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━━━ これまで株でうまくいかない方・ビギナーの方へ毎週お届け ━━━ 〓〓 アクア・スペシャル版 〓〓 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」 独自の観点でaquaがやさしく解説します。 投資のノウハウも随時掲載中! 【お申込みは】 → → https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー!株式 ◎ 2016/06/16 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんばんは。aquaです。 浅く焙煎した豆を使ったアメリカン・コーヒーと違い、強めに焙煎した豆を 使い、ミルクやシロップなどでアレンジした、米西海岸シアトル発祥のスター バックスに代表されるコーヒーを「シアトル系コーヒー」と言います。 スターバックスが日本に進出したのは1996年ですが、あっという間に業 界を席巻し、わずか10年で最大手に躍り出ました。スターバックスのファン は多く、新商品が出ますと長い列ができたりします。伊藤園が日本で展開する タリーズ・コーヒーもシアトル系です。 ところで、喫茶店やカフェなどは人通りの多い商業地区や駅の近くにあるの が一般的ですが、郊外に大きな店舗を構えて勢力を伸ばしているコメダ珈琲店 のような存在もあります。 コメダ珈琲店の持ち株会社コメダHDが6月29日に東証に上場しますが( 市場区分は未定)、目論見書を確認しますと店舗数は2012年2月末の43 0店から2016年4月末には681店と、4年余りで1.5倍超に急拡大し ています。フランチャイズが主体のため、直営店は10店と少な目です。また、 利用客の平均年齢が高いことや、営業利益率の高さもコメダ珈琲店の特徴です。 似たような喫茶店も増えてきました。上場企業の事業としては、銀座ルノア ールが展開するミヤマ珈琲、トリドールが展開するコナズ珈琲、そしてドトー ル・日レスが展開する星乃珈琲店など。趣は違いますが、キーコーヒー傘下の アマンド、サンマルクのサンマルクカフェ、東和フードサービスの椿屋カフェ などがあります。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.日銀の決定事項と景気認識 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 15434.14(-485.44)▼3.05% ◎TOPIX 1241.56(- 35.55)▼2.78% ◎売買高概算 22億0924万株 ◎売買代金概算 2兆1355億円 ◎時価総額 461兆8087億円 ◎値上り銘柄数 57 ◎(年初来)新高値 7 ◎値下り銘柄数 1883 ◎(年初来)新安値 459 ◎変わらず 18 ◎騰落レシオ(25日) 81.14%(前日比6.66%低下) ◎サイコロ(日経平均) 4勝8敗 ●●○●○○●●●●○● 33.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 -6.83% 75日線比 -7.19% ◎為替 (対 ド ル)103.68(前日比2.56円高) (対ユーロ)117.00(前日比2.19円高) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 155.6円(- 1.7円)15895万株 2.東芝 <6502> 281.6円(- 11.3円) 7458万株 3.三菱UFJ<8306> 485.7円(- 6.4円) 7286万株 4.神戸製鋼 <5406> 85円(- 2円) 6478万株 5.IHI <7013> 259円(- 19円) 4549万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 9560円(- 660円) 2255億円 2.トヨタ自 <7203> 5281円(- 182円) 665億円 3.そーせい <4565> 15440円(- 1760円) 640億円 4.ソフトBK<9984> 5591円(- 81円) 400億円 5.ソニー <6758>2879.5円(- 95.5円) 366億円 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売1870万株 買い1770万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、485円(3.05%)安 の1万5434円で取引終了です。2月12日に付けた年初来安値1万486 5円まで569円に迫っています。 新興市場のマザーズ指数は7.1%の大幅安です。昨晩のNYダウが34ド ル安となり、米FRBが金利の据え置きを決定したことで円高・ドル安が進行。 これを嫌気して朝方から売りが先行。昼からは日銀が金融政策の現状維持を決 定すると更に円高が進行し、1ドル=104円台となったことで輸出関連中心 に売りが膨らみ、23日に英国のEU離脱を巡る国民投票を控えて買い手控え 気分が強い中、引けにかけて下げ幅を拡大しています。 尚、引け後には103円台後半の円高に進んでいます。売買代金は2兆13 55億円、上海総合指数は14ポイント(0.5%)安の2872です。 東証が発表した6月第2週(6~10日)の投資家別株式売買動向では、外 国人は3週ぶりに買い越しで買越額は2235億円(前週は1461億円の売 り越し)。年金基金の動向を反映する信託銀行は6週連続の買い越しで買越額 は1488億円。個人は2週連続の買い越しで買越額は295億円です。 業種別では、33業種全て下落。特に、不動産、非鉄、電機、機械、自動車、 精密、医薬品、証券などは3%を超す下げとなっています。 個別銘柄では、相場全般安の中にあって、森下仁丹が40円高の555円と 7%を超える大幅高。アンジェスMGが保有する子宮頸部の前がん病変を治療 するワクチンの開発や製造・販売する権利を仁丹に認めることで基本合意した と発表。経口投与で子宮頚部の前がん病変を退縮・消失させ、子宮頚がんへの 移行を回避できる世界初の治療ワクチンとして期待されているだけに好感した 買いが膨らんでいます。 そのアンジェスMGはストップ高で80円高の542円。森下仁丹から一時 金を受け取り、ワクチンの商品化が成功した際にロイヤルティーを受け取るだ けに収益拡大を期待した買いが集まっています。 富士通の上場子会社の富士通コンポーネントがストップ高、80円高の38 1円となっています。車載用タッチパネルに求められる高耐環境性に対応した 静電容量方式タッチパネルを開発したと発表。主流の抵抗膜方式タッチパネル から静電容量方式タッチパネルへの移行が進んでいることから業績拡大を期待 した買いが入っています。 生化学工業が86円高の1596円と値を飛ばしています。腰椎椎間板ヘル ニア治療剤の海外でのライセンスについて、スイスのバイオ医薬品企業と基本 合意したと発表。