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■□    女性のための株式投資       2016/04/22 朝刊 VOL.8053
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おはようございます。aquaです。

 昨年の本日、4月22日。首相官邸の屋上にドローンが落下しているのが確
認され、大騒ぎとなりました。あれから1年が経過しますが、改めて時の経過
の早さを感じます。

 そして、株式マーケットではあれからテーマとしてのドローン関連がクロー
ズアップされて賑わうことが度々あります。


 ところで、遅ればせながら東京市場も動き始めましたが、既にNYダウは大
きく上昇しており、一昨日まで連日で年初来高値を更新。一昨日の終値は1万
8096ドルとなっています(昨晩は113ドル安の1万7982ドル)。

 年初来高値だけでなく、上場来の高値をも完全にターゲットとして捉えてお
り、2015年5月19日に付けた上場来高値1万8312ドルまであと僅か
200ドル余りに迫っています。

 イギリス、ブラジル、ロシア、韓国なども既に年初来高値を更新中。今後の
展開に期待したいところです。尚、直近の注目材料として、4月27~28日
に日銀金融政策決定会合が開催され、地震の影響もあって更なる金融緩和策が
あるか否か、この点が要注目となります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      17982.52(-113.75)▼0.63%
□ナスダック       4945.89(-  2.24)▼0.05%
□S&P500      2091.48(- 10.92)▼0.52%

□ダウ輸送株       8010.94(- 98.25)▼1.21%
□半導体株(SOX)    667.68(-  4.47)▼0.67%

□NY原油先物(6月限)   43.18(- 1.00)
□NY 金先物(6月限) 1250.30(- 4.10)

□バルチック海運指数    670   (+ 1)

□為替      (対ドル)109.41(前日比0.24円高)
        (対ユーロ)123.43(前日比0.38円高)

□CME日経225先物  17235(-175)※大阪先物比



 21日のNY株式市場は上昇一服、利益確定の売りで反落しました。

 ダウ銘柄で通信大手のベライゾンが朝方発表した決算は売上高が予想を下回
り、同じくダウ銘柄で保健のトラベラーズの決算も市場予想に届かず、両銘柄
とも売り先行で始まったことがこの日の市場のムードを決定づけました。

 朝方発表された週間の新規失業保険申請件数はおよそ43年ぶりの低水準に
低下し、雇用市場の回復を示唆した一方、フィラデルフィア連銀の4月の製造
業景況指数は市場予想に反してマイナスとなりましたが、相場への影響は限定
的。

 欧州中央銀行(ECB)はこの日の定例理事会で、市場予想どおり政策金利
を過去最低のゼロ%で据え置くことを決定しましたが、理事会後の記者会見で
ECBのドラギ総裁が今回の会合では追加緩和を協議しなかったとコメントし
たことで投資家心理がやや悪化しました。ただ、ドラギ総裁は必要に応じてあ
らゆる手段を講じるとも発言したため投資家心理の一層の悪化は食い止められ
ました。

 前日までダウは連日で年初来高値を更新し、原油相場も弱含んだことからこ
の日のNY株は上昇一服、利益確定の売りで反落しました。

 S&P業種別指数ではヘルスケアを除く9業種が下落し、中でも通信と公益
の下げが顕著でした。

 個別銘柄では、失望決算でベライゾンが3%超の下落で、同業のAT&Tも
つれ安。トラベラーズが約6%の下落となり、同業のハートフォードやオール
ステートなどにも売りが波及。慎重な先行き見通しを示したキャリアのユナイ
テッド・コンチネンタルが大幅安、同業のデルタ航空やアメリカン航空なども
売られました。

 前日下げた飲料のコカコーラや日用品のプロクター&ギャンブル(P&G)
なども続落。決算に対する失望売りで玩具のマテルが大幅安となっています。
一方、増益決算を発表したバイオ医薬品のバイオジェンが大幅高。同じく好調
な決算を手掛かりに自動車のゼネラル・モーターズ(GM)や住宅建設のDR
ホートンが堅調でした。

 尚、引け後に決算発表を控えたマイクロソフトとアルファベット(グーグル
の持ち株会社)は上昇して取引を終了しましたが、決算発表後の時間外取引で
はともに売りが優勢となっています。

 ダウ構成銘柄では、IBM、アメリカン・エクスプレス、ナイキ、デュポン
などがしっかり。一方、トラベラーズやベライゾンが大きく値下がりし、マク
ドナルド、コカコーラ、アップル、ウォルマートなども軟調でした。

