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             ◎ ハロー株式 ◎       2017/09/07 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 数多くの合併などを経て社名の変更が相次いだ結果、社名を聞いてもその企
業の具体的イメージが浮かびにくいといったケースがあります。

 例えば、「新日石」といえば「ENEOS」ブランドでサービスステーショ
ン(ガソリンスタンド)を展開する石油元売大手とすぐに思い浮かびますが、
「JXTGホールディングス」と聞いて石油元売りと分かる人がいても、展開
するブランドをすべて答えられる人は少ないように思います。

 JXTGホールディングスは、日本石油と三菱石油が合併し新日本石油にな
り、次に新日石と新日鉱(ジャパンエナジー)が統合しJXホールディングス
が発足。さらに株式交換により東燃ゼネラル石油を完全子会社化。それに伴い
社名がJXTGホールディングスに変更されたという経緯があります。

 ちなみに、JXTGの名称はジャパンの「J」、未知の「X」、Tonen
Generalの「TG」からきています。

 JXTGホールディングスの中核事業となるエネルギー事業は傘下のJXT
Gエネルギーが担っていますが、上記のような経緯から「ENEOS」「エッ
ソ」「モービル」「ゼネラル」の4つのブランドでガソリンスタンドを展開し
ています。

 「エッソ」が全国に1803店舗、「モービル」が1004店舗、「ゼネラ
ル」が518店舗ありますが、この3ブンラドは廃止が決まり「ENEOS」
に統一されることになりました。2019年度中に完了する予定で、単純合算
しますと「ENEOS」は現在の1万0243店舗から1万3568店舗に増
えることになります。

 上記4ブランドの給油所の全国シェアは4割程度で、オンラインの地図サー
ビスでガソリンスタンドを表示させますとJXTGの給油所が数多く確認でき
ます。エコカーシフトによるガソリン需要の減少や価格競争の激化でガソリン
スタンドの経営環境は厳しく、廃業も目立つ昨今、大手でありましても店舗の
統廃合は必要で、ブランドの統一でそれもやりやすくなるはずです。

 松下電器産業は歴史ある名前を捨て、社名とブランドを「パナソニック」に
統一しました。複数の企業が一緒になったJXTGホールディングスは事情が
異なりますが、社名も展開ブランドと同じ「エネオス」になれば、消費者や投
資家にとっても分かりやすくなります。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.業種別分類の見直し








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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  19396.52(+ 38.55)△0.20%
◎TOPIX  1598.24(+  6.24)△0.39%

◎売買高概算   15億2648万株
◎売買代金概算   2兆0448億円
◎時価総額   588兆1359億円

◎値上り銘柄数 1432   ◎(年初来)新高値 59
◎値下り銘柄数  485   ◎(年初来)新安値 18
◎変わらず    107

◎騰落レシオ(25日) 99.21%(前日比2.03%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 〇●〇●●〇〇〇●●●〇 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -1.04% 75日線比 -2.38%


◎為替  (対 ド ル)109.07(前日比0.29円安)
     (対ユーロ)130.04(前日比0.23円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 186.1円(-  0.3円)10040万株
 2.シャープ <6753>   331円(+    6円) 5019万株
 3.ティアック<6803>    43円(±    0円) 4790万株
 4.三菱UFJ<8306> 656.9円(-  1.0円) 4312万株
 5.野村   <8604> 577.7円(-  1.6円) 2511万株

◎売買代金上位

 1.任天堂  <7974> 35420円(-  340円)  564億円
 2.日経レバE<1570> 14940円(+   40円)  560億円
 3.ソフトBK<9984>  8520円(-   59円)  358億円
 4.トヨタ自 <7203>  6235円(+   70円)  354億円
 5.三菱UFJ<8306> 656.9円(-  1.0円)  284億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り570万株 買い1260万

 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅高、38円(0.20%)高の
1万9396円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが54ドル高となり、円相場がも1ドル=109.20円前
後の円安に振れたことを好感して朝方から買いが先行、9:25には上げ幅が
124円となる場面がありました。ただ、北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒
感は根強く、買い一巡後は手控え気分が強まり、上げ幅を縮小しています。売
買代金は2兆448億円、上海総合指数は19ポイント(0.5%)安の33
65です。

 東証が本日発表した投資家別株式売買動向を見ますと、外国人は6週連続の
売り越しで売越額は613億円。個人は4週ぶりに売り越しで売越額は860
億円、年金基金の売買動向を反映する信託銀行は4週連続の買い越しで買越額
は87億円となっています。

 業種別では、紙パ、機械、金属、自動車、建設、鉄鋼などが高く、一方で保
険、海運、情報通信、不動産などが下げています。

 個別銘柄では、建設機械のコマツが89円高の3109円と値を飛ばして年
初来高値更新。米下院が米国本土直撃のハリケーン「ハービー」の被災地支援
に約8500億円の予算法案を可決。復興が進んで建機需要が高まるとの見方
から買いが入っています。大型ハリケーン「イルマ」も米国本土に上陸する可
能性があります。

 名古屋に本拠を置く中古品のコメ兵が90円高の1625円と値を飛ばして
います。月日売上高が5ヶ月連続で前年実績を上回っており、収益拡大への期
待感から買いが入っています。訪日外国人客による売上げが特に伸びています。

 エンジン部品製造の安永が連日で大幅高、本日はストップ高で500円高の
2712円となっています。日産自が6日にEV「リーフ」の新型車を発表し
てEV普及への期待が高まっています。同社はリチウムイオン電池の寿命を大
幅に向上させる独自技術を持つだけに、収益拡大への思惑から買いが集まって
います。

