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こんばんは。ａｑｕａです。

　旧暦では新月の昨日から八月となります。旧暦では七月が「初秋」、八月が
「仲秋」、九月が「晩秋」で、仲秋の真ん中の八月十五日は「中秋」と言いま
す。ちなみに、今年の中秋の名月（十五夜）は１０月４日です。

　ところで、今は秋のお彼岸の時期。コンビニやスーパーの棚の目立つところ
には「おはぎ」が並べられています。草かんむりに秋と書く「萩」は、その名
のとおり秋を代表する花の一つで、秋の七草の筆頭に数えられています。　

　万葉集には「萩（はぎ）尾花（おばな）桔梗（ききょう）撫子（なでしこ）
女郎花（おみなえし）藤袴（ふじばかま）葛（くず）」の秋の七草を選定した
山上憶良の歌（下記）が残っています。


『 秋の野に　咲きたる花を　指折りかき数ふれば 七種（ななくさ）の花

　　　　　萩の花　尾花　葛花　撫子の花　女郎花　また藤袴　朝顔の花 』


　尾花はススキのこと。憶良の歌にある朝顔は桔梗という説が有力で、春の七
草が食して楽しむ花でまとめられているのに対し、秋の七草は観賞して楽しむ
草花でまとめられています。ただ、開花時期がそれぞれ異なるため秋の七草を
同時期に鑑賞することは難しいようです。

　なお、覚える際は「ハギ　キキョウ　クズ　フジバカマ　オミナエシ　オバ
ナ　ナデシコ　秋の七草」の順番が一般的で、「ハスキーなクフ王」（ハギ、
ススキ、キキョウ、ナデシコ、クズ、フジバカマ、オミナエシ）などのような
語呂合わせもあります。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な投資判断

 ３．本日の経済指標等の結果

 ４．スイングトレードの名手







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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　２０３４７.４８（＋　３７.０２）△０.１８％
◎ＴＯＰＩＸ　　１６６８.７４（＋　　０.８２）△０.０５％

◎売買高概算　　　１９億７３９１万株
◎売買代金概算　　　２兆８２０７億円
◎時価総額　　　６１３兆９３７７億円

◎値上り銘柄数　９４５　　　◎（年初来）新高値　１８８
◎値下り銘柄数　９７４　　　◎（年初来）新安値　　　２
◎変わらず　　　１０９

◎騰落レシオ（２５日）１１７.７１％（前日比０.９５％低下）

◎サイコロ（日経平均）　８勝４敗　●●〇●〇〇〇●〇○〇〇 ６６.７％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋３.６８％　７５日線比 ＋２.３６％


◎為替　　（対 ド ル）１１２.７０（前日比１.３１円安）
　　　　　（対ユーロ）１３４.０３（前日比０.３８円安）1

◎出来高上位

 １.みずほ　　＜８４１１＞　１９８.２円（＋　　２.３円）１５３９７万株
 ２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　７１９.４円（＋　１２.１円）１０２６９万株
 ３.東芝　　　＜６５０２＞　　 ３１０円（－　　 　５円）　５２０２万株
 ４.明豊インタ＜８９２７＞　　 ３６４円（－　　 ２２円）　３５２４万株
 ５.野村　　　＜８６０４＞　６３１.０円（－　　６.５円）　３３７３万株

◎売買代金上位

 １.任天堂　　＜７９７４＞ ４１７５０円（－ １１４０円）　１７７５億円
 ２.日経レバＥ＜１５７０＞ １６４９０円（＋ 　　８０円）　　９９７億円
 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　７１９.４円（＋　１２.１円）　　７４１億円
 ４.ソフトＢＫ＜９９８４＞　 ９１４７円（－　 　８５円）　　５４２億円
 ５.トヨタ自　＜７２０３＞　 ６７３８円（＋ 　　３５円）　　４７６億円



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り７６０万株　買い１１９０万

　本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅ながら４日連続高、３７円高の
２万０３４７円と年初来高値を更新して取引終了です。

　昨晩のＮＹダウが４１ドル高と９日連続で上昇、かつ７日連続で史上最高値
を更新したこと。また円相場が米ＦＯＭＣの結果を受けて１ドル＝１１２円台
の円安に振れたことを好感して朝方から買いが先行。９：１３には上げ幅が１
７０円となる場面がありました。買い一巡後は連日の上昇で警戒感が意識され、
引けにかけては上げ幅を縮小しています。売買代金は２兆８２０７億円、上海
総合指数は８ポイント安の３３５７です。

　業種別では、鉱業、不動産、海運、銀行、自動車、陸運、建設などの上げが
目立ち、一方で電機、非鉄、鉄鋼、小売、化学などが下げています。

　個別銘柄では、堺化学が７８円高の４０２円と大幅高で１１年半ぶりの高値
水準となっています。ノーベル化学賞候補者として、「ペロブスカイト型」と
呼ぶ薄くて軽い太陽電池を考案した桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授も名前が挙
がっており、関連銘柄として思惑的な買いが集まっています。

　また、藤森工業も２００円高の３９５５円と大幅高。宮坂教授と藤森工業は
太陽電池の開発に取り組んできた経緯があり、関連銘柄として買いが集まって
います。その他、関連銘柄として第一稀元素化学工業も１３０円高の１５５６
円、カネカも１６円高の８８１円と値を上げています。

　食品成形機のレオン自動機が１７５円高の１５７１円と大幅高。好業績と増
配を発表し、好感した買いが入っています。食品製造会社から饅頭やハンバー
グ、コロッケなどの成形に使う包あん機の受注が拡大しています。

