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こんばんは。ａｑｕａです。

　日本経済新聞社と就職情報大手マイナビが、来年３月卒業予定の大学生・大
学院生の約３万３千人に聞いた就職企業ランキングを発表しましたので、総合
順位をご紹介させていただきます。


　　　　＜文系総合　人気上位＞　　　　＜理系総合　人気上位＞

　　　　１位　ＪＴＢグループ　　　　　１位　味の素

　　　　２位　全日空　　　　　　　　　２位　ＪＲ東日本

　　　　３位　エイチ・アイ・エス　　　３位　資生堂

　　　　４位　日航　　　　　　　　　　４位　トヨタ自動車

　　　　５位　三菱東京ＵＦＪ　　　　　５位　サントリー


　就職人気企業ランキングは時代の雰囲気を映すデータの一つで、旅行関連企
業が多いのは「訪日客」や「観光立国」などの関連情報が増え、業種として注
目度が高まっている証です。



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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な投資判断

 ３．本日の経済指標等の結果

 ４．ＯＥＣＤ景気先行指数







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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　１６６４６.３４（＋　６７.３３）△０.４１％
◎ＴＯＰＩＸ　　１３３７.２７（＋　　２.９７）△０.２２％

◎売買高概算　　　２０億６７７１万株
◎売買代金概算　　　２兆１７１３億円
◎時価総額　　　４９６兆６５６２億円

◎値上り銘柄数　８９８　　　◎（年初来）新高値　５０
◎値下り銘柄数　９２５　　　◎（年初来）新安値　３８
◎変わらず　　　１２８

◎騰落レシオ（２５日）１１０.４３％（前日比８.０９％上昇）

◎サイコロ（日経平均）　６勝６敗　○○●●●●●●○○○○ ５０.０％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋０.７７％　７５日線比 ＋０.１７％


◎為替　　（対 ド ル）１０８.９２（前日比０.３２円安）
　　　　　（対ユーロ）１２４.３１（前日比０.６４円安）

◎出来高上位

 １.みずほ　　＜８４１１＞　１６７.０円（＋　　１.２円）１１２９７万株
 ２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　５１０.１円（＋　　３.１円）　６０７５万株
 ３.神戸製鋼　＜５４０６＞　 　１０３円（＋　　 　１円）　５７１７万株
 ４.東芝　　　＜６５０２＞　２２２.９円（＋　　　 ２円）　５０４７万株
 ５.新生銀　　＜８３０３＞　　 １６８円（＋　　 １１円）　４５９５万株

◎売買代金上位

 １.日経レバＥ＜１５７０＞ １１２１０円（＋ 　１００円）　１６３６億円
 ２.トヨタ　　＜７２０３＞ 　５５５３円（－ 　　８１円）　１０１８億円
 ３.ソニー　　＜６７５８＞　 ２８５０円（＋　 １２０円）　　４１０奥円
 ４.富士重　　＜７２７０＞　 ３８８１円（＋   １３９円）　　３０８億円
 ５.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　５１０.１円（＋　　３.１円）　　３０７億円



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売１０１０万株　買い６２０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が４日連続高、前日比６７円（０．４
１％）高の１万６６４６円で取引終了です。

　昨晩のＮＹダウが２１７ドルの大幅安だったことを受け、加えて昨日にトヨ
タ自動車が今期４割営業減益見通しを示したことも相場全般の警戒感を誘い、
朝方は売りが先行。９：２１には下げ幅が２０４円となる場面がありました。

　ただ、トヨタ自の株価が比較的しっかりしており、自社株買いも発表して下
げ幅を縮めたこと、朝方に１ドル＝１０８．３０円前後の円高に振れた円相場
が徐々に１０８円台後半の円安に進んだことも買いを誘い、下げ幅縮小からプ
ラスに転じています。売買代金は２兆１７１３億円、上海総合指数は１ポイン
トの小幅安で２８３５です。

