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―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー!株式 ◎ 2016/04/28 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんばんは。aquaです。 端午の節句が近い今は鯉のぼりの季節ですが、ひげ面で恐ろしげな閻魔様の ような鍾馗(しょうき)の絵や人形を飾るご家庭もあります。 鍾馗は、左手で悪鬼を抑え、右手に破魔の剣を持つ中国伝来の鬼神で、子供 を病魔から守る神様として飾られます。 鍾馗の絵柄は、「日本の張飛」「花実兼備の勇士」「家康に過ぎたるもの」 「天下無双の大将」と称えられた徳川十六神将・徳川四天王・徳川三傑の一人、 本多平八郎忠勝の旗印としても知られています。三傑に数えられ、家康が「万 死を免れるも、ひとえに忠勝の力なり」と称えるほど、家康にとって忠勝の存 在は大きなものでした。 「ただ勝つのみ」という名を持つこの武将は、大河ドラマ「真田丸」では好 戦的で威圧的で、主君の家康にとっても扱いにくい猛者として存在しています。 また、ドラマでは娘を溺愛する父親としての忠勝の姿も描かれており、忠勝は 愛娘とともに真田討伐に意欲を燃やすというのが序盤の設定です。 さてドラマではこれからの事ですが、関ヶ原の合戦の際、真田家の長男・信 幸(信之)は家康率いる東軍につき、父昌幸と弟の信繁(幸村)は西軍につき ました。東西に分かれたのは、どちらが勝っても真田家を存続させるための知 略との解釈が一般的ですが、信幸は家康や忠勝の知遇を得ていたことも大きな 理由です。 徳川軍の本体を率いた秀忠が、昌幸と信繁の真田親子の徹底抗戦で信州・上 田に足止めされ、関ヶ原の合戦に間に合わなかったのは史実のとおりで、その 前の合戦でも昌幸・信繁の親子に煮え湯を飲まされていた家康は、関ヶ原の後 の処断で真田親子には切腹を命じる腹づもりでした。秀忠も死罪を主張します が、信幸の助命嘆願に忠勝が加勢、家康に啖呵を切ります。 「お聞き入れくだされなければ、それがしが殿と一戦仕る」 さすがの家康もこれには驚き降参し、結果として忠勝によって真田親子は死 罪を免れます。 こうしたことを踏まえ、改めて個々の性格づけや伏線を意識しながらドラマ をみるのも一興です。ちなみに、信繁が大阪夏の陣で家康を自害寸前にまで追 い詰める働きをしたのはさらに後のことです。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.投資指標あれこれ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 16666.05(-624.44)▼3.61% ◎TOPIX 1340.55(- 43.75)▼3.16% ◎売買高概算 31億5932万株 ◎売買代金概算 3兆1868億円 ◎時価総額 496兆9562億円 ◎値上り銘柄数 228 ◎(年初来)新高値 64 ◎値下り銘柄数 1681 ◎(年初来)新安値 27 ◎変わらず 41 ◎騰落レシオ(25日) 96.19%(前日比3.34%低下) ◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ○○●●○○○○●●●● 50.0% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.22% 75日線比 -0.05% ◎為替 (対 ド ル)108.09(前日比3.11円高) (対ユーロ)122.69(前日比3.30円高) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 167.8円(- 11.6円)31050万株 2.三菱自 <7211> 449円(+ 27円)18094万株 3.三菱UFJ<8306> 520.1円(- 32.9円)14942万株 4.神戸製鋼 <5406> 108円(- 10円)12647万株 5.東芝 <6502> 235.0円(- 9.3円) 6091万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 11230円(- 930円) 3043億円 2.トヨタ <7203> 5654円(- 191円) 846億円 3.三菱UFJ<8306> 520.1円(- 32.9円) 802億円 4.三菱自 <7211> 449円(+ 27円) 802億円 5.ファナック<6954> 16505円(- 1820円) 612億円 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1470万株 買い870万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前日比624円(3.61 %)安の1万6666円で取引終了です。昨晩のNYダウが51ドル高、原油 価格は1.29ドル高で1バレル=45.33ドルまで上昇、円相場も1ドル =111円台半ばの円安水準で推移したことを好感して朝方は買いが先行。1 1:03には上げ幅が281円となる場面がありました。 ただ、昼からは日銀が金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定したこ とを嫌気して一転して売りが優勢。円相場も1ドル=108円台前半と大きく 円高に進行したことも売りを誘い、下げ幅を急拡大しています。日中高値1万 7572円から同安値1万6652円までは920円の下げとなっています。 売買代金は3兆1868億円、上海総合指数は8ポイントの小幅安で2945 です。 尚、東証が4月第3週(18~22日)の投資家別株式売買動向を発表。外 国人は3週連続の買い越しで買越額は5320億円と前の週の3848億円に 続いて大きく買い越しています。個人は2週連続の売り越しで売越額は460 5億、年金基金の売買を反映する信託銀行は3週ぶりに売り越しで売越額は6 98億円です。 業種別では33業種全て下落。特に、証券・銀行、保険、海運、鉄鋼、不動 産、自動車などの下げが目立ちます。 個別銘柄では、相場全般安の中にあって富士電機が大幅高、69円高の47 5円となっています。昨日発表した17年3月期の連結営業利益が前年比4. 4%増の470億円見通しとなっており、連続最高益更新期待の高まりから好 感した買いが入っています。 電子部品のアルプス電気も180円高の1990円と大幅高。昨日の引け後 に17年3月期の年間配当を30円と前期比5円引き上げると発表し、好感し た買いが膨らんでいます。 電子データ収集・分析、コンピュータ解析事業を主とするUBICが115 円高の1244円と年初来高値を更新。昨日の引け後に人工知能(AI)を使 いビッグデータを解析する技術の特許が米国で成立したと発表。会社側は特許 取得による収益への直接的な影響はないとしていますが、将来の業績拡大への 思惑から買いが膨らんでいます。 富士フイルムが53円高の4569円と値を上げています。インスタントカ メラ「チェキ」の販売が好調であり、16年3月期連結純利益が前の期比4% 増の1233億円、今期も増益見通しを示しており、好業績を好感した買いが 入っています。 栃木地盤で北関東や東北にドラッグチェーンを展開するカワチ薬品が大幅高、 439円高の2562円となっています。好業績を自社株買いを発表し、好感 した買いが膨らんでいます。 その他、小型の射出成形機の東洋機械金属が好業績見通し発表で50円高の 387円、関西スーパーが黒字転換で89円高の899円、仮設鋼材リース最 大手のジェコスが好業績見通し発表で105円高の1116円。 中国での病院運営事業に参入の日本トリムが連日で値を飛ばして630円高 の7460円、FAセンサーのキーエンスも好業績を好感して1480円高の 6万7160円といずれも年初来高値更新です。 本日の新高値銘柄は、カワチ薬品、キューピー、TOKAI、日新製鋼、東 光高岳、日本トリム、キーエンス、MARUWA、図書印刷・・・等々です。 ◇◆ 有望銘柄の紹介や投資ノウハウの提供で大好評! 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