 この日から取引の中心が6月物となったNY原油先物(WTI)は下落。今
週大幅高となった反動で、ドル高になった場面で利益確定の売りが出ました。
ただ、5月物だった前日終値よりは高く、中心限月の終値としては昨年11月
6日以来、約5カ月半ぶりの高値となっています。




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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆昨日の日経平均株価は3日連続上昇。前日比457円高の1万7363円で
取引を終了しました。

    ※日経平均の前日までの勝敗 ●○○●○○○●●○○○

 個別銘柄では、国際帝石や石油資源などの石油関連が上昇。富士フイルムや
日本MDM、スズキやダイハツなどが大幅高となりました。※詳細は昨日の本
誌夕刊「相場概況」をご参照ください。

 NY株は利益確定の売りで反落。為替はやや円高です。

 CME日経225先物は1万7235円で、昨日の東京市場の日経平均終値
1万7363円と比べ130円ほど安い水準となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 1万7706円 26週線
 1万7684円 窓上限(2月2日安値)
 1万7500円 心理的節目
☆1万7363円 昨日終値
 1万7235円 CME日経先物
 1万7099円 窓下限(4月20日高値)
 1万7000円 心理的節目
 1万6908円 一目雲上限
 1万6853円 5日線


 日経平均株価は一目均衡表の雲を上抜き、最も強気のシグナル「三役好転」
を達成。一方、過去2週間で約1600円(約1割)ほど上昇し、25日線と
の上方カイリは目先過熱が警戒される5%に接近しています。



◎本日の経済指標等
 ――――――――
 09:00 2月の毎月勤労統計確報
 10:00 日銀営業毎旬報告
 11:00 4月の製造業PMI速報値
 13:30 2月の第3次産業活動指数


 欧州ではユーロ圏財務相会合およびEU財務相理事会の開催、ドイツやユー
ロ圏の4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値の発表。NY市場で
も4月の米製造業PMI速報値が発表されます。



◎決算発表
 ――――
 15:15 サーティワン(2268)、JAFCO(8595)
 15:30 中外薬(4519)、富士通ゼネ(6755)


 NY市場では、取引開始前にアメリカン航空、キャタピラー、マクドナルド、
ゼネラル・エレクトリック(GE)などが決算を発表します。



◆その他のトピックは、保育士月給1.2万円上げ、九州新幹線・博多―熊本
あすにも運転再開、個人の資金需要が2年ぶり高水準・低金利で住宅ローン需
要急回復、大卒求人倍率1.74倍の高水準・17年卒予定、日本型介護サー
ビスを輸出・政府が後押し、豪潜水艦入札・日本脱落との海外報道、資源大手
が鉄鉱石の生産見通し引き下げ、VWが米で不正車買い取り・対象57万台。

 ゆうちょ銀・外債や株投資増、明治安田が企業年金の受託停止・マイナス金
利で運用難、大和ハウスなど仮説住宅準備、ヤマダが住宅子会社と連携し電力
小売り、森永製菓やカルビーなどハラル認証菓子でイスラム市場開拓、マクド
ナルド新商品・パティの量1.7倍、T&Gがホテル参入、セブン&アイ・千
葉県柏市のSCが25日開業、シャープ・ホンハイと低価格TVを共同開発、
液晶パネル下げ一服・生産調整進む。

 東芝・原発で損失3000億円・最終赤字は縮小、ソニーが前期営業利益を
下方修正・スマホ向け部品で減損、豊田通商の前期最終が一転赤字に・資源安
で減損、投資家がアローラ氏の適正めぐりソフトバンクに書簡、ヤマハの今期
営業益は最高に迫る、プリマの前期営業益は下振れ。

 サイバーの10~3月純利益14%増、フォスターの前期純利益40%増、
グンゼの前期最終12億円の赤字、グリーの今期最終益上振れ・事業売却で、
日清紡の前期営業5%減益、阪和興の前期純利益2.8倍、クオールの前期営
業益は2期連続の最高、ソフトバンクが4期ぶり増配、ダイヤ通商が自社株取
得枠設定など。



◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 > 戻り売り方針の日 逆に高いと休み明け安し

 <相場高低判断> 人気と反対相場出づ




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【3】心に残る名言                        **
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         戦場に出でては、わが思う様にして、

         人の言うことを聞き入れぬがよし


                     前田 利家






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◆4月22日 今日は何の日 六曜:赤口

 満月、よい夫婦の日、アースデー(地球の日)、ダイヤモンド原石の日、
 カーペンターズの日、大人の日



~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 10年連続受賞 =


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  8年連続で『総合大賞』  06年~07年はマネー部門賞第1位

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◎まぐまぐ大賞 2015
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  投資・資産運用部門 第4位

  → http://www.mag2.com/events/mag2year/2015/page/cate05/


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