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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/05/13 朝刊

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おはようございます。aquaです。

 円相場が1ドル=101.60円前後、1ユーロ=132.00円前後と円
安が進行しています。そして、NYダウと独DAX指数は史上最高値を更新中。
本日の東京市場も楽しみな展開となってきそうです。


 ところで、この時期に最も消費が増えるのがバナナ。果実の中で輸入量は第
1位となっています。日本に最初に入ったのは今から110年前の1903年。
当初は台湾産バナナが中心で高級食材でした。1963年に輸入が自由化され、
現在は主力のフィリピン産のほか、糖度が高いインド産やベトナム産も出回っ
ています。


 テニスやゴルフなどスポーツの舞台では栄養補給の定番となっており、東京
マラソンでもランナーにはバナナが配られます。消化酵素のアミラーゼを多く
含むためエネルギーの吸収効率が良く、血圧の上昇を抑える効果のあるカリウ
ムが豊富に含まれており、脳梗塞や心筋梗塞などの予防に効果が期待できます。
 
 また、食物繊維やフラクトオリゴ糖が消化を促進し、便秘改善にも効果的だ
そうです。フラクトオリゴ糖には腸内のビフィズス菌を増やす効果があるされ、
普段からバナナを食べている人は大腸がんになりにくいとも言われています。


 生産量はインドが30%近くを占め、2位が10%近いフィリピン、3位が
8%程度の中国、そしてエクアドル、プラジルと続いています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      15118.49(+ 35.87)△0.24%
□ナスダック       3436.58(+ 27.41)△0.80%
□S&P500      1633.70(+  7.03)△0.43%

□ダウ輸送株       6375.52(+ 36.53)△0.58%
□半導体株(SOX)    465.94(+  4.09)△0.89%

□NY原油先物(6月限)   96.04(- 0.35)
□NY金 先物(6月限) 1436.60(-32.00)
□バルチック海運指数    884   (- 5)

□為替      (対ドル)101.58  (対ユーロ)131.99

□CME日経225先物 14765   (+105)※大証比


 先週末10日のNY株式市場は反発し、ダウ工業株やS&P500種指数が
過去最高値を更新しました。

 この日は特段の材料がなく動意薄の中、世界的な金融緩和による余剰マネー
が株式市場に流入し相場を押し上げるとの期待を背景に、利食い売りをこなし
つつ底固く推移しました。

 日本や欧州も株価上昇が続き、リスクオンの流れが継続。為替市場でドルを
買う動きが強まり、ドル相場に逆行しやすい商品相場が下落したことから資源
株やエネルギー株の一角が軟調な展開となりましたが、指数は引けにかけて締
り反発しました。

 ダウとS&P500はともに過去最高値を更新。ナスダックも年初来高値を
更新し、約12年半ぶりの高値で終了しました。

 S&Pセクター別指数(全10業種)は、ヘルスケア、一般消費財、金融な
ど8業種が上昇し、素材とエネルギーが下落しました。

 個別銘柄では、市場予想を上回る業績見通しを発表した衣料品大手のギャッ
プが大幅高。百貨店のメーシーズやノードストロームなども上昇し、シアーズ
は大幅高で取引を終了しました。好決算を手掛かりにインターネット旅行会社
のプライスライン・ドット・コムや半導体のエヌビディアなども上昇。黒字決
算を好感して前日急騰した電気自動車のテスラモーターズはこの日も大幅高と
なりました。

 一方、商品相場の下落を受けてエクソンモービルやシェブロンなどのエネル
ギー株が安く、素材セクターのダウケミカルやアルコアなども下落。また、交
流サイト(SNS)最大手のフェイスブックが下げ、アップルが続落しました。

 ダウ構成銘柄では、ヒューレット・パッカード、ユナイテッドヘルス、シス
コシステムズ、メルク、バンカメなど23銘柄が上昇。一方、キャタピラー、
アルコア、エクソンモービルなどの7銘柄が下落しました。

 NY原油は需給緩和観測とドル高が重石となり続落。NY金は見切り売りも
加わり大幅続落。バルチック海運指数(BDI)は続落です。

 CME日経225先物は、円建てが14765(大証比105円高)、ドル
建ては14805(同145円高)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 = NYダウ、史上最高値更新! =

