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 　　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　　 2017/03/30 夕刊

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こんばんは。ａｑｕａです。

　明日３月３１日は年度末。全上場企業のおよそ７割、東証１部上場企業の約
８割は明日までの数値で決算を行い、４月後半から決算予測情報、５月から６
月にかけて決算発表が本格化します。

　尚、企業が保有する株は期末の株価か、決算月の月中平均（終値の平均値）
のいずれかで評価しますが、参考までに昨年３月末の日経平均株価は１万６５
７８円、昨年３月の月中平均は１万６８９７円となっています。
　
　ところで、一般的に「年」という場合は暦年と同じ１月１日から１２月３１
日までの期間で、「年度」という場合には４月１日から始まる１年のことを指
します。

　定義としては１月１日以外を開始点とする（暦年と開始点および終了点が異
なる）ものを「年度」と呼んでいます。

　日本の場合、官公庁や民間企業の多くが４月からを「会計年度（予算を執行
するための定められた期間）」としています。「年度」は企業会計における会
計期間（決算期）と同意であり、年度の最終月を「決算月」、決算月の末日を
「決算日」と呼びます。

　ちなみに、会計年度や学校年度（学事年度）は国によって異なっており、ア
メリカの会計年度は１０月から翌年９月まですが、日本と同様に他の決算期を
採用している企業もあります。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な投資判断

 ３．本日の経済指標等の結果

 ４．ブランド調査






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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　１９０６３.２２（－１５４.２６）▼０.８０％
◎ＴＯＰＩＸ　　１５２７.５９（－　１４.４８）▼０.９４％

◎売買高概算　　　１８億４９４１万株
◎売買代金概算　　　２兆０６０５億円
◎時価総額　　　５６３兆９４０４億円

◎値上り銘柄数　　３３８　　　◎（昨年来）新高値　８４
◎値下り銘柄数　１５７２　　　◎（昨年来）新安値　１４
◎変わらず　　　　１００

◎騰落レシオ（２５日） 　９６.６９％（前日比５.１７％低下）

◎サイコロ（日経平均）　５勝７敗　●●〇●●●〇〇●〇〇● ４１.７％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比 －１.４２％　７５日線比 －１.０３％


◎為替　　（対 ド ル）１１１.０７（前日比０.０２円高）
　　　　　（対ユーロ）１１９.５７（前日比０.２３円高）

◎出来高上位

 １.東芝　　　＜６５０２＞　２２８.２円（＋　　８.８円）２７２２７万株
 ２.みずほ　　＜８４１１＞　２０７.３円（－　　１.６円）　９７７９万株
 ３.シャープ　＜６７５３＞　　 ４５１円（＋ 　　　１円）　５８８５万株
 ４.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　７０６.８円（－　　５.５円）　５２１７万株
 ５.宇部興　　＜４２０８＞　　 ２５４円（－　　　 ７円）　２４１５万株

◎売買代金上位

 １.日経レバＥ＜１５７０＞ １４５００円（－ 　２３０円）　　７０９億円
 ２.東芝　　　＜６５０２＞　２２８.２円（＋　　８.８円）　　６１２億円
 ３.任天堂　　＜７９７４＞ ２５９９５円（－ 　６７５円）　　４９６億円
 ４.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　７０６.８円（－　　５.５円）　　３６９億円
 ５.ソフトＢＫ＜９９８４＞　 ７９３２円（－　 １０２円）　　３６１億円



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１３３０万株　買い９６０万株

　本日の東京マーケットは、日経平均株価が１５４円（０．８０％）安の１万
９０６３円で取引終了です。

　昨晩のＮＹダウが４２ドル安となり、円相場も小動きで手掛かり材料に欠け
る中、朝方から軟調なスタート。午前１０時頃には１ドル＝１１１．４０円前
後だった円相場が引けにかけて１１１．００円近辺まで円高に進行するとそれ
を横目に引けにかけてジリジリと下げ幅を広げています。売買代金は２兆６０
５億円、上海総合指数は３１ポイント（０．９％）安の３２１０です。

　尚、東証が発表した３月第４週（２１～２４日）の投資家別株式売買動向で
は、外国人は６週連続の売り越しで売越額は３７４１億円。個人は２週連続の
買い越しで買越額は３２６６億円、信託銀行は８週連続の売り越しで売越額は
７９０億円となっています。

　業種別では、石油、非鉄が高く、一方で電力ガス、陸運、建設、水産、小売、
不動産、機械、証券などの下げが目立ちます。

　個別銘柄では、相場全般安の中にあって、住友商事が４．５円高の１５２６
円と値を上げて昨年来高値更新。油田やガス田に使うシームレスパイプの需要
が足元で拡大しており、同社の収益向上に繋がるとの期待感から買いが入って
います。米国のシェールオイル増産でシームレスパイプ需要が高まっています。

　リクルートＨＤが３０円高の５８３０円と値を上げて上場来の高値を更新。
人材派遣や転職支援を手がけ、求人サイトを中心に海外展開にも積極的で今後
の成長期待から国内外からの機関投資家と見られる買いが入っています。

　１３年１０月に古河スカイと住友軽金属が合併して誕生したＵＡＣＪが１４
円高の２９６円と５％近い大幅高となっています。アルミニウムの国際価格が
ロンドン市場で約２年３ヶ月ぶりの高値水準となっており、収益向上を期待し
た買いが入っています。

　地図情報断トツのゼンリンが３日連続高、２３円高の２３００円と値を上げ
ています。東京電力と「ドローンハイウェイ構想」の実現に向けた業務提携を
したと発表し、好感した買いが入っています。２０１９年度のサービス開始を
目指します。

