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 　　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　　 2016/06/07 夕刊

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こんばんは。ａｑｕａです。

　イワシ漁は毎年５月上旬から８月下旬にかけて最盛期となりますが、特にこ
の時期に獲れるイワシは「入梅イワシ」と呼ばれ、脂の乗りがよく美味だそう
です。

　ところで、今週金曜日の６月１０日は、天智天皇が水時計で初めて人々に時
を知らせたという故事から、「時の記念日」となっています。

　シチズンホールディングスでは、時の記念日にちなみ、小学生を対象に時間
感覚についてアンケート調査を行っています。

　その中で「あなたは１時間をいくらで買いますか？」という設問に対して、
小学生が回答した平均金額は４０９円でした。

　ちなみに２００１年の調査では１時間の価値は１２９４円でしたので、この
１５年間で１時間の価値が３分の１以下になっています。

　時間の価値が下がったのか、あるいはお金の価値が上がったのか、長い間続
いたデフレの影響は子供たちの時間感覚にまで波及しているようです。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な投資判断

 ３．本日の経済指標等の結果

 ４．飲食業ランキング







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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　１６６７５.４５（＋　９５.４２）△０.５８％
◎ＴＯＰＩＸ　　１３４０.７７（＋　　８.３４）△０.６３％

◎売買高概算　　　１６億１４６８万株
◎売買代金概算　　　１兆７７９８億円
◎時価総額　　　４９８兆５６４６億円

◎値上り銘柄数　１１５２　　　◎（年初来）新高値　７２
◎値下り銘柄数　　６４２　　　◎（年初来）新安値　１７
◎変わらず　　　　１６２

◎騰落レシオ（２５日）　９９.６０％（前日比２.７８％上昇）

◎サイコロ（日経平均）　７勝５敗　●●○○○○○●●○●○ ５８.３％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋０.２８％　７５日線比 ＋０.３７％


◎為替　　（対 ド ル）１０７.５７（前日比０.３９円安）
　　　　　（対ユーロ）１２２.１８（前日比０.５３円安）

◎出来高上位

 １.みずほ　　＜８４１１＞　１６８.５円（＋　　１.９円）　９１９９万株
 ２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　５３３.２円（＋　１０.０円）　５４０９万株
 ３.東芝　　　＜６５０２＞　２７４.９円（＋　１１.８円）　４２５６万株
 ４.キムラタン＜８１０７＞　　　　 ７円（±　　　 ０円）　２４１４万株
 ５.日立　　　＜６５０１＞　４９５.０円（＋　　２.９円）　２３１５万株

◎売買代金上位

 １.日経レバＥ＜１５７０＞ １１１９０円（＋ 　１１０円）　１２３４億円
 ２.トヨタ自　＜７２０３＞ 　５６５４円（－ 　　１３円）　　５９２億円
 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　５３３.２円（＋　１０.０円）　　２８５億円
 ４.ソフトＢＫ＜９９８４＞　 ６０９０円（－　 　　３円）　　２７０億円
 ５.そーせいＧ＜４５６５＞ ２０４２０円（＋　　 ９０円）　　２３０億円



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売１４９０万株　買い１２２０万株

　本日の東京マーケットは、日経平均株価が９５円（０．５８％）高の１万６
６７５円で取引終了です。

　昨晩のＮＹダウが１３３ドルの大幅高となったことを受けて朝方から買いが
先行。米雇用統計を受けて昨日に一時１ドル＝１０６．５０円前後の円高に振
れた円相場が１０７．６０円前後の円安に振れたこと、加えて原油価格が１バ
レル＝５０ドル近くと１０ヶ月ぶりの水準まで上昇していることも支援材料と
なり、輸出関連中心に引けにかけて上げ幅を広げています。売買代金は概算１
兆７７９８億円、上海総合指数は１ポイントの小幅高で２９３６です。

　業種別では、石油、非鉄、電機、精密、機械、銀行などの上げが目立ちます。

　個別銘柄では、１００円ショップを手掛けるセリアが３日連続高で４８０円
高の７９００円と連日で年初来高値更新。株式分割を考慮すると実質的な上場
来高値更新です。５月の既存店売上高が前月に続き前年同月を上回る伸び率と
なっており、販売拡大を好感した買いが継続しています。サンリオのキャラク
ターグッズが寄与し、１７年３月期は前期に続いて最高益更新が見込めます。