　その他、電子制御燃料噴射装置や吸排気系を手掛けるミクニが４４円高の５
７５円、高所作業車で国内トップのアイチコーポが５２円高の８１８円、グリ
ー向けソーシャルゲームを手掛けるオルトプラスが６０円高の９７４円、旧レ
ナウンルックのルックが２１円高の３７７円と値を飛ばしています。

　本日の新高値銘柄は、鹿島、協和エクシオ、養命酒、王子紙、三洋化成、テ
ルモ、昭和シェル、コマツ、日立建機、デンソー、三菱自、ＫＹＢ、スズキ、
伊藤忠、丸紅、住友不、富士急、山九・・・等々です。




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【２】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［ドイツ証券］
　据置き　　　Ｂ（1928）積水ハウス 　　　　1,785→ 1,830円

［クレディＳ証券］
　据置き　　　Ａ（4516）日本新薬　　　　　 7,700→ 9,100円
　据置き　　　Ｂ（1893）五洋建設　　　　　　 670→   730円

［モルガンＳＭＵＦＪ証券］
　新　規　　　Ａ（8331）千葉銀行　　　　　　　　　　 870円
　新　規　　　Ａ（8354）ふくおかＦＧ　　　　　　　　 580円
　新　規　　　Ａ（8355）静岡銀行　　　　　　　　　 1,080円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　据置き　　　Ａ（4924）シーズ　　　　　　 4,300→ 4,370円
　引上げ　Ｂ→Ａ（7186）コンコルディア 　　　590→   600円

［みずほ証券］
　据置き　　　Ａ（2802）味の素　　　　　　 3,060→ 3,070円
　据置き　　　Ａ（3391）ツルハ　　　　　　15,000→16,000円

［大和証券］
　据置き　　　１（3391）ツルハ　　　　　　14,500→15,500円
　引上げ　３→２（8036）日立ハイテク　　　 4,800→ 4,500円


 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価





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【３】本日の経済指標等の結果　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎白物家電出荷
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　８月の白物家電の国内出荷額は前年同月比４．４％増と、２カ月ぶりに前年
　実績を上回りました。

　製品別では、最大のウェイトを占めるエアコンの出荷額は１１．６％増で８
　カ月連続の増加。冷蔵庫は０．６％減で２カ月連続で前年実績を下回りまし
　た。洗濯機は３．９％増で２カ月ぶりの増加となっています。




◎粗鋼生産
　――――
　粗鋼生産量は景気の動向を反映する指標の一つで、本日発表の８月の粗鋼生
　産は前年同月比２．０％減と、４カ月連続で前年実績を下回りました。




◎ガソリン価格
　――――――
　１９日時点のレギュラーガソリンの店頭価格（１リットル当りの全国平均）
　は前週比０．３円上昇の１３１．６円と、３週ぶりに値上がりしました。




◎百貨店売上高
　――――――
　８月の全国百貨店売上高は既存店ベースで前年同月比２．０％増と、２カ月
　ぶりに前年実績を上回りました。

　顧客別では、訪日外国人のインバウンド売上高が前年同月比７０．２％増の
　２１５億円と大きく伸び、一人当たり購買単価も約２割増の６．７万円と増
　勢が続いています。

　商品別では、化粧品（１９．５％増）、高級輸入時計や宝飾品等の高額商材
　（９．９％増）が引き続き好調。衣料品の中で紳士服（３．４％増）が１３
　カ月ぶりの増加となっています。





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【４】スイングトレードの名手　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　米国の投資家で長期投資といえばウォーレン・バフェットですが、短期投資
では１９００年代前半に活躍したウィリアム・デルバート・ギャン（Ｗ.Ｄ.ギ
ャン）の名が挙がります。

　ギャンの手法は今で言う「スイングトレード」で、独自のテクニカル的なア
プローチや独創的な相場観測法でも知られており、実践家として下記のような
言葉も残しています。


　　「ルールに従うことのできない人は投機や投資はやめた方がよい。

　　　失敗に終わることが確実だからである。道はどちらかひとつ、

　　　ルールを厳格に守るか、全く守らないかである。」



　要は、願望や不安のままに売買をしてはいけないということです。また、ル
ールとは、投資の際に予め決めておくもので、損切りや利食い、撤退について
「こうなったらこうする」という計画のことです。


　ちなみに、ギャンはこんな言葉も残しています。


　　「負けることへの恐怖こそが、負けの元凶となるのである。

　　　負けを背負うことに耐えられないと、

　　　結局、大きな負けを背負うことになるか、

　　　絶好のトレードチャンスを逃してしまうことになる。」





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【５】編集後記                           　 　　　 aqua@aqua-inter.com
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日銀の現在の金融政策は、短期金利をマイナス０．１％、長期金利を０％程度
で推移するよう誘導する「長短金利操作」と、ＥＴＦや社債などの「資産買入
れ」の２点で、今回の会合から新任の審議委員として加わった金融緩和積極派
の片岡氏は現在の長短金利操作について不十分だとして唯一反対票を投じてい
ます。

前回まではマイナス金利が悪影響を及ぼすとして反対した審議員がいましたが、
片岡氏の反対の理由は真逆です。９人の審議員がいる中で片岡氏の１票は９分
の１の意見に過ぎず影響は限定的ですが、世界的に金利上昇局面にある中で、
日銀内部では金利低下圧力が強まっていると言えます。

昨晩のＮＹ市場で金利が上昇したことを受けて本日午前の東京市場では債券が
売られ金利が上昇していましたが、日銀会合後に金利は前日比横ばいに戻して
います。保険株などが上げ幅を縮小したのは金利上昇一服が一因です。

様々な側面がありますが、日本の金利が上がりにくくなれば日米金利差の拡大
につながり、円安を後押しする可能性があります。

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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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