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こんばんは。aquaです。

 早いもので9月も後半に入り、明日からは秋のお彼岸です。お彼岸の期間中
はお祝い事や引っ越し、車の納車などを控えるような話を聞いたことがありま
すが、お彼岸は喪中などのように身を慎む時期とは異なり、仏教的な禁忌はな
いそうです。ただ、気にする人がいるのであれば避けるという判断もありです。

 ところで、永田町ではにわかに解散風が強くなってきました。現内閣は先月
3日に「仕事人内閣」として発足したばかりですが、仕事をする間もなく来週
28日に召集される臨時国会の冒頭で衆院解散、10月10日に公示、10月
22日に投開票というスケジュールが現時点で有力となっています。

 安倍総理が解散・総選挙を急ぐ理由は「天の利」「時の利」「人の利」にあ
ります。

 森友・加計問題によるダメージで下げていた内閣支持率がここにきて急回復。
これが「天の利」。

 臨時国会冒頭で解散すれば森友・加計問題の蒸し返しや新たに明らかになっ
た年金不払い問題追求によるイメージダウンを避けられ、勝利が微妙だった3
つの補選が消滅し、11月上旬で調整が行われているトランプ米大統領の訪日
に組閣がギリギリ間に合うタイミングが臨時国会冒頭解散。これが「時の利」。

 もう一つは対抗勢力となるべき民進党が、新執行部の船出から山尾志桜里議
員の不倫問題でつまづき、求心力の低下により離党が相次いでいること。加え
て東京都の小池百合子都知事に近い若狭勝議員と民進党を離党した細野豪志議
員が結成するとみられる新党の体制が整う前にやってしまうのが得策。これが
「人の利」です。

 ちなみに、現時点の衆院における各党・各会派の勢力は下記のようになって
おり、自民党は衆院定数(475)の3分2以上(317)を目指すものと思
われます。

   自民党・無所属の会  288
   民進党・無所属クラブ  88
   公明党         35
   共産党         21
   維新の会        15
   自由党          2
   社民党・市民連合     2
   無所属         21
   欠員           3

 尚、無所属には、自民党を離党した豊田真由子と中川俊直の両議員、自民党
を離党し日本ファーストの会の代表に就任した若狭勝議員、民進党を離党した
長島昭久、細野豪志、笠浩史、後藤祐一、鈴木義弘、山尾志桜里の各議員など
が含まれます。

 もちろん政治は生き物で、今後どのように情勢が変化するか分かりませんが、
このタイミングで解散・総選挙を判断するとすれば、「利」を優先した結果で
あり、そこに大義はありません。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版(有料版)通信>

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.決定麻痺







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  20299.38(+389.88)△1.96%
◎TOPIX  1667.88(+ 28.94)△1.77%

◎売買高概算   20億4459万株
◎売買代金概算   3兆1059億円
◎時価総額   613兆7404億円

◎値上り銘柄数 1679   ◎(年初来)新高値 293
◎値下り銘柄数  279   ◎(年初来)新安値   4
◎変わらず     70

◎騰落レシオ(25日)125.55%(前日比13.43%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 〇●●●〇●〇〇〇●〇○ 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +3.68% 75日線比 +2.14%


◎為替  (対 ド ル)111.73(連休前比1.03円安)
     (対ユーロ)134.02(連休前比2.06円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 195.8円(+  4.6円)16092万株
 2.三菱UFJ<8306> 708.9円(+ 27.3円)11009万株
 3.FDK  <6955>   272円(+   31円) 8511万株
 4.日本郵船 <9101>   232円(+    8円) 4145万株
 5.ティアック<6803>    46円(+    1円) 3208万株

◎売買代金上位

 1.任天堂  <7974> 40950円(+ 2700円) 2610億円
 2.日経レバE<1570> 16390円(+  640円) 1429億円
 3.トヨタ自 <7203>  6729円(+  249円)  823億円
 4.三菱UFJ<8306> 708.9円(+ 27.3円)  774億円
 5.ソフトBK<9984>  8904円(+  317円)  666億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り500万株 買い630万

 3連休明けの本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、389円(1
.96%)高の2万0299円と2万円の大台に乗せ、約2年1ヶ月ぶりの高
値水準となっています。先週末のNYダウが7日連続高、かつ5日連続で史上
最高値を更新したことに加え、円相場が1ドル=111.50円前後の円安に
振れたことを好感して朝方から幅広い銘柄に買いが先行。

 北朝鮮との軍事衝突の懸念が一旦後退したこと、また10月に総選挙実施の
観測が浮上し、過去の選挙期間中は株高となるケースが多かったことも支援材
料となり、引けにかけて上げ幅を広げています。売買代金は3兆1059億円
と膨らんでいます。上海総合指数は6ポイントの小幅安で3356です。

 業種別では、33業種全て上昇。特に銀行、保険、証券、海運、自動車、石
油、非鉄、鉄鋼、電機などの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、鋳鋼品・鋳鉄品メーカーの日本鋳造が27円高の161円と
20%の大幅高。18年3月期の連結最終損益が約3億円の黒字になる見通し
と発表。前年同期は約8億円の赤字だっただけに好感した買いが膨らんでいま
す。東京五輪関連の建設需要が業績を押し上げています。

