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■□    女性のための株式投資       2016/06/27 朝刊 VOL.8144
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おはようございます。aquaです。

 貴重な週末、皆様いかがお過ごしになられたでしょうか。

 さて、週末金曜日のNY市場の動きですが、NYダウは610ドル安の1万
7400ドル。円相場は1ドル=102.20円前後の値動きとなっています。

 ただ、シカゴ日経先物は1万5120円と東京市場の週末の日経平均株価の
終値1万4952円よりも168円高い水準となっています。

 マーケットで大きく上昇しているのは「金」です。23日のNY金価格1ト
ロイオンス=1263ドルでしたが、週末は59ドル高の1322ドルと急騰。
一時は1362ドルと2年3ヶ月ぶりの高値水準となっています。

 英国のEU離脱に伴う世界景気と金融市場の先行き不透明感が強まったこと
で米FRBが追加の利上げ時期を先送りするとの観測が広がり、緩和的な金融
政策によって金市場へ資金流入が続くとの見方から買いが優勢となっています。


 今後、日銀が臨時会合を開いて追加緩和策を打ち出すとの期待感や思惑、各
国の協調政策への期待感と思惑、加えて英国の問題が起因して他国のEU離脱
への動きとEUの政治不安定化に対する警戒感など様々な思惑・警戒感そして
報道が交錯することが想定されます。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………



 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      17400.75(-610.32)▼3.39%
□ナスダック       4707.98(-202.06)▼4.12%
□S&P500      2037.41(- 75.91)▼3.59%

□ダウ輸送株       7320.55(-350.98)▼4.58%
□半導体株(SOX)    675.40(- 41.27)▼5.76%

□NY原油先物(8月限)   47.64(- 2.47)
□NY 金先物(8月限) 1322.40(+59.30)

□バルチック海運指数    609   (+13)

□為替      (対ドル)102.19(前週末比0.86円高)
        (対ユーロ)113.38(前週末比1.63円高)

□CME日経225先物  15120(+170)※大阪先物比



 先週末のNY株式市場は、英国の欧州連合(EU)離脱という結果に衝撃が
広がり大幅安となりました。

 英国のEU離脱を問う国民投票で離脱派が勝利しことで先行きの不透明感が
増し、最初に反応した日本から欧州へと株安が連鎖、NY株式市場でも売りが
膨らみました。

 開票直前までEU残留派が勝利するとみられていただけに大きな衝撃がマー
ケットに広がり、全面安の様相。ダウは610ドル安となり、2011年8月
8日以来およそ4年10カ月ぶりの下落幅を記録しました。

 尚、米連邦準備理事会(FRB)は年内2回の追加利上げを示唆してきまし
たが、今回の英国の国民投票の結果およびマーケットの混乱ぶりで、追加利上
げは少なくとも12月まで後ずれしたとの見方が広がり、さらには「年内の利
上げはなし」「次は利下げ」との観測まで浮上しています。

 S&P業種別指数では、金融や素材、テクノロジー、資本財などの下げがき
つく、一方で公益(電力など)が唯一プラスで終了しました。

 個別銘柄では、ニューモント・マイニングやゴールドコープなどの産金株が
軒並み上昇。逃避資金の流入で金相場が急騰しており、収益拡大期待から産金
株に買いが入りました。景気動向の影響を受けにくく、配当が高い電力株がし
っかり。レイノルズ・アメリカンやアルトリア・グループなどのタバコ株にも
逃避資金が向かい上昇しています。

 一方、ロンドンの金融街シティが欧州金融取引の中心地としての地位を失う
との恐れから、その影響をもろに被るモルガン・スタンレーやゴールドマン・
サックス、JPモルガンなどの金融株が軒並み大幅安。為替市場ではドルが英
ポンドやユーロに対し上昇し、ドル高が収益を圧迫するとして海外で事業を展
開するキャタピラーやボーイングなどの工業株も大きく値下がり。

 英国のEU離脱の影響が大きいとみられるオンライン旅行販売最大手のプラ
イスライン・ドットコムが急落。資源のフリーポート・マクモランやアルコア、
キャリアのデルタ航空やアメリカン航空などの下落も目立ちました。

 この日はダウを構成する全30銘柄が下落。ゴールドマン・サックスやJP
モルガン、キャタピラー、IBM、ボーイング、アメックスなどの下落が目立
つ一方、ウォルマートやベライゾンなどは小幅な下げにとどまっています。

 NY原油先物(WTI)は、リスク回避の売りが強まり、4.9%安と大幅
反落。反対に、NY金先物は逃避資金が流入し急反発。終値としては2014
年7月11日以来、約2年ぶりの高値をつけました。




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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆先週末の日経平均株価は、英国の国民投票の結果を受けて、前日比1286
円安と急落。1日の下げ幅としてはリーマン・ショック時を上回り、ITバブ
ルの崩壊で1426円下げた2000年4月以来の大きさとなりました。

