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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　　　2012/09/18 夕刊

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こんばんは。ａｑｕａです。

　最近のマクドナルドは期間限定商品も魅力の一つとなっており、今月は毎年
恒例で根強い人気の「月見バーガー」が発売されます。

　ところで、マクドナルドのビッグマックはほぼ全世界で同一品質のものが販
売され、原材料費や店舗の光熱費、店員の労働賃金など、さまざまなコストを
積み重ねて単価が決定されており、多国間の比較に使いやすいという理由から
購買力（通貨価値）の比較によく用いられます。

　スイスの金融大手ＵＢＳは、世界各都市のビッグマック価格を労働時間に換
算して比較しており、先日発表された最新の調査（調査期間は４月末から５月
末にかけて、対象は世界７２都市）によりますと、ビッグマック１個を購入す
るのに東京では９分の労働で済み、ニューヨークでは１０分、ロンドンでは１
６分、ソウルが１７分、上海では２９分の労働時間が必要だとしています。

　ちなみに同調査では、米アップルの現行アイフォーン「４Ｓ」（１６ＧＢ＝
ギガバイト）を買うために必要な労働時間も比較しており、ニューヨークが２
７．５時間、東京が３５時間、ロンドンが４２．５時間、ソウルが５６時間、
上海が１４２時間となっています。



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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な材料

 ３．主な投資判断

 ４．ダウ構成銘柄の入れ替え

 ５．編集後記








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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　　９１２３.７７（－　３５.６２）▼０.３９％
◎ＴＯＰＩＸ　　　７５８.３６（＋　　１.４８）△０.２０％

◎売買高概算　　１７億９７２０万株
◎売買代金概算　　１兆１９４１億円
◎時価総額　　２６２兆３５７３億円

◎値上り銘柄数　９５６　　◎（年初来）新高値　３８
◎値下り銘柄数　５６７　　◎（年初来）新安値　　７
◎変わらず　　　１５８

◎騰落レシオ（２５日）９７.７７％

◎サイコロ（日経平均）５勝７敗　●●●●○○●●○○○● ４１.７％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比＋１.５８％　７５日線比＋３.６０％

◎為替　　（対ドル）　７８.６７　　（対ユーロ）１０３.０４

◎出来高上位
　１.みずほ　　＜８４１１＞　　１３５円（±　　　０円）９９,１７０千株
　２.シャープ　＜６７５３＞　　２０３円（－　　　５円）６５,４４０千株
　３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　３８９円（＋　　　６円）６１,０５８千株
　４.日産自　　＜７２０１＞　　７０１円（－　　３７円）５２,１９６千株
　５.野村ＨＤ　＜８６０４＞　　３０１円（＋　　　２円）４２,９８２千株

◎売買代金上位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (円)
　１.日産自　　＜７２０１＞　　７０１円（－　　３７円）３７,０２４百万
　２.ファストリ＜９９８３＞１７４８０円（－１３１０円）２７,０２８百万
　３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　３８９円（＋　　　６円）２３,６４７百万
　４.トヨタ　　＜７２０３＞　３１９５円（－　　２０円）２３,５２３百万
　５.ホンダ　　＜７２６７＞　２６０４円（－　　６７円）２１,７９７百万


◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１２４０万株　買い１６１０万株

　本日の東京マーケットは、日経平均株価が前週末比３５円（０．３９％）安
の９１２３円で取引終了です。

　先週末にかけての３日間で３５０円を超える上げとなったことによる反動、
加えて満州事変の発端「柳条湖事件」から８１年目を迎え、激化する中国の反
日デモによる影響を警戒して朝方は売りが先行。ただ、日銀金融政策決定会合
の結果発表を明日に控えて下値を売り込む動きも限定的。対ユーロで大きく円
安が進行していることからソニーなど輸出関連の一角が上昇して相場を下支え
し、終日膠着感の強い展開となっています。売買代金は概算１兆１９４１億円、
上海総合指数は１８ポイント安の２０５９です。

　業種別では、電力ガス、石油、電機、証券、非鉄、食品などが高く、小売り、
自動車、保険などが下げています。

　個別銘柄では、Ｊパワー（電源開発）が１２２円高の１８３９円と大幅高、
中国電力も４９円高の９７２円と値を飛ばしています。枝野経済産業相がＪパ
ワーが着工している大間原子力発電所（青森県大間町）と中国電の島根原発３
号機（松江市）の建設継続を容認する考えを表明。最終的には原子力規制委員
会の判断に委ねる意向を強調していますが、初めて継続容認の姿勢を示したこ
とで、再稼働によって収益悪化が軽減できるとの見方から買いが入っています。

　九州電力が４１円高の５５４円、関西電力が３９円高の５７９円、中部電力
が２８円高の９６３円と他の電力株にも買いが波及しています。

　ソフトバンクが５０円高の３３２５円と値を上げて年初来高値更新。前週末
に高速通信サービス「ＬＴＥ」の料金体系を発表し、データ通信の定額料金を
月５９８５円、米アップルの新型スマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ５」向け割引
料金を５４６０円に設定。従来の定額サービスを上回る価格帯で、ＡＲＰＵ（
１契約あたり月間平均収入）拡大の思惑から買いが優勢となっています。併せ
て発表したｉＰｈｏｎｅ５の端末価格は、１６ギガバイトモデルを新規に購入
する際の実質負担額を０円。旧型機から機種変更時の負担額も実質０円に設定
し、変更時に１万円弱の負担が発生するＫＤＤＩより有利な条件にしています。

　その他、アップル関連として東芝が６円高の２６６円、太陽誘電が１７円高
の７６９円、ミツミ電機が１０円高の４５３円、村田製作が８０円高の４２９
５円、メイコーが６円高の６６７円、セイコーエプソンが１８円高の５４６円
と値を上げています。