 先週末のNYダウは、前日比35ドル高の1万5118ドルと2日ぶりに終
値ベースで史上最高値を更新しています。ナスダックは27.41ポイント高
の3436.58と2000年11月3日以来、約12年半ぶりの高値水準と
なっています。

 = シカゴ日経平均先物、1万4700円台 =

 シカゴ日経平均先物は1万4765円と10日(金)の東京市場の日経平均
株価1万4607円と比べて150円ほど高い水準となっています。

 = 円安進行、一時102円に迫る =

 週末のNY市場の円相場は、対ドルで1ドル=101円60銭~70銭(1
0日16時台は101円10銭前後)と円安が進行しています。一時は1ドル
=101円98銭を付け、08年10月21日以来、約4年7ヵ月ぶりの円安
・ドル高水準となっています。

 対ユーロも1ユーロ=132円20銭~30銭(10日16時台は131円
74銭前後)と円安が進行しています。一時は1ユーロ=132円25銭を付
け、10年1月15日以来、約3年4ヵ月ぶりの円安・ユーロ高水準となって
います。

 NY原油は、前日比0.35ドル安の1バレル=96.04ドルと2日連続
で値下がりしています。

 NY金価格は大幅安。前日比32.0ドル安の1トロイオンス=1436.
6ドルと2日連続で値下がりしています。


 主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は11日(日)閉幕し、為替
レートを政策の目標にはしないことを改めて確認し、通貨安競争の回避で一致
しています。デフレ脱却を目指す日本の金融政策については、容認する姿勢が
示されています。

 今回のG7は円安加速で日本に高い関心が集まったのを受け、日銀の黒田総
裁は日本の大胆な金融緩和について通貨安ではなくデフレからの脱却が目的だ
と説明しています。議長国のイギリスのオズボーン財務相は、会議後の記者会
見で「日本は長年のデフレなど他のG7諸国と違った状況にある」「各国は財
政・金融政策を国内の目的を達成するためにだけ用いると再確認した」と述べ、
日本の立場に理解を示しています。


 = 日経平均株価、1万4600円台乗せ!=

 先週末の日経平均株価は大幅高。前日比416円高の1万4607円と08
年1月4日以来、約5年4ヵ月ぶりに1万4600円台に乗せています。5月
限オプションSQ値1万4601円を終値ベースで上回っています。

 10日(金)発表された5月第1週(4月30日~5月2日)の投資部門別
株式売買動向を見ますと外国人投資家は2週ぶりに小幅に売り越し、売越額は
28億円(前週は5352億円の買い越し)となっています。

 一方、個人投資家は2週ぶりに買い越し、買越額は544億円(前週は47
06億円の売り越し)となっています。年金基金の動向を反映する信託銀行は
昨年10月第3週(15~19日)以来、28週ぶりに小幅に買い越し、買越
額は30億円(前週は1562億円の売り越し)となっています。

 本日は、11:00台に日揮(1963)、13:00台はアステラス(4
503)、第一三共(4568)、14:00台は大成建(1801)、スク
エニHD(9684)、15:00台はパイオニア(6773)、大日本印(
7912)などが決算発表を予定しています。

 14:30頃に中国経済指標の発表が相次ぎます。4月の鉱工業生産、4月
の小売売上高、1~4月の都市部固定資産投資の発表が予定されています。

 4月の中国鉱工業生産の事前予想は、前年同月比9.4%増(3月は同8.
9%増)となっています。

 4月の中国小売売上高の事前予想は、前年同月比12.8%増(3月は同1
2.6%増)となっています。
 

 今週の主な国内経済指標・行事は、14日(火)は3月の工作機械受注・速
報値。16日(木)は1~3月期国内総生産(GDP)速報値、4月の首都圏
マンション市場動向。17日(金)は3月の機械受注の発表などが予定されて
います。

 その他、海外では今晩はユーロ圏財務相会合、4月の米小売売上高。14日
(火)は欧州連合(EU)財務相理事会、3月のユーロ圏鉱工業生産。15日
(水)は1~3月期仏GDP速報値、1~3月期独GDP速報値、1~3月期
イタリアGDP速報値、1~3月期ユーロ圏GDP速報値、4月の米鉱工業生
産、5月の米NAHB住宅市場指数など。

