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             ◎ ハロー!株式 ◎      2012/11/06 朝刊

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おはようございます。aquaです。

 1869年の本日、南アフリカのキンバリーでダイヤモンドの採掘が始まり
ました。遡ること3年ほど前に少年が川岸でキラキラ光る美しい石を見つけ、
この石を貰った行商人が鑑定してもらったところ、21カラットもあるダイヤ
モンドであり、それ以降、大騒ぎとなり、多くの人がキンバリーに殺到しまし
た。

 この「ダイヤモンド=ラッシュ」の中で各地に多くのダイヤモンド鉱が発見
され、ダイヤモンドの採掘(さいくつ)が始まりました。それまで農業・牧畜
を主にしていた南ア共和国の経済は一変し、鉱業が経済の中心となっていきま
した。


 ちなみに、ダイヤモンドの国別の生産量は、ロシア(22%)、ボツワナ(
20%)、コンゴ(18%)、オーストラリア(13%)、南アフリカ(9%
)、カナダ(8%)となっており、この上位6ヶ国でおおよそ世界シェアの9
0%を占めています(2004年時点)。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      13112.44(+ 19.28)△0.15%
□ナスダック       2999.66(+ 17.53)△0.59%
□S&P500      1417.26(+  3.06)△0.22%

□CME日経225先物  9015   (-  5)※大証比

□為替      (対ドル) 80.28  (対ユーロ)102.69

□半導体株指数        378.38(+ 6.06)
□NY原油先物(12月限)  85.65(+ 0.79)
□NY金 先物(12月限)1683.20(+ 8.00)
□バルチック海運指数    971   (-15)


 週明け5日のNY株式市場は、大統領選の投開票を翌日に控え積極的な商い
が手控えられ小動き。指数は小反発で取引を終了しました。

 米大統領選の投開票を翌日に控え様子見ムードが強まっている中、NY株は
続落スタートしました。現職のオバマ大統領が僅差で優勢との報道が多いもの
の激戦は必至の情勢。減税措置の失効と防衛費を中心とした自動的な歳出削減
が重なる「財政の崖」問題のタイムリミットが迫っており、回避に失敗した場
合に米経済のみならず世界経済にも大きな影響を与えることから、米大統領選
と同時に行われる上下両院議員選挙にも関心が集まっています。

 米供給管理協会(ISM)が発表した10月の非製造業景況感指数は市場予
想を下回りましたが、雇用指数が7カ月ぶりの高水準に上昇したことから、米
経済は緩やかに拡大しているとの見方が維持されました。

 ダウは早い時間に一時54ドル安まで下げたものの、その後は下げ幅を縮小
しもみ合う展開。終盤にかけて再度買い優勢となり結局ダウは小反発で取引を
終了しました。

 業種別ではエネルギー、素材、資本財、テクノロジーなどが上昇した一方、
公益、通信、金融などが軟調。ダウ輸送株指数とフィラデルフィア半導体株指
数(SOX)はともに反発しました。

 個別銘柄では、アップルが反発。2日に発売した「iPadミニ」と第4世
代のiPadの販売動向について、前週末は出足の鈍さが意識され売り優勢と
なりましたが、2機種の販売台数が3日間で合計300万台に達したことが明
らかになったことからこの日は買い戻しが入りました。アナリストが投資判断
を「買い」に引き上げた娯楽・メディア大手のウォルト・ディズニーが上昇。
前週末下げたエネルギーや資本財関連にも買いが入り指数を押し上げました。

 一方、ハリケーン「サンディ」による巨額の被害で支払い増加が予想される
損害保険のトラベラーズや、通信障害への対応が業績を圧迫すると警告した通
信のベライゾンが引き続き軟調な展開。10月の既存店売上高の伸びが市場予
想に届かなかったドラッグストアのウォルグリーンが下落。バンカメやJPモ
ルガンなどの金融株も軟調でした。

 ダウ構成銘柄では、ヒューレット・パッカード、キャタピラー、ディズニー、
シェブロンなど17銘柄が上昇。一方、ユナイテッド・ヘルス、バンカメ、コ
カコーラ、プロクター&ギャンブルなど13銘柄が下落しました。

 商品相場は前週末に大きく下げたことの反動もあってNY原油・金先物とも
に小反発。バルチック海運指数(BDI)は9営業日続落です。

 CME日経225先物は、円建ては9015(大証比5円安)、ドル建ては
9030(同10円高)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは、前日比19ドル高の1万3112ドルと2日ぶりに上昇
しています。

