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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー!株式 ◎ 2016/06/27 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんばんは。aquaです。 20年前に大ヒットしたハリウッド映画「インデペンデンス・デイ」の続編 が来月公開になります。 前回の「インデペンデンス・デイ」では、大統領が「今日の戦いに勝利すれ ば、我々が確固たる決意を示した日として記憶される一日となるであろう。我 々は戦わずして、滅びはしない。我々は勝利し、生存し続ける。今日こそが、 我々の独立記念日(インデペンデンス・デイ)なのだ」と演説して皆の心をま とめ最後の闘いに挑むのですが、映画における数ある演説の中でも名スピーチ の一つとされています。 先の英国の国民投票で、離脱派が勝利した要因は多数あげられていますが、 「インデペンデンス・デイ」のフレーズも流れを作った要因の一つかもしれま せん。 投票日の数日前、離脱派の議員が「支配を取り戻す最後のチャンスだ。23 日を我が国の独立記念日にしよう」と呼びかけた際に、集まった離脱派の聴衆 が熱狂して立ち上がり万雷の拍手で応じていた映像を見て、あるニュース解説 者は「これはもしや(離脱派が勝つのでは)」と思ったそうです。 分かりやすいスローガンやキャッチーな(大衆ウケの良い)フレーズという のは、時としてどのような能書きや理屈よりも大衆の心をつかみ、運動に熱を 与えます。 キング牧師の「I have a dream」然り、オバマ氏の「Yes, We can」しかり、そして今回の「Thursday could be Independence day」しかりです。 後漢末期、「蒼天已死(そうてん すでにしす)」※漢王朝はすでに滅んだ。 決起せよ。の檄文が各地の反体制派の蜂起を促し、体制の崩壊が一気に進んだ という例もあります。 国民投票の後の英国内の動きをみましても、この先のことはまだ不透明です が、英国がEUからの離脱を選択したという事実は近隣諸国に波紋となって広 がっています。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.恐怖指数 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 15309.21(+357.19)△2.39% ◎TOPIX 1225.76(+ 21.28)△1.77% ◎売買高概算 22億8285万株 ◎売買代金概算 2兆3094億円 ◎時価総額 456兆5914億円 ◎値上り銘柄数 1570 ◎(年初来)新高値 11 ◎値下り銘柄数 335 ◎(年初来)新安値 163 ◎変わらず 59 ◎騰落レシオ(25日) 89.09%(前日比5.60%上昇) ◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ●●●○●○○○●○●○ 50.0% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 -6.24% 75日線比 -7.52% ◎為替 (対 ド ル)102.08(前週末比0.97円高) (対ユーロ)112.76(前週末比2.25円高) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 149.3円(- 3.7円)21751万株 2.三菱UFJ<8306> 455.9円(- 14.1円) 7377万株 3.シャープ <6753> 95円(- 16円) 4932万株 4.野村 <8604> 358.3円(- 24.2円) 4190万株 5.板硝子 <5202> 64円(- 6円) 3768万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 9320円(+ 460円) 1237億円 2.トヨタ自 <7203> 5151円(- 89円) 613億円 3.そーせい <4565> 15520円(+ 800円) 393億円 4.三井住友 <8316> 2915円(- 52円) 393億円 5.キヤノン <7751>2946.5円(- 3.5円) 376億円 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売840万株 買い1160万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、357円(2.39%)高 の1万5309円で取引終了です。 週末のNYダウは610ドル安でしたが、東京市場は英国民投票の結果を受 けて金曜日に先立って1286円の大幅安となっていただけに反動から買いが 優勢。各国が政策対応に動くとの期待、政府と日銀が緊急会合を開いて金融市 場の安定へ流動性確保を図るとしたこと、更に政府が秋に打ち出す経済対策の 規模を10兆円以上にするとしたことも支援材料となり、引けにかけてジリジ リを上げ幅を広げています。円相場が1ドル=101.90円前後の円高水準 で推移していることから物色の矛先は内需関連に向かっています。売買代金は 概算2兆3094億円、上海総合指数は41ポイント(1.4%)高の289 5です。 業種別では、陸運、医薬品、食品、建設、小売などの上げが顕著です。一方、 証券、銀行、自動車、鉄鋼、海運、石油などは下げています。 個別銘柄では、政府が秋に打ち出す経済対策の規模を10兆円以上にするこ とを検討と報じられ、補正予算で公共投資が増えるとの思惑から建設株が軒並 み高。大成建設は40円高の805円、大林組は57円高の1035円、清水 建は40円高の923円、鹿島は33円高の679円となっています。ゼネコ ンの業績は震災復興工事や東京五輪に向けた再開発などで極めて好調です。 千葉市本社で建設と不動産開発を手掛ける新日本建設が大幅高、85円高の 654円となっています。17年3月期連結純利益の計画を68億円から11 1億円に大幅上方修正し、好感した買いが膨らんでいます。 ALSOK(綜合警備保障)が250円高の4800円と値を飛ばしていま す。政府が住宅の空き部屋などに旅行者を有料で泊める民泊をほぼ全面解禁す る新法の前倒し提出を検討と報じられ、同社は民泊向けの見守り・管理サービ スに参入するとしており、関連銘柄として物色の矛先が向かっています。 ニトリが660円高の1万2870円と大幅高。5日連続高の後、週末(金 )の相場全般大幅安の中にあって80円の小幅安と腰の強い動きを示し、本日 の大幅高となっています。