朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 信じる者と書いて「儲」 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 お申し込みは → https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー!株式 ◎ 2017/02/10 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんばんは。aquaです。 明日は「建国記念の日」の祝日です。 国民の祝日は年に16日にあり、祝日が日曜日と重なる場合には翌月曜日を 振替休日とすることで休日の数が減らないよう法律で配慮されていますが、明 日の「建国記念の日」のように土曜日が祝日となる場合には振替休日はありま せん。 今年は「建国記念の日」の他に、4月29日の「昭和の日」、9月23日の 「秋分の日」、12月23日の「天皇誕生日」が土曜日と重なっており、祝日 絡みの休日が平年と比べ4日少ないということになります。 こういった状況を鑑み、独自に土曜祝日の前日を振替休業にする制度「わく わく金曜日」を作り、本日を含めて3連休とした企業もあるようです。 ちなみに、祝日がなかったり、振替休日がなかったりと土日以外に休みがな い月は、昨年は6月のみでしたが、今年は2月、4月、6月、12月がそうな ります。 ただ、祝日や休日となっている日数以上の休みを取りやすい正月および4月 末と5月初めのゴールデン・ウィーク期間を除いて、月曜日や金曜日が祝日で 3連休となるケースは、昨年の6回に対し今年は7回と、意外に多かったりし ます。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.テキサス新幹線 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 19378.93(+471.26)△2.49% ◎TOPIX 1546.56(+ 33.01)△2.18% ◎売買高概算 22億4275万株 ◎売買代金概算 2兆7569億円 ◎時価総額 569兆5864億円 ◎値上り銘柄数 1707 ◎(昨年来)新高値 153 ◎値下り銘柄数 230 ◎(昨年来)新安値 1 ◎変わらず 64 ◎騰落レシオ(25日) 93.23%(前日比5.26%上昇) ◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 〇〇●●〇●〇〇●〇●〇 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 +1.41% 75日線比 +4.38% ◎為替 (対 ド ル)113.63(前日比1.29円安) (対ユーロ)121.13(前日比1.17円安) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 210.8円(+ 3.7円)17206万株 2.三菱UFJ<8306> 764.1円(+ 24.1円)10103万株 3.東芝 <6502> 237.9円(+ 12.4円)10102万株 4.シャープ <6752> 329円(- 2円) 9089万株 5.日立 <6501> 627.4円(+ 5.1円) 4091万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 14840円(+ 690円) 1354億円 2.三菱UFJ<8306> 764.1円(+ 24.1円) 769億円 3.ソフトBK<9984> 8792円(+ 58円) 692億円 4.トヨタ自 <7203> 6446円(+ 191円) 614億円 5.三井住友 <8316> 4518円(+ 91円) 440億円 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り660万株 買い670万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、471円(2.94%)高 の1万9378円で取引終了です。上げ幅は1月4日(大発会)の479円に 次いで今年2番目の大きさとなります。 トランプ大統領が「アメリカの管制システムや空港、列車や道路は時代遅れ であり、全て変える。今後2、3週間以内に税、および航空インフラ開発に関 して目を見張るような発表を行う」と発言したことを好感して昨晩のNYダウ は118ドルの大幅高で史上最高値を更新。 ナスダックやS&P500種も含めて主要3指数が史上最高値を更新し、東 京市場も朝方から幅広い銘柄に買いが先行。円相場が1ドル=113.70円 前後の円安に進行し、更に外国人と見られる買いが入ったことも支援材料とな り、引けにかけてもジリジリと上げ幅を拡大しています。今晩に注目の日米首 脳会談を控え、材料期待から鉄道車両関連に物色の矛先が向かっています。 売買代金は2兆7569億円で今年最多、上海総合指数は13ポイント(0. 4%)高の3196です。日経平均ミニ先物・オプション2月限のSQ(特別 清算指数)値は1万9276円です。 業種別では、33業種全て上昇。特に、ゴム、石油、自動車、海運、不動産、 陸運、銀行、機械などの上げが目立ちます。 個別銘柄では、今晩に注目の日米首脳会談が開催されますが、トランプ米大 統領が米国の鉄道インフラの大規模改修の必要性を示唆し、日本の新幹線を評 価すると報じられたことを受け、鉄道関連が軒並み高。 JR東海子会社で鉄道車両メーカー大手の日本車輌が41円高の322円、 近畿車両が86円高の2711円、交通信号や自動出改札装置などの日本信号 が31円高の1107円、大同信号が40円高の477円、鉄道電気工事トッ プの日本電設が23円高の1991円、川崎重工が14円高の366円、JR 東海が545円高の1万8570円と値を飛ばしています。 日本マクドナルドが3日連続高で50円高の3065円と値を上げています。 今期17年12月期の連結純利益が前期比58%の大幅増になる見通しと発表。 同時に16年12月期の連結最終損益が53億円の黒字と前の期の349億円 の赤字から大幅業績回復しており、好感して買いが入っています。 第一精工が215円高の1540円と大幅高。自動車の電装化が一段と進む 中、車向けLEDライト用コネクターや車載用センサなど電装部品需要が増加 する見通しであり、17年12月期の大幅増益見通しを発表。好感した買いが 膨らんでいます。 その他、炭素製品大手でタイヤ用カーボンブラック国内首位の東海カーボン が63円高の485円と15%近い大幅高、リチウムイオン電池用電解質のス テラケミファが95円高の3550円、トランプ関連銘柄のソフトバンクは5 日連続高で58円高の8792円となっています。 