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こんばんは。ａｑｕａです。

　国内最大の競走馬のセリ市「セレクトセール」が先週、北海道苫小牧市で行
われました。

　セレクトセールは日本競走馬協会（河野太郎会長）の主催で、厳選（セレク
ト）された競走馬がセリにかけられることからこの名がついています。

　結果から言いますと、今年の落札総額は１４９億４２１０円で、前年を約１
７億７０００万円上回り過去最高となっています。

　１頭当たりの平均落札価格も３８３１万円と前年を４８８万円上回り過去最
高、１億円を超える高額馬は２３頭と、こちらも過去最多を記録しました。

　日本競馬史上最強とされるディープインパクト産駒（さんく、ディープの子
という意味）が引き続き人気で、今回はディープ産駒の計３３頭が、総額４１
億円で落札され、うち１６頭は１億円以上の値がついています。今回の最高額
２億８０００万円で落札された２頭もディープ産駒です。

　ちなみに、ディープインパクトは２００２年のセレクトセールで、図研社長
の金子氏が７０００万円で落札した馬で、金子氏は今年も１億円以上の馬を複
数落札しています。また、ディープ産駒の２頭をそれぞれ今年の最高額２億８
０００万円で落札したのが、やはり常連のセガサミー会長の里見氏です。

　セレクトセールは海外でも関心が高く、アラブの王族や欧州の大馬主、北米
の鉱山王、アジアの富豪などが例年参加します。今年は英国のＥＵ離脱決定で
金融市場が混乱し、競走馬購買層である富裕層への影響が懸念されましたが、
実際には予想外の大盛況だったようです。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な投資判断

 ３．本日の経済指標等の結果

 ４．時価総額ランキング「その他製品」






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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　１６６２７.２５（－１８２.９７）▼１.０９％
◎ＴＯＰＩＸ　　１３２７.５１（－　１１.８８）▼０.８９％

◎売買高概算　　　１５億９１０４万株
◎売買代金概算　　　２兆４２８９億円
◎時価総額　　　４９４兆３８３８億円

◎値上り銘柄数　　５１５　　◎（年初来）新高値　３１
◎値下り銘柄数　１３２２　　◎（年初来）新安値　　６
◎変わらず　　　　１３１

◎騰落レシオ（２５日）１３１.５０％（前日比５.７８％上昇）

◎サイコロ（日経平均）　７勝５敗　●●●○○○○○○●○● ５８.３％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋４.６０％　７５日線比 ＋１.８４％


◎為替　　（対 ド ル）１０５.９３（前日比０.８９円高）
　　　　　（対ユーロ）１１６.７８（前日比１.０７円高）

◎出来高上位

 １.みずほ　　＜８４１１＞　１６２.４円（－　　１.６円）　９０９９万株
 ２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　５１４.９円（－　　７.２円）　５３１２万株
 ３.日立　　　＜６５０１＞　　 ４０６円（＋　　２.７円）　２７２７万株
 ４.神戸製鋼　＜５４０６＞　　　 ９２円（－　　　 １円）　２６０９万株
 ５.任天堂　　＜７９７４＞ ２８２２０円（＋ 　２２０円）　２５４１万株

◎売買代金上位

 １.任天堂　　＜７９７４＞ ２８２２０円（＋ 　２２０円）　７２６０億円
 ２.日経レバＥ＜１５７０＞ １０９７０円（－ 　２５０円）　１１１２億円
 ３.マクド　　＜２７０２＞　 ３６２０円（＋　 １４５円）　　５１７億円
 ４.トヨタ自　＜７２０３＞ 　５８３８円（－ 　　３７円）　　４６５億円
 ５.ソフトＢＫ＜９９８４＞　 ５３９２円（＋　 　　１円）　　３８８億円



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売７７０万株　買い１２６０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が下落、１８２円（１．０９％）安の
１万６６２７円で取引終了です。

