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■□    女性のための株式投資       2017/08/03 夕刊 VOL.8706
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こんばんは。aquaです。

 先日発表された6月の有効求人倍率は1.51倍でした。業種によっても変
わってきますが、職を求めている人100人に対し平均して151件の求人が
あることを示しており、1974年2月(1.53倍)以来43年4カ月ぶり
の高い水準となっています。

 製造業や運輸業・郵便業、建設業の求人数が大きく増加しており、中でも建
設業の人手不足は深刻です。

 そうした状況を背景に建設業の賃金も上昇しています。東京商工リサーチが
2017年3月期決算の上場企業2172社を対象に調査を行っており、平均
年間給与は628万円で、建設業(711万)が唯一の700万円超えとなっ
ています。建設業が年間給与でトップになるのは集計開始以来初めてだそうで
す。

 ただ、建設業でも中小企業となると様相が違い、給与を大きく上げるわけに
もいかず、人手不足は解消されず、帝国データバンクの調査では人手不足によ
る倒産(人手不足倒産)に占める建設業の割合は、過去4年半の集計で全体の
36%を占めています。

 人手が足りなければ末端にしわ寄せが来るのが常で、長時間労働や過重労働
の他、業務の質の低下にもつながり、経験不足や注意不足などによる労働災害
が激増、場合によってはプレッシャーと疲労により自ら命を絶つケースもあり
ます。

 電通の新入社員が過労自殺した事件がありましたが、今年に入り新国立競技
場の建設現場で働いていた男性も自らの命を絶ちました。新国立競技場は20
19年11月末の完成が至上命令で、深夜までの労働が常態化、徹夜で勤務す
ることも度々あり、男性が亡くなる直前の時間外労働は月200時間を超えて
いたことが明らかになっています。

 大手・準大手ゼネコンの業績が拡大する一方、働き方改革で週休2日の公共
工事が増えたこともあって工期がタイト化、しかも人手は足りず、現場の負担
は増すばかりのようです。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版(有料版)通信>

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.上場企業の年間給与ランキング







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  20029.26(- 50.78)▼0.25%
◎TOPIX  1633.82(-  0.56)▼0.03%

◎売買高概算   16億8063万株
◎売買代金概算   2兆2439億円
◎時価総額   600兆0640億円

◎値上り銘柄数 986   ◎(年初来)新高値 135
◎値下り銘柄数 896   ◎(年初来)新安値  20
◎変わらず   139

◎騰落レシオ(25日) 108.49%(前日比4.37%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 〇〇●●●〇〇●●〇〇● 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -0.10% 75日線比 +1.19%


◎為替  (対 ド ル)110.66(前日比0.13円高)
     (対ユーロ)130.93(前日比0.83円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 194.4円(+  0.1円) 9862万株
 2.アジア開発<9318>    23円(±    0円) 4397万株
 3.ANA  <9202>   409円(+ 21.1円) 4194万株
 4.三菱UFJ<8306> 712.8円(-  4.0円) 3934万株
 5.神鋼鋼線 <5660>   230円(-    8円) 3756万株

◎売買代金上位

 1.任天堂  <7974> 37370円(-  520円)  878億円
 2.日経レバE<1570> 15940円(-  110円)  606億円
 3.トヨタ自 <7203>  6225円(-   75円)  391億円
 4.ソフトBK<9984>  8841円(-   74円)  373億円
 5.三菱商事 <8058>2535.5円(+ 76.5円)  313億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り550万株 買い750万

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日ぶりに下落、50円(0.25
%)安の2万0029円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは52ドル高となり、7日連続高で初めて2万2000ドル
台に乗せ、かつ6日連続で史上最高値を更新。ただ、ハイテク株の多いナスダ
ックは0.29ポイント安となり、円相場も1ドル=110.70円前後の円
高で推移していることが重石となり、東京市場は朝方からやや軟調なスタート。

 もっとも下値を売り込む動きも見られず、引けにかけて2万円台前半で揉み
合う展開となっています。東京エレク、ソフトバンク、ファナックの3銘柄で
30円近く日経平均を押し下げています。売買代金は2兆2439億円、上海
総合指数は12ポイント安の3272です。

 業種別では、空運、商社、紙パ、非鉄、電力ガスなどが高く、一方で自動車、
電機、銀行、小剣などが下げています。

 個別銘柄では、ANAが21.1円高の409円と値を飛ばし、昨年来高値
更新。国際線で欧米方面など長距離路線で高単価のビジネス客の利用が増え、
4~6月期の連結経常利益は前年同期比2.3倍の247億円と過去最高。好
感した買いが入っています。

 パナソニックが16.5円高の1512円と連日で上昇。米電気自動車メー
カーのテスラが昨日発表した4~6月期の売上高は前年同期の2.2倍に増加。
テスラに電池を供給しており、収益拡大に繋がるとの思惑から買いが入ってい
ます。

 住友商事が63円高の1578円と値を飛ばして昨年来高値更新。4~6月
期の連結純利益が782億円と前年同期の3.5倍に拡大し、好感した買いが
入っています。

 腕時計のセイコーHDが14円高の507円と値を上げています。4~6月
期の連結営業利益が前年同期比3倍の27億円と膨らみ、好感した買いが入っ
ています。時計事業で高価格帯の販売が伸び、また半導体製造装置向けやスマ
ホ向けの電子部品も好調です。

