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   今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方に配信いたしました。


    『 好業績を背景に先高期待大、

        この安値圏で仕込んでおきたい○○○○!』


    『 為替レートと企業業績 』



   ※配信についてのお問い合わせは・・・ aqua@aqua-inter.com まで。

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             ◎ ハロー!株式 ◎      2016/09/07 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 超緩和的な金融政策は、金融機関からの貸し出しを促し、景気を刺激(それ
に伴い物価も上昇)することを目的としています。「経済の血液」たるお金が
社会全体を巡り、経済活動が活発化し、全般的な景気を押し上げるというのが
理想形ではあります。

 しかしながら、日銀が思い描いたほどには銀行の貸し出しは伸びず、マイナ
ス金利政策を導入した2月以降、都銀においてはむしろ貸し出しの伸びが鈍化
しています。

 その一方で、地銀や信託銀行を中心に不動産向け融資は増加しています。

 2015年の不動産業向けの新規貸出額は前年比6.1%増の10兆673
0億円で、「不動産バブル」と言われた1989年の10兆4419億円を上
回り26年ぶりに過去最高を更新。15年末の不動産向け融資残高は65兆7
102億円、年度ベース(15年3月末)では67兆6991億円と、いずれ
も過去最高となっています。

 マイナス金利による運用環境の悪化に加え、国内中心の地銀や信託銀行にと
っては収益減となる運用先が乏しく、行き場をなくした資金が不動産投資信託
(REIT)などを通じて不動産市場に流れています。

 3月末時点で不動産業向け貸出残高の全体占める割合は14.5%、6月末
時点では14.7%と拡大しており、4~6月期の不動産け新規貸出額は3兆
1271億円で、4~6月期としてはバブル期の1989年時を上回り、27
年ぶりに過去最高を更新。伸び率で見た場合、1~3月期の不動産向け新規貸
出額は前年同期に比べ15.7%増、4~6月期は22.0%増と伸びが加速
しています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版(有料版)通信>

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.世界の為替取引



  



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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  17012.44(- 69.54)▼0.41%
◎TOPIX  1349.53(-  3.05)▼0.23%

◎売買高概算   19億1584万株
◎売買代金概算   2兆1267億円
◎時価総額   499兆5552億円

◎値上り銘柄数 1054   ◎(年初来)新高値 48
◎値下り銘柄数  746   ◎(年初来)新安値  3
◎変わらず    173

◎騰落レシオ(25日) 105.60(前日比6.02%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ●〇●●〇●〇〇●〇〇● 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +2.03% 75日線比 +3.91%


◎為替  (対 ド ル)101.37(前日比1.98円高)
     (対ユーロ)114.10(前日比1.23円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 180.8円(-  2.9円)15804万株
 2.三菱UFJ<8306> 551.3円(- 15.9円)10112万株
 3.神戸製鋼 <5406>    95円(-    2円) 4229万株
 4.東京電力 <9501>   437円(+    3円) 3932万株
 5.東芝   <6502> 338.0円(-  2.8円) 3127万株

◎売買代金上位

 1.任天堂  <7974> 24695円(+ 1145円) 1265億円
 2.日経レバE<1570> 11470円(-   90円)  819億円
 3.三菱UFJ<8306> 551.3円(- 15.9円)  556億円
 4.トヨタ自 <7203>  6184円(-   51円)  461億円
 5.三井住友 <8316>  3648円(-   68円)  432億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売1310万株 買い1250万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日ぶりに下落、69円(0.41
%)安の1万7012円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは46ドル高でしたが、利上げ時期の後ズレ観測から円相場
が1ドル=101.50円前後と昨日から2円程度円高が進行。これを嫌気し
て売りが先行し、9:06には下げ幅が178円となる場面がありました。た
だ、売り一巡後は下値では日銀がETFを買うとの思惑から押し目買いが優勢
となり、下げ幅を縮小。1万7000円台を維持して引けています。売買代金
は2兆1267億円、上海総合指数は1ポイントの小幅高で3091です。

