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             ◎ ハロー!株式 ◎      2016/04/22 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 1995年公開のハリウッド映画「ダイ・ハード3」は、ニューヨーク連銀
から大量の金塊を強奪するという展開でしたが、現実にそこには大量の金塊が
保管されています。

 米国は外貨準備として大量の金塊を保有しており、米に次いで世界2番目の
金準備を保有するドイツは、その大部分をニューヨークとロンドンに分けて保
管しています。米国とドイツの金準備の、かなりの部分がニューヨーク連銀の
地下金庫に保管されているといわれます。

 話は変わりますが、第二次大戦後しばらくは、世界の通貨はドルを基軸にし
た固定為替レートでした。

 固定為替レートの根拠は、当時のドルは金と交換可能な兌換紙幣だったこと
にあります。ドルは金との交換比率が1トロイオンス=35ドルに固定されて
おり(金本位制)、各国通貨はドルと交換比率(日本円は1ドル=360円)
を固定することで通貨価値の裏付けとしていました。これがいわゆる「ブレト
ン・ウッズ体制」です。

 1ドル=360円の根拠は、円(丸)は360度だからとか、約数の多い数
字だからとかの説がありますが本当のところは定かではありません。ちなみに
GHQが1ドルを360円と決定したのは、1949年4月23日だそうです。

 1960年代後半になりますとアメリカは景気拡大とインフレの進行、さら
に過剰財政支出で財政収支が大幅に悪化します。当時のアメリカの債務残高は、
同国の金の保有高の3倍超に達し、実質的にドルの価値は暴落していましたが、
各国中央銀行のドル買いによってかろうじて固定相場制が維持されていました。

 価値が下がったドルと金を交換する動きにも拍車がかかり、1971年、つ
いにアメリカはドルと金との交換停止を宣言し、為替は変動相場制に移行しま
した。これがいわゆる「ニクソン・ショック」(ドル・ショック)です。

 それから40年後の2011年10月31日、円相場は1ドル=75円32
銭の最高値をつけるに至ります。

 余談ですが、1985年9月、ニューヨークのプラザホテルに主要先進5カ
国(日・米・英・独・仏=G5)の財務大臣と中央銀行総裁が集まり、為替政
策に関してG5各国の協調行動への合意(プラザ合意)がなされました。この
会合に出席したメンバー及び各国の財務官は、その後も為替市場に対して強い
発言力を持ったことから「通貨マフィア」と呼ばれるようになりました。

 麻生財務大臣が海外の会議等に出席する際の装いは、おそらくはこの「通貨
マフィア」を意識してのことだと思われます。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.ランキング







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  17572.49(+208.87)△1.20%
◎TOPIX  1407.50(+ 13.82)△0.99%

◎売買高概算   30億1111万株
◎売買代金概算   2兆7889億円
◎時価総額   521兆5080億円

◎値上り銘柄数 1175   ◎(年初来)新高値 55
◎値下り銘柄数  637   ◎(年初来)新安値  6
◎変わらず    140

◎騰落レシオ(25日)108.70%(前日比2.68%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 9勝3敗 ○○●○○○●●○○○○ 75.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +5.94% 75日線比 +5.21%


◎為替  (対 ド ル)110.55(前日比0.90円安)
     (対ユーロ)124.82(前日比1.01円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 181.3円(+  8.1円)45946万株
 2.三菱UFJ<8306> 579.3円(+ 35.7円)20511万株
 3.三菱自  <7211>   504円(-   79円)17276万株
 4.神戸製鋼 <5406>   123円(+    5円) 7260万株
 5.東芝   <6502> 247.7円(+  2.7円) 6053万株


◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 12520円(+  310円) 3100億円
 2.三菱UFJ<8306> 579.3円(+ 35.7円) 1167億円
 3.三菱自  <7211>   504円(-   79円)  873億円
 4.三井住友 <8316>  3803円(+  160円)  850億円
 5.みずほ  <8411> 181.3円(+  8.1円)  825億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1250万株 買い550万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高で4日連続高、208円(1
.20%)高の1万7572円で取引終了です。この4日間の上げ幅は129
6円となります。

 昨晩のNYダウが113ドル安となり、また昨日に457円の大幅高となっ
た後だけに朝方は売りが先行、9:03には下げ幅が171円となる場面があ
りました。ただ、27~28日に日銀金融政策決定会合を控えて追加緩和期待
が高まり、下押し場面では先高期待からの押し目買い意欲は旺盛。

