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             ◎ ハロー!株式 ◎      2016/06/30 朝刊

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おはようございます。aquaです。

 さっそくですが、昨晩のNY株式市場は大幅高。NYダウで284ドル高の
1万7694ドル。シカゴ日経平均先物で1万5740円と昨日の日経平均株
価の終値1万5566円よりも170円ほど高い水準となっています。

 これを受けて、本日の東京マーケットは朝方から買いが先行、シカゴ日経先
物にサヤ寄せする形で高く始まることが想定されます。詳細は下記のNY市況
欄と本日の注目点をご参照下さいませ。


 これから桃の美味しい時期となります。


  「桃栗三年柿八年」(ももくりさんねんかきはちねん)


 発芽から結実まで桃や栗は3年、柿は8年かかるため、物事を成し遂げるに
は時間がかかることを示唆する諺です。

 桃は英語でピーチ、仏語でペッシュと呼ばれ、その昔、原産国の中国からシ
ルクロードを渡ってギリシャ、ローマに伝えられ、17世紀にアメリカ大陸ま
で伝わったそうです。「毛毛(もも)」といわれ、毛がいっぱい生えた硬い果
肉だったそうです。

 多くの実がなることから豊穣(ほうじょう)の象徴とされ、古くから魔よけ
や不老不死の仙果として重宝されていました。


 「桃源郷」の語源は、中国の漁師が迷い込んだ桃の花が咲き乱れる仙境(俗
界を離れた清浄な土地)に由来します。もう一度行こうとして探しても、どこ
にも見つからなかったそうですが、西洋の「ユートピア」がくしくも「どこに
もない場所」を指すのは「理想郷」の普遍性を示唆しているのかもしれません。

 桃には体を元気にしてくれる要素がたくさん含まれており、果肉には老化防
止の働きがあり、葉はあせもや湿疹に効果があるそうです。また、種は血液の
循環を良くする作用が、花はむくみを解消する働きがあるそうです。

 6月下旬から8月にかけて屋根なしで栽培する露地物の季節となります。好
みの柔らかさになるまで日陰に保存し、食べる直前に冷蔵庫で冷やすと美味し
さも増します。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      17694.68(+284.96)△1.64%
□ナスダック       4779.25(+ 87.38)△1.86%
□S&P500      2070.77(+ 34.68)△1.70%

□ダウ輸送株       7412.95(+160.32)△2.21%
□半導体株(SOX)    679.37(+ 13.62)△2.04%

□NY原油先物(8月限)   49.88(+ 2.03)
□NY 金先物(8月限) 1326.90(+ 9.00)

□バルチック海運指数    640   (+13)

□為替      (対ドル)102.91(前日比0.49円安)
        (対ユーロ)114.47(前日比1.08円安)

□CME日経225先物  15740(+170)※大阪先物比



 29日のNY株式市場は、英EU離脱による混乱収束期待で連日の大幅上昇
となりました。

 アジアや欧州の株式相場の上昇が続き、英国のEU離脱決定による混乱が収
束しつつあるとの見方を背景にNY株式市場も買いが先行。週間の在庫統計で
原油在庫が予想以上に減少し、需給改善期待から原油先物(WTI)が大きく
続伸したことも株式市場の支援材料となりました。

 この日発表された5月の個人消費支出は前月比0.4%増と、前月(1.1
%増)から伸びは鈍化しましたが、市場予想(0.3%増)は上回りました。
また、5月の米仮契約住宅販売指数は前月比で3.7%低下しましたが、基調
は堅調との見方もあって材料視されませんでした。

 先週末から週初にかけて市場混乱の震源地となった英国の株価指数(FT指
数)は一足先に「離脱」前の水準を回復し4月21日以来の高値をつけたこと
が市場に安心感を与えNY株も上げ幅を拡大。

 NYダウは英EU離脱ショックで先週末と週初の2日間で870ドル下落し
ましたが、その後の2日間で下げ幅の半分超の554ドルを取り戻した恰好で
す。

 S&P業種別指数は前日に続き全10業種が上昇。引き続き金融とエネルギ
ーが相場の戻りを主導しています。

 個別銘柄では、独バイエルとの買収交渉を継続していることを明らかにした
農業製品・種子大手のモンサントが上昇。資産運用会社アポロ・グローバル・
マネジメントがリゾート運営のダイヤモンド・リゾーツ・インターナショナル
に買収を提案し、ダイヤモンド・リゾーツは買収額にさや寄せする形で急伸し
ました。

 複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)が上昇。当局がGEの金融部
門について、資本規制が厳しい「システム上重要な金融機関」の指定を取り消
したことを好感した買いが入りました。好決算とともに増配を発表した食品の
ゼネラル・ミルズが買われ、冴えない決算を発表したスポーツ用品大手のナイ
キは今後への期待から上昇。卵巣がん治験薬試験で好結果が得られたバイオ医
薬品のテサロが急騰しました。一方、分社化計画の詳細を発表したアルコアは
軟調でした。

