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■□    女性のための株式投資       2017/10/30 夕刊 VOL.8827
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こんにちは。aquaです。

 晩秋から初冬にかけて、西高東低の冬型の気圧配置になった時に、最初に吹
いた秒速8メートル以上の北寄りの風を「木枯らし1号」と呼び、本日は東京
と近畿地方で木枯らし1号が吹きました。東京は昨年より10日早く、近畿は
昨年よりも1日遅い観測です。

 ところで、スペイン北東部の地中海岸に位置するカタルーニャ州(州都バル
セロナ)は、サッカーで世界屈指の強豪チームFCバルセロナ、アントニオ・
ガウディ設計のサグラダ・ファミリア(聖家族教会)などが日本では知られて
います。

 地理的に交通の要衝をなしており、古くは独立王国として地中海に覇を唱え
た時期もあります。スペインの一部でありながら現在も独自の言語と文化を持
ち、もともと独立志向の強い地域です。

 カタルーニャ州の面積はスペイン全体の6%程度でデンマークやベルギーと
同等。カタルーニャ州の人口は約750万人でスペイン全体の16%に相当し、
ブルガリアやフィンランドなどを上回ります。

 カタルーニャ州の域内総生産(GDP)はスペイン全体のおよそ2割を占め、
デンマークやフィンランド、シンガポールなどに匹敵します。

 そんなカタルーニャ州で独立機運が一気に高まった理由は以下の2点。


 1)カタルーニャ州は自治権の拡大を盛り込んだ新たな自治憲章を制定しま
   したが、国の憲法裁判所はこれを「違憲」と判断。これをきっかけにス
   ペインからの独立を望む声が高まりました。

   ※スペイン中央政府は各州に自治権を認めており、中央政府との合意の
    下、各州は独自の「自治憲章」を制定しています。


 2)08年のリーマン・ショック以降、景気が低迷する中でもカタルーニャ
   州は多額の税金を中央に納めてきた一方、その恩恵に浴していないとの
   不満が強まりました。

   ※カタルーニャ州が14年に中央に納めた税額に対し、中央から同州へ
    の投資額は98億ドル(約1兆3千億円)少なかったと、地元メディ
    アは報じています。


 ちなみに、カタルーニャ州の独立運動に対し、欧州各国は総じて冷淡です。
何故なら、ドイツ、イギリス、ベルギー、イタリアなどでも国内に独立問題を
抱えているためで、飛び火して混乱を招きかねないからです。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.一目均衡表







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  22011.67(+  3.22)△0.01%
◎TOPIX  1770.84(-  0.21)▼0.01%

◎売買高概算   23億7158万株
◎売買代金概算   4兆0373億円
◎時価総額   652兆4637億円

◎値上り銘柄数 1076   ◎(年初来)新高値 301
◎値下り銘柄数  863   ◎(年初来)新安値   7
◎変わらず     93

◎騰落レシオ(25日)130.07%(前日比4.58%上昇)

◎サイコロ(日経平均)11勝1敗 〇〇〇〇〇〇〇〇●〇〇○ 91.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +4.55% 75日線比 +8.87%


◎為替  (対 ド ル)113.65(前週末比0.45円高)
     (対ユーロ)132.02(前週末比0.72円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 208.4円(-  0.4円)20814万株
 2.三菱UFJ<8306> 782.6円(-  8.3円)13001万株
 3.神戸製鋼 <5406>   920円(+   20円) 7157万株
 4.野村   <8604> 666.9円(-  5.6円) 4905万株
 5.富士通  <6702> 863.4円(+ 15.9円) 3945万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 19480円(-   30円) 1309億円
 2.三菱UFJ<8306> 782.6円(-  8.3円) 1017億円
 3.任天堂  <7974> 42870円(-  110円)  993億円
 4.ソフトBK<9984> 10430円(+  135円)  699億円
 5.NTT  <9432>  5471円(+   25円)  679億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り680万株 買い850万

 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅ながら3日連続高、3円高の2
万2011円で取引終了です。

 週末のNY市場でNYダウが33ドル高となり、ナスダック指数とS&P5
00種指数は史上最高値を更新。これを受けて東京市場も朝方から買いが先行
し、9:07には上げ幅が78円となる場面がありました。もっとも連日の上
昇で短期的な警戒感が意識され、買い一巡後は上げ幅を縮小しています。売買
代金は4兆373億円と4兆円台乗せと大きく膨らみ、16年2月12日以来、
1年8ヶ月ぶりの大きさです。

 本日までで10月に入ってから立会日数20日間で19日上昇、下落は1日
だけです。上昇が上海総合指数は26ポイント(0.7%)安の3390です。

 業種別では、紙パ、土石、非鉄、機械、電気、化学などが高く、一方で精密、
医薬品、鉄鋼、証券、小売、銀行などが下げています。

 個別銘柄では、衛生陶器シェア6割のTOTOが450円高の5460円と
大幅高。18年3月期の連結純利益が前期比15%増の380億円になる模様
と発表。従来計画9%増の360億円から上方修正し、好感した買いが入って
います。中国事業が好調です。