　昨晩のＮＹダウが７７ドル安となり、円相場が昨日の１ドル＝１０７．２０
円前後から１０５円台後半の円高に振れたことを嫌気して朝方から売りが先行。
日銀の黒田総裁がヘリコプターマネーに否定的に見方を示したことも重石とな
り、終日安い水準での値動きとなっています。本日もポケモン関連、カジノ関
連の一角が値を飛ばしています。売買代金は２兆４２８９億円、上海総合指数
は２６ポイント（０．８％）安の３０１２です。

　業種別では、金属、医薬品、情報通信、水産が高く、食品がしっかり。海運、
空運、証券、銀行、機械、不動産、自動車などが下げています。

　個別銘柄では、住友電工傘下の電力機器メーカーの日新電機が１１１円高の
１７０１円と値を上げて２６年ぶりに上場来の高値を更新。４～６月期営業損
益が２５億円の黒字（前年同期は赤字）となり、業績好調を好感した買いが入
っています。中国メーカーが高精細・中小型フラットパネルディスプレーの生
産拡大を進めており、パネル製造用のイオン注入装置の売り上げが好調です。

　本日から日本でもポケモンＧＯが配信開始となったことで任天堂が２２０円
高の２万８２２０円と上昇。関連銘柄では、ポケモンのテレビ・劇場用アニメ
ーションを手掛けるアニメ制作会社を持つイマジカ・ロボットが２４１円高の
１３２０円、ポケモンのぬいぐるみの版権を持つエスケイジャパンは連日のス
トップ高で１００円高の６６７円。

　ポケモンのキャラクターを活用した娯楽施設を手がけるサノヤスも連日のス
トップ高で１００円高の７８７円、部品を供給するシライ電子も連日のストッ
プ高で８０円高の４７５円、玩具卸のハピネットもストップ高で３００円高の
１５０５円、携帯電話の充電器販売拡大期待からＨａｍｅｅが１９５円高の３
００５円となっています。


　昨日に続いてカジノ関連も大幅高。紙幣識別機や硬貨計数機等の貨幣処理機
大手に日本金銭機械は１２４円高の１１７１円、メダル貸機・補給回収システ
ム等のオーイズミは連日のストップ高で１００円高の６０７円です。

　一方、１５日に新規上場（ＩＰＯ）したＬＩＮＥは８０円安の３９４５円と
一時は上場して以降の安値を更新しています。公募・売出価格の３３００円を
４８％上回る４９００円で初値を付け、一時は５０００円ちょうどまで買われ
ましたが、その後は軟調気味な値動きです。

　本日の新高値銘柄は、新日本建、日産化、日本金銭機械、日新電機、エレコ
ム、メルコ、アイオーデータ、ホシデン、イマジカロボ、サノヤス、エスケイ
ジャパン、Ｈａｍｅｅ・・・等々です。


　本日、東証は７月第２週（１１日～１５日）の投資家別株式売買動向を発表
しています。外国人は２週ぶりに大幅買い越しで買越額は３５１１億円（前の
週は１７４８億円の売り越し）、個人は２週ぶりの売り越しで売越額は４９９
０億円、年金基金の動向を反映する信託銀行は１１週ぶりに売り越しで売越額
は５６億円です。





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【２】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［クレディＳ証券］
　据置き　　　Ａ（6762）ＴＤＫ　　　　　　 9,000→ 7,000円

［ＵＢＳ証券］
　新　規　　　Ａ（4021）日産化学 　　　　　　　　　3,700円
　新　規　　　Ａ（4063）信越化学 　　　　　　　　　7,200円
　新　規　　　Ａ（6988）日東電工　　　　　　　　　 7,800円
　据置き　　　Ａ（8591）オリックス　　　　 1,890→ 2,440円
　新　規　　　Ｂ（4185）ＪＳＲ　　　　　　　　　　 1,500円
　新　規　　　Ｃ（3436）ＳＵＭＣＯ　　　　　　　　　 560円

