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             ◎ ハロー株式 ◎       2022/05/17 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 最新の予測モデルでは、地球温暖化の影響で台風などの熱帯性低気圧の発生
数は減少すると予想されています。温暖化による水蒸気の大幅増加などで上昇
流が弱くなるためです。

 一方で、大型で強い台風は増えると予想されています。台風はある程度の強
さにまで発達すると自力でさらに発達することが可能で、最大発達可能度は水
蒸気が多いほど強くなるためです。

 さらに、大気汚染物質の量が台風の発生数に影響を与えることも指摘されて
います。

 小さな粒子を含む大気汚染物質は日射を遮る日傘のような効果があるため、
中国やインドなどで大気汚染物質の放出が増えたことにより日本やフィリピン
周辺の「北西太平洋」やオーストラリア周辺の「南半球」では台風などの熱帯
低気圧の発生数が減少する一方、欧米で温暖化対策が進んだ影響で周辺の大気
汚染物質が減少した結果、「北大西洋」ではハリケーンなどの熱帯低気圧の発
生数が増加しているそうです。

 ところで、環境意識が高まる中、年金基金などの機関投資家は企業の温暖化
防止・脱炭素への取り組みを重視し投資先を選別しています。

 そうした世の中の流れを背景に日本経済新聞社は、産業革命以来の世界気温
の上昇を1.5度以下とする目標を踏まえて制定された欧州連合(EU)の指
数規則「パリ協定適合ベンチマーク」に則り、新たな指数の算出を今月30日
から始めます。

 新指数は日経平均を構成する225銘柄から化石燃料関連の売上高比率が一
定以上の企業などを除いた204銘柄で構成される「日経平均気候変動1.5
℃目標指数」で、環境意識が高い国内外の投資家の関心を集めそうです。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.第3次産業活動指数

 3.流動性とは





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  26659.75(+112.70)△0.42%
◎TOPIX  1866.71(+  3.45)△0.19%

◎売買高概算   13億2098万株
◎売買代金概算   2兆8190億円
◎時価総額   669兆8546億円

◎値上り銘柄数 1019  ◎(年初来)新高値  60
◎値下り銘柄数  760  ◎(年初来)新安値 115
◎変わらず     58

◎騰落レシオ(25日) 84.96%(前日比5.71%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 〇●〇●〇●●〇●〇〇〇  58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -0.26% 75日線比 -0.64%
 
◎為替  (対 ド ル)129.28(前日比0.07円高)
     (対ユーロ)135.13(前日比0.49円安)

◎売買代金上位(プライム)

 1.レーザテク<6920> 17570円(+   55円) 1238億円
 2.ソフバンG<9984>   5122円(+   12円)  896億円
 3.郵船   <9101> 10070円(+  360円)  841億円
 4.川崎船  <9107>  8940円(+  450円)  604億円
 5.三菱UFJ<8306>  717.1円(- 11.8円)  525億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は、112円(0.42%)高の2万6659円です。
先週末の678円高、昨日の119円高に続いて3日連続高でこの間の上げ幅
は911円となります。一方で新興市場の動きを示す東証グロース市場Cor
e指数は22P(2.86%)安の772Pです。

 昨晩のNYダウは26ドル高、ナスダックは142P安とまちまち。東京市
場は昨日に大幅高した後とあって朝方は売りが先行し、9:12には下げ幅が
107円となる場面がありました。もっとも下値を売り込む動きは見られず、
上海市がロックダウンを6月中に解除する方針と伝わったことも支援材料とな
り、その後は直ぐにプラスに転じています。

 業種別では、石油、海運、鉄鋼、商社、非鉄などの上げが目立ち、一方で食
品、銀行、小売、自動車などは下げています。

 個別銘柄では、石炭事業の三井松島HDが連日のストップ高で500円高の
2845円。石炭市況の高騰で22年3月期の営業利益が前期比4倍超に拡大。
今期も大幅増益かつ大幅増配の意向を示し、好感した買いが集まっています。

 リチウムイオン電池用セパレーターのダブル・スコープが3日連続高で74
円高の1110円。世界的EVシフトの動きを背景に業績が大幅改善しており、
またSBI証券が同社株300万株を上限に取得することを発表し、材料視し
た買いが継続しています。

 ゲームソフト中堅でコーエーとテクモが09年に経営統合したコーエーテク
モHDが85円高の4305円。22年3月期の連結純利益は過去最高を更新
し、また9月30日を基準日に1株→2株の株式分割を発表し、好感した買い
が入っています。

 その他、自動車・建設機械メーカー向けにラジエーターなど熱交換器を製造
するティラドが302円高の2595円、中国関連のヤクルトが110円高の
7080円と連日で上昇、同じく中国関連で小型自動旋盤の首位のツガミが1
02円高の1271円。

 一押しでEV関連のクレハが200円高の9620円、温度センサーの芝浦
電子も210円高の5390円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、三井松島、長谷工、ヤクルト、三越伊勢丹、ENEO
S、東邦チタ、ダブルスコープ、三菱重工、キヤノン、KDDI、東ガス、コ
ナミ・・・等々です。



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【2】第3次産業活動指数                     **
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◎第3次産業活動指数(3月、2015年=100)
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 97.6 前月比1.3%上昇(予想1.1%上昇) 4カ月ぶりプラス

 基調判断は前月の「足踏みがみられる」から「持ち直しの兆しがみられる」
 に引き上げ。





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【3】流動性とは                        **
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 流動性とは、取引量に比例する商いのしやすさ、換金(現金化)のしやすさ
を指します。

 市場において「流動性が高い」という場合は、普段の取引量が多く(売り注
文も買い注文もたくさん入っており)いつでも希望に近い価格で売買が可能で
あることを意味しています。

 反対に、商いが薄く、それ故に動きが一方に偏りやすく、希望価格での換金
が難しい場合が「流動性が低い」状態で、商いが極端に少なくなることで取引
が成立せず、売りたいときに売れない可能性があることを「流動性リスク」と
言います。

 また、流動性はおカネそのものを指す場合があります。

 売上があってもほとんどが掛金(後払い)で、手元に現金がないため仕入れ
の代金が払えず倒産するようなケースを「黒字倒産」と言いますが、手元に現
預金などのキャッシュが潤沢にあれば黒字倒産には陥りません。手元資金が不
足している場合は「流動性に問題あり」で、手元資金が潤沢にある場合は「流
動性に問題がない」などと言います。

 また、中央銀行が市場で国債を購入すれば、購入代金を支払うことで市場に
おカネを供給することになるため、このことを「流動性の供給」などと表現し
ます。

 不景気時、資金需要が膨らむ年末になると金融機関の資金繰りに懸念が生じ、
万が一の事態に備えるため中央銀行が債券を購入して流動性を供給するケース
もあります。

 尚、金利が異常に低い状態になると金融機関に大量の資金が滞留すばかりで
景気刺激策にならなず、金融政策が効力を失ってしまうことを「流動性の罠」
と言います。





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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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コロナ関連の給付金4630万円を誤って一人の男性に振り込んだ問題で、男
性の弁護士が昨日会見し「現実的に返還は難しい」と述べていましたが、具体
的には男性は海外のネットカジノで全部使い切ったと話しているそうです。そ
れが本当かどうかは分かりませんが、罪としては道に落ちていた財布のお金を
ネコババしたのと同等のようです。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 16年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2021
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  資産運用(株式)部門 第5位

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◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
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  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位


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