 昼からは日銀が金融機関への貸し出しにマイナス金利の適用を検討している
と報じられ、円相場が1ドル=110.50円前後まで円安に進行したことも
買いを誘い、引けにかけて上げ幅を広げる展開です。売買代金は概算2兆78
89億円、上海総合指数は6ポイントの小幅高で2959です。

 業種別では、銀行、証券、海運、不動産、鉄鋼などが高く、一方、電力ガス、
小売、食品などが下げています。

 個別銘柄では、銀行株が上昇して業種別値上がり率トップ。三菱UFJが3
5.7円高の579.3円、三井住友FGが160円高の3803円、みずほ
FGは8.1円高の181.3円、りそなHDは20.3円高の435.4円
となっています。

 来週27~28日に開く日銀金融政策決定会合で追加緩和に踏み切るとの思
惑から買いが入っています。日銀は金融機関への貸し出しにマイナス金利の適
用を検討するとの一部報道があり、日銀からマイナス金利で資金を調達すれば
マイナス幅で貸し出すことができ、一定の利ザヤを確保できるとの見方に繋が
っています。

 銀行株の上昇を受けて、不動産株も上昇。住友不は157円高の3580円、
東京建物も27円高の1583円といずれも年初来高値更新。三井不は102
.5円高の2966円、三菱地所は54.5円高の2285.5円と値を上げ
ています。

 海運市況が好転しつつあることで、海運株も軒並み高。郵船は8円高の24
6円、商船三井は8円高の280円、川崎汽船は7円高の254円、飯野海運
も5円高の464円と値を上げています。

 その他、16年3月期の連結純利益が前期比約2倍見通しの大成建設が3円
高の771円、円相場が1ドル=110.50円台の円安に振れたことでトヨ
タ自が95円高の5919円、消化器内視鏡シェア7割のオリンパスが110
円高の4570円。

 10~3月期の好業績とソフトバンクとの資本業務提携を好感してサイバー
エージェントが290円高の5680円、ソフトバンクも205円高の629
3円、ユニクロを展開する指数寄与度の高いファーストリテイリングは106
0円高の3万1950円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、前田道、日成ビルド、サッポロ、宝HD、gumi、
日本新薬、テルモ、日ペ、出光興産、新日鉄住金、キーエンス、東京建物、住
友不・・・等々です。





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【2】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 引上げ B→A(4902)コニカミノルタ   1,100→ 1,200円
 引上げ C→B(7752)リコー       1,000→ 1,200円

[モルガンSMUFJ証券]
 新 規   A(4612)日本ペイント        3,600円
 新 規   B(4613)関西ペイント        2,050円

[野村証券]
 据置き   B(4751)サイバー      5,500→ 5,200円
 据置き   B(4775)総合メディカル   4,200→ 3,750円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A(8002)丸紅         690→   670円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎製造業PMI
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 日本経済新聞社が発表した4月の日本の製造業PMI(速報値)は前月に比
 べ1.1ポイント低下の48.0でした。

 PMIは製造業の景況感を示す指標で、低下は4カ月連続、景況判断の分か
 れ目となる50を下回るのは2カ月連続、水準としては2013年1月以来
 の低さとなりました。

 尚、今回のPMIのデータ集計期間は4月12~20日で14日の発生した
 熊本地震の影響を反映した初の景気指標となります。





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【4】ランキング                         **
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 上場企業で「非鉄金属」に分類される企業は35社ありますが、業種内で時
価総額ランキング上位の銘柄をご紹介させていただきます。

 時価総額は前日の値、売上高は現時点の日経の前期(16年3月期)予想数
値、PERは日経算出の昨日時点の予想PERです。


           <時価総額>    <売上高>    <PER>

 1位 住友電工  1兆0968億円 3兆0500億円   12.2倍

 2位 住友鉱山    7511億円   8550億円  142.5倍

 3位 三菱マテ    4799億円 1兆4100億円    8.8倍

 4位 DOWA    2259億円   4100億円   10.3倍

 5位 フジクラ    2053億円   6900億円   11.2倍


 ※日経平均株価の昨日現在の予想PERは15.7倍です。


 尚、古河電工は時価総額(1879億円)では6位ですが、売上高(870
0億円)では4位となります。

 また、稼ぎ頭の事業はそれぞれ違いますが、上記5社で前期業績(売上高と
純利益)予想が増収増益となっているのはフジクラの1社で、住友電工は増収
減益です。あとの3社は減収減益予想となっており、資源価格と為替の動向が
業績に大きく影響しています。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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早いもので来週からゴールデン・ウィークが始まりますが、3月期決算の発表
も来週から本格化します。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 10年連続受賞 =


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