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             ◎ ハロー!株式 ◎      2012/09/14 朝刊

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おはようございます。aquaです。

 今からちょうど30年前(1982年)の本日9月14日、ハリウッド女優
からモナコ王妃となったグレース・ケリーが自動車事故で死去。52歳でした。
同じ頃の女優マリリン・モンローの明るさとセクシーさを前面に出した美貌と
は対照的に、彼女の気品を湛えた美貌は「クール・ビューティー」と賛美され
ていました。人気絶頂の最中、ヨーロッパの王族と結婚し女優業から引退しま
した。

 ちなみに、妊娠をマスコミに悟られないようにエルメス社のバッグ「サック
・ア・クロワ」でカメラから腹部をとっさに隠したところ、その写真が雑誌に
掲載されて一躍バッグの認知度が高まりました。これがキッカケとなって「ケ
リーバッグ」と改名されたそうです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      13539.86(+206.51)△1.55%
□ナスダック       3155.83(+ 41.52)△1.33%
□S&P500      1459.99(+ 23.43)△1.63%

□CME日経225先物  9060   (+ 70)※大証比

□為替      (対ドル) 77.48  (対ユーロ)100.61

□半導体株指数        401.79(+ 3.84)
□NY原油先物(10月限)  98.31(+ 1.30)
□NY金 先物(12月限)1772.10(+38.40)
□バルチック海運指数    663   (+ 2)


 13日のNY株式市場は、量的緩和第3弾(QE3)決定を好感して大幅に
続伸し、ダウ、ナスダックともに年初来高値を更新しました。

 朝方発表の先週の新規失業保険申請件数は市場予想以上の増加となりました
が、市場の関心は午後に控えた米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表
やバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見に集中し、この日前
半の取引は様子見ムードが強く前日終値付近で推移しました。

 FOMCで米連邦準備理事会(FRB)が毎月400億ドルの住宅ローン担
保証券(MBS)の購入を柱とする量的緩和第3弾(QE3)の実施を決定し
たことが伝わるとリスクを取る動きが強まり指数は上げ幅を拡大。

 また、FRBは2012年の米GDPの成長率見通しを下方修正する一方、
13年の成長率見通しを上方修正。超低金利の継続期間については従来の「2
014年終盤」から「2015年半ば」まで延長。声明では「労働市場の見通
しが大幅に改善がみられない場合は、物価が安定した状態で状況が改善するま
で住宅ローン担保証券の購入を継続」するとし、時間的制限を取り払ったこと
は一部にその期待はありましたが市場の想定以上のことで、FRBの大きな政
策転換が好感され指数はこの日の高値圏で取引を終了しました。

 ダウは連日で年初来高値を更新し、2007年12月26日以来、約4年8
カ月ぶりの高値。ナスダックも年初来高値を更新し、2000年11月15日
以来、11年10カ月ぶりの高値で取引を終了しました。

 業種別指数は全面高で、金融、素材、エネルギーなどが上昇率上位となって
います。

 個別銘柄では、前日に「iPhone(アイフォーン)5」を発表したアッ
プルは約2%高で過去最高値を更新。「iPhone5」を通信端末として提
供する通信キャリアのベライゾンやAT&Tも続伸しました。QE3の決定を
好感して金融大手のバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)やJPモルガンなど
が大幅高。景気動向に敏感な建機のキャタピラーや機械のユナイテッド・テク
ノロジーズ、非鉄のアルコア、化学のデュポンなでも買われました。

 商品相場の上昇を受けてゴールドコープやニューモント・マイニングなどの
産金株が軒並み大幅高。リオティントやBHPビリトンなどの資源株、エクソ
ンモービルやシェブロンなどのエネルギー株の上昇も目立ちました。

 この日はダウを構成する全銘柄が上昇し、バンカメ、JPモルガン、アメッ
クス、アルコア、ホームデポなどが上昇率上位となっています。

 NY原油先物はQE3導入を好感して反発。通常取引の終値としては5月4
日以来、約4カ月ぶりの高値。金先物は大幅反発で年初来高値を更新。終値と
しては2月28日以来、約6カ月半ぶりの高値となりました。バルチック海運
指数(BDI)は小幅ながら12営業日ぶり反発です。

 CME日経225先物は、円建ては9060(大証比70円高)、ドル建て
は9065(大証比75円高)で取引を終了しました。
 


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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 = 米FOMC、QE3決定 ゼロ金利15年半ばに延長 =

 米連邦準備制度理事会(FRB)は昨日、連邦公開市場委員会(FOMC)
の2日目の協議を開催し、毎月400億ドル(約3兆1000億円)の住宅ロ
ーン担保証券(MBS)を買い取る量的緩和第3弾(QE3)の実施を決定し
ています。また、事実上のゼロ金利の継続期間を従来の2014年終盤から
15年半ばに延長することも決めています。


