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1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.公共事業の乗数効果 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 18891.03(-246.88)▼1.29% ◎TOPIX 1514.63(- 18.83)▼1.23% ◎売買高概算 17億7770万株 ◎売買代金概算 2兆2005億円 ◎時価総額 557兆8871億円 ◎値上り銘柄数 375 ◎(昨年来)新高値 57 ◎値下り銘柄数 1554 ◎(昨年来)新安値 3 ◎変わらず 74 ◎騰落レシオ(25日) 91.55%(前日比8.47%低下) ◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 ●●●〇●〇●●〇〇〇● 41.7% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 -1.96% 75日線比 +4.10% ◎為替 (対 ド ル)113.31(前日比1.48円高) (対ユーロ)121.72(前日比0.79円高) ◎出来高上位 1.東芝 <6502> 268.9円(+ 22.2円)29942万株 2.みずほ <8411> 211.2円(- 1.6円)10460万株 3.三菱UFJ<8306> 725.8円(- 5.3円) 5735万株 4.シャープ <6753> 305円(+ 8円) 4388万株 5.キムラタン<8107> 7円(+ 1円) 3901万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 14130円(- 390円) 1241億円 2.大塚HD <4578> 5195円(- 236円) 1033億円 3.東芝 <6502> 268.9円(+ 22.2円) 787億円 4.ソフトBK<9984> 8380円(- 70円) 600億円 5.トヨタ自 <7203> 6690円(- 111円) 520億円 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り500万株 買い480万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が4日ぶりに下落、246円(1.2 9%)安の1万8891円で取引終了です。 トランプ大統領就任式当日のNYダウは94ドル高となりましたが、円相場 がやや円高方向に振れたこと、加えて通商政策に保護主義的な主張が目立った ことを嫌気して朝方から売りが先行。売り一巡後は押し目買いが入って幾分下 げ幅を縮小する場面もありましたが、その後は円相場が1ドル=113.30 円前後まで徐々に円高に進むのを横目に引けにかけては再び下げ幅を広げてい ます。売買代金は2兆2005億円、上海総合指数は13ポイント高の313 6です。 業種別では、相場全般軟調な中にあって、電機、紙パ、商社、鉄鋼などが比 較的堅調。保険、不動産、自動車、小売、精密、海運、電力ガスなどの下げが 目立ちます。 個別銘柄では、相場全般安の中にあって精密小型モーター世界首位の日本電 産が20円高の1万0800円と小幅高ながら昨年来高値を更新。同社は24 日に4~12月期の決算発表を予定しています。想定為替レートを1ドル=1 00円に設定しており、足元は113円台で推移しているだけに業績上方修正 期待が高まっています。 エンジン計測器で世界市場8割を有する堀場製作が30円高の5760円と 小幅高ながら上場来の高値を更新。日本半導体製造装置協会が16年12月の 日本製半導体製造装置の受注額が増加したと発表。同社の収益が向上するとの 期待から買いが入っています。 ウエハ洗浄装置で世界断トツのSCREENも50円高の6940円、高純 度シリコンのSUMCOも11円高の1702円と値を上げています。 東芝が22.2円高の268.9円と9%の大幅高。米原子力事業で700 0億円規模の損失を計上する可能性が出てきた同社は主力取引銀行に対し資本 増強を含む支援を要請。分社化を目指すメモリー半導体事業では出資に10社 程度が関心を示しているといい、再建を期待した買いが入っています。1月1 9日に付けた瞬間安値212円(終値ベースは同日の242.3円)からは5 7円近く、率にして26%の上昇となっています。 その他、業績上方修正の東京製鉄が61円高の1010円と昨年来高値更新、 車載アンテナ需要拡大見通しからヨコオが68円高の1081円、漁網と漁労 機器の日東製網が109円高の2173円、金属チタンで世界首位の大阪チタ ニウムが87円高の1755円と値を飛ばしています。 本日の新高値銘柄は、シキボウ、SUMCO、JSR、東京製鐵、DOWA、 古河電工、荏原製作、日本電産、ヨコオ、堀場製作、アドバンテスト、ブイ・ テクノロジー、東京精密、日写印・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~投資情報の 『スペシャル版』 ~ ┗━━━━┛ 勝つためのノウハウがここにあります。 https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [クレディS証券] 引上げ B→A(5938)LIXILG 1,900→ 3,200円 据置き A(6594)日本電産 12,000→15,000円 引下げ A→B(5975)東プレ 2,600→ 3,000円 据置き B(6861)キーエンス 32,750→41,000円 [野村証券] 据置き B(5423)東京製鉄 795→ 995円 据置き B(6183)ベル24 1,120→ 1,140円 据置き B(8595)ジャフコ 3,290→ 4,100円 [SMBC日興証券] 据置き A(9766)コナミ 4,500→ 5,100円 [三菱UFJMS証券] 据置き B(8233)高島屋 890→ 990円 [大和証券] 引上げ 3→2(6954)ファナック 16,500→25,000円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎景気動向指数 ―――――― 11月の景気動向指数(CI、2010年=100)改定値は、景気の現状 を示す一致指数が前月から1.5ポイント上昇の115.0で、速報値の1 15.1からは小幅に下方修正されました。基調判断は「足踏みを示してい る」で据え置きです。 ◎全国スーパー売上高 ――――――――― 12月の全国スーパー売上高は、既存店ベースで前年比2.0%減と3カ月 ぶりの前年割れとなりました。2016年通年では0.4%減で、2年ぶり に前年実績を下回りました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】公共事業の乗数効果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 1929年の株価大暴落をきっかけに世界的な大恐慌に突入しました。その 危機的な状況に対し、公共事業(政府による積極的な歳出)を中心とした政策 で雇用創出と景気浮揚を計ったのがフランクリン・ルーズベルト大統領の「ニ ューディール政策」です。 ただ、ルーズベルト大統領は景気が上向くとすぐに増税をし緊縮財政に戻し てしまい、数年後には再度の不況に陥ることになったため評価の分かれるとこ ろです。 ここで、景気浮揚策としての公共事業(公共投資)について簡単にご説明さ せていただきます。 不況下においては民間部門の支出は限られるため、代わって政府が公共事業 で仕事を増やすことで国民の所得増加を計ります。所得が増加すれば消費も拡 大し、その消費がさらに所得を増やすというサイクルが期待できます。 このサイクルは乗数(かけ算で、かけるほうの数)的な伸びを示し、最終的 に投下資本の数倍の経済効果が表れることことから、これを「乗数効果」と呼 びます。 ちなみに景気浮揚策としての減税(戻し税)はダイレクトに国民の懐に届き ますが、効果が一時的なことと、その一部が貯蓄や返済にまわるため公共投資 に比べ乗数効果は小さくなります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― クルーズ船専用港の整備がいよいよ加速します。横浜港では横浜市と日本郵船 が、静岡県清水港、長崎県佐世保港、熊本県八代港、そして沖縄県の複数の港 でもそれぞれ地元自治体と外国クルーズ船会社が共同で、国にクルーズ船専用 港の整備計画を提出しており、「国際旅客船拠点形成港湾」の指定待ちとなっ ています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 12年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2016  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 9年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2016/ ◎まぐまぐ大賞 2016  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 株式資産運用部門 第5位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2016/category/asset-stock.html ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━