朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方に配信いたしました。 『 好取組み・好業績、仕込んでおきたい上昇余地大の○○7○!』 『 売りを判断する際の三要件 』 ※配信についてのお問い合わせは・・・ aqua@aqua-inter.com まで。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー!株式 ◎ 2016/11/09 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんばんは。aquaです。 10月29日に発表があった近畿地方から遅れること11日、気象庁は東京 都心で「木枯らし1号」が吹いたと発表しました。群馬県の赤城山では初冠雪 が観測され、紅葉を楽しむ前に冬将軍の気配です。 さて、米大統領選挙ですが、原稿執筆時点で勝敗は確定していませんが、事 前の予想と異なり、共和党候補ドナルド・トランプ氏の米大統領就任が濃厚と なっています。 今年6月、投票で英国民が「EU離脱」(ブレグジット)を選択をしたこと は大方の予想を覆す結果で、英国がEU離脱を決めた直後の6月24日の日経 平均株価は1286円安、ダウは610ドル安と急落しました。 米大統領選挙でもブレグジットのような予想外の波乱があるかもしれないと の思いを共有しつつ、結局は無難なところに落ち着くだろうというのが数時間 前までの世界のマーケットの雰囲気でした。 現に昨晩のNY株式市場はクリントン氏勝利を見越して、先行きの不透明感 が晴れることへの期待から買い優勢で推移しました。 しかしながら、開票が始まりトランプ氏優勢が伝わるとリスク回避の流れが 強まり、日本株は下げ幅を拡大、今晩のNY株の動きを示すダウ先物は現時点 で500ドル超の下落となっています。 「トランプ・リスク」が現実となれば12月利上げは遠のく可能性がありま す。 金融市場では想定外の事象の発生を「ブラック・スワン」と呼びますが、ブ レグジットに続き米大統領選挙でも黒鳥が羽ばたいた格好です。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.トランプ氏勝利で恩恵を受ける米業界 …━ 【お知らせ】 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━ << まぐまぐ メルマガ大賞 2016 >> aquaの「ハロー!株式」に1票をお願いします。 ───────────────────────────────── 下記にて「このメルマガをまぐまぐ大賞2016に推薦する」をクリック していただければ簡単にご投票いただけます。 ★☆★ http://www.mag2.com/m/0000059907.html ★☆★ 大きな励みにもなりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 16251.54(-919.84)▼5.36% ◎TOPIX 1301.16(- 62.33)▼4.57% ◎売買高概算 38億1019万株 ◎売買代金概算 3兆9242億円 ◎時価総額 482兆5608億円 ◎値上り銘柄数 43 ◎(年初来)新高値 64 ◎値下り銘柄数 1934 ◎(年初来)新安値 147 ◎変わらず 9 ◎騰落レシオ(25日) 113.83%(前日比14.22%低下) ◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 〇〇〇●〇●〇●●〇●● 50.0% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 -4.71% 75日線比 -3.17% ◎為替 (対 ド ル)102.32(前日比2.09円高) (対ユーロ)114.79(前日比0.64円高) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 166.0円(- 9.7円)50086万株 2.三菱UFJ<8306> 501.4円(- 31.6円)22989万株 3.VIX短期<1552> 253円(+ 37円) 9520万株 4.東芝 <6502> 351.5円(- 18.9円) 8682万株 5.野村 <8604> 483.1円(- 31.9円) 7457万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 10580円(- 1210円) 5682億円 2.トヨタ <7203> 5510円(- 384円) 1588億円 3.日経Wイン<1357> 2820円(+ 267円) 1527億円 4.三菱UFJ<8306> 501.4円(- 31.6円) 1174億円 5.任天堂 <7974> 22915円(- 1505円) 988億円 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り820万株 買い740万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、919円(5.36%)安 の1万6251円で取引終了です。 昨晩のNYダウが73ドル高となったことで寄付きは110円高でのオープ ニングとなりましたが、その後開票が始まった米大統領選で共和党候補のドナ ルド・トランプ氏が優勢と伝わると徐々に売りが優勢となり、激戦州で大票田 のフロリダ州でもトランプ氏が勝利した模様と伝わると更に売りに拍車がかか り、下げ幅を拡大しています。当初は民主党候補のヒラリー・クリントン氏が 優勢との見方が強かっただけに反動売りが強まっています。 円相場は朝方は1ドル=105円台でしたが、14時過ぎには1ドル=10 1.10円前後まで円高が進む場面がありました。その後は102円台半ばで の推移となっています売買代金は3兆9242億円と膨らんでいます。香港、 韓国、台湾などアジア主要市場も軒並み3%程度の大幅安、上海総合指数は1 9ポイント(0.6%)安です。 業種別では33全て下落。特に自動車、海運、証券、鉄鋼、銀行、精密、非 鉄、電機などの下げが顕著です。 個別銘柄では、開票が始まった米大統領選で共産党のドナルド・トランプ氏 の優勢が伝わっており、同氏は日本などの同盟国に軍備を拡大するよう主張し ていることから軍需関連銘柄に思惑的な買いが集中。 機雷などを製造する石川製作が87円高の694円と14%の大幅高、航空 機に搭載してパイロットに警報を伝える装置や潜水艦に搭載する機器などを手 掛ける東京計器が31円高の207円と17%の大幅高、銃器などを製造する 豊和工が65円高の592円と12%の大幅高。 他にも防じんマスクの重松製作が52円高の642円、防塵・防毒マスクの 興研が42円高の1548円、自衛隊向け照明弾・発煙筒大手の細谷火工がス トップ高で80円高の417円、銃弾類を手掛ける旭精機が17円高の228 円、防衛用表示機器の日本アビオニクスが20円高の190円と11%の大幅 高となっています。 