　住友金属鉱山が２８円高の１０３８円と上昇。金価格の上昇を背景にこのと
ころ大きく値を上げてきましたが、本日は自社株取得枠の設定発表が買い手掛
かりとなっています。自己株式を除く発行済み株式総数の２％弱にあたる１１
００万株、１００億円を上限に９月１８日～１１月６日に取得し、株式需給の
改善を期待した買いが入っています。

　その他、今期復配の可能性から東京電波が８０円高の３７６円とストップ高、
農薬トップのクミアイ化学が２４円高の３９４円、対ユーロでの大幅円安進行
を好感してソニーが４４円高の１０２７円、京セラが１００円高の６７７０円、
日銀金融緩和期待からゴールドクレストが６８円高の１２３３円と値を飛ばし
ています。

　本日の新高値銘柄は、ツルハＨＤ、科研製薬、セントラルＳ、栗本鉄工、ヒ
ロセ電機、日東電工、ショーワ、三菱鉛筆、豊田通商、住友不、ソフトバンク
・・・等々です。



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【２】主な材料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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・中国で広がる反日デモ　日本企業の操業停止が相次ぐ

・市場、日中の領土問題の経済への影響を警戒　円売り

・フィッチ、日中の問題は日本企業にとって格下げ圧力

・世界のＤＲＡＭ出荷、ＰＣ向けが過半割れ　４～６月

・米コストコ、西日本の物流拠点の建設で兵庫県と合意

・米市民、ＱＥ３に厳しい評価　「弱者を締め上げる」

・グーグル、写真加工アプリ提供会社を７億ドルで買収

・アップル株、時間外で７００ドルを突破　予約好調で



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【３】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［ＵＢＳ証券］
　据置き　　　Ａ（6502）東芝　　　　　　　　 500→   370円
　据置き　　　Ｂ（9983）ファーストリテ　　15,500→18,400円

［シティＧ証券］
　新　規　　　Ａ（4204）積水化学　　　　　　　　　　 800円

［野村証券］
　据置き　　　Ａ（6146）ディスコ　　　　　　　　　 5,392円
　据置き　　　Ａ（7751）キヤノン　　　　　　　　　 3,779円

［大和証券］
　新　規　　　２（7725）インターアクション　　　　38,200円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※価格：各証券会社が判断する妥当株価



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【４】ダウ構成銘柄の入れ替え　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　２６日からトクヤマが日経平均株価の構成銘柄に新規採用となり、米国では
２４日からユナイテッド・ヘルスグループがダウ工業株３０種平均の構成銘柄
となります。

　ダウ工業株３０種平均は現在、ニューヨーク証券取引所上場の約３２００銘
柄の中から２７銘柄、ナスダックに上場する約２６００銘柄の中から３銘柄の
計３０銘柄で指数が構成されています。

　当初は工業株中心の銘柄構成でしたが、時代の変化に対応するべく内容の見
直しが行われてきました。構成銘柄は米国を代表する大型株が中心で、金融株
やウォルト・ディズニー、マクドナルド、ウォルマート、ベライゾン・コミュ
ニケーションズ等々、現在は工業株以外の銘柄の比率の方が高くなっており、
指数算出当初から現在まで採用銘柄として残るのはゼネラル・エレクトリック
（ＧＥ）のみです。

　そして今回は、食品大手クラフトフーズが１０月１日に会社分割するのを受
け、２４日付で米医療保険大手のユナイテッド・ヘルスグループがクラフトフ
ーズと入れ替わることが明らかになっており、０９年６月以来、約３年ぶりに
ダウ構成銘柄が変更されます。

　クラフトは北米食料品事業を「クラフトフーズ」として分社し、本体の社名
は「モンダリーズ・インターナショナル」に変更になります。モンダリーズの
時価総額の減少や北米事業の売上高比率の低下が見込まれ、米国を代表する大
型株とみなしにくくなることが今回の見直しの背景です。

　ちなみに、ダウ工業株３０種平均における最近の構成銘柄の入れ替えは下記
のようになっています。


・２００４年４月

　＜削除＞イーストマン・コダック（写真用フィルム）、
　　　　　インターナショナル・ペーパー（紙）

　＜採用＞ＡＩＧ（保険）、ファイザー（医薬品）


・２００８年２月

　＜削除＞ハネウェル（機械）
　　　　　アルトリアグループ（たばこ・食品）

　　　　※アルトリアは、後にクラフトフーズとフィリップ・モリスを分離

　＜採用＞バンク・オブ・アメリカ（銀行）、シェブロン（石油）


・２００８年９月

　＜削除＞ＡＩＧ（保険）

　＜採用＞クラフトフーズ（食品）


・２００９年６月

　＜除外＞シティグループ（金融）、ゼネラル・モーターズ（自動車）

　＜採用＞トラベラーズ（損保）、シスコシステムズ（ネットワーク機器）


・２０１２年９月

　＜除外＞クラフトフーズ（食品）

　＜採用＞ユナイテッド・ヘルス（医療保険）



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【５】編集後記                           　 mailto:aqua@aqua-inter.com
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為替相場などで、一定の水準に長いこと留まりますとその水準に違和感を感じ
なくなるものです。ちなみに、３年前の９月１８日の為替相場は１ドル＝９１
円、１ユーロ＝１３３円、４年前の９月１８日は１ドル＝１０４円、１ユーロ
＝１５０円でした。
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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝６年連続受賞＝

◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１１ http://melma.com/contents/moy2011/
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　　　「ハロー！株式」　４年連続での『総合大賞』

　　　　（０６年と０７年はマネー部門賞第１位）


◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位

　　　　（０６年から０８年まで連続受賞、０９年はコンテスト実施せず）


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