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おはようございます。aquaです。

 貴重なゴールデン・ウィーク、皆様いかがお過ごしになられたでしょうか。
本日より通常通りの配信とさせて頂きますので、よろしくお願い申し上げます。


  = NYダウ史上最高値を更新! =


 さて、東京市場がGWで休場の間、NYダウは大きく上昇して史上最高値を
更新してきています。簡単にまとめますと、時系列では以下のような値動きと
なっています。


           NYダウ

 5月2日(木) 1万4831ドル(+130)

 5月3日(金) 1万4973ドル(+142)

 5月6日(月) 1万4968ドル(-  5)


 シカゴ日経先物は1万4195円となっており、連休前の5月2日の日経平
均株価の終値1万3694円よりも500円ほど高い水準となっています。

 円相場は1ドル=99.00円前後(休み前の東京市場は97.20円前後
)、1ユーロ=130.00円前後(同128.00円前後)と大幅に円安が
進行してきています。尚、欧州を代表する独DAXも終値ベースで史上最高値
を更新してきています。


 これを受け、本日の東京市場は朝方から買いが先行、楽しみな展開となって
きそうです。



……………………………………………………………………………………………
 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………


 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞

□ダウ工業株      14968.89(-  5.07)▼0.07%
□ナスダック       3392.97(+ 14.34)△0.42%
□S&P500      1617.50(+  3.08)△0.19%

□ダウ輸送株       6297.98(+ 79.08)△1.27%
□半導体株(SOX)    453.47(+  2.55)△0.57%

□NY原油先物(6月限)   96.16(+ 0.55)
□NY金 先物(6月限) 1468.00(+ 3.80)

□為替      (対ドル) 99.32  (対ユーロ)129.85

□CME日経225先物 14195   (+485)※大証比


 週明け6日のNY株式市場は、利益確定の売りでダウは小幅安となりました
が、ナスダック指数は3日続伸で約12年半ぶりの高値、S&P500種指数
は連日で過去最高値を更新しました。

 東京市場が休場だった先週末、4月の米雇用統計の内容を好感してダウは過
去最高値を更新しましたが、この日は経済指標の発表がなく、材料難から方向
感のない展開となりました。また、この日はバンク・ホリデーのためロンドン
の金融市場が休場で欧州勢の取引が少ないこともあって積極的な商いは手控え
られ、利益確定の売りでダウは小幅ながら3営業日ぶりに反落しました。

 先週の理事会で欧州中央銀行(ECB)は利下げを実施したばかりですが、
ドラギ総裁がこの日の講演でさらなる緩和を実施する用意があるとし、改めて
金融緩和に積極的な姿勢を示したことや、中国の4月のサービス業PMIが大
幅に低下したことから中国の追加緩和が意識されるなど、世界的な金融緩和に
よる余剰資金の流入期待が相場を支援。バンク・オブ・アメリカやアップルな
どが上昇したことも指数を下支えしました。

 ナスダック指数は3営業日続伸で年初来高値を連日で更新し、約12年半ぶ
りの高値水準で取引を終了。S&P500種指数は連日で過去最高値を更新し
ました。

 S&Pセクター別指数(全10業種)は、金融、テクノロジー、エネルギー、
資本財などが上昇した一方、公益、生活必需品、通信、ヘスルケアが下落しま
した。

 個別銘柄では、ダウ構成銘柄で金融大手のバンク・オブ・アメリカ(バンカ
メ)が大幅高となりダウを下支え。住宅ローン担保証券の保証を巡る訴訟で、
金融保証会社のMBIAと和解したことが好感されバンカメが買われ、MBI
Aは急伸しました。先週末の取引終了後に好調な決算を発表した投資会社のバ
ークシャー・ハザウェーも上昇。アナリストによる目標株価の引き上げを手掛
かりにアップルが上昇。検索大手のグーグルにも資金が流入し過去最高値を更
新しました。

 一方、四半期決算が市場予想を下回った食肉大手のタイソン・フーズが下落。
この日は、飲料のコカコーラや日用品のプロクター&ギャンブル、医薬品のフ
ァイザーなど、景気動向の影響を受けにくいデフェンシブ銘柄が総じて軟調で、
電力大手のデュークエナジーやファーストエネジーなどの下落も目立ちました。

 ダウ構成銘柄では、バンカメを筆頭にユナイテッドヘルスやホームデポ、J
Pモルガン、アルコアなど14銘柄が上昇。メルク、ジョンソン&ジョンソン、
ベライゾン、IBMなどの16銘柄が下落しました。

 NY原油先物は、シリア情勢の悪化で地政学的リスクが強まったことから買
い優勢となり3日続伸。NY金先物は小幅反発。世界的な金融緩和による資金
流入期待を背景にしっかりの展開でした。

