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こんばんは。aquaです。

 フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」が本日午前0時に解禁と
なりました。

 ボージョレ・ヌーボーの輸入量は4年連続で減少する見込みですが、国内で
のワイン消費量は拡大傾向にあります。

 昔は「安かろう、悪かろう」のイメージが強かった国産ワインも、近年は品
質の向上が目覚ましく、評価が高まっていることも全体の流通量の増加に寄与
しているもの思われます。

 ちなみに、今年の世界最大のワインコンクールで、世界から集まった約1万
6千銘柄のワインの中から、金賞を超える最高位のプラチナ賞に日本産ワイン
が輝いています。プラチナ賞が授与されるのは全体の1%弱程度で、アジアの
ワインとしては初の栄誉です。

 ところで、日常的にワインを飲む人が増えていることや国産ワインの人気の
高まりを背景に、国内ワイナリー(醸造所)が増加傾向にありますが、ワイン
生産量日本一の都道府県は神奈川県で、日本全体の3分の1程度を生産してい
ます。神奈川県はブドウの生産量やワイナリーの数は少ないのですが、県下に
メルシャン(キリンの子会社)の藤沢工場があるためです。

 尚、現在は原料産地や葡萄品種に関係なく国内醸造のワインであれば「日本
産」を表示することが可能となっています。

 「国産」のラベルが貼られたワインのおよそ8割は海外から輸入した濃縮ぶ
どう果汁を国内工場で加工したもので、低価格の国産ワインの多くは輸入果汁
の加工品にすぎません。

 しかしながら、2018年からは日本産のぶどうを100%使用し国内で醸
造したワインのみが「日本ワイン」の名称を使用でき、「国産ワイン」とは区
別されます。これにより、日本ワインの地位向上とブランド化が一層進むもの
と思われます。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.11月の株主優待





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  17862.63(+  0.42)△0.00%
◎TOPIX  1423.08(+  1.43)△0.10%

◎売買高概算   23億7012万株
◎売買代金概算   2兆4285億円
◎時価総額   525兆1938億円

◎値上り銘柄数 1069   ◎(年初来)新高値 113
◎値下り銘柄数  772   ◎(年初来)新安値   3
◎変わらず    144

◎騰落レシオ(25日) 131.88%(前日比8.51%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 〇●●〇●●〇〇〇●〇〇 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +3.62% 75日線比 +5.91%


◎為替  (対 ド ル)109.33(前日比0.09円高)
     (対ユーロ)116.85(前日比0.29円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 197.9円(-  1.1円)31558万株
 2.三菱UFJ<8306> 673.2円(-  9.6円)20447万株
 3.ユニチカ <3103>    82円(+    1円) 4745万株
 4.エンシュウ<6218>    95円(+   30円) 4697万株
 5.キムラタン<8107>     7円(±    0円) 4121万株

◎売買代金上位

 1.三菱UFJ<8306> 673.2円(-  9.6円) 1357億円
 2.日経レバE<1570> 12670円(-   10円)  922億円
 3.三井住友 <8316>  4133円(-   57円)  772億円
 4.みずほ  <8411> 197.9円(-  1.1円)  616億円
 5.トヨタ自 <7203>  6151円(-   35円)  594億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1130万株 買い1040万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅高、0.42円高の1万786
2.63円で取引終了です。昨晩のNYダウは54ドル安と一服、円安進行も
一息ついており、朝方からやや売りが先行。もっともトランプ相場による先高
期待は強く、下値は限定的。先高期待からの押し目買いが相場を下支えし、小
幅ながらプラスで引けています。

 本日、安倍首相とトランプ次期米大統領の会談、加えてイエレンFRB議長
の議会証言を控えて注目が集まっています。TOPIXは6日連続高、売買代
金は2兆4285億円、上海総合指数は3ポイントの小幅高で3208です。

 東証が発表した11月第2週(7~11日)の投資家別株式売買動向では、
外国人は2週ぶりに買い越しで買越額は4006億円と大きく膨らんでいます。
前の週は645億円の売り越しでした。一方、個人は2週ぶり売り越しで売越
額は4154億円、年金基金の動向を映す信託銀行は3週連続の売り越しで売
越額は775億円です。

 業種別では、空運、陸運、海運、食品、繊維などが高く、証券、銀行、非鉄、
自動車、機械などが下げています。

 個別銘柄では、美顔器や痩身器具など家庭用美容・健康機器メーカーのヤー
マンが235円高の4440円と大幅高で上場来高値更新。14日に16年1
0月期の連結純利益が前期比3.4倍の15億円になる見通しと発表。従来計
画から5億円超上回り、好感した買いが継続しています。中国での人気が高く、
中国の電子商取引(EC)大手アリババ集団が今月11日に実施したセールも
好調なことから更なる業績拡大への期待が高まっています。

 東京産業が60円高の531円と連日で大幅高。環境省が東京電力福島第1
原子力発電所事故に伴う除染作業で出た汚染土壌を保管する中間貯蔵施設の本
体工事に着手したと報じられ、関連銘柄として物色の矛先が向かっています。
同社は除染特別地域への資材運搬や物流システムの構築を手掛けています。