6月度の既存店売上高が前年同月に比べ20%近く 増えており、好感した買いが継続しています。接触冷感機能を持つ「Nクール 」シリーズが好調です。 その他、ボイラー基盤にゴミ焼却炉を手掛けるタクマが大幅高で93円高の 864円、産業ガスの大陽日酸も97円高の894円、キューピーが利益計画 の上方修正と期末配当の増額計画で190円高の3335円。 PC用低価格パッケージソフトのソースネクストが自社株買い発表で20円 高の423円、日本M&Aが370円高の6590円と値を飛ばしています。 本日の新高値銘柄は、山パン、亀田菓、森乳、サイバーエージ、日新電、富 士通ゼネ、ニトリ・・・等々です。 ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方も是非ご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/ ◆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [クレディS証券] 据置き A(5334)特殊陶 3,800→ 2,550円 据置き A(6594)日電産 10,100→10,000円 据置き A(6770)アルプス電 3,250→ 2,900円 据置き A(6981)村田製 20,900→16,500円 据置き A(7013)IHI 300→ 350円 引下げ B→C(7012)川重 300→ 260円 [JPモルガン証券] 引下げ B→C(8604)野村HD 470円 [野村証券] 据置き B(4091)大陽日酸 1,100→ 915円 引下げ A→B(5202)板硝子 150→ 75円 引下げ A→B(7261)マツダ 2,100→ 1,670円 [SMBC日興証券] 据置き B(5938)LIXIL 2,500→ 2,150円 据置き B(8233)高島屋 1,150→ 1,000円 [三菱UFJMS証券] 据置き C(9842)アークランド 970→ 1,000円 [ゴールドマンS証券] 引上げ 3→2(9831)ヤマダ電機 590→ 620円 引下げ 3→4(8016)オンワード 620→ 580円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎中国の工業企業利益 ――――――――― 5月の中国工業企業利益は前年同月比3.7%増と、増加率は4月の4.2 %増から縮小しました。 1~5月の伸び率は前年同期比6.4%増で、こちらも1~4月の6.5% 増から伸び率が縮小しました。 ◎外食売上高 ――――― 全体としては5月の売上高は前年同月比0.6%増と、前年実績をわずかに 上回りました。 業態別では、ファーストフードが4.6%増と好調。一方、ファミリーレス トランは2.0%減と今年2度目の前年割れ。パブや居酒屋なども苦戦して います。 ◎本日の新規上場 公開価格 初値 終値 ――――――― キャリア(東マ・6198) 1950円 3870円 3430円 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】恐怖指数 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 先週末のNY市場では、投資家の不安心理の度合いを示す「ボラティリティ ー・インデックス」(VIX)が前日に比べ8.51ポイント(49%)高の 25.76ポイントにまで跳ね上がり、2月11日以来およそ4カ月ぶりの高 水準となりました。 VIXはS&P500指数オプションを基に算出され、相場の予想変動率を 示します。先行きに不安が生じ株式相場が急ピッチで下げる局面になると上昇 する傾向があるため「恐怖指数」とも呼ばれます。 恐怖指数はおおよそ10から20の範囲での動きが通常で、値が低ければ低 いほど投資家が不安を感じていないことを示し、20超えは投資家の不安心理 が高まった状態であると言えます。 東京市場で「恐怖指数」(VIX)と似た性質を持つ指数としては、「日経 平均ボラティリティー・インデックス(日経平均VI)」があります。 日経平均が1286円安と急落した先週末の日経平均VIは、前日比5.9 8ポイント(17%)上昇の40.71と、2月13日以来約4カ月ぶりの高 水準となりました。 昨年末の日経平均は1万9033円で終了し、2万円の大台乗せを期待され ながら年が明けましたが、大方の予想に反して値を下げ続け、1万4952円 の安値(先週末に更新する前の年初来安値)をつけたのが2月12日でした。 約2カ月半で4千円超の値下がりを演じ、当面の底となった2月12日の日 経平均VIの値は49.84で、翌13日の日経平均VIは40.82、今回 はそれに次ぐ水準です。 経験則では日経平均VIが40を超えると目先のピークとなることが多いの ですが、リーマン・ショック時の2008年8月には92.03、東日本大震 災が発生した2011年3月には69.88まで上昇したことがあります。 ちなみに、VIXも日経平均VIも、関連したETF(上場投資信託)やE TN(上場投資証券)があって、売買することが可能です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 欧州連合(EU)本部があるベルギーの首都ブリュッセルでは、明日から2日 間の日程で欧州連合(EU)首脳会議が開かれます。明日は英国のキャメロン 首相が先の国民投票の結果について説明する見通しで、29日には英国を除く 27カ国で英国のEU離脱の手順について協議する予定となっています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 10年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2015  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 8年連続で『総合大賞』 06年~07年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2015/ ◎まぐまぐ大賞 2015  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 投資・資産運用部門 第4位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2015/page/cate05/ 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