 業種別では、電力ガス、建設、繊維、石油、陸運、医薬品などが高く、銀行、
証券、海運、鉄鋼、自動車、機械などが下げています。

 個別銘柄では、任天堂が1145円高の2万4695円と値を飛ばし、約1
ヶ月半ぶり高値水準となっています。人気スマートフォンゲーム「ポケモンG
O」が遊びやすくなる小型機器「ポケモンGOプラス」を月内にも発売する予
定であり、加えて15日からゲーム見本市「東京ゲームショウ」を控えており、
先高期待からの買いが入っています。

 スマホゲームのエイチームが78円高の1971円と値を上げています。昨
日にスマートフォンアプリゲーム「ヴァルキリ-コネクト」のダウンロード数
が累計で300万件を超えたと発表。収益拡大に繋がるとの期待から買いが入
っています。

 リチウムイオン電池向け正極材料の田中化研がストップ高、150円高の9
91円となっています。電気自動車用リチウムイオン電池材料を巡り、住友化
がリチウムイオン電池向けセパレーターの生産能力を増強すると報じられ、材
料視した買いが入っています。8月31日には田中化研が住友化を引受先とす
る第三者割当増資により住友化学の連結子会社となると報じられ、翌日にスト
ップ高した経緯があります。

 リチウムイオン電池セパレーター専業メーカーのダブル・スコープも140
円高の1863円と大幅高。電気自動車の普及に伴ってリチウムイオン電池は
市場急拡大が見込まれ、収益拡大期待が高まっています。

 その他、一押しのグリコが160円高の5560円、同じく日本空港ビルが
45円高の4250円。ゲストハウス・ウエディング運営のノバレーゼが投資
ファンドによるTOB価格1944円にサヤ寄せする形で545円高の193
7円、富士急ハイランドの富士急行が68円高の1198円、ポケモン関連の
イマジカ・ロボットが48円高の616円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、ノバレーゼ、森永菓、六甲バター、ツクイ、永谷園、
川田テクノ、日立化成、扶桑化、関西ペ、小林製薬、高純度化学、三谷セキ、
セガサミー、東光高岳、大崎電気、コロンビア・・・等々です。





☆スペシャル版(有料版)通信

 = 急速充電器の東光高岳が2000円に接近!=

 7月27日に1550円前後が狙い目としてご紹介させて頂いた同社。本日
は86円高の1926円と値を飛ばし、第一目標の1850円を突破してきま
した。

 急速充電器のシェア首位であり、電気自動車関連としてのテーマ性から投資
妙味大としてご紹介させて頂きましたが、本日はフェリカを読み書きする機器
も手掛ける同社に材料視した買いが入っています。

 米アップルがかざすだけで反応する非接触型ICチップ技術のフェリカを扱
うソニー子会社と組んでスマートフォンを使った決済サービスを始めると報じ
られ、同社の収益拡大への期待が高まっています。



    『アクア・スペシャル版』のお申込み・詳細は

                →  https://www.aqua-inter.com/special/



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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   A(1801)大成建設       990→ 1,000円
 引上げ B→A(1802)大林組       1,300→ 1,100円
 新 規   A(4901)富士フイルム        4,700円
 新 規   A(7733)オリンパス         4,100円
 新 規   B(4902)コニカミノルタ       1,000円
 新 規   B(7751)キヤノン          3,000円
 引下げ A→B(1803)清水建設      1,300→ 1,000円
 据置き   C(1812)鹿島         700→   670円
 新 規   C(7752)リコー            800円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(4543)テルモ       5,320→ 5,120円
 引上げ B→A(4768)大塚商会      5,750→ 5,650円
 据置き   A(7287)日本精機       2,600→ 2500円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(1802)大林組       1,550→ 1,500円

[大和証券]
 新 規   2(3085)アークランドサービス    3,700円
 据置き   2(9739)NSW       1,250→ 1,650円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎景気動向指数(CI、2010年=100)
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 本日発表の7月の景気動向指数(速報値)は、景気の現状を示す一致指数が
 前月比0.7ポイント上昇の112.8と、2カ月連続で上昇しました。

