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             ◎ ハロー!株式 ◎      2017/04/27 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 躑躅(ツツジ)は非常に種類が多く、北は北海道から南は沖縄まで全国各地
に固有種があり、花色も様々。それぞれの種が競うように山々を彩ります。

 中国伝来の表現に「山笑う」というのがありますが、若芽が吹いて、ツツジ
類が彩りを添えるちょうど今の時期の山の風情を言います。


 「ジャパン・ローズ」とも呼ばれる山吹の花時も今時分です。

 山吹で思い浮かぶのは、室町時代の武将で、天才的な戦略家であり、歌人と
しても知られる太田道灌の話です。

 道灌がまだ鼻っ柱が強い若武者だった頃の事で、道中で雨に降られ、農家で
蓑を借りようとしたところ、その家の娘は蓑ではなく山吹の花を道灌に差し出
しました。

 「七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだに なきぞかなしき」

                       (後拾遺和歌集・兼明親王)

 上記の歌を知っていた娘は、山吹を差し出すことで、実をつけない(実のひ
とつもない)山吹のように、貧しい我が家は蓑ひとつもなくお役にたてなくて
悲しいという気持ちを道灌に伝えました。

 道灌は娘が差し出した花の意味が分からず、後からその意味を知って自身の
素養のなさに恥じ入ったとされ、道灌が歌に目覚めるきっかけとなった話とし
て今に伝わっています。

 ちなみに、道灌の歌としては下記がよく知られています。


 「急がずば 濡れざらましを旅人の あとより晴るる 野路の村雨」


 もう少し待てば雨があがったものを・・・誰もが経験したことのあるような
エピソードですが、警句とすることもできます。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.日銀の景気見通し







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  19251.87(- 37.56)▼0.19%
◎TOPIX  1536.67(-  0.74)▼0.05%

◎売買高概算   19億7020万株
◎売買代金概算   2兆4554億円
◎時価総額   567兆2259億円

◎値上り銘柄数 1219   ◎(年初来)新高値 104
◎値下り銘柄数  672   ◎(年初来)新安値   3
◎変わらず    125

◎騰落レシオ(25日) 102.27%(前日比1.94%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ●●●〇〇〇●〇〇〇〇● 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +2.37% 75日線比 +0.81%


◎為替  (対 ド ル)111.35(前日比0.12円安)
     (対ユーロ)121.38(前日比0.01円高)

◎出来高上位

 1.東芝   <6502> 221.5円(+  0.6円)12865万株
 2.みずほ  <8411> 206.8円(+  0.6円) 9820万株
 3.三菱UFJ<8306> 721.7円(+  1.7円) 6359万株
 4.ソレイジア<4597>   549円(+    9円) 5818万株
 5.ヤフー  <4689>   475円(-   50円) 5437万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 14780円(-   50円)  859億円
 2.キヤノン <7751>  3731円(+  133円)  606億円
 3.任天堂  <7974> 27465円(-  155円)  530億円
 4.ソフトBK<9984>  8393円(+   27円)  460億円
 5.三菱UFJ<8306> 721.7円(+  1.7円)  457億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1330万株 買い1150万

 本日の東京マーケットは日経平均株価が5日ぶりに下落、37円(0.19
%)安の1万9251円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが21ドル安となり、また昨日までの4日間で858円の上
げ幅となった後だけに朝方から売りが先行。寄付き直後には下げ幅が89円と
なる場面がありました。ただ、下値では外国人と見られる先高期待の買いが入
り、直ぐに下げ幅を縮小。決算発表シーズンとあって好業績発表銘柄が軒並み
買われる展開となっています。売買代金は2兆4554億円、上海総合指数は
11ポイント(0.3%)高の3152です。


 本日、東証が4月第3週(17~21日)の投資家別株式売買動向を発表。
注目の外国人は3週連続の買い越しで買越額は2770億円と今年最大。個人
は2週連続の売り越しで売越額は883億円、信託銀行は3週連続の売り越し
で売越額は193億円となっています。


 業種別では、水産、繊維、精密、化学、小売などが高く、一方で電力ガス、
証券、医薬品、自動車、海運などが下げています。

 個別銘柄では、決算発表シーズンで好業績発表銘柄が軒並み高。特殊鋼世界
最大級で日産・ホンダ向け主力の大同特殊鋼が73円高の612円と大幅高で
年初来高値更新。17年3月期の連結純利益が前の期比2倍超となり、好感し
た買いが入っています。

 キヤノンが133円高の3731円と値を飛ばして年初来高値更新。17年
12月期の連結純利益が前期比19%増の1800億円になる見通しと発表。
従来計画を100億円上回り、好感した買いが入っています。スマホ向け有機
ELディスプレー需要の高まりで蒸着装置や露光装置の販売が好調です。

 油圧ショベル軸に建機国内2位で世界3位クラスの日立建機が81円高の2
879円と値を飛ばしています。18年3月期の連結純利益が前期比2.2倍
になる見通しと発表し、好感した買いが入っています。

 ダイワボウが61円高の384円と18%の大幅高。17年3月期連結営業
利益計画を100億円から127億円に上方修正し、好感した買いが膨らんで
います。主力商材のパソコンでモニターなどの周辺機器販売が好調です。

