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こんにちは。aquaです。

 本日の東京株式市場はウクライナ情勢の混迷により方向感のない展開となり
ましたが、供給懸念から非鉄株に買いが入り、超割安・高配当の海運株や鉄鋼
株の上昇が目立ちました。

 ところで、ロシアに対する金融制裁はロシア・ルーブルの通過価値を棄損す
ることを目的の一つとして行われます。

 ロシア中央銀行の外貨準備は凍結され、通貨ルーブルの買い支えの手段を封
じられたこともあってルーブルは急落しています。

 2月16日のルーブル相場は1ドル=75ルーブルでしたが、ウクライナの
情勢悪化とともに先週末は1ドル=83ルーブル付近にまで下落。本日は1ド
ル=119ルーブルで取引が成立し、過去最安値を更新しました。

 2週間足らずでルーブルは約37%急落しており、ドル円であれば現在1ド
ル=115円のレートがわずかの間に1ドル=182円付近にまで円安が進ん
だ計算になります。

 自国通貨の急落は高インフレを招き、高インフレによる生活苦で国民の不満
が鬱積、国内情勢が不安定化し、プーチン政権の基盤を揺るがすというのが西
側が描くシナリオの一つです。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.鉱工業生産、小売業販売額など

 3.バフェット氏の「株主への手紙」





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  26526.82(+ 50.32)△0.19%
◎TOPIX  1886.93(+ 10.69)△0.57%

◎売買高概算   14億4822万株
◎売買代金概算   3兆4497億円
◎時価総額   688兆6188億円

◎値上り銘柄数 1732  ◎(昨年来)新高値 25
◎値下り銘柄数  400  ◎(昨年来)新安値 17
◎変わらず     47

◎騰落レシオ(25日)106.28%(前日比1.24%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 〇〇●●〇●●●●●〇〇  41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -1.95% 75日線比 -5.87%
 
◎為替  (対 ド ル)115.50(前日比0.23円安)
     (対ユーロ)128.91(前日比0.30円高)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.レーザテク<6920> 20840円(-   40円) 1483億円
 2.郵船   <9101> 10670円(+  470円) 1394億円
 3.商船三井 <9104>  9340円(+  160円) 1145億円
 4.ソフバンG<9984>  5125円(+   56円)  874億円
 5.東京エレク<8035> 55770円(-  830円)  760億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は、50円(0.19%)高の2万6526円で取引終
了です。

 先週(金)のNYダウは停戦交渉への期待から834ドル(2.5%)の大
幅高で上昇幅・上昇率とも今年最大。ハイテク株比率の高いナスダック指数も
221P(1.6%)高の1万3694P。ただ、週末に欧米などがロシアの
一部銀行を国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協
会)から排除することで合意しており、世界経済への影響を見極めたいとして
東京市場は朝方から手控え気分が強く、終日膠着感の強い神経質な展開となっ
ています。

 業種別では、海運、石油、鉄鋼、非鉄など市況関連の上げが顕著。アフター
コロナ関連で空運も上げています。

 個別銘柄では、レアメタル関連として大阪チタニウムが4日連続高で81円
高の1143円、東邦チタニウムも4日連続高で75円高の1091円と連日
で急騰。ロシアには世界最大級のチタン供給企業があり、ロシアに対する経済
制裁が強まれば大阪チタや東邦チタに代替需要が発生するとの思惑的な買いが
入っています。

 産金株、そして市況関連の代表格の住友鉱山も234円高の5746円。金
やニッケル価格などが上昇しており、更なる収益向上への期待感に加え、先週
には増配意向も発表したことで好感した買いが継続しています。

 増配意向発表でスポーツウエア大手で伊藤忠傘下のデサントが132円高の
3015円、業績と配当計画増額で菊水電子が66円高の1086円。原油価
格大幅高で原油・ガス開発生産国内最大手のINPEXが30円高の1185
円、無人搬送車を開発した田中精密が31円高の644円。

 アフターコロナ関連で東京ディズニーランド&シー運営のオリエンタルラン
ドが235円高の2万1130円、ANAも38.5円高の2526.5円、
航空券予約サイトのエアトリも125円高の3085円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、不二家、ロート薬、住友鉱山、大阪チタ、パイロット、
飯野海運・・・等々です。



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【2】鉱工業生産、小売業販売額など                **
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◎鉱工業生産(1月速報、2015年=100)
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 95.2(前月比1.3%低下) ※市場予想0.7%減

 低下は2カ月連続で、鉱工業生産の基調判断は「持ち直しの動き」で据え置
 き。

 生産計画から算出する予測指数は2月5.7%上昇、3月が0.1%上昇見
 込みとなっています。




◎小売業販売額(1月速報)
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 12兆2950億円(前年同月比1.6%増) ※市場予想1.4%増

 前年実績を4カ月連続で上回った一方、季節調整後の前月比では1.9%減
 と2カ月連続マイナス。小売業の基調判断は前月までの「持ち直し動き」か
 ら「横ばい傾向」に下方修正となっています。

 尚、業態別大型小売店の月間販売額および前年比増減率は下記のようになっ
 ています。

  百貨店       4163億円 14.5%増  4カ月連続増収
  ドラッグストア   6179億円  5.5%増  9カ月連続増収
  コンビニ      9537億円  2.9%増  2カ月連続増収

  スーパー    1兆2607億円  0.3%減  3カ月連続減収
  家電量販店     4235億円  1.6%減  3カ月連続減収
  ホームセンター   2507億円  2.7%減  3カ月連続減収




◎新設住宅着工戸数(1月)
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 5万9690戸(前年同月比2.1%増)※市場予想2.5%増

 前年実績を上回るのは11カ月連続。

  (内訳)持家  前年比 5.6%減  2カ月連続マイナス
      貸家   〃 16.6%増 11カ月連続プラス
      分譲   〃  4.9%減  4カ月ぶりマイナス




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【3】バフェット氏の「株主への手紙」               **
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 米バークシャー・ハザウェイを率いる著名投資家のウォーレン・バフェット
氏は一昨日、毎年恒例の「株主への手紙」を公表しました。

 この「手紙」は、バークシャーの傘下事業の経営状況や運用状況を報告する
もので、世界中の投資家から注目されています。

 今回の手紙では、2009年に米鉄道会社バーリントン・ノーザン・サンタ
フェ(現BNSF)を買収した経緯を明かしています。

 当時はリーマン・ショック後の景気後退期で、鉄道会社の業績見通しは悪化
し、鉄道株もきつい下げに見舞われていましたが、BNSFの競争力の高さを
見抜いたバフェット氏は買収を決断したと言います。

 ちなみにBNSFの業績は、21年12月期に過去最高益を更新するほどに
回復しています。

 バフェット氏は、投資とは単に銘柄を売り買いするのではなく、経営者とし
ての意識をもつことが大事であると説いており、BNSFに関しては「100
年後もバークシャーや我が国にとって重要な資産になる」とし、永久保有を宣
言しています。

 尚、バークシャーは現在、17兆円近い現金を保有していますが、「良い投
資機会が不足しているとして巨額の現金保有を続ける」意向を示しています。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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ウクライナ情勢に一喜一憂する展開となっていますが、今週は2月の米ISM
製造業景況感指数や2月の米雇用統計などの米経済指標の他、パウエルFRB
議長の議会証言なども要注目です。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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