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こんばんは。aquaです。

 昨年2月11日のNY原油先物(WTI)終値は1バレル=26.21ドル
まで下げ、2003年5月以来の安値をつけました。

 産油国の間で協調減産の可能性が検討され始めたのはちょうどその頃です。

 約1年後の現在、WTI価格は協調減産履行の甲斐あって、当時の価格の約
2倍、50ドル台前半で推移しています。

 ちなみに、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油は主
にテキサス州西部で産出される軽質油で、「LightCrude Oil」
(未精製の軽質油)、または「Light SweetCrude」の名称で
取引されています。

 WTIの産出量はわずかで、米国内で産出される原油の数%に過ぎませんが、
先物市場での取引額は産出量の100倍を超え、その価格動向は他の指標原油
の価格形成に大きな影響を与えています。

 需給によって価格が決まるのはWTIも同じで、原油の需給に影響を及ぼす
様々な事象や需給動向を示す様々なデータがWTI価格に影響します。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.原油相場と材料






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  19107.47(-176.07)▼0.91%
◎TOPIX  1534.00(- 16.14)▼1.04%

◎売買高概算   18億3833万株
◎売買代金概算   2兆1394億円
◎時価総額   565兆5130億円

◎値上り銘柄数  431   ◎(昨年来)新高値 60
◎値下り銘柄数 1458   ◎(昨年来)新安値  3
◎変わらず    113

◎騰落レシオ(25日) 109.83%(前日比0.72%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 〇〇●〇●●〇〇●●●● 41.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -0.44% 75日線比 +1.29%


◎為替  (対 ド ル)112.09(前週末比0.63円高)
     (対ユーロ)118.42(前週末比1.01円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 208.4円(-  2.7円)14957万株
 2.東芝   <6502> 215.8円(-  8.1円)11847万株
 3.三菱UFJ<8306> 738.9円(- 19.5円) 8830万株
 4.郵船   <9101>   243円(-    4円) 2861万株
 5.三菱自  <7211>   738円(+   19円) 2604万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 14440円(-  270円) 1219億円
 2.ソフトBK<9984>  8393円(-  207円)  656億円
 3.三菱UFJ<8306> 738.9円(- 19.5円)  654億円
 4.トヨタ自 <7203>  6406円(-   42円)  378億円
 5.三井住友 <8316>  4380円(-   90円)  346億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り540万株 買い1280万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が4日連続安、176円(0.91%
)安の1万9107円で取引終了です。この4日間での下げ幅は273円とな
ります。

 先週末のNYダウは11ドル高となり、11日連続で史上最高値を更新。た
だ、円相場が1ドル=112.10円前後と円高に振れたことが重石となって
東京市場は朝方から売りが優勢。10:30過ぎにかけて1ドル=111.8
0円台まで円高が進むのを横目に、10:15には下げ幅が287円となる場
面がありました。

 その後は円高進行一服もあり、また日銀の上場投資信託(ETF)買いへの
思惑もあって下げ幅を縮小しています。明日のトランプ大統領の演説に注目が
集まっています。売買代金は2兆1394億円、上海総合指数は24ポイント
(0.7%)安の3228です。

 業種別では、相場全般安の中にあって小売、水産が小高く、食品がしっかり。
銀行、証券、不動産、海運、石油、機械、電機、自動車などの下げが目立ちま
す。

 個別銘柄では、円相場が一時1ドル=111円台の円高に振れ、またトラン
プ米大統領の議会演説を28日に控えて海外比率の高い輸出関連を手がけにく
い中、食品など円相場の影響を受けにくいディフェンシブ・ストックに物色の
矛先が向かっています。

 06年に明星食品の子会社化でカップ麺国内シェア5割超を有する日清食品
HDが9日連続高、70円高の6300円と昨年来高値更新。

 18年4月をメドに経営統合すると報じられて先週末に大幅高となった森永
製菓が本日も買いが継続して240円高の5120円と値を飛ばし、森永乳業
も14円高の878円となっています。また、09年に明治製菓と明治乳業が
統合した明治HDも120円高の9070円と値を上げています。

 セブン&アイも21円高の4407円と値を上げています。主力の輸出株が
円高推移で軟調となる中、為替要因で業績の影響を受けにくいディフェンシブ
・ストックとして物色の矛先が向かっています。

 内需関連としてJR九州も65円高の3455円と値を上げ、連日で上場来
高値更新。テレビ向け映像配信などを行なうアクトビラとIMAGICAティ
ーヴィーを子会社化すると発表したWOWOWが145円高の3895円と昨
年来高値更新、PB健康茶・化粧品などをカタログやネットで通販するティー
ライフが123円高の1596円、ゼラチンで日本一・世界4位の新田ゼラチ
ン が50円高の840円と連日で大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、極洋、ニチレイ、日清食、大王紙、京都友禅、WOW
OW、JR九州・・・等々です。





