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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/02/15 朝刊

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おはようございます、aquaです。

 ご飯に味噌汁。この組み合わせはあまりにも当たり前で、普段その価値を考
えることはあまりないのですが、言うまでもなく日本人の食生活の基本です。

 日本人が鎌倉時代以降、一汁一菜を食の基本として毎日味噌汁を食べ続けて
きたのは、味噌が健康づくりの基本であることを昔の人が経験上よく知ってい
たからです。

 ご存知の通り味噌の原材料は大豆です。大豆は栄養価が極めて高いのですが、
そのまま煮たり炒ったりする通常の料理法では消化吸収が悪いのが難点です。
ところが、この大豆を味噌にすることにより、大豆タンパクが酵素によって分
解されてアミノ酸となり、炭水化物もブドウ糖になります。

 旨(うま)みが増すうえに、消化吸収もよくなって一挙両得。そしてさらに
重要なのは、味噌から大豆のもつタンパク質やビタミンB群を取り入れつつ、
味噌汁にすれば野菜や海草、根菜などを煮て汁ごと食べるため、カリウムやマ
グネシウムほか各種ビタミン、ミネラル、食物繊維を一度にとれることです。
期せずして上手に栄養バランスをとることができる訳です。

 ちなみに、日本各地の味噌は、地域によって味や色などそれぞれの特徴があ
りますが、大まかに分けると主として北関東から東北、北海道地方では辛口味
噌。愛知や三重などでは豆味噌、京都を中心とする近畿地方では白甘味噌が好
まれ、九州、四国では甘口の麦味噌や米味噌が好まれているようです。

 味噌汁の丁寧な呼び方に「おみおつけ」があります。漢字にすると「御御御
付け」となるそうです。「御」を三つも重ねて付けるほど、日本人の食卓には
欠かせない大切な汁物というのが伝わってきます。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      13973.39(-  9.52)▼0.07%
□ナスダック       3198.66(+  1.78)△0.06%
□S&P500      1521.38(+  1.05)△0.07%

□CME日経225先物 11225   (-105)※大証比

□為替      (対ドル) 92.80  (対ユーロ)123.93

□半導体株指数        431.08(+ 3.60)
□NY原油先物(3月限)   97.31(+ 0.30)
□NY金 先物(4月限) 1635.50(- 9.60)
□バルチック海運指数    748   (- 3)


 14日のNY株式市場は、欧州の景気低迷懸念が重石となったものの底堅く
推移。ナスダックは前日付けた約12年3カ月ぶりの高値を更新しました。

 欧州連合統計局が発表した12年10~12月期のユーロ圏域内総生産(G
DP)が予想以上の落ち込みとなったことで欧州株が下落し、NY株も売り先
行で始まりました。取引開始直後にダウは60ドルほど下げる場面がありまし
たが、先週の新規失業保険申請件数が前週比で大幅に減少し、雇用情勢の回復
期待が強まったことから株式市場は下げ幅を縮小し、前日終値付近にまで値を
戻しました。

 NY株は底堅く推移し、材料株を個別に物色する動きも目立ちましたが、全
体としては上値を追う動きに乏しく、前日終値を挟んでもみ合う展開となりま
した。ハイテク株の比率が高いナスダックはフェイスブック、ジンガ、グルー
ポンなどSNS関連銘柄の上昇に支えられ小幅続伸、前日付けた約12年3カ
月ぶりの高値を更新しました。

 S&Pセクター別指数(全10業種)ではエネルギー、金融、ヘルスケアな
ど7業種が上昇。下げたのは通信、公益、素材の3業種でした。ダウ輸送株指
数は2日続伸。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5日続伸です。

 個別銘柄では、ケチャップで有名は食品大手のHJハインツが急騰。著名投
資家ウォーレン・バフェット氏の率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが
米投資会社の3Gキャピタルと組み、総額280億ドル(約2兆6千億円)で
HJハインツを買収することが明らかになり、買いを集めました。食品株のゼ
ネラルミルズやキャンベルスープなども連想買いで上昇。増配を発表した飲料
のペプシコも堅調でした。

 一方、売上高見通しを下方修正したスーパーマーケットのホールフーズが大
幅安。前日引け後に四半期決算を発表したネットワーク機器大手のシスコシス
テムズが軟調な展開。アメリカン航空の親会社AMRとの合併を発表したUS
エアウェイズも下落し、競争が激化するとの懸念からデルタ航空やジェットブ
ルーなども軟調な展開でした。通期決算が大幅減益となったゼネラル・モータ
ーズ(GM)も値を下げました。

 ダウ構成銘柄では、アルコアやJPモルガンが上昇し、トラベラーズ、アメ
リカン・エクスプレスなど14銘柄がプラスで取引を終了。一方、コカコーラ、
ウォルマート、デュポン、シスコシステムズなど16銘柄が軟調でした。

 NY原油先物は小反発。NY金先物は続落し、終値としては昨年8月以来、
約半年ぶりの安値水準です。バルチック海運指数(BDI)は反落しました。

 CME日経225先物は円建てが11225(大証比105円安)、ドル建
ては11240(同90円安)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは小幅安。前日比9ドル安の1万3973ドルと2日連続で
値下りしています。

