄数  413  ◎(昨年来)新高値 12
◎値下り銘柄数 1707  ◎(昨年来)新安値 80 
◎変わらず     60

◎騰落レシオ(25日) 81.19%(前日比10.62%低下)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 ●〇〇〇●〇●●●●〇●  41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -5.26% 75日線比 -9.24%
 
◎為替  (対 ド ル)116.65(前日比0.73円安)
     (対ユーロ)128.36(前日比0.10円安)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.レーザテク<6920> 16710円(- 1660円) 1282億円
 2.郵船   <9101> 11810円(+   60円) 1227億円
 3.ソフバンG<9984>   4483円(-  297円) 1153億円
 4.トヨタ  <7203> 1860.5円(- 85.0円)  837億円
 5.川崎汽船 <9107>  8880円(+  160円)  830億円



◆相場概況

 昨日に972円の大幅高となった後の本日の東京市場。527円安(2.0
5%)安の2万5162円で取引終了です。

 金融引き締めの加速やウクライナ情勢の不透明感を警戒して昨晩のNYダウ
は112ドル(0.34%)安、ナスダックは125P(0.95%)安。こ
れを受けて東京市場も朝方から売りが先行。香港市場や上海市場が大幅安とな
っていることを横目に12:39には下げ幅が724円となって2万4966
円と2万5000円を下回る場面がありました。

 もっとも2万5000円を下回った場面では機関投資家など押し目買いが入
り、その後は幾分下げ幅を縮小しています。SQ値は2万5457円です。

 業種別では、石油、水産、鉄鋼、空運、海運、銀行などが高く、一方で自動
車、精密、電機、不動産、機械、情報通信などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、浮体式原油生産貯蔵設備がメキシコ沖合で原油生産を開始し
たと発表した三井海洋石油が114円高の1221円と3日連続高、LNGプ
ラントで高実績を持つ日揮HDが132円高の1373円、千代田化工建設も
53円高の423円。

 原油・ガス開発生産国内最大手のINPEXが48円高の1390円、穀物
価格急伸で農業関連として農薬と肥料開発のOATアグリオが66円高の96
6円。

 シェールガス掘削関連でクレハが410円高の8590円、シェールガス向
けのゴムホースのクリヤマHDも34円高の895円、水素やアンモニアなど
二酸化炭素を出さないクリーンエネルギー関連で澤藤電機が106円高の15
09円、中小型ばら積み船主力の乾汽船が86円高の2449円と値を飛ばし
ています。

 本日の新高値銘柄は、日本基礎技術、東京計器、川崎汽船、住友倉庫、NT
T、KDDI・・・等々です。




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【2】本日の新規上場(IPO)                  **
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(東2・5078)セレコーポレーション

    事業内容:賃貸住宅事業・賃貸開発事業等

    公開価格:1900円
      初値:1820円
      高値:1871円
      安値:1715円    公開株数:56万3700株
      終値:1720円     出来高:30万1600株





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【3】消費支出                       **
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◎家計調査(1月、実質消費支出)
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 前年同月比    6.9%増 6カ月ぶりプラス(予想 3.6%増)

 季節調整・前月比 1.2%減 2カ月ぶりマイナス





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【4】大企業景況感                        **
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 本日発表された法人企業景気予測調査は四半期(3カ月)毎に行われる調査
で、企業の景況感の現状と先行き見通し、売上高や設備投資の見通しなどが示
されます。

 景況感については「景況判断指数」(BSI:ビジネス・サーベイ・インデ
ックス)として示され、本日発表の2022年1~3月期(2月15日調査)
の値は下記のようになっています。

 ※BSIは自社の景況について前の四半期より「上昇」と答えた企業の割合
  から「下降」の割合を引いた数値。


 【企業の景況判断】BSI  ※カッコ内は前回調査時の見通し。

          10~12月 【1~3月】    4~6月
          <前回調査> <現状判断>   <見通し>
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    大企業全産業       (+7.2)   (+3.8)
           +9.6   -7.5     +4.7
    ――――――――――――――――――――――――――――
       製造業       (+6.2)   (+3.1)
           +7.9   -7.6     +5.9
    ――――――――――――――――――――――――――――
      非製造業       (+7.7)   (+4.2)
          +10.4   -7.4     +4.1


 前回21年10~12月期の調査時点ではプラス継続が見込まれていた22
年1~3月期の大企業の景況感は、オミクロン型の感染拡大や原材料価格の高
騰で一転して悪化しました。

 大企業の今年度の企業収益見通し(下記)は下記のようになっており、景況
感が悪化したのにも関わらず、売上高見通しは維持され、利益見通しは増額修
正されました。その一方で、設備投資に関してはやや慎重な姿勢が強まってい
ます。

          全産業      製造業     非製造業

         (4.0%増) (7.6%増) (2.7%増)
    売上高   4.0%増   7.4%増   2.7%増

    経常利益(17.5%増)(26.8%増)(14.1%増)
         22.1%増  33.3%増  17.9%増

    設備投資 (5.3%増) (5.4%増) (5.3%増)
          2.4%増   2.3%増   2.4%増





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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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自然災害などの経験から人々は教訓を得、危機意識が高まりますが、そうした
意識も時の流れとともに薄れていきます。長い年月の間に世代交代でもあれば
関心の喪失や忘却という新たな危機に直面します。「天災は忘れた頃にやって
くる」これは明治の頃の地球物理学者・寺田寅彦の言葉といわれますが、いつ
誰の身にも起こりえることと肝に銘じなければいけません。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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