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こんばんは。ａｑｕａです。

　本日は二十四節気の一つ「清明」です。

　新鮮で生気にあふれている様を「清新」、明るくのびのびとしていることを
「明暢（めいちょう）」と言い、桜花爛漫、天地万物に清新明暢の気が満ちあ
ふれる時候です。

　街をゆく新社会人にも清新明暢の気が溢れており、新しいスーツといった外
見上の「らしさ」とは別に、初初（ういうい）しさが何となく伝わってきます。

　しばらくすれば、この「初初しさ」は薄れてくるものですが、初初しさに包
まれたその内面にある夢や希望はいつまでも忘れずにいてほしいと願います。

　ちなみに「初初しい」を辞書で引きますと、「世間ずれしていないで、若々
しくけがれのないさまである。ものなれていないで初心な様子である」などと
書かれていますが、最近は「初初しい」と感じる機会がめっきり少なくなった
ような気がします。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な投資判断

 ３．本日の経済指標等の結果

 ４．昨年来と年初来






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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　１６１２３.２７（－　４０.８９）▼０.２５％
◎ＴＯＰＩＸ　　１３０２.７１（＋　　１.３１）△０.１０％

◎売買高概算　　　２０億６８４９万株
◎売買代金概算　　　２兆０８９６億円
◎時価総額　　　４８４兆８４９６億円

◎値上り銘柄数　１２５１　　　◎（年初来）新高値　１６
◎値下り銘柄数　　６００　　　◎（年初来）新安値　６４
◎変わらず　　　　　９９

◎騰落レシオ（２５日）１０６.５４％（前日比２.１８％上昇）

◎サイコロ（日経平均）　３勝９敗　●●○●●○○●●●●● ２５.０％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比 －４.０４％　７５日線比 －６.０３％


◎為替　　（対 ド ル）１１１.４６（前週末比０.８１円高）
　　　　　（対ユーロ）１２６.７６（前週末比１.０３円高）

◎出来高上位

 １.みずほ　　＜８４１１＞　１６０.９円（－　　１.４円）１８３２３万株
 ２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　５０９.１円（＋　　０.４円）　８３７５万株
 ３.神戸製鋼　＜５４０６＞　　 　９５円（±　　 　０円）　５１７３万株
 ４.東芝　　　＜６５０２＞　２０６.３円（－　　３.０円）　４３８５万株
 ５.野村　　　＜８６０４＞　４６６.４円（－　１３.２円）　３１０９万株

◎売買代金上位

 １.日経レバＥ＜１５７０＞ １０６７０円（－ 　８２０円）　２８７２億円
 ２.トヨタ　　＜７２０３＞　 ５７７１円（－ 　１８１円）　　８１４億円
 ３.ソフトＢＫ＜９９８４＞　 ５４１０円（＋　 　４４円）　　７５１億円
 ４.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　５０８.７円（－　１２.８円）　　４７３億円
 ５.パナソニク＜６７５２＞　９０８.１円（－１２５.４円）　　３７３億円



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１１８０万株　買い８５０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が５日連続安、４０円（０．２５％）
安の１万６１２３円で取引終了です。

　週末のＮＹダウは１０７ドル高となりましたが、円相場が１ドル＝１１１．
５０円前後の円高に振れたことを嫌気して朝方は売りが先行。９：０５には下
げ幅が１３４円となる場面がありました。ただ、下値を売る動きも限定的。売
り一巡後は伊勢志摩サミットを前にした政策期待からの押し目買いが入って下
げ幅を縮小。一時はプラスに転じましたが、引けにかけては主力の輸出関連株
が指数を押し下げ、小幅安となっています。売買代金は概算２兆８９６億円、
上海総合指数は５ポイントの小幅高で３００９です。

　業種別では、水産、食品、医薬品、陸運などが高く、自動車、ゴム、証券、
非鉄などの下げています。

　個別銘柄では、中国人に人気の炊飯ジャーの象印マホービンが１６７円高の
１９３５円と大幅高で４ヶ月ぶりの高値水準まで上昇。１６年１１月期業績計
画の上方修正を発表し、好感した買いが入っています。連結営業利益は８６億
円から１０８億円、連結当期利益は５３億円から６２億円に引き上げています。

　ベビー・子供衣料の西松屋チェーンが４８円高の１１６８円と値を飛ばして
います。１４：３０に発行済み株式数の０．５１％にあたる約３３万株、３億
円を上限とする自己株式の取得を実施すると発表。株式需給の引き締まりを好
感する買いが入っています。

　必要な部位に薬物を届ける薬物伝達システムに強みを持つ創薬ベンチャーの
ナノキャリアが大幅高、２２０円高の１５２２円となっています。同社が開発
した核酸医薬デリバリー技術を使った新薬候補について米国で特許査定を受け
たと発表。将来の業績拡大を期待した買いが膨らんでいます。

　遺伝子医薬品に強い創薬ベンチャーのアンジェスＭＧがストップ高、１００
円高の６２７円となっています。人工透析用留置針国内トップの医療機器メー
カーのメディキットが同社と共同で詰まった血管を広げるバルーンカテーテル
（医療用細管）に薬剤を塗った製品を開発したと報じられ、将来の収益拡大を
期待した買いが入っています。メディキットも１１５円高の３８３０円と値を
飛ばしています。