 ダウ構成銘柄では、ナイキ、アメックス、JPモルガン、メルク、ボーイン
グ、インテルなど29銘柄が上昇した一方、ホームデポのみが小幅安で取引を
終了しました。

 NY原油先物(WTI)は続伸。週間の在庫統計で原油在庫が予想以上の取
り崩しとなっていたことを好感した買いが入りました。英EU離脱ショックが
和らぎ、リスクを取る動きが戻りつつあることも相場の追い風となっています。

 NY金先物も買い優勢となり反発。バルチック海運指数(BDI)は6日続
伸です。




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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆昨日の日経平均株価は、政策への期待を背景に3日連続高、前日比243円
高の1万5566円で取引を終了しました。

    ※日経平均の前日までの勝敗 ●○●○○○●○●○○○

 個別銘柄では、ソニー、DCM、UMNファーマ、名古屋鉄道などが上昇し
ました。※詳細は昨日夕刊の「相場概況」をご参照ください。


 英FT指数が「離脱」前の水準を回復。NY株は連日の大幅高。為替は前日
夕に比べ対ドルで50銭程度の円安、対ユーロでは1円超の円安水準で推移し
ています。

 CME日経225先物は1万5740円で、昨日の東京市場の日経平均終値
1万5566円と比べて170円ほど高い水準です。


◎日経平均株価と上下の節目
 ――――――――――――
 1万6000円 心理的節目
 1万5740円 CME日経先物
 1万5626円 一目転換線、半値戻し
☆1万5566円 昨日終値
 1万5500円 心理的節目
 1万5477円 5日線



◎本日の予定
 ―――――
 08:50 5月の鉱工業生産指数速報
   〃   対外・対内証券売買契約
 12:00 5月の建設機械出荷額
 13:00 5月の自動車生産・輸出実績
 14:00 5月の住宅着工戸数
 15:00 投資部門別株式売買動向


【鉱工業生産】 4月は減少予想を覆して前月比0.5%上昇の97.2とな
 りましたが、5月は前月比で横ばいの予想となっています。


【住宅着工】 4月は前年同月比で9.0%増と市場予想を上回る伸びを記録。
 5月は前年比4.8%程度の増加が見込まれており、5カ月連続のプラスと
 なる見込みです。


【投資家動向】 日経平均株価が週間で647円下落した6月第4週の投資主
 体別の売買動向が発表されます。注目は海外投資家の動向で、前週は財務省
 集計(対内証券売買契約)、東証集計(投資部門別株式売買動向)ともに2
 週ぶりの売り越しとなっています。


 海外では、6月の独失業率、6月のユーロ圏消費者物価指数速報値、週間の
米国新規失業保険申請件数、6月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)の
発表があります。



◎決算発表
 ――――
 15:00 スター精密(7718)、ニトリHD(9843)
 15:10 ダイセキ環境(1712)
 15:30 スギHD(7649)



◆その他のトピックは、65歳以上が26%・働く人の5割が女性とシニア・
15年国勢調査、日英の経済協定を検討、スコットランドがEU残留の意向表
明、税逃れ防止で国際的な枠組み構築へ・OECDが京都で会合、東南アの新
車販売が持ち直し・5月は13%増、台湾の半導体関連大手「アップルの今年
の発注はやや慎重」、イーベイが日本企業の海外通販事業を支援、国内のライ
ブ・エンタメ市場が5000億円の大台突破、株式決済を1日短縮・19年か
ら、裁定買い残が4年半ぶり1兆円下回る。

 ドコモが自動運転参入・DeNAと提携、ソニーのロボット事業復活、日立
が伊で鉄道車両受注・最大3千億円見込む、MRJの量産工場が来月稼働・月
産1機、ANAがボンバルディアに小型旅客機3機発注、スカイマークの前期
営業益は3期ぶり黒字転換、車国内生産が2カ月ぶり増、三菱自と日産・7月
1日に「軽」販売再開、5月の鉄鋼輸出は3カ月ぶり増、スズキの新CEOに
俊宏社長、太平洋セメント韓国撤退、アシックス、ランニング靴の品ぞろえ充
実・リオ五輪を意識。

 TDKが東芝株383万株全て売却、野村総研の4~6月期営業益3%増で
過去最高、日本紙の4~6月期営業益5%増、クラレの1~6月期営業益2%
増、ナガイレーベの9=5月期純利益1%減、WINウェザの前期純利益3%
減、城南進学研究社とナガセが単元株数の変更発表、菊水電子、増田製粉、三
ツ星ベルト、スパークスGが自社株取得枠設定など。



◎明日の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 7月1日(金) 6月の日銀短観
         5月の消費者物価、失業率、求人倍率、家計調査
         6月の消費動向調査
         6月の新車販売台数
         中国6月の製造業PMI
         米国6月のISM製造業景況指数
         米国6月の新車販売台数


◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 > 目先のポイントを作る注意日

 <相場高低判断> 当分の高値出づ




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【3】心に残る名言                        **
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    金を作るにも三角術を使わなくちゃいけないと云うのさ

    義理をかく、人情をかく、恥をかくこれで三角になるそうだ


                   夏目 漱石(我輩は猫である)







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◆6月30日 今日は何の日 六曜:赤口

 夏越の大祓、ハーフタイムデー、アインシュタイン記念日、集団疎開の日、
 トランジスタの日



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