人材派遣や業務請負など人材サービス展開のウィルグループが140円高の 1038円と大幅高。昨日発表した4~9月期の純利益が減益予想から一転し て増益となり、加えて11月末に1株を2株にする株式分割も発表し、好感し た買いが入っています。 封止や切断加工など半導体後工程用製造装置大手のTOWAが3日連続高で 74円高の1300円と値を飛ばしています。中国半導体企業の積極的な設備 投資を受けて中国市場で売上が大きく拡大しており、好業績を好感した買いが 入っています。 本日の新高値銘柄は、安藤ハザマ、エディオン、テイカ、石川製作、日本ピ ラー、東芝テック・・・等々です。 ┏━━━━━━━━━━┓ ┃アクア・スペシャル版┃ ~ 株 式 投 資 の 羅 針 盤 ~ ┗━━━━━━━━━━┛ → https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 据置き A(1605)国際帝石 1,220→ 1,155円 据置き A(8001)伊藤忠 1,875→ 1,900円 [クレディS証券] 据置き A(4151)協和キリン 2,200→ 2,100円 引下げ B→C(4523)エーザイ 5,900→ 5,600円 [野村証券] 据置き A(6273)SMC 34,200→36,400円 据置き A(6326)クボタ 1,880→ 2,000円 据置き A(6758)ソニー 3,900→ 4,000円 据置き A(7731)ニコン 1,716→ 1,865円 据置き A(8001)伊藤忠 1,790→ 1,830円 引上げ B→A(9069)センコー 730→ 950円 引下げ A→B(8841)テーオーシー 1,130→ 1,100円 [三菱UFJMS証券] 据置き A(8036)日立ハイテク 4,200→ 4,900円 引下げ A→B(4452)花王 6,700→ 5,700円 据置き C(3593)ホギメディカル 5,860→ 5,430円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎国際収支 ―――― 財務省が発表した9月の国際収支(速報)によりますと、海外との総合的な 取引状況を示す経常収支は1兆8210億円の黒字となり、前年同月から黒 字額が拡大。27カ月(2年3カ月)連続で黒字が続いています。 なお、2016年度上期(4~6月期)の経常黒字は前年同期比20%増の 10兆3554億円と、同時期としては9年ぶりの高水準となっており、円 高に伴う輸入額の減少が黒字拡大の主因とみられます。 訪日外国人が国内で使った金額から、日本人が海外で支払った金額を差し引 いた9月の「旅行収支」は670億円の黒字でした。前月の旅行収支の黒字 額は543億円で昨年1月以来の低水準を記録しましたが、9月は黒字額が 増加しています。黒字は24カ月(2年)連続です。 ◎対内証券投資 ―――――― 10月月間の海外投資家の日本株投資は6カ月ぶりの買い越しで、買越額は 7826億円でした。 ◎中国CPI・PPI ――――――――― 中国の10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.1%上昇。上昇 率は市場予想と同じで、前月(1.9%)から拡大しました。 9月の生産者価格指数(PPI)は前年同月比1.2%の上昇で、2カ月連 続のプラス。上昇率は市場予想(0.9%)を上回り、前月(0.1%)か ら拡大しました。 ◎街角景気 ―――― 10月の景気ウォッチャー調査(街角景気)は、景気の実感を示す現状判断 指数が前月比1.4ポイント上昇の46.2で、2カ月ぶりに改善しました。 2~3カ月後の景気を聞いた先行き判断指数は4カ月連続の改善で、基調判 断は「持ち直しの動きがみられる」から「持ち直している」に上方修正とな っています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】トランプ氏勝利で恩恵を受ける米業界 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ トランプ氏の発言や政策から恩恵を受けそうな米業界をあげてみます。 <石炭産業> トランプ氏は、気候変動抑制に関する多国間の国際的な協定「パリ協定」を 取り消し、米環境保護局の権限縮小など、エネルギー分野で世界の潮流の逆 の政策を唱えており、米石炭産業の保護を掲げています。 <防衛産業> トランプ氏は、米軍が駐留する日本や韓国などに対し、自国の安全は自国で 守るように訴えており、米軍需産業にとっては輸出拡大の好機となります。 また、トランプ氏は「もし核兵器を使わないのなら、持つ意味は何なのか」 と、核を使いたがっているような発言をし、中国の周辺国に自前の核兵器を 持つよう推奨しています。 <百貨店・宝飾品> トランプ氏は景気刺激策として大規模減税を確約しており、その内容は最高 税率の引き下げや相続税の引き下げなど富裕層にメリットが大きいことから 高額品を扱う百貨店や宝飾品産業などに追い風が吹くとみられます。 その他、オバマケア(医療保険制度改革)からの撤退、米連邦準備理事会( FRB)の権限縮小、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉、メキシコと の国境に壁構築などもトランプ氏の政策です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原稿執筆時点では勝敗は確定していませんが、トランプ・リスクを意識した株 式マーケット。欧州連合(EU)からの離脱を巡る英国民投票の際はその当日 6月24日(日本時間)に大幅安で相場は底打ちした経緯があり、そうした観 点からも明日以降の動きは要注目となります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 10年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2015  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 8年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2015/ ◎まぐまぐ大賞 2015  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 投資・資産運用部門 第4位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2015/page/cate05/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━