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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   B(6302)住友重機       780→   840円
 据置き   B(7012)川崎重工       400→   360円


[野村証券]
 引上げ B→A(2897)日清食品      5,700→ 7,700円
 引下げ A→B(5021)コスモエネ     1,780→ 2,020円
 据置き   B(6370)栗田工       2,350→ 2,600円
 据置き   B(6754)アンリツ       530→   850円
 据置き   B(7282)豊田合成      2,200→ 2,900円


[三菱UFJMS証券]
 引上げ B→A(2432)DeNA      2,600→ 3,000円
 引上げ B→A(5021)コスモエネ     1,770→ 2,140円
 引下げ A→B(5017)富士石油       400→   400円


[みずほ証券]
 据置き   A(4189)KHネオケム    1,700→ 1,800円
 据置き   A(5333)ガイシ       2,600→ 2,850円
 据置き   A(5393)ニチアス      1,270→ 1,280円
 据置き   A(5713)住友鉱山     1,900円→ 2,000円
 据置き   A(6856)堀場製作      5,800→ 7,200円
 引下げ A→B(5707)東邦亜鉛       530→   620円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎外食売上高
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 1月の外食売上高は前年同月比2.4%増と、5カ月連続のプラス。引き続
 きファーストフードが好調で、年始需要で焼肉(ファミリーレストラン)も
 伸びました。





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【3】原油相場と材料                       **
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 産油国による協調減産は需給における供給面のコントロールで、直接的に原
油相場を押し上げる効果があり、アフリカや中東などの産油国の政情、米国経
済や中国経済の動向もWTI価格に影響します。

 WTI原油の受け渡し拠点である米オクラホマ州クッシング地域の原油在庫
動向、米国石油協会(API)や米国エネルギー情報局(EIA)が発表する
全米の石油在庫統計、米国内のパイプラインの敷設や稼働状況、米国の石油精
製施設が集中するメキシコ湾岸地域への影響を巡りハリケーンの進路も投資家
の注目するところです。

 ちなみに、APIの調査はサンプリング調査(いくつかのサンプルによって
全体を推測する方法)ですが、EIAの調査は全数調査であるため正確性とい
う点ではEIAの調査が勝ります。ただ、速報性という点では1日早く発表さ
れるAPIの調査の方が優れています。※APIの調査は日本時間水曜日早朝、
EIAの調査は同水曜日夜に発表されます。

 また、オバマ前大統領は環境破壊につながるとして新たなパイプラインの建
設を却下しましたが、トランプ大統領はパイプラインの建設推進を掲げていま
す。

 ところで、サウジアラビアは、原油市場でライバルとなる米国のシェールオ
イル潰しのため原油相場の下落を容認していたとされ、原油価格(WTI)は
昨年2月に30ドル割れ水準にまで落ち込みましたが、結果として歳入の9割
を原油収入に頼るサウジの財政は急速に悪化しました。

 サウジ国営で世界最大の石油会社サウジアラムコの上場(株式売却による資
金調達)計画の背景には同国の財政悪化という事情があり、株式売却を円滑に
すすめるためにも、サウジは現在、原油価格の高値安定を望んでいるとみられ
ます。

 米国産シェールオイルの採算価格は、掘削技術の進歩などにより年々下がっ
ており、現在はWTIが45ドル前後であれば競争力を持つとされます。産油
国が協調減産で供給をコントロールしても、原油価格の上昇でシェールオイル
の増産がすすめば、協調減産の効果がなくなってしまいます。

 実際に原油相場の上昇に伴い、昨年後半から米国の原油生産量は増加してき
ており、シェールオイルの生産量に影響する掘削設備(リグ)の稼働数にもW
TIは敏感に反応します。

 WTIはドル建てで取引されており、ユーロに対しドルが下落すれば原油価
格の割安感が増し、反対にユーロに対しドル高が進めば割高感が意識されるこ
とになります。つまり、WTIにとってドル安は相場上昇につながり、ドル高
は下押し圧力となります。

 尚、ニューヨーク市場のWTI原油、ロンドン市場の北海ブレント原油、そ
して東京原油スポット市場で取引されている中東産ドバイ原油が世界の三大指
標原油で、日本を含む東アジアでは中東産原油が指標となっています。





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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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トランプ米大統領は今月9日に「今後2、3週間以内に驚くべき税制を発表す
る」と発言してから、今まで具体的な内容には触れておりませんが、3週間以
内とした期限に近い明日(28日)の議会演説となるだけにその内容は要注目
となります。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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