併せて自社株買いも実施するとしており、好感した買いが入 っています。 その他、製薬中堅のゼリア新薬が38円高の1465円、JAL系商社のJ ALUXが26円高の1669円、アロンアルフアの東亜合成が13円高の1 001円、介護・医療業界に特化した人材紹介のエス・エム・エスが155円 高の2285円と値を上げています。 本日の新高値銘柄は、サイボウズ、サンドラッグ、日立国際電気、森下仁丹 ・・・等々です。 ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方も是非ご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/ ◆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [クレディS証券] 据置き A(3231)野村不動産 2,600→ 2,200円 据置き A(3289)東急不動産 1,000→ 820円 据置き A(8801)三井不動産 3,200→ 3,000円 [UBS証券] 据置き C(6481)THK 1,940→ 1,800円 [野村証券] 据置き A(3287)星野リゾート 172.5万→169.2万円 据置き A(6473)ジェイテクト 1,800→ 1,550円 [三菱UFJMS証券] 据置き A(6367)ダイキン 11,680→11,030円 据置き A(7220)武蔵精密 2,800→ 2,600円 引下げ B→C(6988)日東電 5,800→ 5,300円 [みずほ証券] 引上げ B→A(6756)日立国際 1,200→ 2,000円 [大和証券] 据置き 1(3391)ツルハHD 12,000→13,500円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎マンション市場動向 ――――――――― 5月の首都圏の新築マンション発売戸数は前年同月比14.1%減で、6カ 月連続の減少となっています。 一方、契約率は70.9%と、前月から4.5ポイントアップし、好不調の 目安とされる70%を3カ月ぶりに上回りました。1戸当り平均価格は56 92万円、平米単価は82.3万円と、ともに前年同月比で12カ月連続の 上昇となっています。 ◎対内証券投資・株式(財務省集計)※カッコ内は前週の動向 ――――――――― 6月5日~11日 海外投資家 +1283億円(- 975億円)*3週ぶり買い越し ◎投資部門別の売買状況(東証集計)※カッコ内は前週の動向 ―――――――――― 6月第2週(6月6日~10日、日経平均40円下落・週間ベース) 個人投資家 + 295億円(+ 348億円)*2週連続買い越し 海外投資家 +2235億円(+1461億円)*3週ぶり買い越し 事業法人 + 870億円(+1149億円)*7週連続買い越し 信託銀行 +1488億円(+ 511億円)*6週連続買い越し ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」 は年金資金等の売買動向を示します。 ◎欧州新車販売 ―――――― 5月の欧州連合(EU)域内の新車販売台数は、前年同月比16.0%増と 2年9カ月連続の増加となっています。 メーカー別ではトヨタ自動車の19.5%増がトップで、次が仏プジョー・ シトロエン・グループ(PSA)の18.7%増となっています。 国別ではイタリア27.3%増、フランス22.3%増、ドイツ11 .9 %増と、主要市場が2桁の伸びで好調でした。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】日銀の決定事項と景気認識 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 日銀は本日の金融政策決定会合で追加緩和を見送り、金融政策の現状維持を 決めました。参考までに具体的な決定事項は以下のようになっています。 「 量 」:金融市場調節方針(賛成8反対1) マネタリーベースを年80兆円に相当するペースで増やす 「 質 」:資産買入れ方針(賛成8反対1) 1)長期国債について、保有残高が年間約80兆円に相当するペー スで増加するよう買い入れを行う。 2)ETFおよびJ-REITについて、保有残高が、それぞれ年 間約3.3兆円、年間約900億円に相当するペースで増加す るよう買入れを行う。※3千億円を「設備・人材投資に積極的 に取り組んでいる企業」を対象とするETFの買入れに充てる。 3)CP等、社債等について、それぞれ約2.2兆円、約3.2兆 円の残高を維持する。 「金利」:政策金利(賛成7反対2) 日本銀行当座預金のうち政策金利残高に▲0.1%のマイナス金 利を適用する。 また、日銀の景気認識は以下のとおりです。 ・国内景気:輸出・生産面に鈍さがみられるものの、 基調としては緩やかな回復を続けている ・海外経済:緩やかな成長が続いているが、新興国を中心に幾分減速 ・設備投資:緩やかな増加基調 ・個人消費:一部に弱めの動きもみられるが、底堅く推移 ・住宅投資:再び持ち直し ・公共投資:減少ペースが鈍化 ・鉱工業生産:横ばい圏内の動き ・物価上昇:このところ弱含んでいる ・先行き経済:基調として緩やかに拡大していく 尚、リスク要因としては、中国をはじめとする新興国や資源国に関する不透 明感、米国経済の動向やそのもとでの金融政策運営が金融市場に及ぼす影響、 欧州における債務問題の展開や景気・物価のモメンタム、地政学的リスクなど を挙げています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 本日の日銀の政策決定(現状維持)を受けて、円相場が103円台に突入し、 2014年8月以来1年10カ月ぶりの円高水準をつけました。尚、参考まで に円相場(対ドル)の過去4年の動きと現在の水準は下記のようになっていま す。 → http://www.aqua-inter.com//document/160616dol.html ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 10年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2015  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 8年連続で『総合大賞』 06年~07年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2015/ ◎まぐまぐ大賞 2015  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 投資・資産運用部門 第4位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2015/page/cate05/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━