　その他、一押しで自動車向けＭＰＵに強いルネサスが２３円高の１２２３円、
２月にライザップグループがＴＯＢで子会社化したジーンズメイトが２８円高
の２７７円と１１％の上昇、名古屋本社の東陽倉庫が２２円高の３４８円。

　電線やネットワーク機器、光中継システムメーカーで業績好調の平河ヒュー
テックが７５円高の１２７１円と値を飛ばし、半導体製造装置の東京エレクト
ロンは１３０円高の１万２１８５円で昨年来高値更新です。

　本日の新高値銘柄は、中部飼料、タマホーム、ＪＡＬＵＸ、イーブック、テ
イカ、アグロカネショウ、リクルート、荏原製作、ソニー、レーザーテック、
東京エレク、住友商事・・・等々です。




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【２】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［ＵＢＳ証券］
　新　規　　　Ａ（4536）参天製薬　　　　　　　　　 1,900円

［モルガンＳＭＵＦＪ証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ（4502）武田薬　　　　　　 5,100→ 6,900円

［ＳＭＢＣ日興証券］
　引下げ　Ａ→Ｂ（6740）ＪＤＩ　　　　　　　 500→   280円
　引下げ　Ｂ→Ｃ（6753）シャープ 　　　　　　120→   220円

［みずほ証券］
　据置き　　　Ｃ（4912）ライオン　　　　　 1,600→ 1,800円

［大和証券］
　据置き　　　１（9843）ニトリ　　　　　　15,000→16,000円

［ゴールドマンＳ証券］
　据置き　　　４（9503）関西電力　　　　　　 950→ 1,000円


 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【３】本日の経済指標等の結果　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎建設機械出荷
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　２月の建設機械出荷額は前年同月比１０％増と４カ月連続で増加。輸出は鉱
　山向けなどが好調で１４％増となっています。



◎対内証券投資・株式（財務省集計）※カッコ内は前週の動向
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　３月１９日～３月２５日

　　海外投資家　－７５４３億円（－５８５３億円）　６週連続売り越し



◎投資部門別の売買状況（東証集計）※カッコ内は前週の動向
　――――――――――
　３月第４週（３月２１日～２４日、日経平均２５９円下落・週間ベース）

　　個人投資家　＋３２６６億円（＋１３２８億円）　２週連続買い越し

　　海外投資家　－３７４１億円（－４０６９億円）　６週連続売り越し

　　事業法人　　＋　３８１億円（＋　４２３億円）　５週連続買い越し

　　信託銀行　　－　７９０億円（－１３９０億円）　８週連続売り越し


　※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
　　は年金資金等の売買動向を反映しています。



◎新規上場　　　　　　　　　公開価格　　　　　　初値　　　　　　終値
　――――
　スシロー　（３５６３）　３６００円　　　３４３０円　　　３４１０円

　ユーザーＬ（３９８４）　２９４０円　※６７７０円買い気配で値付かず




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【４】ブランド調査　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　日経ＢＰコンサルティングが最新のブランド価値評価調査の結果を発表しま
したのでランキング上位を紹介させていただきます。※カッコ内は前年順位。


　◆一般消費者による評価　　　　　　◆ビジネス・パーソンによる評価

　　１位（１２）スタジオジブリ　　　　１位（　１）トヨタ自動車

　　２位（　３）ＹｏｕＴｕｂｅ　　　　２位（　７）本田技研

　　３位（　１）アマゾン　　　　　　　３位（　５）ソニー

　　４位（１１）ディズニー　　　　　　４位（３７）アマゾン

　　５位（　７）カップヌードル　　　　５位（１６）セブンイレブン

　　６位（２５）日清食品　　　　　　　６位（２１）ヤマト運輸

　　７位（６８）ヒートテック　　　　　７位（８０）サッポロビール

　　８位（　２）Ｇｏｏｇｌｅ　　　　　８位（　６）アップル

　　９位（　８）ハーゲンダッツ　　　　９位（１８）アサヒビール

　１０位（１３）セブンイレブン　　　１０位（　２）パナソニック



　一般消費者からみた評価項目は「親しみ」「便利さ」「卓越性」「革新性」
の４点で、ビジネス・パーソンは「先見力」「人材力」「信用力」「親和力」
「活力」などの視点で評価しています。

　一般消費者による評価でスタジオジブリが首位になるのは２００６年以来２
回目で、ビジネス・パーソンによる評価ではトヨタが６年連続の首位となって
います。

　ちなみに「ブランド」とは本来、自家の所有物であることを示すために家畜
に押した焼き印のことを言いましたが、それが現在では企業や商品を差別化し
イメージづけると同時に、顧客にとりましては選択の際の判断基準になるとい
う重要な価値を帯びるようになっています。

　高いブランド力は、同様の商品でありましても他社よりも高い価格をつける
ことを可能にします。こういった場合のブランドの価値は「超過収益力」と呼
ばれます。




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【５】編集後記                           　 　　　 aqua@aqua-inter.com
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明日は月末金曜日の早帰りを促す２回目の「プレミアム・フライデー」、いわ
ゆる「プレ金」です。初めての実施となった２月２４日は、それ以前から多く
のメディアが話題にしていましたが、実際に早く帰れた人は５％にも満たない
との調査結果もあり、消費へのプラス効果もほとんど確認できませんでした。
公務員が１５時に仕事を切り上げるようになれば「プレ金」も広がりを見せる
かもしれませんが、なかなかそれは難しく、この試みは萎んでいく可能性があ
ります。

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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝　１１年連続受賞　＝


◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１６
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