 一押しの三菱電機が連日で年初来高値更新、35.5円高の1592円とな
っています。10月31日には下期の為替見通しを1ドル=100円と従来よ
り円高に見直したにもかかわらず、通期の利益見通しを引き上げており、業績
への自信の表れと取れます。足元で円安に進行しているだけに業績拡大が期待
できます。

 iPS細胞の研究試薬や創薬支援、臨床検査事業を手掛けるリプロセルが3
日連続高で12円高の458円。ファンケルにiPS細胞から作成する研究用
のヒト細胞を提供すると発表。ファンケルはリプロセルの細胞を使ってアンチ
エイジングに効果がある商品を開発する計画であり、好感した買いが入ってい
ます。ファンケルは13円高の1564円です。

 JALが70円高の3331円、ANAが4.8円高の303円と値を上げ、
空運が業種別値上がり率トップ。原油価格が下落してジェット燃料のケロシン
の価格も下落しており、収益向上を期待した買いが入っています。加えてウォ
ーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイがアメリカン
航空など航空株に投資しており、先高期待からの思惑的な買いも入っています。

 10月5日号スペシャル版にてロシア関連として三井物産、三菱商事(80
58)、東海運などをご紹介させて頂きましたが、特に東海運が大幅高してき
ています。本日は26円高の513円となっており、10月5日の終値317
円からは値幅にして196円、率にして60%の上昇となっています。

 本日の新高値銘柄は、三井住友建、前田建、中部飼、甜菜棟、双日、川田テ
ク、住友精化、クレハ、扶桑化、セガサミー、三菱電、日本ケミコン、京浜急、
山九、ヤーマン、東海運・・・等々です。





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【2】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 引上げ B→A(7270)富士重       4,200→ 5,000円

[クレディS証券]
 据置き   A(6315)TOWA      1,580→ 1,680円
 据置き   A(6367)ダイキン     11,000→11,500円
 据置き   A(6471)日精工       1,100→ 1,400円
 据置き   B(8604)野村HD       485→   615円
 据置き   C(8601)大和証G       450→   522円

[野村証券]
 据置き   A(4186)東京応化工     3,700→ 4,450円
 据置き   A(5334)特殊陶業      2,400→ 2,700円

[三菱UFJMS証券]
 引下げ A→B(9684)スクエニHD    5,550→ 3,050円
 引下げ B→C(7752)リコー        860→   850円

[大和証券]
 引上げ 2→1(8252)丸井        1,950→ 1,950円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎中国鉄道貨物輸送量
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 中国の10月の鉄道貨物輸送量は前年同月比11.2%増で、3年ぶりの大
 きな伸びとなっています。



◎対内証券投資・株式(財務省集計)※カッコ内は前週の動向
 ―――――――――
 11月6日~12日

  海外投資家 +5458億円(-1064億円) 2週ぶり買い越し



◎投資部門別の売買状況(東証集計)※カッコ内は前週の動向
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 11月第2週(7日~11日、日経平均469円上昇・週間ベース)

  個人投資家 -4154億円(+1252億円) 2週ぶり売り越し

  海外投資家 +4006億円(- 645億円) 2週ぶり買い越し

  事業法人  + 932億円(+ 718億円) 6週連続買い越し

  信託銀行  - 775億円(- 259億円) 3週連続売り越し

 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
  は年金資金等の売買動向を反映しています。




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【4】11月の株主優待                      **
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 3月・9月決算銘柄に比べ、5月・11月決算銘柄はわずかですが、数えま
すと40銘柄近くが今月末現在の株主に株主優待を提供する予定で、本日はそ
の中の一部を紹介させていただきます。

 尚、下記は権利を有する最低株数の時にもらえる優待内容を記載しています。


 (コード)(銘柄)    (優待内容)         (最低投資金額)

 2493 イーサポート  りんご及びジュース      約 16万円

 2698 キャンドゥ   2000円相当の買物券    約 18万円

 2809 キユーピー   1000円相当の自社製品   約 27万円

 2830 アヲハタ    1000円相当の自社製品   約 25万円

 3075 銚子丸     2500円相当の食事券    約 42万円

 3349 コスモス薬   5000円相当の買物優待券  約207万円

 3574 串カツ田中   3000円相当の食事優待券  約 72万円

 4825 WNIウェザー 自社クラブ年会費不要     約 34万円

 7630 壱番屋     1000円相当の飲食券    約 39万円

 7965 象印マホービン 自社製品1000円割引    約 13万円



 他にも、ファーストコーポ(1430)、山下医科器械(3022)、テク
ノアルファ(3089)、大光(3160)、日本毛織(3201)、アクト
コール(6064)、ユーシン(6985)、インターアク(7725)、モ
リト(9837)、北恵(9872)などはクオカードを提供しています。


 尚、11月の権利付き最終売買日は11月25日(金)です。優待の内容が
変更になる場合もございますので事前確認が必要です。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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日銀は9月の会合で決めた新しい枠組みの一つとして、国債を無制限に買い入
れる指し値オペ(公開市場操作)を本日初めて実施しました。米大統領選挙以
降、米国債利回りの上昇に引っ張られるようにして日本の国債利回りも上昇し
つつありましたが、日銀が本日実施したオペを受けて長期金利が低下しました。
これは日銀に国内金利の上昇を抑える明確な意思があるとのメッセージで、円
売り・ドル買いを後押しすることにもなります。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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  8年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位

  → http://melma.com/contents/moy2015/


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  投資・資産運用部門 第4位

  → http://www.mag2.com/events/mag2year/2015/page/cate05/


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