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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ
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■□　　　　女性のための株式投資　　　　　　　2016/09/05 朝刊 VOL.8234
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おはようございます。ａｑｕａです。

　昨日から本日まで中国・杭州で主要２０か国・地域（Ｇ２０）首脳会議が開
催されています。

　オバマ米大統領と習近平国家主席が握手する姿が報じられていましたが、米
中協力という成果として世界の温暖化ガスの二大排出国であるその米国と中国
（両国で世界の温暖化ガス排出量の約４割を占める）が２０２０年以降の温暖
化対策「パリ協定」の同時批准に動き、同協定は発効へ向けて大きく前進して
います。


　ところで、週末（金）発表となった注目の８月の米雇用統計。非農業部門の
雇用者数は前月から１５万１０００人増加となり、市場予想の約１８万人を下
回りました。

　このため発表直後は早期利上げ観測が弱まって円高となる場面がありました
が、次第に基調としての雇用改善は続いているとの見方から改めて年内利上げ
観測が意識されるようになり、円相場は１ドル＝１０４．００円前後の円安に
進行しています。


　ＮＹダウは７２ドル高となり、シカゴ日経先物は１万７１３０円と１万７０
００円台に乗せ、先週末の東京市場の日経平均株価の終値１万６９２５円より
も２００円ほど高い水準となっています。


　こうした流れを受け、本日の東京市場は朝方から買いが先行。シカゴ日経先
物にサヤ寄せする形で高く始まる楽しみな展開となってきそうです。



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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．ＮＹ市況

 ２．本日の注目点と話題

 ３．心に残る名言







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【１】ＮＹ市況　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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□ダウ工業株　　　　　　１８４９１.９６（＋　７２.６６）△０.３９％
□ナスダック　　　　　　　５２４９.９０（＋　２２.６９）△０.４３％
□Ｓ＆Ｐ５００　　　　　　２１７９.９８（＋　　９.１２）△０.４２％

□ダウ輸送株　　　　　　　７９４６.７９（＋　２９.２３）△０.３７％
□半導体株（ＳＯＸ）　　　　８０６.９５（－　　１.４１）▼０.１７％

□ＮＹ原油先物（１０月限）　　４４.４４（＋　１.２８）
□ＮＹ　金先物（１２月限）１３２６.７０（＋　９.６０）

□バルチック海運指数　　　　７２０　　 （＋　８）

□為替　　　　　　（対ドル）１０３.９７（前週末比０.４０円安）
　　　　　　　　（対ユーロ）１１５.９６（前週末比０.０４円安）

□ＣＭＥ日経２２５先物　　１７１３０（＋１９０）※大阪先物比



　先週末２日のＮＹ株式市場は、９月利上げ観測が後退したことで買いが広が
り、続伸しました。

　米労働省が朝方発表した８月の雇用統計で、非農業部門の雇用者数の増加幅
が１５万１千人にとどまり、市場予想（１８万人）を大きく下回ったことから
月内利上げの可能性が後退し買いが広がりました。

　ダウは一時１２５ドル高まで上げ幅を拡大しましたが、６月から８月までの
３カ月の雇用者数の増加幅の月平均は２３万千人と雇用市場の堅調さの目安と
される２０万人を超えていることや、リッチモンド連銀のラッカー総裁が「政
策金利は今よりもかなり高くあるべきだ」と述べたことが改めて９月利上げを
意識させ相場は上げ幅を縮小。

　３連休を前に持ち高調整の売りも出やすく、ダウはマイナスに転じる場面も
ありましたが、引けにかけては再び持ち直し、ダウ、ナスダック指数ともに続
伸して取引を終了しました。

　Ｓ＆Ｐ業種別指数は全１０業種が上昇。公益、エネルギー、素材、生活必需
品などが上昇率上位となっています。

　個別銘柄では、中国事業の株式の一部を現地の投資会社などに売却すると発
表した米外食大手のヤム・ブランズが上昇。原油高を手がかりにシェブロンや
コノコフィリップスなどのエネルギー株が上昇。フリーポート・マクモランや
ニューモント・マイニングなどの市況関連株もしっかり。グーグルやアップル
などハイテクセクターの大型株も堅調でした。

　一方、冴えない決算を発表したスポーツウェアのルルレモン・アスレティカ
が急落し、アンダー・アーマーやナイキなどにも売りが波及。画像用半導体を
手掛けるブロードコムは決算内容を嫌気した売りで下げ、ブロードコムの製品
納入先の一つである小型カメラのゴープロも下落しました。

