朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方に配信いたします。
『 人の行く裏に道あり、花の山
誰も見向きもしない大きく下落した○○○○ 』
『 市場の中のイナゴとノイズ 』
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◎ ハロー！株式 ◎ 2016/05/11 夕刊
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こんばんは。ａｑｕａです。
警察庁の調査によりますと、小学１、２年生の交通事故は５月から７月にか
けて増える傾向があるそうです。
学校にも少し慣れて、新しい友人らと遊ぶ機会も増え行動範囲が広がる一方、
交通ルールを十分に身につけず事故の危険性を理解しないままでいることが一
因とみられています。
ところで、成功目前でミスを犯して失敗してしまったという経験は誰にでも
あるかと思います。
「油断大敵」あるいは「百里を行く者は九十を半ばとす」という言葉が示し
ますように、何事におきましても最後のツメが重要であり、慣れや慢心は大き
なミスにつながります。
『徒然草』にある「木登り名人」の話もよく知られています。ある木登り名
人が人に指図して高い木の上で作業をさせる時、登り始めでもなく、目的の高
さに達した時でもなく、降りる際、あともう少しで地面というところで「あや
まちすな。心して降りよ」と声をかけたという話です。
「あと少しで終わり」という時に大きなミスや事故が起こってしまうことは
多々あることで、それまでの苦労が水泡に帰してしまうこともあります。
「木登り名人」の話は、上手く行きそうな時こそ、初心にかえり最後まで丁
寧に事を運ぶことが大切であるということを教えてくれています。
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～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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１．今日の相場
２．主な投資判断
３．本日の経済指標等の結果
４．値幅見ず日柄見よ
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【１】今日の相場 ＊＊
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◎日経平均 １６５７９.０１（＋ １３.８２）△０.０８％
◎ＴＯＰＩＸ １３３４.３０（－ ０.６０）▼０.０４％
◎売買高概算 ２１億２８６４万株
◎売買代金概算 ２兆１８７５億円
◎時価総額 ４９５兆８４８７億円
◎値上り銘柄数 ８９９ ◎（年初来）新高値 ８２
◎値下り銘柄数 ９２５ ◎（年初来）新安値 １４
◎変わらず １２７
◎騰落レシオ（２５日）１０２.３４％（前日比４.３１％上昇）
◎サイコロ（日経平均） ６勝６敗 ○○○●●●●●●○○○ ５０.０％
◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋０.４８％ ７５日線比 －０.２１％
◎為替 （対 ド ル）１０８.７３（前日比０.１５円高）
（対ユーロ）１２３.８２（前日比０.２０円高）
◎出来高上位
１.みずほ ＜８４１１＞ １６５.８円（± ０円）１４３１９万株
２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ５０７.０円（－ １.８円） ６６９８万株
３.神戸製鋼 ＜５４０６＞ １０２円（± ０円） ４６０８万株
４.ユニチカ ＜３１０３＞ ５６円（＋ ２円） ３６６５万株
５.ＩＨＩ ＜７０１３＞ ２４２円（＋ ５円） ３５９８万株
◎売買代金上位
１.日経レバＥ＜１５７０＞ １１１１０円（± ０円） １９４８億円
２.トヨタ ＜７２０３＞ ５６３４円（－ ４３円） ５０３億円
３.ソフトＢＫ＜９９８４＞ ６１０４円（＋ １１２円） ４３６億円
４.小野薬 ＜４５２８＞ ５２０６円（－ ４円） ４０６億円
５.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ５０７.０円（－ １.８円） ３４４億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１５５０万株 買い１７７０万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅ながら３日連続高、１３円（０
．０８％）高の１万６５７９円で取引終了です。
昨晩のＮＹダウが２２２ドルの大幅高となり、円相場も１ドル＝１０９．３
０円前後の円安に振れたことを好感して朝方から幅広い銘柄に買いが先行。１
０：０６には上げ幅が２４９円となって１万６８１４円まで上昇する場面があ
りました。
ただ、買い一巡後は半値戻しとして意識される節目１万６７９４円を上回っ
たことで戻り売りが優勢となり、加えて円相場が１０８円台半ば近くまで急速
に円高に振れたことも重石となり、引けにかけては上げ幅を縮小しています。
売買代金は２兆１８７５億円、上海総合指数は４ポイントの小幅高で２８３７
です。
業種別では、機械、電機、情報通信、繊維などが高く、石油、陸運、医薬品、
証券、鉄鋼などが下げています。
個別銘柄では、清水建設が３３円高の１０１５円と値を上げて年初来高値更
新。１６年３月期の連結営業利益が前期比８９％増の９４６億円と発表。好業
績を好感した買いが入っています。首都圏での再開発やインフラ需要の増加が
増益に寄与しています。
富士ソフト子会社のサイバネットが大幅高、６１円高の８６５円となってい
ます。１６年１～３月期の連結営業利益が前年同期比３．５倍の３億１８００
万円になったと発表し、収益急回復を好感した買いが入っています。仮想実験
ソフトなどを手掛けており、自動運転関連やＶＲ（仮想現実）関連としてのテ
ーマ性もあります。
１００円ショップ大手で中部地方を中心に全国展開するセリアが４１０円高
の７１６０円と値を上げて昨年来高値更新。今期（１７年３月期）の税引き益
が前期比１１％増の８８億円になる見通しと発表。年間配当も前期比５円増の
３５円とする予定であり、好業績と増配を好感した買いが入っています。
ＫＤＤＩが７２円高の３３４６円と連日で上昇。１６年３月期の連結営業利
益が８３００億円前後になる模様と報じられ、過去最高を更新する好調な業績
を好感した買いが入っています。データ通信量の多いスマートフォンの契約者
数が伸びて業績を牽引しています。
臨床試験受託の最大手の新日本科学が連日のストップ高で１００円高の６５
