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こんにちは。aquaです。

 今年のゴールデンウィーク(GW)は日並びが良く、3連休が2回、5月2
日と6日を休めば10連休となります。

 新型コロナ禍以降、「緊急事態宣言」も「まん延防止等重点措置」も発令さ
れていないGWは初めてで、帰省や旅行などで人の移動は大幅に増える見通し
です。

 先風はJR各社がGW期間中の予約状況を発表し、JR東日本の新幹線の予
約状況は3月16日に福島県沖で発生した地震で新幹線が脱線したことの影響
が見られますが、JR東海の新幹線の予約状況はコロナ禍前の水準にはまだ遠
いものの昨年との比較では約2.4倍と急回復しています。

 GW期間中の高速道路の渋滞はほぼコロナ禍前の水準に戻とみられ、下りは
3日がピーク、上りは4日から5日にかけてがピークでいずれも最大で30k
mから40kmの渋滞が予想されています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.全国CPI、日本PMI

 3.利益の種類





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  27105.26(-447.80)▼1.63%
◎TOPIX  1905.15(- 22.85)▼1.19%

◎売買高概算    9億7940万株
◎売買代金概算   2兆3877億円
◎時価総額   686兆1190億円

◎値上り銘柄数  263  ◎(年初来)新高値  9
◎値下り銘柄数 1536  ◎(年初来)新安値 52
◎変わらず     40

◎騰落レシオ(25日) 93.92%(前日比12.07%低下)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ●〇●●〇〇●●〇〇〇●  50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -1.04% 75日線比 -0.18%
 
◎為替  (対 ド ル)127.94(前日比0.08円高)
     (対ユーロ)138.80(前日比1.09円高)

◎売買代金上位(プライム)

 1.レーザテク<6920> 18275円(-  955円) 1117億円
 2.日本電産 <6594>  8960円(-   10円)  729億円
 3.ソフバンG<9984>   5411円(-  168円)  671億円
 4.郵船   <9101>  9750円(-  260円)  625億円
 5.東京エレク<8035> 55480円(- 1190円)  541億円



◆相場概況

 3日連続高の後の本日の日経平均株価は、447円(1.63%)安の2万
7105円で取引終了です。昨晩のNY市場はFRB議長が5月のFOMCで
0.5%の利上げ検討と発言したことで金融引締めペースが加速するとの見方
が強まり、ダウは368ドル(1.05%)安、ナスダックも278P(2.
07%)安。

 これを受けて東京市場も朝方から売りが優勢。9:50には下げ幅が649
円となって2万6904円まで下押しする場面がありました。売り一巡後は押
し目買いが入って幾分下げ幅を縮小したものの、週末とあって手控え気分は強
く、終日心理的節目2万7000円中心の値動きとなっています。

 5月3日~4日の米国FOMC、ロシアの5月9日の対独戦勝記念日に注目
が集まります。

 業種別では空運、保険が高く、一方で石油、非鉄、海運、鉄鋼、不動産、自
動車、精密、電機などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、ベビー・子ども衣料の西松屋チェーンが78円高の1555
円と連日で上昇。4月度の既存店売上高が前年同月比5.6%増と3月度の5
.9%増に続いて好調となり、好感した買いが入っています。

 塩野義薬が4日連続高で73円高の6955円。コロナ感染症の経口薬につ
いて米政府が購入を検討と報じられ、収益向上を期待した買いが入っています。

 半導体・電子部品向け切断・研削・研磨装置で世界首位のディスコが115
0円高の3万2450円と値を飛ばしています。5Gや自動車向けに加え、世
界的な脱炭素化の加速などを背景にロジックICやメモリ、パワー半導体など
幅広い用途で半導体需要が拡大しており、同社の業績は大きく拡大中。好感し
た買いが入っています。