 ちなみに、1987年10月の大暴落「ブッラクマンデー」(日経平均株価
3836円安)の時は東証1部で7銘柄上昇しましたが、先週末の東証1部で
値上りしたのは6銘柄のみでした。

    ※日経平均の前日までの勝敗 ●●●●○●○○○●○●


 先週末の日経平均終値は1万4952円02銭で、2月12日の1万495
2円62銭を60銭下回り、年初来安値を更新しています。ただ、2月12日
と先週末の値はほぼ同水準で、チャートで見ると下記のようになっています。

    ※参考:http://www.aqua-inter.com//document/160627nkd.html


 先週末は世界のマーケットが大荒れとなりました。英通貨ポンドが急落し、
対ドルで31年ぶりの安値となった一方、NY金先物は急騰し、約2年ぶりの
高値を付けました。

 尚、先週末の各国の代表的な株価指数の下落率は以下のようになっており、
わずか1日で世界の株式市場から約3.3兆ドル(約340兆円)が消失した
との試算もあります。


  日経平均 ▼ 7.9%
  NYダウ ▼ 3.4%

  英国   ▼ 3.2%
  ドイツ  ▼ 6.8%
  フランス ▼ 8.0%
  スペイン ▼12.4%
  イタリア ▼12.5%
  ギリシア ▼13.4%


 CME日経225先物は1万5120円で、先週末の東京市場の日経平均終
値1万4952円と比べて170円ほど高い水準となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
 ――――――――――――
 1万5500円 心理的節目
 1万5120円 CME日経先物
 1万5000円 心理的節目
☆1万4952円 先週末終値
 1万4529円 14年10月17日安値
 1万4516円 PBR1倍の水準
 


◎本日の経済指標等
 ――――――――
 10:30 中国5月の工業企業利益
 14:00 5月の外食売上高


 欧米では、5月の独小売売上高、6月の米サービス部門PMI速報値、6月
の米ダラス連銀製造業指数などの発表の他、イエレンFRB議長やカーニー英
中銀総裁が発言する予定です。



◎新規上場
 ――――
 キャリア(東マ・6198) 公開価格1950円


◎決算発表
 ――――
 15:00 ハイデイ日高(7611)、しまむら(8227)



◆その他のトピックは、英国で再投票の請願殺到、G7が緊急声明「資金供給
の用意」、英国債・格付け会社が見直しの動き、英中銀「あらゆる手段とる」、
日本は単独介入も視野、英国に進出する日本企業は戦略練り直し急務・為替や
関税注視、英金融街の地位低下で欧米の金融機関も拠点や人員を再編、企業業
績に下振れの恐れ、日欧EPA交渉・年内合意に暗雲、離脱後の英国と包括協
定・EU検討、AIIB顧問に鳩山元首相。

 金の上昇が長期化の可能性、18~19歳「自民に投票」44%・日経調査、
あおぞら銀とGMOがネット銀の共同運営で提携、財務省が「国債入札特別資
格」見直し・利便性向上を検討、5月の求人広告件数は前年比22%増、北海
道新幹線開業3カ月・乗車率10ポイント上昇、JR九州が上場に向け予備申
請、三陽商会が希望退職、ニッセンが債務超過懸念、日電硝子は福井の工場休
止・太陽電池など需要減で。

 アース製薬と東洋製缶がDNAチップで衛生管理、前田建設連合が道路運営
で優先交渉権・民間初、大陽日酸が仏社から米国のガス製造設備や拠点を買収、
大ガスが業界最高効率のコージェネ、日立建機が豪で鉱山機械75億円受注、
高島屋の3~5月期純利益44%減、浜ゴムの1~6月期純利益54%減、キ
ユーピーの今期純利益6%減・年配当は引き上げ、東芝が前期の家電部門の売
上高を減額訂正、三菱自の今期特損の内枠・日産などに400億円補償、ウェ
ルネットが増配、瑞光の3~5月期純利益2.7倍、ほくほくFGが自社株取
得枠設定など。


◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

   28日(火) 欧州連合(EU)首脳会議
          米国1~3月期GDP確定値
          米国6月の消費者信頼感指数

   29日(水) 株主総会集中日
          5月の商業動態統計
          上海で携帯端末見本市
          米国5月の個人消費支出・個人所得

   30日(木) 5月の鉱工業生産速報
          5月の自動車生産・輸出実績
          5月の住宅着工件数
          米国6月のシカゴ購買部協会景気指数

 7月 1日(金) 6月の日銀短観
          5月の消費者物価、失業率、求人倍率、家計調査
          6月の消費動向調査
          6月の新車販売台数
          中国6月の製造業PMI
          米国6月のISM製造業景況指数
          米国6月の新車販売台数

◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 > 押し目買い方針の日

 <相場高低判断> 寄付高ければ後場安し




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【3】心に残る名言                        **
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               ドラッカー(アメリカ経営学者)








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