 建設機械世界2位の小松製作所が127円高の3804円と値を飛ばし、1
0年ぶりの高値水準となっています。18年3月期の連結営業利益が前期比2
4%増の2160億円になる模様と発表。従来計画10%減の1560億円か
らの上方修正を好感した買いが入っています。

 半導体シリコンウエハで世界首位の信越化学が305円高の1万1670円
と値を飛ばして上場来高値更新。4~9月期の連結純利益が前年同期比27%
増の1107億円となり、上半期として過去最高益を更新。好感した買いが入
っています。

 その他、いきなりステーキを展開するペッパーフードが590円高の784
0円、ペッパーフードとFC契約を締結する幸楽苑HDも269円高の232
6円といずれも連日で大幅高。

 地図情報断トツで好業績発表のゼンリンが350円高の3705円、切削工
具や耐摩工具の専門商社の大阪工機が好業績発表で182円高の1251円、
海外展開積極的な元気寿司が411円高の3185円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、ショーボンド、日鉄鉱、清水建、長谷工、ペッパーフ
ード、SUMCO、王子紙、信越化、武田薬、オリエンタルランド、TOTO、
モリ工業、東邦チタ、森精機、コマツ、日立建、日立、アルバック、キーエン
ス、東京エレク、ゼンリン、ソフトバンク・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[JPモルガン証券]
 据置き   A(3382)セブン&アイ    5,300→ 5,400円

[野村証券]
 引上げ B→A(3861)王子HD       550→   800円
 引上げ B→A(3941)レンゴー       700→   930円
 据置き   A(4063)信越化学     12,000→13,200円
 据置き   A(4151)協和発酵キリン   2,400→ 2,700円
 引上げ B→A(4205)日本ゼオン      750→ 1,700円
 据置き   A(5803)フジクラ      1,130→ 1,150円
 据置き   A(6273)SMC      48,400→50,000円 
 据置き   A(6301)コマツ       4,000→ 4,620円 
 据置き   A(6504)富士電機       750→   890円
 据置き   A(7296)FCC       2,800→ 3,000円
 引下げ A→B(8283)PALTAC    4,200→ 4,660円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(6999)KOA       3,000→ 3,100円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(7296)FCC       2,900→ 3,400円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎小売業販売額
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 9月の商業動態統計(速報)によりますと、小売業販売額は前年比2.2%
 増加と11カ月連続で前年実績を上回りました。

 小売業販売の基調判断は「持ち 直しの動きがみられる」で据え置きとなって
 います。





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【4】一目均衡表                         **
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 テクニカル分析は株価の変動そのものから相場の先行きを推測する手法で、
その種類や切り口は様々ですが、その中でパターン分析の代表的な手法はアメ
リカで言えば「ギャン理論」、日本で言えば「一目均衡表」です。

 一目均衡表は、昭和の初め、兜町担当の新聞記者だった細田悟一氏が「一目
山人」(いちもくさんじん)というペンネームで、多数の人手と数年の歳月を
かけてまとめ上げた相場理論で、波動論・時間論・値幅観測論を骨子としてい
ます。

 当時、取引所は東京株式取引所と称し、戦後の財閥解体で大量の株式が出回
るまでは、取引所自体の株式が指標銘柄として取引されていました。取引所の
株式は「東株」と呼ばれ、増資による新株は「新東」。一目均衡表はこの新東
株を分析の対象としており、当初、「新東転換線」として発表されました。

 その後数十年を経て、改めて世に出たのが、「これを見れば相場の帰趨は一
目瞭然である」という意味から名付けられた『一目均衡表』です。

 一目均衡表では、買いサイン、売りサインは元より、相場の方向や強弱、押
し目限界、戻り限界、底値買いに有効なパターンなどを表現し、値幅観測論や
時間論、波動論による相場予測をも為そうとするものです。

 一目均衡表も数あるテクニカル分析の一つなのですが、その独特な言い回し
や他に類を見ないビジュアルなグラフ、難解な部分も含めて何やら神秘性を帯
びた指標として捉えられています。

 ちなみに、一目均衡表はある一定期間の高安の平均に着目して作られたチャ
ートであり、その詳しい見方は時折スペシャル版でも取り上げていますが、転
換線、基準線、先行スパンの各線はそれぞれ短、中、長期の押し(上昇過程の
下げ)や戻り(下落過程の上げ)の限界(上値抵抗や下値支持)として機能し
やすいという傾向があります。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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決算発表の本格化、日米の金融政策決定会合(日本は明日結果判明、米国は明
後日判明)、米税制改革法案の提示、10月の米雇用統計(11月3日)、米
連邦準備理事会(FRB)の議長人事等々、今週は注目材料が目白押しです。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 11年連続受賞 =


◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2016
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