　合成繊維需要旺盛なカネカが６３円高の９８５円と値を飛ばしています。愛
知工業大学の森田靖教授らと１００倍以上高速に充電できるリチウムイオン電
池を開発したと報じられ、好感した買いが入っています。携帯端末やウエアラ
ブル機器、電気自動車などの用途に向けて５年以内の実用化を目指します。

　その他、調剤薬局持株会社のメディカルシステムが連日のストップ高で１０
０円高の６４０円、ビットコイン関連のマネーパートナーズが７２円高の９０
８円と大幅高、介護用品レンタル主力のトーカイが２３０円高の３２８５円、
放電加工機で世界首位級のソディックが自社株買い発表で５２円高の８４２円
と値を飛ばしています。

　本日の新高値銘柄は、ウェルネット、プレサンス、ユニゾＨＤ、稲葉製作、
ヒト・コミュニケーションズ、エレコム、西松屋チェーン、トーホー、コナミ
・・・等々です。




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【２】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［クレディＳ証券］
　据置き　　　Ｂ（3407）旭化成　　　　　　　 930→   840円
　据置き　　　Ｂ（4005）住友化学　　　　　　 650→   550円
　据置き　　　Ｂ（6674）ＧＳユアサ　　　　　 460→   500円

［野村証券］
　新　規　　　Ｂ（3197）すかいらーく　　　　　　　 1,900円
　据置き　　　Ｂ（9107）川崎汽船　　　　　　 190→   200円

［ＳＭＢＣ日興証券］
　据置き　　　Ａ（4516）日本新薬　　　　　 5,700→ 5,000円
　据置き　　　Ｂ（6869）シスメックス　　　 7,400→ 6,400円
　据置き　　　Ｂ（8270）ユニーＧＨＤ　　　　 760→   750円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　据置き　　　Ａ（6367）ダイキン　　　　　12,180→11,680円
　据置き　　　Ｂ（9962）ミスミＧ　　　　　 2,700→ 1,800円

［みずほ証券］
　据置き　　　Ａ（4565）そーせい　　　　　16,450→18,460円

［大和証券］
　据置き　　　１（8804）東京建物 　　　　　2,400→ 2,300円
　新　規　　　２（7186）コンコルディ　　　　　　　　 500円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【３】本日の経済指標等の結果　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎企業の物価見通し（３月調査）
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　大企業から中小企業まで含む全産業の約１万１千社に聞いた１年後の消費者
　物価指数（ＣＰＩ）の見通しの平均は０．８％上昇で、前回１２月の１．０
　％から０．２ポイント低下。

　３年後の見通しは１．１％、５年後の見通しは１．２％で、いずれも前回予
　想から下方修正されており、日銀が目標としている２％から乖離が拡大して
　います。



◎マネタリーベース
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　物価を押し上げるべく、日銀は国債の買い上げなどで資金を大量に供給して
　おり、３月のマネタリーベース（資金供給量、月末残高）は前月末比で１６
　兆円増加の３７５兆円と、４カ月連続で前月を上回り過去最高を更新しまし
　た。



◎ユニクロ売上高
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　ファーストリテイリングが発表した３月の国内ユニクロ売上高は前年同月比
　０．３％減と、３カ月ぶりの前年実績割れとなりました。客単価は９．１％
　アップしましたが、客数の減少（８．６％減）分を埋めきれず、全体として
　は小幅減となっています。





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【４】昨年来と年初来　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　四本値（始値、高値、安値、終値）のうち、高値と安値は、その日（または
週、月、年）の株価がこれ以上先には行かなかったという限界を示しています。

　その限界点を突き破り、主にその年の高値・安値を更新した際の株価を「新
値」と言い、「年初来の高値（安値）を更新」「新高値（新安値）更新」「新
値を取った」などと表現されます。

　いつからの高値（安値）を更新したのかについては「昨年来」と「年初来」
を時期によって使い分けています。

　通常は年明けから３月３１日までの期間は、前年１年間を含めた高値・安値
の更新を対象にし「昨年来高値（安値）」と表現します。

　４月１日以降はその年の大発会（年の一番最初の取引日）から当日までの期
間の高値あるいは安値の更新が対象となり、「年初来高値（安値）」と表現し
ます。ただし、４月以降でありましても、前年に目立った高値（安値）がある
場合はあえて「昨年来」と表記する場合もあります。

　ちなみにアメリカでは、現在から過去１年間の新値更新を「５２週高値（安
値）更新」として重視しています。

　尚、新聞の株式欄で白抜きで表示される高値・安値も、今の時期は年初来を
基準にしています。




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【５】編集後記                           　 　　　 aqua@aqua-inter.com
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５月２６日からは伊勢志摩サミット、６月１９日には改正公職選挙法の施行で
選挙権が１８歳以上に引き下げられ、７月には参議院選挙、もしくは衆参同日
選挙、８月５日からはブラジルのリオデジャネイロでオリンピックが始まり、
８月１１日は新たな国民の祝日「山の日」、築地市場から移転した豊洲市場が
１１月７日にオープン、１１月８日はアメリカ大統領選挙の投開票日など、盛
り沢山のイベントが控えており、政治日程との絡みで追加経済対策や消費増税
の延期などの可能性もあります。訪日外国人観光客数の積み増しもそうですが、
こうしたことを念頭に置きながら投資に臨みたいものです。

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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～
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