 CME日経225先物は円建てが14195(大証比485円高)、ドル建
ては14235(同525円高)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは小幅安。前日比5ドル安の1万4968ドルとなっていま
す。連休期間中の3日間(2、3、6日)では267ドル上昇しています。3
日(金)に発表された4月の米雇用統計の内容が良好だったことを受け、NY
ダウは同日(3日)に史上最高値を更新しています。

 ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日連続高。前日比14.
34ポイント高の3392.97と2000年11月7日以来、約12年半ぶ
りの高水準となっています。


 = シカゴ日経平均、14195円 =

 シカゴ日経平均先物は1万4195円と2日(木)の東京市場の日経平均株
価1万3694円と比べて500円ほど高い水準となっています。


          NYダウ      前日比    シカゴ日経先物
 
 5月2日(木) 1万4831ドル  130ドル高  1万3860円

 5月3日(金) 1万4973ドル  142ドル高  1万4165円
          (史上最高値更新)

 5月6日(月) 1万4968ドル    5ドル安  1万4195円

 (日付は現地時間ベース、小数点以下切り捨てとしています)


 今朝6:25の円相場は、対ドルで1ドル=99円32銭前後(2日16:
00台は97円26銭)、対ユーロは1ユーロ=129円85銭前後(同12
7円94銭)といずれも連休前と比べて大幅に円安が進行しています。

 NY原油は3日連続高。前日比0.55ドル高の1バレル=96.16ドル
となっています。イスラエル軍が5日、シリアの首都ダマスカス近郊の科学研
究施設を空爆したと伝わり、中東情勢の緊迫化への懸念から原油に買いが入っ
ています。連休期間中の3日間(2、3、6日)では5.13ドル上昇してい
ます。

 NY金価格は、前日比3.8ドル高の1トロイオンス=1468.0ドルと
2日ぶりに上昇しています。連休期間中の3日間(2、3、6日)では21.
8ドル上昇しています。


 本日は、主要企業の決算発表で13:00台にLIXIL(5938)、三
井物(8031)、菱地所(8802)、15:00台はマルハニチロ(13
34)、三菱食品(7451)などが予定しています。

 15:00に4月第4週(4月22日~4月26日)の投資部門別売買動向
が発表されます。4月第3週(4月15日~4月19日)の外国人投資家は4
週ぶりに売り越し、売越額は1539億円(前週は1兆5865億円の買い越
し)となっています。4月15日にボストンで連続爆破事件が発生して投資家
心理が一時的に冷え込んだことが影響しています。

 一方、個人投資家は4週ぶりに買い越し、買越額は3245億円(前週は8
848億円の売り越し)となっています。11年3月第2週以来の高水準です。

 今週の主な国内経済指標・行事は、8日(水)は4月の車名別新車販売台数。
9日(木)は4月の都心オフィス空室率、3月の景気動向指数。10日(金)
はオプションSQ算出日、3月の国際収支、4月の景気ウォッチャー調査の発
表などが予定されています。

 海外では、本日は豪州準備銀行理事会。8日(水)は4月の中国貿易統計、
英中銀金融政策委員会(~9日)など。

 週後半の9日(木)は4月の中国消費者物価指数(CPI)、4月の中国生
産者物価指数(PPI)、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)第1回会
合(~13日、ブルネイ)、スペイン国債入札。10日(金)は主要7カ国(
G7)財務相・中央銀行総裁会議(~11日、ロンドン近郊)、4月の米財政
収支の発表などが予定されています。

 米労働省が3日(金)発表した4月の雇用統計は、景気動向を敏感に映す非
農業部門の就業者数が前月比16万5000人増と市場予想の14万5000
人増を上回っています。前月(3月・改定値)の13万8000人増から拡大
しています。4月失業率は7.5%と市場予想の7.6%を下回っています。
前月の7.6%から0.1ポイント改善しています。08年12月(7.3%
)に次ぐ低い水準になっています。

 欧州中央銀行(ECB)は2日(木)、ユーロ圏17カ国の主要政策金利を
0.25%引き下げ、史上最低の0.50%とすることを決めています。利下
げは昨年7月以来、10ヵ月ぶりとなります。ユーロ圏では雇用情勢が悪化し
ており、ドラギ総裁は「金融緩和を必要な限り続ける」と強調し、緩和策で景
気を下支えする考えを示しています。

 
 今週、3月期本決算の発表を予定している主な企業は以下の通りとなってい
ます。

 【7日】(火)
 
   マルハニチロ(1334)、ニチレイ(2871)、
   LIXIL(5938)、三菱食品(7451)、三井物(8031)、
   菱地所(8802)
 