 日本マクドナルドが80円高の4960円と値を上げて上値追いの展開継続
中。8月の既存店売上高が前年同月比14.5%増と発表。21ヶ月連続のプ
ラスとなり、好感した買いが入っています。 

 その他、一押しでリチウム電池向け正極材を手掛ける日本化学産業が54円
高の2114円、化粧品のコーセーが190円高の1万3870円、展示・商
業施設などのディスプレー企画・設計・施工の乃村工藝社が47円高の242
1円。

 EV用充電スタンドのモリテックスチールがストップ高で80円高の405
円、自動車向けなどモーター部材が好調で好業績発表の三井ハイテックもスト
ップ高で400円高の2285円となっています。

 本日の新高値銘柄は、大成建、鹿島、PS三菱、中部飼、ツルハ、クスリの
アオキ、参天薬、コマツ、日立建機、安永、良品計画・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[JPモルガン証券]
 据置き   A(2685)アダストリア    3,600→ 2,700円
 据置き   A(9843)ニトリHD    17,800→18,600円
 引下げ B→C(6472)NTN        550→   380円

[UBS証券]
 引下げ A→B(3407)旭化成       1,250→ 1,300円

[ジェフリーズ証券]
 据置き   A(6273)SMC      40,000→45,000円
 据置き   A(6481)THK       3,500→ 4,300円

[モルガンSMUFJ証券]
 引下げ B→C(6967)新光電工       950→   650円

[野村証券]
 据置き   A(6857)アドバンテスト   2,647→ 2,693円

[みずほ証券]
 新 規   A(3543)コメダ           2,300円
 据置き   A(6326)クボタ       2,200→ 2,400円
 据置き   C(8184)島忠        1,700→ 1,800円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎景気動向指数
 ――――――
 景気の方向や強さを示す指数で、景気の現状をあらわす7月の一致指数CI
 (2010年=100、速報値)は115.6と、3年3カ月ぶりの高水準
 だった前月から1.2ポイント下降しました。下降は2カ月ぶり、市場予想
 は115.5。

 数カ月先の景気を示す先行指数は105.0で、前月で比0.7ポイント下
 降しました。下降は3カ月ぶりです。

 尚、一致指数の動きから機械的に求められる景気の基調判断は「改善を示し
 ている」で10カ月連続で据え置きとなっています。




◎オフィス空室率
 ―――――――
 8月の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)のオフィ
 ス空室率は3.35%で、前月から0.15ポイント上昇しました。

 大型空室の募集開始の影響で3カ月ぶりに空室率が上昇しましたが、引き続
 き需給が引き締まった状況にあり、都心5区の平均賃料は44カ月連続で上
 昇中です。




◎対内証券投資・株式(財務省集計)※カッコ内は前週の動向
 ―――――――――
 8月27日~9月2日

  海外投資家 -1583億円(-2460億円) 6週連続売り越し




◎投資部門別の売買状況(東証集計)※カッコ内は前週の動向
 ――――――――――
 8月第5週(8月28日~9月1日、日経平均238円上昇・週間)

  個人投資家 - 860億円(+1210億円) 4週ぶり売り越し

  海外投資家 - 613億円(-1529億円) 6週連続売り越し

  事業法人  + 173億円(+ 517億円) 9週連続買い越し

  信託銀行  +  87億円(+ 255億円) 4週連続買い越し


 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
  は年金資金等の売買動向を反映しています。





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【4】業種別分類の見直し                     **
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 東京証券取引所が発表している業種別株価指数は、東証1部上場の全銘柄を
33の業種に分け、時価総額を基準に指数化したものですが、実際の業種分類
の基準は全国の証券取引所などで組織する「証券コード協議会」が定めており、
それに基づいて東証が指数算出を行っています。

 証券コード協議会では、最近2―3年間の実績や計画をもとに、売上高が最
も多い事業で判断し業種分けを行っており、事業規模だけで決定できない場合
は利益計画や設備の状況なども勘案されます。

 見直しの基準は、現業種分類に属する事業の売上高に比べて他の事業分野の
売上高がの2倍以上になった場合などで、定期的に所属業種の見直しが行われ
ています。

 ちなみに、今回は下記銘柄の所属業種が変更になります。



  コード   社名       現所属業種     新所属業種
  ――――――――――――――――――――――――――――――

  3521 エコナック     不動産業   →  サービス業

  6625 JALCO     電気機器   →  不動産業

  6786 RVH       電気機器   →  サービス業


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                  変更日:2017年10月2日




 ちなみに、エコナックは日本レースとして創業し、レース・刺繍製造等を中
心とした繊維業を営んでいましたが、安定した収入が得られる不動産業に軸足
を移し、現在はテルマー湯(温浴事業)が売上高の6割を占めています。

 JALCOは、前身の雪ヶ谷金属から映像・音響機器向け接続部品を手掛け
ていましたが、現在はパチンコホール向けの不動産賃貸事業および貸金事業が
主力となっています。

 RVHは、医療用3次元グラフィックスLSI開発・販売が祖業で、M&A
により人材派遣や広告代理店業に進出。最近では美容脱毛サロンの「ミュゼプ
ラチナム」やエステティックサロン「たかの友梨ビューティクリニック」を次
々と傘下に収め、美容部門の売上高が全体の7割を占めるようになっています。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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米連邦準備理事会(FRB)は昨日公表した地区連銀経済報告(ベージュブッ
ク)で自動車の新車販売について懸念を示し、自動車産業の減速が長期化する
ことに言及しましたが、フォード・モーターの株価は昨日まで6日連続で上昇
し、ゼネラル・モーターズの株価も堅調に推移しています。背景には、ハリケ
ーン被害で自動車の買い替え需要が発生するとの期待があります。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2016/category/asset-stock.html


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