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             ◎ ハロー!株式 ◎      2016/04/27 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 「ゴールデンウィーク(黄金週間)」の名は、興行成績が良い期間として映
画会社が宣伝も兼ねて名付けたのが始まりで、例年クリスマスシーズンとこの
時期に合わせて大作映画の封切りが相次ぎます。

 ちなみに、NHKや一部のメディアでは、特定業界の宣伝になることを避け
るとの意図から「ゴールデンウィーク」という言葉は使わず、「大型連休」や
「春の連休」などのように言い方を変えています。

 過去には、NHKに休暇が取れない人から「何がゴールデンウイークだ」な
どとクレームの電話が何本もあったそうです。

 ところで、今年のゴールデンウィークの注目作の一つにレオナルド・ディカ
プリオ主演の「レヴェナント 蘇えりし者」があります。

 今年のアカデミー賞でディカプリオが、自身初の主演男優賞を獲得したこと
でも話題の映画です。

 ディカプリオといえば1997年の「タイタニック」がよく知られており、
同作品は作品賞や監督賞など歴代最多の14部門でアカデミー賞にノミネート
され、同じく歴代最多の11部門でアカデミー賞を獲得する快挙を成し遂げま
したが、主演俳優のディカプリオはノミネートすらされませんでした。

 タイタニックで共演したケイト・ウィンスレットは、2008年の「愛を読
むひと」で主演女優賞を獲得しましたが、ディカプリオは賞を逃し続け、「無
冠の帝王」とも呼ばれました。

 そして「レヴェナント 蘇えりし者」で主演男優賞を獲得。ディカプリオと
ケイト・ウィンスレットは、タイタニックで共演して以来、互いに「大親友」
と公言してきた仲です。

 23歳と22歳で共演した二人は41歳と40歳になり、今年のアカデミー
賞授賞式のステージ上で抱擁する二人の姿はとても印象的でした。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.マクロとミクロ







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  17290.49(- 62.79)▼0.36%
◎TOPIX  1384.30(-  7.39)▼0.53%

◎売買高概算   20億4047万株
◎売買代金概算   2兆2630億円
◎時価総額   513兆2987億円

◎値上り銘柄数 840   ◎(年初来)新高値 47
◎値下り銘柄数 978   ◎(年初来)新安値  9
◎変わらず   132

◎騰落レシオ(25日) 99.53%(前日比0.83%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ○○○●●○○○○●●● 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +3.92% 75日線比 +3.65%


◎為替  (対 ド ル)111.15(前日比0.31円安)
     (対ユーロ)125.84(前日比0.79円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 179.4円(+  0.4円)12284万株
 2.三菱自  <7211>   422円(-   12円)11592万株
 3.三菱UFJ<8306> 553.0円(-  7.9円) 7337万株
 4.東芝   <6502> 244.3円(+  2.4円) 5058万株
 5.川崎重工 <7012>   342円(+    8円) 4799万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 12160円(-   30円) 1324億円
 2.トヨタ  <7203>  5845円(-  104円)  510億円
 3.三菱自  <7211>   422円(-   12円)  492億円
 4.三菱UFJ<8306> 553.0円(-  7.9円)  406億円
 5.ファストリ<9983> 30980円(+  440円)  404億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1700万株 買い1170万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日連続安、62円(0.36%)
安の1万7290円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが13ドルの小幅高となり、原油価格が1.4ドル高で1バ
レル=44.04ドルまで上昇、加えて円相場が1ドル=111.30円前後
の円安に振れたことを好感して朝方は買いが先行。ただ、明日に注目の米FO
MCの結果と日銀金融政策決定会合の結果を控えて買い一巡後は手控え気分が
強まり、マイナスに転じています。決算発表をした米アップルの株価が大幅安
となっていることも重石となっています。売買代金は2兆2630億円、上海
総合指数は11ポイント安の2953です。

 業種別では、水産、食品、石油などが高く、電機、自動車、機械、鉄鋼、医
薬品などが下げています。

 個別銘柄では、家電量販中堅のノジマが111円高の1250円と値を飛ば
しています。昨日の引け後に16年3月期純利益が前期比3.6倍の129億
円と発表。業績好調を好感した買いが膨らんでいます。4Kテレビや掃除の手
間が少ない高品質のエアコンが伸びています。