 【8日】(水)
 
   トヨタ(7203)、双日(2768)、味の素(2802)、
   ハウス食(2810)、ダイワボウ(3107)、日本触(4114)、
   田辺三菱(4508)、日本ペ(4612)、特殊陶(5334)、
   日立線(5812)、  住友重(6302)、荏原(6361)、
   ダイキン(6367)、東芝(6502)、日本光電(6849)、
   カシオ(6952)、IHI(7013)、富士重(7270)、
   HOYA(7741)、アシックス(7936)、伊藤忠(8001)、
   凸版(7911)、丸紅(8002)、三菱商事(8058)、
   新生銀(8303)、日通(9062)、NTTデータ(9613)、 
   第1四半期:サッポロ(2501)、昭電工(4004)、
   ブリヂストン(5108)


 【9日】(木)
 
   コムシスHD(1721)、長谷工(1808)、
   NIPPO(1881)、住友林(1911)、
   ディーエヌエ(2432)、博報堂DY(2433)、
   宝HLD(2531)、アルフレッサ(2784)、帝人(3401)、
   旭化成(3407)、電化(4061)、大陽日酸(4091)、
   菱ガス化(4182)、三菱ケミHD(4188)、武田(4502)、
   大日本住友(4506)、塩野義(4507)、テルモ(4543)、
   DIC(4631)、タカラバイオ(4974)、JX(5020)、
   冶金工(5480)、三井金(5706)、DOWA(5714)、
   古河電(5801)、フジクラ(5803)、ディスコ(6146)、
   ブラザー(6448)、ミネベア(6479)、
   GSユアサ(6674)、OKI(6703)、ルネサス(6723)、
   ソニー(6758)、ローム(6963)、日立造(7004)、
   スズキ(7269)、ニコン(7731)、バンナムHD(7832)、
   エイベGHD(7860)、リンテック(7966)、
   ユニシス(8056)、H2Oリテイ(8242)、
   Paltac(8283)、SBI(8473)、アコム(8572)、
   オリックス(8591)、三井不(8801)、セコム(9735)、
   ヤマダ電(9831)
   第1四半期:楽天(4755)、住友ゴ(5110)


 【10日】(金)
 
   国際石開帝石(1605)、ハウス(1925)、
   カルビー(2229)、ヤクルト(2267)、
   マツキヨHD(3088)三越伊勢丹(3099)、
   日清紡(3105)、東レ(3402)、ITHD(3626)、
   東ソー(4042)、三井化学(4183)、宇部興(4208)、
   関西ペ(4613)、コニカミノル(4902)、
   日鉄住金(5401)、日新鋼HD(5413)、大平金(5541)、
   三菱マ(5711)、住友鉱(5713)、住友電(5802)、
   森精機(6141)、クボタ(6326)、千代建(6366)、
   椿本チ(6371)、セガサミー(6460)、日精工(6471)、
   日立(6501)、パナソニック(6752)、
   日産自(7201)、NOK(7240)、島津(7701)、
   スクリン(7735)、セイコーHD(8050)、
   青山商(8219)、りそなHD(8308)、横浜銀(8332)、
   東急不(8815)、NTT(9432)・・・等々。


◆主なニュース

・スパコン世界一奪還へ 20年稼働、京の100倍速く

・トヨタの前3月期、営業益1.3兆円に 北米など好調

・PM2.5対策、日中韓が協力強化 実務者会議を新設

・トルコと原発建設合意 首脳会談、三菱重など受注確定

・大手損保、車保険料を一斉引き上げ 今秋メド2%程度

・日本株投信4月4400億円純流入 13年ぶり高水準

・NHK・民放の番組、スマホでどこでも視聴 年内にも

・スマホ部品、国内勢増産 アップル・サムスン新機種で

・セブン&アイ、全PBを刷新 委託先も見直し品質強化

・中国、個人の海外投資解禁へ 年内に新制度創設めざす


◆経済指標等

・米チェーンストア売上高(週間)
・米大規模小売店売上高(週間)
・米消費者信用残高(3月)


◆その他

・経済財政諮問会議

・主な決算 マルハニチロ(1334:マグロ、エビ養殖が新機軸)
      LIXIL(5938:トステム、INAXなど住宅設備5社が統合)
      三井物産(8031:鉄鉱石、原油の生産権益量は商社断トツ)
      三菱地所(8802:丸の内の高層化を推進)

・海外決算 ウォルト・ディズニー(娯楽・メディア、ダウ銘柄)



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【3】心に残る名言                        **
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       人の行く裏に道あり 花の山

           いずれの道も、散らぬ間に行け


                     (千利休)






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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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