 古河電工がストップ高で705円高の5650円。18年3月期の連結純利
益が前期比45%増の255億円になる見通しと発表。従来計画200億円か
らの上方修正を好感した買いが集まっています。北米でデータセンター向けの
単価の高い光ファイバー関連製品の需要が拡大しています。

 その他、一押しでロボット・ドローン関連の川田テクノロジーが400円高
の8190円、同じく家具のニトリが360円高の1万6610円と連日で値
を飛ばし、7月の既存店売上高が12%の大幅増で良品計画が1160円高の
2万9550円。

 好業績発表でセラミックファイバーのイソライト工業が80円高の507円
とストップ高、切削工具や耐摩工具専門商社の大崎工機も150円高の998
円とストップ高です。

 本日の新高値銘柄は、ショーボンド、奥村組、PS三菱、東洋建、関電工、
大阪工機、トーカロ、セーレン、保土谷化、三菱ガス、ミヨシ、武田薬、日本
金属、東芝機械、安川電、日本電産、村田製作、住商、山九、ANA、松竹、
東宝・・・等々です。


 東証が7月第4週(7月24~28日)の投資家別株式売買動向を発表。外
国人は3週ぶりに売り越しで売越額は1282億円、一方で個人は6週ぶりに
買い越しで買越額は529億円、年金基金の売買動向を反映する信託銀行は7
週ぶりに売り越しで売越額は79億円です。



☆スペシャル版(有料版)通信

 5月17日号にて6300円前後が狙い目としてご紹介させて頂いたロボッ
ト・ドローン関連の【川田テクノロジー】(3443)。

 同社は大型案件のPC工法で業界トップ。東京ゲートブリッジやレインボー
ブリッジ、更に東京スカイツリーや都内の多くの超高層ビルを手掛け、ホテル
オークラ東京本館の建て替え工事も受注しているということでご紹介させて頂
きました。

 その同社。本日、400円高の8190円と値を飛ばしています。既に第一
目標の7500円は突破し、次なる目標に向けてばく進中です。ここまで15
00円以上の上げ幅となっていますが、仕込まれた方、本当におめでとうござ
います!




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【2】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 据置き   A(9984)ソフトバンク   11,000→12,500円

[野村証券]
 据置き   A(4183)三井化学       645→   770円
 据置き   A(5801)古河電工      5,550→ 6,300円
 据置き   A(7259)アイシン精機    6,300→ 6,600円
 据置き   A(9202)ANA        450→   470円
 据置き   A(9766)コナミ       5,800→ 6,400円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(1942)関電工       1,270→ 1,450円
 据置き   A(5929)三和HD      1,400→ 1,540円
 据置き   A(6810)日立マクセル    2,600→ 2,650円
 据置き   A(8218)コメリ       3,200→ 3,500円
 据置き   A(9065)山九         910→ 1,030円

[みずほ証券]
 据置き   A(9201)JAL       4,200→ 4,700円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   1(5411)JFE       2,700→ 2,750円
 据置き   2(3391)ツルハ      13,500→14,000円
 据置き   2(7261)マツダ       1,800→ 1,900円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎中国非製造業PMI
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 中国メディアの財新と英調査会社IHSマークイットが発表した中国の7月
 サービス部門(非製造業)購買担当者景気指数(PMI)は51.5で、前
 月(51.6)から小幅に低下しました。

 製造業と非製造業を合わせた7月の総合PMIは前月比0.8ポイント上昇
 の51.9で、4カ月ぶりの高水準となっています。




◎対内証券投資・株式(財務省集計)※カッコ内は前週の動向
 ―――――――――
 7月23日~29日

  海外投資家 -1238億円(+2919億円) 3週ぶり売り越し




◎投資部門別の売買状況(東証集計)※カッコ内は前週の動向
 ――――――――――
 7月第4週(7月24日~28日、日経平均139円下落・週間ベース)

  個人投資家 + 529億円(- 953億円) 6週ぶり買い越し

  海外投資家 -1282億円(+ 861億円) 3週ぶり売り越し

  事業法人  + 334億円(+  46億円) 4週連続買い越し

  信託銀行  -  79億円(+ 518億円) 7週ぶり売り越し


 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
  は年金資金等の売買動向を反映しています。




◎新規上場            公開価格     初値     終値
 ――――
 シェアリングテク(3089) 1600円  2990円  2752円





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【4】上場企業の年間給与ランキング                **
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 東京商工リサーチが発表した上場企業の2017年・平均年間給与ランキン
グの上位10社は下記のようになっています。


        <企業>        <平均年間給与>

     1位)TBS         1661万円

     2位)朝日放送        1515万円

     3位)フジ・メディア     1485万円

     4位)野村HD        1451万円

     5位)日本テレビ       1427万円

     6位)日本M&Aセンター   1418万円

     7位)三菱商事        1386万円

     8位)伊藤忠商事       1383万円

     9位)テレビ朝日       1373万円

    10位)スクウェア・エニックス 1365万円



 テレビ、金融機関、総合商社の給与水準が高いのはよく言われるところです
が、メディア関連の給与の高さは突出しています。

 ちなみに、市場別の年間平均給与は、東証1部の676万円が最高で、以下、
マザーズの624万円、地方上場の559万円、東証2部の553万円、ジャ
スダックの542万円の順となっており、東証1部上場企業とジャスダック上
場企業の平均給与には134万円の開きがあります。





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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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自民党役員人事と内閣改造が行われましたが、市場の評価・期待値は「日経平
均50円安」と斯くのごとしで、ほぼインパクトなしです。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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