　ダウ構成銘柄では、ボーイング、アップル、ビザ、シスコシステムズ、シェ
ブロン、コカコーラなどが上昇し、ナイキ、ウォルマート、プロクター＆ギャ
ンブルが軟調でした。

　ＮＹ原油先物（ＷＴＩ）は５日ぶりに上昇。原油相場は前日まで４日連続で
下げていましたが、この日の雇用統計を受けて９月利上げ観測が後退し、買い
戻しが入りました。早期利上げ観測の後退でＮＹ金先物は続伸しました。




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【２】本日の注目点と話題　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◆先週末２日の日経平均株価（終値）は前日比１円安の１万６９２５円。

　　　　※日経平均の前日までの勝敗　〇●○〇●〇●●〇●〇〇

　個別銘柄では、東京ドーム、任天堂、マクドナルド、ルネサスなどが上昇し、
関西スーパーとノバレーゼがストップ高となりました。※詳しくは２日夕刊の
「相場概況」をご参照ください。

　先週末のＮＹ株は、９月の利上げが遠のいたとの見方が相場を支援し続伸。
一方、為替市場では年内の利上げが意識され円安・ドル高が進行、一時１０４
円３０銭台と、およそ１カ月ぶりの円安水準となっています。

　ＣＭＥ日経２２５先物は１万７１３０円で、先週末の東京市場の日経平均終
値１万６９２５円と比べ２００円ほど高い水準です。ＣＭＥの後に取引を終了
した大阪取引所の日経平均先物の夜間取引終値は１万７１２０円となっていま
す。


◎日経平均株価と上下の節目
　――――――――――――
　１万７２５１円　５月３１日高値
　１万７１３０円　ＣＭＥ日経先物
　１万７０４７円　２００日線
　１万７０００円　心理的節目
☆１万６９２５円　昨日終値
　１万６８４０円　５日線
　１万６７５２円　窓下限（８月３０日高値）


　日経平均株価が終値で２００日線を上抜けば、昨年１２月８日以来約９カ月
ぶりのこととなります。



◎本日の予定
　―――――
　０９：００　７月の毎月勤労統計速報
　０９：３０　８月のサービス業ＰＭＩ
　１０：４５　中国８月の財新非製造業ＰＭＩ
　１１：３０　日銀総裁講演


　本日は中国・杭州で開催されている２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会議の最
終日です。

　なお、アメリカはレーバー・デーの祝日のため、今晩のＮＹ市場は休場とな
ります。



◎決算発表　
　――――
　１５：００　日本ハウス（１８７３）、ピジョン（７９５６）



●その他のトピック

・楽天、フリマアプリ「フリル」を買収　女性や若者を開拓

・ヤマハ、子会社のリゾート事業再編　「つま恋」年内終了

・ホンダ、８月の中国新車販売３６％増　トヨタ１．８％増

・化粧品各社、訪日客向け販売好調　資生堂は計画引き上げ

・日本駐車場、今期純利益６７％増　スキー場の回復見込む

・Ｒフィールドの５～７月期、客単価上昇で純利益２．１倍

・三井ハイテック、日本駐車場、サンウッドが自社株取得枠




◎明日以降の主な予定　※予定は変更になる場合があります。

　６日（火）　米国８月のＩＳＭ非製造業景況感指数

　７日（水）　７月の景気動向指数速報
　　　　　　　米地区連銀経済報告（ベージュブック）

　８日（木）　７月の国際収支
　　　　　　　４～６月期のＧＤＰ改定値
　　　　　　　８月の景気ウオッチャー調査
　　　　　　　欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会・結果発表と総裁会見

　９日（金）　メジャーＳＱ
　　　　　　　中国８月のＣＰＩ・ＰＰＩ



◆今日の高島暦　

　＜ 相場の波動 ＞ 後場不二高をみる日　悪目あらば買い狙え

　＜相場高低判断＞ 前場軟弱　後場高し





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【３】心に残る名言　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　　　　　　　　人間性について絶望してはいけません。

　　　　　　　　なぜなら、私たちは人間なのですから。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アインシュタイン







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◆９月５日　今日は何の日　六曜：赤口

　クリーンコールデー（石炭の日）、国民栄誉賞の日



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