 その他、射出成形機や電動ダイカストマシンの東洋機械が好業績発表でスト
ップ高となる100円高の646円、全国トップの家具インテリア製造小売り
チェーンのニトリが180円高の1万4670円、有機EL関連でアルバック
が80円高の5210円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、新日本空調、中部飼料、日本M&A、グリコ、綜合警
備、キリン、サントリー、カゴメ、ダイワボウ、昭和電工、花王、富士薬、大
同特殊鋼、古河電工、東洋機械、エレコム、マキタ、キヤノン、ニチハ、吉野
家・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[JPモルガン証券]
 引下げ A→B(2897)日清食HD     6,500→ 6,500円
 引下げ B→C(2875)東洋水産      4,300→ 4,000円

[野村証券]
 据置き   A(6383)ダイフク      2,900→ 3,200円
 据置き   A(3091)ブロンコビリー   3,500→ 3,000円
 据置き   A(6981)村田製作所    18,000→17,500円
 据置き   A(8036)日立ハイテク    5,758→ 5,540円
 据置き   A(8572)アコム        600→   570円
 据置き   B(3087)ドトール日レス   2,200→ 2,600円
 据置き   B(6755)富士通ゼネラル   2,700→ 2,500円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(4369)トリケミカル    2,900→ 3,100円
 据置き   A(8185)チヨダ       3,200→ 3,300円

[みずほ証券]
 新 規   A(6465)ホシザキ         10,500円

[大和証券]
 据置き   1(2413)エムスリー     3,970→ 3,770円
 引上げ 2→1(4684)オービック     5,630→ 6,600円
 引上げ 3→2(7013)IHI        350→   420円

[ゴールドマンS証券]
 引上げ 2→1(8795)T&DHD     1,860→ 1,920円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎中国工業企業利益
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 中国国家統計局が発表した1~3月の工業企業利益は前年比28.3%増で、
 1~2月の31.5%増から伸びが鈍化しました。



◎建設機械出荷額
 ―――――――
 日本建設機械工業会が発表した2016年度の建機出荷額は前年度比2.2
 %減と、2年連続の減少となりましたが減少幅は前年度(7.5%減)から
 縮小しています。

 尚、足元は好調で、3月の出荷額は新興国向けが好調で前年同月比13.4
 %増と、5カ月連続のプラスとなっています。



◎対内証券投資・株式(財務省集計)※カッコ内は前週の動向
 ―――――――――
 4月16日~22日

  海外投資家 +2584億円(+3148億円) 4週連続買い越し



◎投資部門別の売買状況(東証集計)※カッコ内は前週の動向
 ――――――――――
 4月第3週(4月17日~21日、日経平均285円上昇・週間ベース)

  個人投資家 - 883億円(- 508億円) 2週連続売り越し

  海外投資家 +2770億円(+1027億円) 3週連続買い越し

  事業法人  +   2億円(+ 215億円) 3週連続買い越し

  信託銀行  - 193億円(-  10億円) 3週連続売り越し


 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
  は年金資金等の売買動向を反映しています。





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【3】日銀の景気見通し                      **
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 日銀は本日の金融政策決定会合で、短期金利をマイナス0.1%、長期金利
の指標となる10年物国債利回りをゼロ%程度に操作する金融政策の現状維持
を、7対2の賛成多数で決定しました。資産買入れ方針も現状維持です。

 同時に公表した4月の「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)では、景
気判断を「緩やかな拡大に転じつつある」とし、前回の「緩やかな回復基調を
続けている」から表現を強めています。日銀が景気判断で「拡大」との表現を
使うのは9年ぶりのことです。

 尚、基本的見解として日銀は下記のように述べています。


「わが国経済は、海外経済の成長率が緩やかに高まるもとで、きわめて緩和的
 な金融環境と政府の大型経済対策の効果を背景に、2018年度までの期間
 を中心に、景気の拡大が続き、潜在成長率を上回る成長を維持するとみられ
 る。

 2019年度は、設備投資の循環的な減速に加え、消費税率引き上げの影響
 もあって、成長ペースは鈍化するものの、景気拡大が続くと見込まれる。」


「消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、マクロ的な需給ギャップの改善や
 中長期的な予想物価上昇率の高まりなどを背景に、プラス幅の拡大基調を続
 け、2%に向けて上昇率を高めていくと考えられる。」


 また、物価見通しと成長率見通しについては、前回1月時点での見通しと比
べ、下記のように修正しています。2019年度については今回初めての公表
です。
    
            
  【物価上昇率】   今回     前回

   2017年度  1.4% ← 1.5% (下方修正)

   2018年度  1.7% ← 1.7% (据え置き)

   2019年   1.9%(消費増税の影響除く)


  【成 長 率】   今回     前回

   2017年度  1.6% ← 1.5% (上方修正)

   2018年度  1.3% ← 1.1% (上方修正)

   2019年度  0.7%




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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決算発表シーズンを迎えています。業績が為替相場の影響を受ける企業であれ
ば、事業計画(業績予想)の前提となる想定為替レートのチェックは欠かせま
せん。ちなみに、ファナックが本日発表した今期(2018年3月期)の営業
利益見通しは1.5%増と増加率は小さく市場予想を下回りましたが、想定為
替レートは対ドルで100円、対ユーロで110円と設定しています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 11年連続受賞 =


◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2016
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 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2016/category/asset-stock.html


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