　ｉＰＳ細胞を使って眼科用再生治療薬を開発するバイオベンチャーのヘリオ
スがストップ高、４００円高の２３０１円となっています。理研が加齢黄斑変
性の治療でｉＰＳ細胞を活用し、患者自身の細胞だけでなく他人から作り備蓄
した細胞を使った移植治療の臨床研究を始めると発表。理研と提携する同社に
物色の矛先が向かっています。

　紙おむつ等向けの吸水性樹脂（ＳＡＰ）を主力とする住友精化が４９円高の
５９６円と値を飛ばしています。ＳＡＰ市況が１～３月期に底入れしたことで
業績向上期待が高まっています。１６年３月期の同社全体の売上高に占めるＳ
ＡＰを含む吸収性樹脂事業の比率は６８％に上ります。日本触媒も３００円高
の６７２０円と値を飛ばしています。

　ホットリンクがストップ高、１００円高の７２１円となっています。中国ネ
ットサービス大手、騰訊控股（テンセント）と訪日客向けＳＮＳで協業すると
発表。収益向上を期待した買いが入っています。テンセントはソーシャルアプ
リ「ＷｅＣｈａｔ」で口コミ機能や銀行口座と連動した決済サービスなどを展
開。ホットリンクはウィーチャットの国内店舗への導入や訪日客需要の獲得支
援でノウハウを提供します。

　その他、好業績発表でピジョンが４２７円高の３４００円と大幅高、アース
製薬と提携発表で大幸薬品が４５円高の１５８８円、アース製薬も７５円高の
４９８０円。衛生陶器のＴＯＴＯが３５円高の４２４５円、グリコが１００円
高の６２００円、スマートフォン向け新作ゲーム「ドラゴンプロジェクト」配
信開始のコロプラが１３３円高の２４００円と連日で値を飛ばしています。

　本日の新高値銘柄は、マルハニチロ、日本Ｍ＆Ａ、寿スピリッツ、六甲バタ
ー、伊藤米久、キューピー、スタートトゥデイ、日本調剤、大日住薬、東邦鉛、
ソニー、パイロット、ピジョン、コクヨ、ニトリ、セリア・・・等々です。




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【２】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［ドイツ証券］
　据置き　　　Ｂ（6758）ソニー　　　　　　 3,500→ 3,300円

［クレディＳ証券］
　据置き　　　Ａ（5713）住友鉱山　　　　　 1,630→ 1,500円
　据置き　　　Ｂ（5706）三井金属　　　　　　 160→   190円

［野村証券］
　据置き　　　Ａ（8766）東京海上　　　　　 4,600→ 4,400円
　据置き　　　Ａ（8802）三菱地所　　　　　 3,100→ 2,980円

［ＳＭＢＣ日興証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ（6361）荏原　　　　　　　　 500→   680円
　引下げ　Ｂ→Ｃ（6305）日立建機　　　　　 1,600→ 1,500円
　引下げ　Ｂ→Ｃ（6849）日本光電　　　　　 2,600→ 2,600円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　引下げ　Ｂ→Ｃ（6773）パイオニア　　　　　 230→   190円

［みずほ証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ（6504）富士電機　　　　　　 550→   600円
　引下げ　Ａ→Ｂ（2002）日清粉Ｇ　　　　　 2,020→ 1,870円

［大和証券］
　新　規　　　２（6457）グローリー　　　　　　　　 3,800円
　新　規　　　３（6418）日本金銭機械　　　　　　　　 870円
　新　規　　　３（6945）富士通フロンテック　　　　 1,000円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【３】本日の経済指標等の結果　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎景気動向指数（ＣＩ）
　――――――
　４月の一致指数は前月比２ポイント上昇の１１２．２で、市場予想と一致し
　ました。数カ月先の景気を示す先行指数は１．４ポイントの上昇です。