本日の新高値銘柄は、三井松、ヤクルト、旭化成、王子紙、昭和電工、住友 精化、東ソー、三菱ガス、ライオン、東邦鉛、ディスコ、安川電、アンリツ、 アルプス、ヨコオ、ファナック、京セラ、丸紅、第一生命、テレビ東京・・・ 等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [クレディS証券] 引上げ B→A(6586)マキタ 8,000→ 9,000円 [JPモルガン証券] 据置き C(6740)JDI 180→ 200円 [野村証券] 据置き A(3360)シップHD 4,200→ 4,700円 据置き A(3402)東レ 1,080→ 1,130円 据置き A(4543)テルモ 5,500→ 5,400円 据置き A(7201)日産自 1,860→ 1,940円 [SMBC日興証券] 据置き A(9984)ソフトバンク 8,400→ 9,700円 [三菱UFJMS証券] 据置き A(1812)鹿島 940→ 910円 据置き A(6503)三菱電機 1,700→ 1,900円 据置き A(6963)ローム 6,800→ 8,300円 据置き C(7518)ネットワン 640→ 680円 [大和証券] 据置き 1(4005)住友化学 680→ 710円 据置き 1(6744)能美防災 1,900→ 1,800円 据置き 1(8850)スターツ 2,800→ 3,200円 引上げ 3→2(2432)DeNA 3,130→ 2,950円 [ゴールドマンS証券] 据置き 2(4689)ヤフー 600→ 630円 据置き 2(7202)いすゞ 1,450→ 1,600円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎企業物価 ―――― 日銀が発表した1月の企業物価指数(2015年平均=100、速報)は、 前年同月比0.5%上昇の97.7。前年比でプラスとなるのは15年3月 以来1年10カ月ぶりのことです。 尚、企業物価指数は企業間で取引される製品の価格動向を反映した指標で、 お金の流れの上流域での価格変動を示しており、下流域での価格動向を映す 消費者物価指数に対し先行性があります。 ◎第3次産業活動指数 ――――――――― 経産省が発表した12月の第3次産業活動指数(2010年=100)は、 前月比0.4%低下の13.8と、3カ月ぶりに低下しました。 業種別では、卸売業(総合商社や農畜産物・水産物卸売業、鉱物・金属材料卸 売業など)、情報通信業(情報サービス業やソフトウェア業)、小売業(機 械器具小売業や織物・衣服・身の回り品小売業、燃料小売業)が低迷した一方、 生活娯楽関連サービス(スポーツ施設提供業など)が好調でした。 ◎新規上場 公開価格 初値 終値 ―――― 安江工務店(1439) 1250円 1300円 1490円 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】テキサス新幹線 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ トランプ米大統領は航空会社幹部と会談し、米国の空港や管制システムは時 代遅れだとし、航空インフラの整備を行って航空会社を支援する考えを表明。 そのために今後数週間以内に大規模な法人減税を打ち出すことも明言しました。 トランプ大統領が、運輸システムの刷新の必要性に言及した文脈の中で「中 国と日本には高速鉄道が至る所にある。我が国に一つもない」と発言したこと が本日の東京市場で材料視されています。 北米には鉄道公社のアムトラックが運行する高速列車はありますが、フラン スのTGVや日本の新幹線のように、専用の列車が時速200キロ以上のスピ ードで専用軌道を走る高速鉄道はまだありません。 いくつかの構想や計画はありますが、その中でも早い2022年の開業を目 指して計画が進んでいるのが、テキサス州のヒューストンとダラス間(約40 0キロ)を結ぶ「テキサス・セントラル・レイルウェイ」、いわゆる「テキサ ス新幹線」です。 テキサス新幹線は、JR東海が技術支援し、日本の「N700系」をベース にした日本方式の新幹線を前提に計画が進んでおり、総事業費は約1兆3千億 円、ヒューストン―ダラス間を約90分で結ぶ北米大陸初の高速鉄道となる見 込みです。 現在は用地買収の途上で着工もまだですが、インフラ投資を公約に掲げたト ランプ氏が当選後にまとめた優先リストにこの「テキサス新幹線」も盛り込ま れており、大統領の号令の下、一気に話が進む可能性があります。 カリフォルニア州でもサンフランシスコとロサンゼルス間を2時間半で結ぶ 高速鉄道の計画があります。総事業費が7兆円を超えるかもしれない巨大プロ ジェクトで、こちらはJR東日本が受注を目指しています。 米国では以前、「ニューディール政策」と言って、大規模な公共事業などで 景気浮揚を図ったことがありますが、今回の高速鉄道の整備を含めた大規模な インフラ投資はトランプ版ニューディール政策と言え、日本勢にとっても追い 風となりそうです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 無料メールマガジン(本誌)やスペシャル版が届かなくなる(未着となる)ケ ースが増えています。プロバイダーやセキュリティソフトのアンチスパム機能 によって迷惑メールフォルダ等に振り分けられ、受信に気づかなかったという 場合もあるようです。本誌およびスペシャル版はスパムメール(迷惑メール) ではありませんが、メールマガジンでは時折このようなことが起こります。も ちろん、そうならないように設定すれば改善されます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 12年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2016  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 9年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2016/ ◎まぐまぐ大賞 2016  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 株式資産運用部門 第5位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2016/category/asset-stock.html ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━