 近畿から九州までカバーするコカ・コーラウエストが287円高の3030
円と大幅高で約10年ぶりの高値水準まで上昇。コカ・コーライーストと経営
統合に向けて協議を始めると発表し、売上高1兆円、国内のコカ・コーラ商品
の9割を取り扱う巨大ボトラーが誕生するとあって統合による収益寄与を期待
した買いが入っています。コカイーストも246円高の2090円と大幅高で
す。

 ソニー筆頭株主で医療従事者向け情報サイトを運営するエムスリーが196
円高の3055円と大幅高。昨日の引け後に17年3月期の連結純利益が前期
比14%増の143億円になる見通しと発表。連続で最高益を更新することに
なり、好感した買いが入っています。インターネットサイトを通じて製薬会社
のマーケティング支援も手掛け、医師向けに医薬品の最新情報を提供するサイ
トで閲覧数が伸びています。

 その他、中国での病院運営事業への参入で日本トリムが630円高の683
0円と連日で上昇、トヨタ向けが約7割の自動車部品の大豊工業が好業績発表
で137円高の1238円、ビットコイン関連で外為証拠金取引大手のマネー
スクウェアはストップ高で150円高の1143円、新潟発祥の大手ホームセ
ンターのコメリが好業績発表で219円高の2799円と値を飛ばしています。

 ポッキーやプリッツの江崎グリコが250円高の5700円と連日で上昇、
サントリー食品が110円高の4900円、カルビーも130円高の4410
円となるなど食品の一角が値を飛ばしています。


 本日の新高値銘柄は、不二家、エムスリー、協和キリン、サッポロ、宝HD、
カゴメ、信越化、アイカ工、理研ビタミン、日本トリム、KYB・・・等々で
す。





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【2】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 据置き   A(2337)いちごHD      420→   590円

[クレディS証券]
 据置き   A(4519)中外薬       4,000→ 4,400円
 据置き   B(6971)京セラ       6,000→ 5,800円

[UBS証券]
 据置き   A(9990)サックスバー    2,500→ 2,300円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A(4751)サイバー      6,500→ 6,700円

[野村証券]
 据置き   A(2413)エムスリ      3,500→ 3,900円
 据置き   A(2670)ABCマート    7,600→ 8,200円
 据置き   A(4063)信越化学      7,400→ 7,500円
 据置き   A(6756)日立国際      1,831→ 1,847円

[大和証券]
 引下げ 3→2(2809)キユーピー     2,600→ 3,100円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎経済情勢報告
 ――――――
 全国財務局長会議は3カ月に1度の開催で、全国11地域の経済情勢が報告
 されます。4月の全国の景気について「一部に弱さがみられるものの、緩や
 かに回復している」との判断が維持されました。その上で、熊本地震の影響
 を注視するとしています。



◎中国の工業企業利益
 ―――――――――
 3月は前年同月比11.1%増と、2014年7月以来の伸び。1~3月で
 は前年同期比7.4%増となっています。



◎ガソリン価格
 ――――――
 25日時点のレギュラーガソリンの店頭価格(1リットル当りの全国平均)
 は前週比0.5円高の117.1円と、7週連続の値上りです。





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【4】マクロとミクロ                       **
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 経済動向を解説する際に「マクロ」と「ミクロ」という言葉がよく使われま
す。例えば、「マクロ経済指標が・・・・」とか「ミクロ的には回復傾向が見
られる・・」といった具合です。

 「マクロ」とは巨視的とか総合的といった意味であり、経済学的には、国民
所得や設備投資、消費・輸出入といった社会全体の流れを把握し、経済全体に
関わる問題を分析することを指しています。マクロ経済指標としては、本日発
表のGDP統計の他、失業率、鉱工業生産指数などがあります。

 それに対して、微視的という意味の「ミクロ」は、経済学で言う場合、個々
の企業や家計など個別的な事象に着目します。

 ミクロ的な変化はマクロ的な変化に先んじて表れるものです。もちろん、現
状認識にはどちらも重要な要素となります。





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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合という大きなイベ
ントを前に様子見ムードが漂いますが、日経平均株価の日足チャートでは25
日線と75日線の「ゴールデン・クロス」が近づいています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 10年連続受賞 =


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