　業種別では、繊維、徹国、精密、機械、非鉄などの上げが目立ち、一方で医
薬品、不動産、海運などが下げています。

　個別銘柄では、明治ＨＤが９７０円高の９８４０円と大幅高。１６年３月期
の連結純利益が前の期比２倍の６２５億円で過去最高と発表。業績絶好調を好
感した買いが膨らんでいます。

　プレハブ建築と立体駐車場の大手メーカーの日成ビルドが４９円高の４８０
円と１１％を超える大幅高で年初来高値更新。１４時に好業績と中期経営計画
の数値目標の上方修正を発表し、更なる業績拡大を期待した買いが入っていま
す。

　１３年１０月に古河スカイと住友軽金属が合併して誕生、アルミ圧延能力で
世界３位のＵＡＣＪが４８円高の２６１円と２２％の大幅高。昨日の引け後に
１７年３月期の連結純利益が前期比７６％増の９０億円になる見通しと発表。
自動車向けのアルミ材が引き続き好調に推移する見通しであり、アルミ地金価
格が下落する中で利益率の大幅な伸びを期待した買いが入っています。

　金属加工機械の大手で板金機械はトップのアマダＨＤが７５円高の１１７８
円と値を上げて年初来高値更新。１４時に１７年３月期の営業利益が３９０億
円になる見通しを示し、市場予想３７０億円程度を上回ったことで好感した買
いが入っています。増配意向を示したことも買いを誘っています。

　東レが３９．３円高の９５７．８円と値を飛ばしています。１３時に１７年
３月期の営業利益が前期比１０％増の１７００億円と３期連続で過去最高にな
る見通しを示し、好感した買いが入っています。円相場は１ドル＝１０５円と
前期よりも円高を見込みますが、炭素繊維材料や主力の繊維事業の伸びが見込
めます。

　その他、民泊関連でエボラブルアジアが５４０円高の４５８０円、大手銀行
系の企業再生ファンドが支援すると報じられたトクヤマが３３円高の２０４円。

　日産の傘下で再建と報じられた三菱自動車はストップ高で８０円高の５７５
円、臨床試験受託最大手の新日本科学は米製薬大手ファイザーとの共同開発を
材料に３日連続のストップ高で１００円高の７５７円となっています。

　本日の新高値銘柄は、コムシス、矢作建、大東建、日成ビルド、森乳、新日
本科学、カゴメ、ライオン、アマダ、ナブテスコ、サンデン、ダブル・スコー
プ、パラマウントベッド、ＫＤＤＩ・・・等々です。




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【２】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［ドイツ証券］
　据置き　　　Ａ（9984）ソフトバンク　　　 6,500→ 7,000円
　引下げ　Ａ→Ｂ（4502）武田薬　　　　　　 5,750→ 5,100円
　据置き　　　Ｂ（7261）マツダ　　　　　　 1,950→ 1,820円

［野村証券］
　据置き　　　Ａ（1803）清水建設　　　　　 1,140→ 1,190円
　据置き　　　Ａ（1835）東鉄工　　　　　　 3,645→ 3,600円
　据置き　　　Ａ（5949）ユニプレス　　　　 2,900→ 2,550円
　据置き　　　Ａ（6861）キーエンス　　　　68,000→80,000円
　据置き　　　Ａ（7203）トヨタ　　　　　　 7,000→ 6,700円
　引上げ　Ｂ→Ａ（8303）新生銀行　　　　　　　　　　 270円
　据置き　　　Ａ（8802）三菱地所　　　　　 3,480→ 3,100円
　据置き　　　Ａ（9708）帝国ホテル　　　　 2,780→ 2,770円
　引下げ　Ａ→Ｂ（6952）カシオ　　　　　　 2,900→ 2,000円

［大和証券］
　据置き　　　１（6744）能美防災　　　　　 1,800→ 1,740円
　据置き　　　１（8056）ユニシス　　　　　 1,840→ 1,850円
　据置き　　　１（9613）ＮＴＴデータ　　　 7,100→ 6,770円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【３】本日の経済指標等の結果　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎国際収支
　――――
　２０１５年度の国際収支（速報）で、海外との総合的な取引状況を示す経常
　収支は１７兆９７５２億円の黒字となりました。

　輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支が、原油安の恩恵で５年ぶりに黒字
　転換したことが寄与し、貿易収支を含む経常収支の黒字額は前年度の２倍超
　に膨らみました。

　尚、訪日外国人が国内で使った金額から、日本人が海外で支払った金額を差
　し引いた２０１５年度の旅行収支は１兆２７３１億円の黒字で、比較可能な
　１９９６年度以降で最大となっています。



◎オフィス空室率
　―――――――
　４月の東京都心オフィス空室率は前月比０．１１ポイント低下の４．２３％
　で、３カ月ぶりに空室率が低下（市況が改善）しました。



◎企業倒産件数
　――――――
　民間調査会社の東京商工リサーチが発表した４月の全国企業倒産件数は前年
　同月比７．１％減の６９５件で、４月としては１９９０以来、２６年ぶりに
　７００件を下回りました。



◎街角景気
　――――
　４月の景気ウォッチャー調査（街角景気）は、景気の実感を示す現状判断指
　数が４３．５と、前月から１．９ポイント低下し、２カ月ぶりに悪化しまし
　た。基調判断は「弱さがみられる」で据え置きです。



◎対内証券売買契約等の状況（財務省集計）※カッコ内は前週の動向
　――――――――――――
　４月２４日～３０日　　
　　海外投資家　－　４１８億円（＋６０１６億円）＊５週ぶり売り越し

　５月　１日～　７日
　　海外投資家　－４３４６億円（－　４１８億円）＊２週連続売り越し


　上記のように海外投資家の直近の動向は２週連続で売り越しとなっています
　が、４月月間では１兆１０１９億円の買い越しで、昨年１１月以来、５カ月
　ぶりの買い越しとなっています。




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【４】ＯＥＣＤ景気先行指数　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　世界経済の持続的成長を計るべく活動するＯＥＣＤ（経済開発協力機構）は
加盟３４カ国、１４００名超の専門家を擁する世界最大のシンクタンク（研究
機関）でもあります。

　ＯＥＣＤが主要各国の経済指標に基づき、全体および各国別に作成する「Ｏ
ＥＣＤ景気先行指数」は、国内総生産（ＧＤＰ）などの景気動向よりも６カ月
程度先行する傾向があるとされ、景気の転換点を探る上で注目されます。

　ちなみにＯＥＣＤが昨日発表した３月の景気先行指数と直近３カ月の状況は
下記のようになっています。※１００が景気拡大・縮小の分岐点。


　　　　　　　　　　＜３月＞　　＜２月＞　　＜１月＞

　　　ＯＥＣＤ　　　９９.６　　 ９９.７　　 ９９.７ 

　　　ユーロ圏　　１００.４　　１００.５　１００.５

　　　イギリス　　　９９.１　　 ９９.１　　 ９９.２

　　　フランス　　１００.９　 １００.９　 １００.９

　　　ドイツ　　　　９９.７　　 ９９.７　　 ９９.７

　　　アメリカ　　　９８.８　　 ９８.９　　 ９９.０

 　 　日本　　　　　９９.５　　 ９９.６　　 ９９.６

　　　中国　　　　　９８.３　　 ９８.３　　 ９８.３

　　　インド　　　１００.３　 １００.２　 １００.１

　　　ロシア　　　　９８.６　　 ９８.４　　 ９８.３




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【５】編集後記                           　 　　　 aqua@aqua-inter.com
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大手旅行会社のエイチ・アイ・エスは、海外旅行に向かう機内の隣の席に現役
女子大生が座ってくれるキャンペーンの実施を昨日アナウンスしましたが、批
判が多く即日で中止しました。批判を待つまでもなく、このような企画が通っ
てしまうことに驚きです。就職先として学生にも人気の同社ですが、今回の件
では品を落としました。

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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝　１０年連続受賞　＝


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