［モルガンＳＭＵＦＪ証券］
　引下げ　Ａ→Ｂ（3064）ＭｏｎｏｔａＲＯ　 4,000→ 3,300円

［野村証券］
　据置き　　　Ａ（5334）特殊陶　　　　　　 2,700→ 2,400円
　据置き　　　Ａ（6594）日本電産　　　　　 8,900→ 9,700円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　新　規　　　Ａ（4849）エン・ジャパン 　　　　　　2,500円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【３】本日の経済指標等の結果　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎７月の日本製造業ＰＭＩ
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　速報値は４９．０で、６月の確報値から０．９ポイント改善しました。英国
　のＥＵ離脱決定後の景況感調査でしたが、影響は限定的でした。



◎対内証券投資・株式（財務省集計）※カッコ内は前週の動向
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　７月１０日～１６日

　　海外投資家　＋４４４６億円（－３０６８億円）　２週ぶり買い越し



◎投資部門別の売買状況（東証集計）※カッコ内は前週の動向
　――――――――――
　７月第２週（７月１１日～１５日、日経平均１３９０円上昇・週間ベース）

　　個人投資家　－４９９０億円（＋１６９１億円）　２週ぶり売り越し

　　海外投資家　＋３５１１億円（－１７４８億円）　２週ぶり買い越し

　　事業法人　　＋　１２３億円（＋　４４２億円）１２週連続買い越し

　　信託銀行　　－　　５６億円（＋１５２５億円）１１週ぶり売り越し


　※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
　　は年金資金等の売買動向を示します。

　※７月第２週の個人投資家の売越額（４９９０億円）は昨年５月第２週（５
　　９５８億円）以来１年２カ月ぶりの大きさです。




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【４】時価総額ランキング「その他製品」　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　東証３３業種の「その他製品」に属する銘柄の時価総額ランキング上位をご
紹介させていただきます。

　時価総額は本日終値ベース、売上高は前期実績、ＰＥＲは本日終値ベースの
予想ＰＥＲです。


　　　　　　　　　　　＜時価総額＞　　　　＜売上高＞　　　　＜ＰＥＲ＞

　１位　任天堂　　　３兆９９７８億円　　　　５０４４億円　　９６．８倍

　２位　大日本印刷　　　８０８１億円　　１兆４５５９億円　　２１．８倍

　３位　凸版印刷　　　　６４０６億円　　１兆４７４６億円　　２４．４倍

　４位　バンナムＨＤ　　６１３６億円　　　　５７５５億円　　１７．３倍

　５位　ヤマハ　　　　　５６７５億円　　　　４３５４億円　　１１．８売

　６位　アシックス　　　３８０５億円　　　　４２８４億円　　２６．７倍

　７位　ピジョン　　　　３１８４億円　　　　　９２２億円　　３０．１倍

　８位　パイロット　　　２１８６億円　　　　　９９１億円　　２１．６倍

　９位　コクヨ　　　　　１９４２億円　　　　３０４２億円　　１９．１倍

１０位　リンテック　　　１６６６億円　　　　２１０５億円　　１１．６倍



　任天堂の相場は７月８日以降、様変わりとなり、１９日には３万２７００円
まで上昇。動意づく前の７日終値（１万４９３５円）と比較しますと、わずか
７営業日で約２．２倍にまで急伸しました。

　株価上昇に伴い時価総額も膨張しており、東証１部全体（本日終値ベース）
で１６位、キヤノンやＪＲ東海、セブン＆アイ、ＪＲ東日本、アステラス、フ
ァナック、武田などよりも上位にあります。




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【５】編集後記                           　 　　　 aqua@aqua-inter.com
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話題の「ポケモンＧＯ」の日本配信が本日始まりました。海外では数々のトラ
ブルが発生しており、日本政府も異例の注意喚起を行いましたが、しばらくは
様々な話題を提供しそうです。

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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～
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