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―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 ⇒ https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー!株式 ◎ 2017/07/10 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。aquaです。 世界の人口が50億人に達したのが30年前(1987年)の7月11日で 国連人口基金はその日を「世界人口デー」としました。 50億人目と認定された赤ん坊を、当時の国連事務総長が祝福した映像がニ ュースで流れましたのでご記憶の方もいらっしゃるかと思います。 世界の人口は1999年に60億人を突破し、2015年時点では約73億 人、2030年には80億人を超え、2050年には98億人に達する見通し です。 ちなみに、国連の推計によりますと、33年後の2050年における人口の 多い国ランキング上位5カ国は下記のようになっています。※カッコ内は20 17年の推計人口。 1位)インド 16億6000万人 (13億4000万人) 2位)中国 13億6000万人 (14億1000万人) 3位)ナイジェリア 4億1064万人 ( 1億9089万人) 4位)米国 3億8959万人 ( 3億2446万人) 5位)インドネシア 3億2155万人 ( 2億6399万人) …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.好戦家の勝利 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 20080.98(+151.89)△0.76% ◎TOPIX 1615.48(+ 8.42)△0.52% ◎売買高概算 15億4025万株 ◎売買代金概算 2兆0992億円 ◎時価総額 594兆6279億円 ◎値上り銘柄数 1411 ◎(年初来)新高値 109 ◎値下り銘柄数 469 ◎(年初来)新安値 10 ◎変わらず 140 ◎騰落レシオ(25日) 101.64%(前日比4.97%上昇) ◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 〇〇〇●〇●〇●〇●●〇 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.21% 75日線比 +2.86% ◎為替 (対 ド ル)114.19(前週末比0.50円安) (対ユーロ)130.15(前週末比0.32円安) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 204.6円(- 1.3円) 9985万株 2.ソレイジア<4597> 401円(- 22円) 5926万株 3.三菱UFJ<8306> 749.3円(- 4.7円) 5171万株 4.日本郵船 <9101> 221円(+ 4円) 4820万株 5.トレイダズ<8704> 333円(+ 3円) 4344万株 ◎売買代金上位 1.任天堂 <7974> 36470円(+ 1310円) 1410億円 2.日経レバE<1570> 16070円(+ 250円) 676億円 3.トヨタ自 <7203> 6187円(+ 30円) 469億円 4.ソフトBK<9984> 8928円(- 6円) 459億円 5.三菱UFJ<8306> 749.3円(- 4.7円) 387億円 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り340万株 買い450万 本日の東京マーケットは、日経平均株価が151円(0.76%)高の2万 0080円と2万円の大台を回復して取引終了です。 注目の米雇用統計で雇用者数の増加の勢いが増したことを好感してNYダウ は94ドル(0.44%)高、特にハイテク株比率が高いナスダック指数は6 3ポイント(1.0%)高と大きく上昇したことを受け、東京市場も朝方から 買いが先行。日米金利差拡大で円相場が1ドル=114.20円前後と円安に 進行したことも買い安心感を誘い、引けにかけて徐々に上げ幅を広げています。 売買代金は2兆992億円、上海総合指数は5ポイントの小幅安で3212で す。 業種別では、海運、電機、精密、証券、不動産、建設などの上げが目立ち、 一方で石油、水産などが下げています。 個別銘柄では、大塚製薬グループで殺虫剤首位、傘下にバスクリンや白元を 有するアース製薬が大幅高、300円高の6370円と上場来高値を更新です。 強い毒を持つ南米原産のヒアリが国内で相次ぎ発見され、害虫対策商品の需要 が高まるとみた買いが入っています。 任天堂が1310円高の3万6470円と大幅高。米雇用統計の発表を受け て円安に進行しており、相場全般先高期待の高まりから牽引役としての期待感 から物色の矛先が向かっています。ゲーム関連としてコナミHDも200円高 の6160円、KLabは209円高の2129円と大幅高です。 半導体・電子部品向け切断、研削、研磨装置で世界首位のディスコが490 円高の1万8700円と値を上げています。4~6月期の連結営業利益が同期 間として2期ぶりに最高益更新と報じられ、好感した買いが入っています。 吉野家HDが125円高の1964円と大幅高で約9年7ヶ月ぶりの高値水 準となっています。3~5月期の連結純利益が前年同期比3.2倍の約4億円 となり、大幅増益を好感した買いが膨らんでいます。積極出店しているうどん 店「はなまる」やすし店「京樽」も収益貢献しています。 その他、エスクローが不動産取引関連事業好調でストップ高となる500円 高の2867円、自動車向けとパチンコ向け電子部品を扱うミタチ産業がスト ップ高で100円高の754円、テレビ・ゲーム・Web等映像関係派遣・制 作業務のクリーク・アンド・リバーが164円高の1400円と大幅高です。 本日の新高値銘柄は、西松建、日本道、東ソー、アース製薬、三井金、ブラ ザー、遠藤照明、ハイデイ日高、伊藤忠、山九、吉野家・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 投資のノウハウがここにあります。 