 = NYダウ大幅高、3日連続で年初来高値更新! =

 昨晩のNYダウは大幅高。前日比206ドル高の1万3539ドルと3日連
続で年初来高値を更新しています。07年10月9日に付けた史上最高値1万
4164ドルにあと625ドルまで迫っています。

 シカゴ日経平均先物は9065円と昨日の東京市場の日経平均株価8995
円と比べて65円高い水準となっています。

 今朝6:25頃の円相場は、対ドルで1ドル=77円50銭前後とやや円高
に振れています。一方、対ユーロは1ユーロ=100円66銭前後とやや円安
に振れています。

 NY金・原油は、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE
3)の実施を決めたことを好感し、金融緩和に伴う余剰資金が流入するとの期
待などから買いが入っています。

 NY金価格は大幅高。前日比38.4ドル高の1トロイオンス=1772.
1ドルと2日ぶりに上昇しています。終値ベースで2月28日以来、約6ヵ月
半ぶりの高値水準となっています。

 NY原油は、前日比1.30ドル高の1バレル=98.31ドルと2日ぶり
に上昇しています。5月4日以来、約4ヵ月ぶりに終値ベースで98ドル台に
乗せています。


 昨日の日経平均株価は2日連続高。前日比35円高の8995円と8月29
日以来、半月ぶりの高値水準となっています。

 チャート上からは、8月30日~31日の下降相場で開けたマド(マドの上
限は8960円)を埋め、25日移動平均線(昨日は8961円)を10日ぶ
りに上回ってきました。


 = 外国人、3週ぶり小幅買い越し =

 昨日発表された9月第1週(9月3日~9月7日)の投資部門別株式売買動
向を見ますと、外国人投資家は3週ぶりに買い越し、買越額は366億円とな
っています。個人投資家は2週連続で買い越し、買越額は302億円となって
います。

 一方、年金基金の動向を反映する信託銀行は3週連続で売り越し、売越額は
80億円となっています。

 本日は、メジャーSQ。株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)
算出日となります。日経平均株価の終値が9月限SQ値を上回るかどうか、こ
の点が注目となります。上回ればプラス材料視され、メジャーSQを通過する
ことによる需給面でのアク抜けが期待されます。

 15:30に7月の鉱工業生産・確報値が発表されます。同・速報値は91.
5と前月比1.2%低下し、2ヵ月ぶりのマイナスとなっています。

 その他、9月の月例経済報告が発表されます。前月(8月)の月例経済報告
では、景気の現状について「このところ一部に弱い動きがみられる」との表現
を加え、10ヵ月ぶりに下方修正しています。7月からの「復興需要などを背
景に、緩やかに回復しつつある」との文言は維持しています。今月は「回復」
という表現は残しつつも「回復の動きに足踏みがみられる」と更に景気判断を
弱める見通しです。

 任天堂(7974)は昨日、新型の家庭用ゲーム機「WiiU」を国内で
12月8日に発売すると発表しています。小売希望価格はベーシックモデルで
2万6250円(税込)、プレミアムモデルが3万1500円となります。

 海外では、ユーロ圏財務相会合(キプロス・ニコシア)、EU財務相・中央
銀行総裁会合(~15日、キプロス・ニコシア)、8月の米消費者物価指数、
8月の米小売売上高、8月の米鉱工業生産の発表などが予定されています。


◆主なニュース

・火力発電、電力会社以外に開放 新増設に入札制

・首相、初回投票で再選へ 議員票の6割を固める

・中国で邦人被害相次ぐ 尖閣国有化巡り反発拡大

・住友ゴム、トルコに工場 400億円投じタイヤ

・高島屋、東京店を改装 40~50代の女性に的

・マツキヨ、ローソンと都市部でシニア向け小型店

・九電・関電、値上げを検討 高い原発比率が重荷

・日立、2円増の5円配 4~9月期、業績底堅く

・反米デモ、中東全域に拡大 イスラム中傷映像で

・低金利ローン、米新車けん引 買い控え反動寄与


◆経済指標等

・月例経済報告(9月、内閣府)
・発受電電力量(8月速報、電事連)
・鉱工業生産指数(7月確報(経産省)

・米小売売上高(8月)
・米消費者物価指数(8月)
・米鉱工業生産(8月)
・米設備稼働率(8月)
・米消費者信頼感指数(9月速報値)
・米企業在庫(7月)


◆その他

・株価指数先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)算出

・会社四季報および日経会社情報「秋号」発売日

・自民党総裁選告示(26日に投開票)

・決算発表 稲葉製作所(3421:鋼製物置で業界首位)

・ユーロ圏財務相会合
・EU財務相非公式理事会



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【3】心に残る名言                        **
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       結婚前には両目を大きく開いて見よ。

       結婚してからは片目を閉じよ。


                     フラー






THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE!                 by aqua
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◆9月14日 今日は何の日? 六輝:仏滅
 セプテンバーバレンタイン、メンズバレンタインデー、グリーンデー


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   「ハロー!株式」 4年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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