 第一生命が6日連続高で67円高の1899.5円。米長期金利が先週末に
2.23%とほぼ1ヶ月ぶりの高さに上昇。米国の金利上昇で運用収益の改善
を期待した買いが入っています。三菱UFJも27.3円高の708.9円、
三井住友FGも127円高の4288円と値を飛ばしています。

 封筒事業で業界首位のイムラ封筒がストップ高、100円高の629円とな
っています。安倍首相が28日召集の臨時国会で解散し、衆院選を10月10
日公示・22日投開票とする日程を固めたと報じられ、候補者の政治活動によ
る封筒特需への期待から買いが集まっています。 

 その他、19年10月の消費増税で生じる税収の使い道を幼児教育の無償化
などに広げると報じられ、保育園運営など子育て支援最大手のJPHDが30
円高の383円、一押しの有機EL製造装置のアルバックが320円高の66
70円、ソフトバンクが317円高の8904円、任天堂が2700円の大幅
高で4万0950円と昨年来高値を更新です。

 本日の新高値銘柄は、大成建、銭高組、戸田建、東レ、旭化成、昭和電、石
原産、日本触媒、三菱ケミ、三洋化、武田薬、住友鉱山、ツガミ、ナブテスコ、
日立、安川電、日本電産、アルバック、パナソニック、任天堂、伊藤忠、三愛
石、山九、松竹・・・等々です。


☆スペシャル版(有料版)通信

 4月5日に3万1500円前後が狙い目としてご紹介させて頂いた【SMC
】(6273)。本日、620円高の4万0100円となり、第一目標の4万
円を突破してきました。

 ここまで値幅にして8500円という上げ幅となっていますが、仕込まれた
方、取り敢えずは本当におめでとうございます。他にも、多くのご紹介銘柄が
上昇してきています。




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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 引上げ B→A(7974)任天堂      40,000→55,000円
 据置き   A(8725)MS&AD     4,755→ 4,850円
 据置き   A(8750)第一生命      2,360→ 2,220円
 据置き   A(8795)T&D       1,810→ 1,725円
 据置き   B(8630)SOMPO     4,625→ 4,860円

[ジェフリーズ証券]
 引上げ C→A(5741)UACJ       290→   390円

[野村証券]
 据置き   A(4519)中外製薬      5,500→ 5,700円

[みずほ証券]
 据置き   A(9793)ダイセキ      3,100→ 3,300円
 据置き   A(7947)エフピコ      6,800→ 6,600円

[ゴールドマンS証券]
 引下げ 2→3(2206)江崎グリコ     6,900→ 6,600円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価





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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎ESPフォーキャスト調査
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 ESPフォーキャスト調査は民間エコノミストの予測集計で、本日発表され
 た9月調査の7~9月期実質GDP成長率見通しは年率1.31%と、8月
 調査の1.44%から下方修正され、4~6月期の2.5%から大きく鈍化
 しました。

 一方、17年度の実質成長率見通しは8月調査の1.47%から1.60%
 に上方改定となっています。





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【4】決定麻痺                          **
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 関連する情報や選択肢が多い場合、迷いが生じて判断ができなくなるという
状況があります。
 
 以前行われた調査によりますと、ほしかった家電を買いに量販店に行ったと
ころ、A社製品がその日限りの特売で安売りしていた場合、それを購入する
か否かを問う設問では65%の人がA社製品を購入すると答え、35%の人は
他の店や商品も検討したいので購入を待つと答えています。

 さらに次の設問で(設定は上記と一緒)、相対的に高価格・高性能のB社製
品もいつもより安く売っていた場合どうするかを聞きますと、25%の人がA
社製品、ほぼ同率の人がB社製品、そして残りの約半数がもう少し待つと答え
たそうです。

 このように選択肢が増えてゆくにつれ決定ができなくなり、結果として何も
しないという選択肢を選ぶ傾向が強くなります。このことを「決定麻痺」と呼
びます。

 上記の例で言いますと、選択肢が増えたことでもう少し待てば(他のも検討
すれば)もっと安く買えるのではないかと思うわけです。言い方を変えますと、
様子見した方が賢い選択のように見え、今決定することは損ではないかという
不安に陥ってしまうわけです。

 このことは、情報と投資行動の関係などにも見られ、多くの情報や様々な意
見を耳にしたため決定できなくなってしまったという経験を持つ人は少なくあ
りません。

 投資の場合、こうした判断の遅れからチャンスを逃したり、損失を拡大させ
る結果を生ずることが多々あります。





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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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東証が公表している「投資部門別売買状況」をみますと、最新の9月第1週(
9月4日~8日)までのデータで海外投資家は7週連続で日本株を売り越して
いますが、内閣支持率の低下が一因とみられます。内閣支持率が回復し、選挙
を経て内閣としての基盤が強固になれば、海外勢の投資行動も大きく変化する
可能性があります。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 11年連続受賞 =


◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2016
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 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2016/category/asset-stock.html


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