 一方、数カ月先の景気を示す先行指数は前月比0.7ポイント下降の100
 ちょうどとなっており、2カ月ぶりに下降しています。

 尚、一致指数の動きから機械的に求める景気の基調判断は「足踏みを示してい
 る」で据え置きです。



◎消費活動指数(実質、季節調整済、2010年=100)
 ――――――
 7月の消費活動指数は前月比1.4ポイント上昇の103.6と、5カ月ぶ
 りに上昇しました。

 1カ月遅れで発表されるインバウンド消費を除いた6月の旅行収支調整済の
 実質消費活動指数は100.9と、前月比で0.1ポイント低下しています
 が、旅行収支調整前の数値と傾向を同じくしているため来月発表の数値は上
 昇すると思われます。



◎ガソリン価格
 ――――――
 5日時点のレギュラーガソリンの店頭価格(1リットル当りの全国平均)
 は前週比0.7円高の122.9円と、2週連続で値上がりしました。



◎ESPフォーキャスト
 ――――――――――
 ESPフォーキャストは民間エコノミストによる経済予測で、本日発表され
 た9月調査の結果は、16年7~9月期の実質GDP成長率見通しが前期比
 年率0.94%増と、8月調査の0.87%増から上方改定となっています。

 理由としては、民間消費が4カ月ぶりに持ち直したこと、設備投資が微増を
 維持したこと、輸出が増勢に転じたことがあげられています。




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【4】世界の為替取引                       **
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 国際決済銀行(BIS)が先日発表した世界各国の外国為替取引の調査結果
によりますと、外国為替市場における1日あたりの平均取引高(2016年4
月時点)は5兆0880億ドル(約520兆円)と、前回調査(2013年4
月時点、5兆3550億ドル)と比べ約5%減少しました。

 外国為替市場で1日で取引される額は、日本の年間の国内総生産(GDP)
に匹敵し、東京証券取引所1部市場の本日の売買代金2.1兆円の240倍超
となっています。

 BISは全体の取引に占める各国通貨の割合も公表しておりますので下記に
てご紹介したいと思います。なお、この調査は3年毎に行われています。また、
為替取引は2国間で行われるため、全体の割合を200%としています。


        2010年   2013年   2016年

   米ドル  84.9%   87.0%   87.6%

   ユーロ  39.1%   33.4%   31.3%

   日本円  19.0%   23.1%   21.6%


 上記3通貨が「世界三大通貨」で、最も取引高の多いのは「基軸通貨」(キ
ーカレンシー)と言われる米ドルで、その地位は揺らぎません。2位はユーロ
ですが、債務危機が発生した2010年以降、取引高は減少傾向にあります。

 3位は日本円で、2012年10月から2013年4月にかけてはアベノミ
クス効果で取引高が急増した経緯があります。

 2通貨の組み合わせでは、米ドル/ユーロが全体(100%)の23.0%、
次いで米ドル/円の17.7%となっており、この2つの2通貨間の取引量は
他の通貨の組み合わせよりも断然に多い状況は変わりませんがいずれもシュア
は低下、代わって米ドル/人民元の取引が増えています。

 尚、市場別の取引高シェアでは、英国が全体の37.1%を占めとトップ。
2位がアメリカの19.4%、3位はシンガポールの7.9%、4位が香港の
6.7%、日本は5位で6.1%のシェアとなっています。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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台湾積体電路製造(台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング、TSM
C)は半導体受託生産会社(ファウンドリー)世界最大手企業です。米インテ
ルや韓国サムスン電子とともに「半導体ビッグ3」と呼ばれ、ニューヨーク証
券取引所に上場し、半導体株指数(SOX)の構成銘柄でもある同社が、本日
の台湾株式市場で上場来高値を更新しています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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  → http://www.mag2.com/events/mag2year/2015/page/cate05/


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