　尚、景気の基調判断は「足踏みを示している」で据え置きとなっています。




◎消費活動指数（２０１０年＝１００）
　――――――
　ＧＤＰの約６割を占める個人消費の動向を的確に捉える指標として日銀が開
　発し、先月から公表を始めた新しい指標です。※本誌５月１３日夕刊参照。

　　　　　　　 　前月比

　　１０５.５（ 変わらず ）　４月名目
　　１０２.８（０．８上昇）　４月実質　

　　１０３.３（０．６上昇）　４月実質（プラス）

　　１０４.２（１．１低下）　３月名目（旅行収支調整済）
　　１００.８（１．２低下）　３月実質（旅行収支調整済）


　※個人消費を、訪日外国人の消費（インバウンド消費）＋日本在住の人の日
　　本国内での消費 ＋ 日本在住の人の海外での消費（アウトバウンド消費）
　　と定義しており、旅行収支調整済は１カ月遅れの公表でインバウンド消費
　　を除いた値となっています。また、プラスとはゲームや音楽・映像のネッ
　　ト配信（コンテンツ配信）の売上高データを加えた値です。

　※４月の実質値は前月（改定値）に比べ０．８ポイント上昇しました。

　※３月の旅行収支調整済の実質は前月比１．２ポイント低下しており、訪日
　　客のインバウンド消費の影響を除いたベースでは、消費活動が減退したこ
　　とを示しています。




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【４】飲食業ランキング　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　消費と流通、マーケティング情報に特化した専門誌「日経ＭＪ」が先日発表
した２０１５年度の飲食業調査によりますと、店舗売上高のランキング上位は
下記のようになっています。※カッコ内は昨年度順位。


　　順位　　　社名　　　　　　　売上高（百万円）　前年度比伸び率

　　１（　２）ゼンショー　　　　４４５,１６３　　　 　９．９％

　　２（　１）日本マクドナルド　３７６,５５２　　 ▼１５．６％

　　３（　３）すかいらーく　　　２９９,６５９　　　 　１．９％

　　４（　４）コロワイド　　　　２８７,９０８　　 ▼　１．３％

　　５（　５）日清医療食品　　　２０９,０９３　　 　　３．９％

　　６（　６）プレナス　　　　　１８５,６７２　 　▼　２．５％

　　７（　７）モンテローザ　　　１４１,８１４　　 ▼　２．１％

　　８（　８）日本ＫＦＣ　　　　１４０,３６５　　 　　４．３％

　　９（　９）あきんどスシロー　１３５,０３５　　　 　７．２％

　１０（１０）エームサービス　　１１６,５２５　　　　 ５．６％


　店舗売上高は、グループの看板を掲げる飲食店売上高の合計で、フランチャ
イズ店があれば直営店の売上高と合算、飲食以外の他事業の売上高を除いたも
ので、実質的な規模を表します。

　日本マクドナルドの店舗売上高は１９８２年度以降、３３年連続で首位でし
たが、昨年度は異物混入などの影響で首位陥落、代ってゼンショー（すき家、
なか卯、ココス、ビッグボーイ、華屋与兵衛ほか）が初めて首位に立ちました。

　尚、集団給食の日清医療食品とエームサービス、居酒屋のモンテローザ（白
木屋、魚民、笑笑など）、回転寿司のあきんどスシローは上場していません。

　ちなみに、昨年度の店舗売上高伸び率では、前年度比６９．７％増収のペッ
パーフードサービスが首位となっています。従来の「ペッパーランチ」に代わ
り、立ち食いスタイルの「いきなりステーキ」の急成長が同社業績をけん引し
ています。




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【５】編集後記                           　 　　　 aqua@aqua-inter.com
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昨晩のイエレンＦＲＢ議長の講演は市場に安心感を与え、商いは低水準でした
が日経平均が２５日線と７５日線の上位で踏みとどまったことは良い兆候です。
尚、明日の１～３月期ＧＤＰ改定値、今週末のＳＱ、来週１４～１５日の米Ｆ
ＯＭＣ、１５～１６日の日銀金融政策決定会合、そして２３日の英国の国民投
票の結果が次の関心事となります。

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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝　１０年連続受賞　＝


◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１５ 
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