 週後半の16日(木)は4月の米消費者物価指数、4月の米住宅着工件数。
17日(金)は香港・韓国市場が休場(仏誕節)、4月の米景気先行指数(コ
ンファレンス・ボード)の発表などが予定されています。


 今週、3月期本決算の発表を予定している主な企業は以下の通りとなってい
ます。

 【13日】(月)

   大成建(1801)、五洋建(1893)、日揮(1963)、
   日ハム(2282)、ツクイ(2398)、アステラス(4503)、
   エーザイ(4523)、第一三共(4568)、日製鋼(5631)、
   キッツ(6498)、パイオニア(6773)、
   カルソカンセ(7248)、大日印(7912)、
   スクエニHD(9684)、
   第2四半期:ホトニクス(6965)


 【14日】(火)

   大林組(1802)、清水建(1803)、鹿島(1812)、
   戸田建(1860)、日清粉G(2002)、森永乳業(2264)、
   明治HD(2269)、エアウォータ(4088)、
   電通(4324)、日医工(4541)、大塚HD(4578)、
   洋インキHD(4634)、コスモ石(5007)、
   AOCHD(5017)、太平洋セメ(5233)、
   ガイシ(5333)、横河ブHD(5911)、
   三和HD(5929)、シャープ(6753)、いすゞ(7202)、
   ゼンショー(7550)、タカラトミー(7867)、
   住友不(8830)、大京(8840)、ニチイ学館(9792)、
   第3四半期:グリー(3632)
   
   
 【15日】(水)

   日水(1332)、大気社(1979)、東洋水(2875)、
   王子紙(3861)、日本製紙(3863)、住友化(4005)、
   ロート(4527)、フジHD(4676)、日農薬(4997)、
   日軽金HD(5703)、ユニプレス(5949)、
   SMC(6273)、NTN(6472)、オリンパス(7733)、
   サンリオ(8136)、クレセゾン(8253)、
   三菱UFJ(8306)、三井住友トラ(8309)、
   三井住友FG(8316)、みずほFG(8411)、
   第一生命(8750)、東急(9005)、阪急阪神(9042)、
   東映(9605)、
   第2四半期:日農薬(4997)


 【16日】(木)

   板硝子(5202)、ミズノ(8022)


  【17日】(金)

   アルコニクス(3036)、信金中金(8421)・・・等々。


◆主なニュース

・通貨安競争、回避を確認 G7閉幕、日本の政策に関心

・上場企業、今期は2割経常増益見通し 円安効果鮮明に

・6社に1社、今期経常最高益見込む 内需拡大取り込む

・自民、原発再稼働明記 参院選公約案、農産5品目聖域

・伊藤忠、トルコ原発の電力を販売 700億円投じ参画

・紳士服大手、女性に的 AOKI・青山商事、出店加速

・パナソニック、今期3年ぶり黒字転換へ リストラ寄与

・日立、今期営業益18%増5000億円 過去最高迫る 

・三菱商事など、モンゴル新空港受注 500億円で建設

・中国、人民元高警戒 投機資金流入、銀行取引に新規制


◆経済指標等

・マネーストック(4月、日銀)

・中国工業生産高(4月)
・中国小売売上高(4月)
・中国都市部固定資産投資(1~4月)

・米小売売上高(4月)
・米企業在庫(4月


◆その他

・主な決算 大成建(1801:道路事業を完全子会社化)
      日揮(1963:総合エンジニアリング)
      アステラス(4503:医薬品国内2位)
      大幸薬品(4574:感染管理製品を強化中)
      日本製鋼(5631:電力・原子力向け製品が収益柱)
      パイオニア(6773:カーナビ等の車載用AV柱)
      大日印(7912:液晶フィルター世界的)
      スクエニ(9684:家庭用ゲームが主柱)

・ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)



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【3】心に残る名言                        **
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    チャンスに出会わない人間は一人もいない。

       それをチャンスにできなかっただけである


               アンドリュー・カーネギー






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