https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [クレディS証券] 据置き A(6963)ローム 8,400→11,500円 [モルガンSMUFJ証券] 据置き A(8078)阪和興業 950→ 1,100円 [野村証券] 据置き B(7182)ゆうちょ銀行 1,620→ 1,660円 [SMBC日興証券] 据置き A(6508)明電舎 520→ 510円 [ゴールドマンS証券] 引上げ B→A(3349)コスモス薬 22,500→25,000円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎国際収支 ―――― 財務省が発表した5月の国際収支(速報)によりますと、海外との総合的な 取引状況を示す5月の経常収支は1兆6539億円の黒字でした。黒字は3 5カ月連続です。 訪日外国人が国内で使った金額から、日本人が海外で支払った金額を差し引 いた5月の旅行収支は1272億円の黒字。黒字は32カ月連続で、黒字額 は過去最高だった前月からは減少しましたが、前年同月比では19%増とな ってます。 ◎地域経済報告 ―――――― 日銀が本日の全国支店長会議でまとめた7月の地域経済報告(さくらリポー ト)によりますと、全9地域のうち5地域(北海道、関東甲信越、近畿、中 国、九州)の景気判断を前回4月の報告から引き上げ、残る4地域(東北、 北陸、東海、四国の景気判断は据え置きました。 尚、全9地域の景気判断で「回復」あるいは「拡大」の文言が使われていま す。 ◎機械受注 ―――― 企業の設備投資の先行指標として注目される「船舶・電力を除く民需」の受 注額は前月比3.6%減で、市場予想(1.6%増)に反して2カ月連続で 減少しました。 内閣府は基調判断を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」から「足踏みが みられる」に変更しています。 ◎対内証券投資・株式 ――――――――― 6月月間の海外投資家の日本株投資は686億の買い越し。買い越しは3カ 月連続ですが、買越額は大幅に縮小しています。 ◎中国CPI・PPI ――――――――― 中国の6月の消費者物価指数(CPI)は5月と同じ前年比1.5%上昇で、 市場予想と一致。 消費者物価よりも上流域の物価動向を示す6月の生産者価格指数(PPI) も5月と同じ5.5%上昇で、市場予想とも一致しました。 ◎街角景気 ―――― 景気ウォッチャー調査は、生活実感としての景況感を示すことから「街角景 気」ともいわれる指標で、50が景気判断の分岐点となります。 6月の調査結果によりますと、街角の景気実感を示す現状判断DIは前月比 1.4ポイント上昇の50ちょうどで、3カ月連続で改善し、昨年12月以 来の50回復です。 2~3カ月先の景気の先行きに対する判断DIも3カ月連続で改善し、前月 比0.9ポイント上昇の50.5となっています。 尚、基調判断は「持ち直しが続いている」で据え置きです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】好戦家の勝利 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 中国の兵法書「孫子」の成立は春秋時代(紀元前400年頃)です。それ以 前の戦(いくさ)は、力で押して後は天運に左右されるという考え方が主流で、 運任せであったわけですが、この書の登場によって大局的な戦略と各局面での 戦術の重要性が認識されるようになりました。 「孫子」は戦い方・勝ち方を表した書ではありますが、その冒頭では安易に 戦端を開くことを諌めており、それが「孫子」の底流にある思想となっていま す。 それでも開戦するに及ばざるをえない場合、戦のやり方をつまびらかにした のが「孫子」です。 ところで、古代ギリシャにはピュロスという好戦家の王がいました。カルタ ゴの将軍ハンニバルに「アレクサンドロス大王に次いで偉大な指揮官」と称え られた人物でもあります。 ピュロス王は戦いには滅法強く、ローマを破るなど幾多の戦争で勝利を収め るのですが、ただそれだけで何を得たわけでもなかったといいます。 この故事から「労力や心労のわりに、得るものが少ない勝利」のことを「ピ ュロスの勝利」といいます。 株式投資におきましても、参戦しよく勝つには、勝ち方と負け方の計画が重 要です。作戦なしで安易に参戦して後は運任せになっていたりしないか、ある いは「ピュロスの勝利」を繰り返してはいないか、振り返ってみることも大切 です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 本日発表のESPフォーキャスト調査は、民間エコノミストの予測を集計した もので、7月調査における4~6月期の実質GDP成長率は年率1.9%増と 2カ月連続で上方修正されました。尚、17年度の実質成長率見通しは1.4 %、18年度は1.1%と、前回6月調査と変わらずです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 11年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2016  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 9年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2016/ ◎まぐまぐ大賞 2016  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 株式資産運用部門 第5位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2016/category/asset-stock.html ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 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