 シカゴ日経平均先物は1万1225円と昨日の東京市場の日経平均株価1万
1307円と比べて80円ほど安い水準となっています。

 今朝6:25頃の円相場は、対ドルで1ドル=92円85銭前後、対ユーロ
は1ユーロ=124円01銭前後といずれも円高に振れています。

 ユーロ圏諸国の第4四半期(10~12月)の実質GDP(域内総生産)速
報値が前期比0.6%減と市場予想(0.4%減)以上に落ち込んだことを受
け、欧州景気の先行きに対する懸念が広がり、ユーロが売られています。対ユ
ーロでユーロ売り・円買いの動きに伴い、対ドルでも円が買われています。

 NY原油は小幅高。前日比0.30ドル高の1バレル=97.31ドルと2
日ぶりに上昇しています。

 NY金価格は2日連続安。前日比9.6ドル安の1トロイオンス=1635.
5ドルとなっています。


 昨日の日経平均株価は、前日比55円高の1万1307円と2日ぶりに上昇
しています。東証1部の売買代金は2兆1344億円と10日連続で2兆円を
上回っています。

 日銀の白川総裁は金融政策決定会合後の記者会見で、日本が金融緩和で円安
に誘導しているという懸念が一部の国から出ていることについて、「金融政策
は国内経済の安定を目的としており、為替相場に影響を与えることを目的とは
していない」と述べています。本日からモスクワで開かれる20カ国・地域(
G20)財務相・中央銀行総裁会議の場でこうした考えを説明する意向を示し
ています。


 本日は、15:00に2月第1週(2月4日~2月8日)の投資部門別売買
動向が発表されます。1月第5週(1月28日~2月1日)の外国人投資家は、
12週連続で買い越し、買越額は3820億円(前週は1991億円の買い越
し)と昨年12月第3週(7019億円)以来の高水準となっています。12
週間の累計買越額は3兆3402億円に達しています。

 一方、個人投資家は3週連続で売り越し、売越額は1143億円(前週は9
8億円の売り越し)となっています。金融機関は売り越し基調を継続。信託銀
行は15週連続で売り越し、売越額は1709億円(前週は1613億円の売
り越し)となっています。生・損保も21週連続で売り越し、売越額は370
億円(前週は355億円の売り越し)となっています。

 13:30に12月鉱工業生産・確報値が発表されます。12月の同・速報
値は前年同月比2.5%増の88.9と2ヵ月ぶりにプラスに転じています。

 海外では、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれま
す(~16日、モスクワ)。1月の米鉱工業生産、2月のミシガン大消費者信
頼感指数・速報値の発表などが予定されています。

 欧州連合(EU)統計局は昨日、ユーロ圏諸国の第4四半期(10~12
月)の実質GDP(域内総生産)速報値が前期比で0.6%減、前年比は0.
9%減になったと発表しています。


 本日、12月期本決算の発表を予定している主な企業は以下の通りとなって
います。
  

 【12:00台】

    マブチ(6592)


 【14:00台】

    三菱鉛筆(7976)

  
 【15:00台】

    都競馬(9672)、三井海洋(6269)、イトーキ(7972)、
    大塚家具(8186)KNT(9726)・・・等々。


◆主なニュース

・シェールガス1兆円支援 政府、安値調達なら債務保証

・オリックス、欧州運用大手買収へ 2500億円で調整

・解雇条件の見直し検討 規制改革会議 金銭解決を提唱

・市場、関心は日銀の緩和手法 「白川後」の政策に注目

・株式投信の設定、1月は3.2兆円 5年半ぶり高水準 

・生損保、3年間で株1兆円超売却へ リスク回避を優先

・楽天、スマホ効果で最高益 本決算 年後半に利用急増

・京セラ、スマホ部品の新工場 150億円を投じ京都に

・UCC、コーヒー飲料100億円投資 生産能力5割増

・ビール4社の前期、国内苦戦 キリンHD経常益1%増

・航空連合、米3強が主導 アメリカン、USエアと合併


◆経済指標等

・対内証券売買契約(週次、財務省)
・鉱工業生産指数(12月確報、経産省)
・金融経済月報(2月、日銀)

・英小売売上高(1月)
・米NY連銀製造業景気指数(2月)
・対米証券投資(12月)
・米鉱工業生産(1月)
・米設備稼働率(1月)
・米消費者信頼感指数(2月速報値)


◆その他

・業務用ゲーム機の見本市開催(幕張メッセ、16日まで)

・主な決算 三井海洋開発(6269:浮体式石油生産設備の建造)
      都競馬(9672:大井競馬場の大家、東京サマーランド運営)

・海外決算 クラフトフーズ(食品)
      キャンベルスープ(食品)

・中国市場は春節(旧正月)のため休場

・G20財務相・中央銀行総裁会議(モスクワ、16日まで)



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【3】心に残る名言                        **
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     過去ばかりあれこれ思い出して、

     センチになっているわけにはいかない。

     自分は現在に、未来に生きなければならないのだ。


                       植村 直己





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    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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