７円。出資する製薬会社と米製薬大手ファイザーが治療薬を共同開発すること
で合意したと昨日に発表し、ファイザーから契約時に特許技術使用料を受け取
ることから業績拡大を期待した買いが継続しています。
その他、羽田空港国内線ターミナルビルの家主の日本空港ビルが３５円高の
３６７５円、カーエアコンのコンプレッサー世界２位のサンデンが好業績見通
しで５１円高の３７２円、飲料用充填装置で国内最大手の渋谷工業が好業績で
２１１円高の１５５０円、建設機械やがん治療装置も手掛ける住友重機が６３
円高の５３４円と値を飛ばしています。
本日の新高値銘柄は、清水建、協和エクシオ、九電工、新日本科学、キリン、
カゴメ、ライオン、ＴＯＷＡ、富士通ゼネ、日本光電、西松屋、パイロット、
ゼンリン・・・等々です。
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【２】主な投資判断 ＊＊
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［クレディＳ証券］
据置き Ｂ（7261）マツダ 1,800→ 1,650円
据置き Ｃ（6954）ファナック 16,000→13,500円
［野村証券］
据置き Ａ（1414）ショーボンド 4,960→ 5,590円
据置き Ａ（7729）東精密 3,273→ 3,246円
据置き Ａ（2331）ＡＬＳＯＫ 7,000→ 7,200円
据置き Ａ（7735）ＳＣＲＥＥＮ 1,077→ 1,125円
据置き Ａ（8801）三井不 4,410→ 4,040円
［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
据置き Ａ（6758）ソニー 3,800→ 3,500円
据置き Ａ（6915）千代田インテグレ 3,300→ 2,840円
据置き Ａ（6981）村田製 22,000→17,000円
据置き Ｃ（4062）イビデン 1,400→ 1,200円
※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【３】本日の経済指標等の結果 ＊＊
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◎景気動向指数（ＣＩ）
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景気の現状を示す一致指数は前月比で０．５ポイント上昇の１１１．２と、
２カ月ぶりに上昇しましたが、上昇幅は市場予想に届かず。基調判断は「足
踏みを示している」で据え置きとなっています。
尚、数カ月先の景気を示す先行指数は２カ月連続で低下しています。
◎ガソリン価格
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９日時点のレギュラーガソリンの店頭価格（１リットル当りの全国平均）は
前週比０．２円高の１１８．０円と、９週連続の値上りです。
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【３】値幅見ず日柄見よ ＊＊
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短い期間でわずかな価格差を狙って売買を繰り返す投資のやり方を「値幅取
り」あるいは「値ざや稼ぎ」などと言います。価格差（値幅、値ざや）から利
益を得る（取る）という意味で、一部のヘッジファンドやデイトレーダーなど
はまさに値幅取りを狙った投資家です。
こういったやり方も投資手法の一つではありますが、目先の事ばかり追いか
けていますと、大きな流れや潮流の変化を見落としがちとなります。
上昇途中の調整には、縦の動き（上下変動）の「値幅調整」と横の動きの（
一定の時間の経過を要する）「日柄調整」とがあります。
投資家の多くは株価の上昇や下落といった縦の動きには敏感ですが、時間の
経過（日柄）についてはあまり気にしないという傾向があります。
相場にもリズムがあって、３カ月や６カ月周期で相場つきが変わることは実
際によくある事象です。個々の銘柄や経済などの状況によって変動のサイクル
は変わってきますが、６カ月ごとの企業決算、３カ月ごとの四半期決算、信用
取引における６カ月期日なども相場に影響していると考えられます。
また、同じ１００円高でありましても、相場が低空飛行を続けた後の１００
円高と、かなりの期間上昇した後の１００円高とでは意味合いが違ってきます。
もしかすると前者は「上昇開始の狼煙（のろし）」で、後者は「最後の輝き」
かもしれないというわけです。
目先の動きに気を取られてばかりでは大きなチャンスは見えてきません。昔
から伝わる相場格言には「値幅見ず日柄見よ」とありますが、目先の上げ下げ
に一喜一憂せずに、中長期の株価チャートを使って過去の転換点を確認しつつ
大きな流れを見よというのが「日柄見よ」の教えです。
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【５】編集後記 aqua@aqua-inter.com
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トヨタ自動車が先ほど発表した今期（２０１７年３月期）の業績予想は前期比
で売上高６．７％減、営業利益４０％減、純利益３５％減と、市場予想よりも
慎重な見通しとなっています。尚、トヨタの今期の想定為替レートは１ドル＝
１０５円、１ユーロ＝１２０円です。
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～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝ １０年連続受賞 ＝
◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１５
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８年連続で『総合大賞』 ０６年～０７年はマネー部門賞第１位
→ http://melma.com/contents/moy2015/
◎まぐまぐ大賞 ２０１５
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投資・資産運用部門 第４位
→ http://www.mag2.com/events/mag2year/2015/page/cate05/
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発行：アクアリンクス株式会社 関東財務局長（金商）第２２８２号
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