 シカゴ日経平均先物は9015円と昨日の東京市場の日経平均株価9007
円と比べて10円ほど高い水準となっています。

 今朝6:25頃の円相場は、対ドルで1ドル=80円27銭前後とほぼ横ば
い。対ユーロは1ユーロ=102円67銭前後とやや円高に振れています。ギ
リシャ政府の新たな緊縮財政措置の改革法案を巡り、議会採決の不透明感から
ユーロ売りが出ています。

 NY原油は、前日比0.79ドル高の1バレル=85.65ドルと2日ぶり
に上昇しています。

 NY金価格は小幅高。前日比8.0ドル高の1トロイオンス=1683.2
ドルと3日ぶりに上昇しています。


 昨日の日経平均株価は、前日比43円安の9007円と4日ぶりに値下がり
しています。一時は安値8984円と9000円の大台を割り込む場面があり
ましたが、終値では9000円台を維持して引けています。

 トヨタ自動車は昨日、本業の儲けを示す13年3月期通期の連結営業利益を
1兆500億円と8月時点から500億円の上方修正をしています。北米での
販売好調が中国の需要減を相殺しています。13年3月期の連結ベースの世界
販売見通しは、従来の880万台から875万台(前期比19%増)に下方修
正しています。

 本日は、15:00台に国際帝石、DeNA、楽天、出光興産、住友金属鉱
山、凸版、16:00台は日産自動車が決算発表を予定しています(詳細は下
記参照)。

 14:00に9月の景気動向指数・速報値が発表されます。事前予想は景気
の現状を示す一致指数が前月比2.3ポイント低下の91.2、景気の数ヵ月
先を示す先行指数は前月比1.4ポイント低下の91.8となっています。

 その他、本日は10月の車名別新車販売台数の発表が予定されています。9
月はトヨタの「プリウス」が前年同月比33.5%減の2万2091台と15
ヵ月連続でトップとなっています。2位はトヨタの小型ハイブリッド車「アク
ア」で2万2039台とトップのプリウスに52台差まで肉薄しています。3
位は9月6日に新型車を発売したスズキの軽自動車「ワゴンR」で2万089
1台となっています。

 今晩は注目の米大統領選の投開票日となります。開票は現地6日夜(日本時
間7日朝)から始まり、現地7日未明(日本時間7日昼ごろ)にも大勢が判明
する見通しです。

 全米50州と首都ワシントン(コロンビア特別区)に割り当てた538人の
選挙人の過半数(270名)を得た候補が次の大統領の座に就くことになりま
す。ネブラスカ州とメーン州以外は、投票数が最も多い候補者が全ての選挙人
を獲得できます。このため全米での得票率が対立候補より低くても、選挙人の
多い州を押さえることにより選挙人数で上回ることが可能となります。

 尚、同時に実施される米上下両院議員選挙も注目されます。

 その他、海外では豪中銀理事会(政策金利発表)などが予定されています。


 本日、中間決算発表を予定している主な企業は以下の通りとなっています。


 【14:00台】

   日触媒(4114)、スクエニHD(9684)


 【15:00台】

   国際石開帝石(1605)、ディーエヌエー(2432)、
   日本ペ(4612)、出光興産(5019)、三井金(5706)、
   住友鉱(5713)、パイオニア(6773)、横河電(6841)、
   凸版(7911)
      第3四半期:楽天(4755)
   第1四半期:ドンキホーテ(7532)


 【16:00台】 

   日産自(7201)、KYB(7242)・・・等々。


◆主なニュース

・JCOM、電力販売 東電の1割安、マンション向け

・中小の小売り・サービス、設備投資を減税 政府方針

・東電の新規火力発電所、来年2月に入札募集受け付け

・パルコ、国内外で出店再開 百貨店事業でも相乗効果

・10月新車販売、「アクア」首位 「プリウス」抜く

・日本ゼオン、単層ナノチューブを来年から初の量産化

・日本精工、メキシコに新工場建設 車用軸受けを生産

・海洋エネ発電を実用化 三菱重工は波力、川重は潮力

・太平洋セメの4~9月、経常益3.6倍の40億円に 

・大接戦の米大統領選、「どぶ板」逆戻り きょう投票


◆経済指標等

・車名別新車販売台数(10月、自販連及び全軽自協)
・景気動向指数(9月速報値、内閣府)

・米チェーンストア売上高(週次)
・米大規模小売店売上高(週次)


◆その他

・米大統領選挙、米連邦議会上下両院議員選挙



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【3】心に残る名言                        **
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       我々が今日のことに気をつかえば、

             明日のことは神が気をつかってくれる。


                     マハトマ・ガンディー







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