 その他、メカニカルシール・特殊バルブ大手で自動車向け中心に船舶用や航
空機用も手掛けるイーグル工業が業績上方修正で44円高の1008円、工業
炉トップの中外炉工業も業績上方で30円高の1519円、電子ドラム・ピア
ノなど電子楽器のローランドも60円高の4505円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、サントリー食品、コメダ、東芝、共栄タンカー、歌舞
伎座・・・等々です。




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【2】全国CPI、日本PMI                   **
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◎全国消費者物価指数(3月CPI、2020年=100)
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 生鮮食品を除く総合 100.9 前年比0.8%上昇 7カ月連続上昇

 生鮮食品を含む総合 101.1 前年比1.2%上昇 7カ月連続上昇


 生鮮食品を除く総合(コアCPI)の伸び率は2020年1月以来、2年2
 カ月ぶりの大きさ。

 昨年4月から始まった携帯電話の格安プランの影響が大きく、通信料の値下
 がりは総合CPIを1.42%押し下げており、通信料低下の影響を除くと
 CPIの上昇率は2%を超えます。

 通信料低下の影響が剥落する4月以降のCPIの伸びは2%を超える可能性
 があります。

 エネルギー品目の前年比で20.8%値上がりし、第2次オイルショックで
 原油が高騰していた1981年1月以来、41年2カ月ぶりの上昇率を記録。
 エネルギー品目の上昇が総合CPIを1.46%押し上げており、食品及び
 エネルギーを除く総合は前年比で0.7%低下と12カ月連続でマイナスと
 なっています。




◎日本PMI(4月速報値、前月比)
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  製造業  53.4(-0.7ポイント)   ※前月確定値54.1

  非製造業 50.5(+1.1ポイント)   ※前月確定値49.4


 製造業のPMIは景気拡大・縮小の分岐点となる50を15カ月連続で上回
 ったものの、インフレ圧力が強く、業況の改善は鈍化。

 非製造業の業況は改善傾向が続き、判断の分岐点となる50を4カ月ぶりに
 上回りました。




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【4】利益の種類                         **
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 企業の決算発表は来週から増え、大型連休明けにピークを迎えます。そこで
改めまして企業の利益の種類について簡単にご説明させていただきます。


【売上総利益】=売上高-直接費用

 メーカーならば、製造した製品の原材料費や製造に携わった人間の人件費等
 が直接費用となります。売上総利益は「粗利」(あらり)とも呼ばれます。


【営業利益】=売上総利益-間接費用

 間接費用とは、直接製造に関わっていない人間(経理や総務など本社スタッ
 フ)の人件費、配送費や福利厚生などの経費を指しており、売上総利益から
 それらを差し引いた営業利益は企業の本業の儲けを示し、投資家にとりまし
 ては注目度の高い利益です。


【経常利益】=営業利益±営業外損益

 受取利息や受取配当などの営業外収入と支払利息や手形の割引料などの営業
 外支出(金融収支)や、売買目的の有価証券の売買損益や評価損などの営業
 外損益を加減算した利益を経常利益といいます。経常(けいつね)は企業の
 収益力を示す代表的なモノサシとなっています。


【税引き前利益】=経常利益±特別損益

 例えば土地や株式などの売却損益、あるいは評価損などが発生した場合、特
 別利益あるいは特別損失が計上され経常利益と合算されます。税引き前利益
 と経常利益の間に大きな差がある場合は、特別利益や特別損失の内訳が注目
 されます。


【純利益】=税引き前利益-税金

 経常利益に臨時的・突発的に発生した特別利益や特別損失を加減し、税金を
 引いた後の利益で、純利益を発行株式数で割ったものが1株当たり利益(E
 PS)です。尚、純利益は「最終利益」あるいは「税引き後利益」とも言い
 ます。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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本日の日経平均株価は447円安と過去3日分の上昇分の6割ほどを吐き出し
ましたが、週間ベースでは12円高と小幅ながら2週連続での上昇となってい
ます。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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