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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/06/27 朝刊

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おはようございます。aquaです。本日は大安です。

 世界3大穀物と言えば、「小麦」・「米」・「トウモロコシ」ですが、今、
夏の風物詩「トウモロコシ」が旬を迎えています。トウは「唐」、モロコシは
「唐土」(もろこし、中国をさして呼んだ称)から伝来した植物という意味が
あるそうです。

 トウモロコシの世界最大の生産国はアメリカで、全世界の生産量の4割程度
を占め、次いで中国、ブラジル、アルゼンチンと続いています。一方、輸入量
を見ますと、世界最大のトウモロコシ輸入国は日本であり、その輸入量の9割
をアメリカに依存、日本国内で消費される75%は家畜の飼料用として使用さ
れています。

 国内産では宮崎など九州を皮切りに四国、中部、関東、東北と産地が徐々に
北上、8月には北海道産が出回ることになります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      14910.14(+149.83)△1.02%
□ナスダック       3376.22(+ 28.33)△0.85%
□S&P500      1603.26(+ 15.23)△0.96%

□ダウ輸送株       6149.10(+ 47.34)△0.78%
□半導体株(SOX)    464.93(+  2.42)△0.52%

□NY原油先物(8月限)   95.50(+ 0.18)
□NY金 先物(8月限) 1229.80(-45.30)
□バルチック海運指数   1125   (+35)

□為替      (対ドル)97.84  (対ユーロ)127.31

□CME日経225先物 13010  (+230)※大証比


 26日のNY株式市場は、量的緩和の継続期待や金利低下を手掛かりに大幅
に続伸しました。

 世界的な流動性供給の縮小懸念と金利上昇が株式市場の圧迫要因となる中で、
この日は欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が「ECBは緩和的な金融政策
を続ける」と発言したことが欧州の金融市場に安心感を与えこの日の流れを作
りました。

 米商務省が朝方発表した1~3月期の米実質国内総生産(GDP)確定値は
年率1.8%増となり、先月発表された改定値から0.6ポイントの大幅な下
方修正となりました。1~3月のデータが今後の米連邦準備制度理事会(FR
B)の金融政策に影響を与えることはありませんが、足元の米景気の弱さが意
識され長期債利回りが低下(債券価格は上昇)したことが株式相場を支援しま
した。

 前日は良好な経済指標を手掛かりに上昇しましたが、この日は「弱い経済指
標→量的緩和の継続期待(資金流入が細るとの懸念後退)」という図式で買わ
れ指数は続伸しました。

 S&Pセクター別指数は前日同様、全10業種が上昇。ヘルスケア、公益、
生活必需品、資本財などが上昇率上位となっています。

 個別銘柄では、「ウィンドウズ8」の改良版「8.1」を発表したマイクロ
ソフトが堅調。バイオ製薬のバイオジェン・アイデックやアムジェンなどの上
昇が目立ち、医薬品のジョンソン&ジョンソン飲料のやコカコーラなども上昇。
資本財セクターのボーイングが買われ、ユナイテッド・テクノロジーズやスリ
ーエムなどもしっかり。消費関連のホームデポやマクドナルド、ウォルマート
なども堅調でした。

 一方、金相場の下落を受けてバリックゴールドやニューモント・マイニング
などの産金株が軒並み急落。フリーポート・マクモランやアルコアなども下げ
ました。業績見通しが市場予想を下回った食品大手のゼネラル・ミルズや減益
決算を発表した農業関連のモンサントなどが軟調に推移し、四半期決算が大幅
減益となった教育大手のアポロ・グループは大幅安となりました。

 ダウ構成銘柄では、ボーイング、ホームデポ、マイクロソフトなど27銘柄
が上昇した一方、アルコアが下げ、キャタピラーとIBMが軟調でした。

 NY原油先物は、在庫統計を受けて売りが強まる場面がありましたが、米株
の上昇を横目に買いが戻り小幅ながら3日続伸。資金流出が続く金相場は大幅
安となり3日続落。終値としては2010年の8月以来、約2年10カ月ぶり
の安値水準で取引を終了しました。

 バルチック海運指数(BDI)は15営業日連続で上昇しており、昨年7月
11日以来、11カ月半ぶりの高水準となっています。

 CME日経225先物は、円建てが13010(大証比230円高)、ドル
建てが13135(同355円高)で取引を終了しました


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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは大幅高。前日比149ドル高の1万4910ドルと2日連
続で上昇しています。

 シカゴ日経平均先物は1万3010円と昨日の東京市場の日経平均株価1万
2834円と比べて170円ほど高い水準となっています。

 今朝6:25の円相場は、対ドルで1ドル=97円77銭前後(昨日16:
00台は97円33銭)とやや円安となっています。対ユーロは1ユーロ=1
27円24銭前後(同127円34銭)とほぼ横ばいで推移しています。

 NY原油は小幅高。前日比0.18ドル高の1バレル=95.50ドルと3
日連続で上昇しています。

 NY金価格は大幅安。前日比45.3ドル安の1トロイオンス=1229.
8ドルと3日連続で値下がりしています。2010年8月以来、約2年10ヵ
月ぶりの安値水準となっています。米量的緩和の早期縮小観測や米金利の先高
感、中国景気の鈍化懸念などを背景に売りが出ています。


 昨日の日経平均株価は3日連続安。前日比135円安の1万2834円とな
っています。騰落レシオは68%となっています。

 本日は株主総会の集中日となります。全体の42%に当たる718社が一斉
に開催する予定です(東証調査)。

 15:00に6月第3週(6月17日~6月21日)の投資部門別売買動向
が発表されます。6月第2週(6月10日~6月14日)の外国人投資家は2
週連続で買い越し、買越額は461億円(前週は1608億円の買い越し)と
なっています。個人投資家は2週ぶりに大幅買い越し、買越額は2395億円
(前週は1410億円の売り越し)となっています。

 一方、年金基金の動向を反映する信託銀行は6週連続で売り越し、売越額は
618億円(前週は1092億円の売り越し)となっています。金融機関全体
では6週連続で売り越しとなっています。

 環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の完全決着が来年に持ち越される公算
が大きくなっています。関税引き下げなどの協議が難航しているためで、来年
4~5月に最終決着を目指す案が浮上しています。7月の会合から正式参加が
認められる日本はルールづくりに関与する余地が広がってきます。

 海外では、EU首脳会議(~28日)、5月の米個人所得・消費支出、5月
の米中古住宅販売仮契約の発表などが予定されています。


◆主なニュース

・iPS、初の患者治療 来夏メド、厚労委が研究承認

・初診料・再診料引き上げ 厚労省方針、来年4月から

・首相「脱デフレへ3年は集中」 国会閉幕、参院選へ

・年収低いほど手厚く 増税時の住宅購入者向け支援策

・コンビニ大手、メーカー品を値下げ スーパーに対抗

・電力、原発再稼働に意欲 株主総会、撤退議案を否決

・ホンダ、小型ジェット17年度フル生産 年110機

・工務店も次世代住宅 富士通・三井物が節電システム

・キヤノン、中間配65円 今期5円増配、過去最高に

・中国、投資偏重を修正 習近平指導部、景気減速覚悟


◆経済指標等

・対内証券売買契約(週間、財務省)
・貿易統計(6月上旬、財務省)
・全産業活動指数(4月、経産省)
・電気ガス料金(8月、電力及び都市ガス大手)
・工作機械受注短観(6~7月、日本工作機械工業会)
・建設機械出荷額(5月、日本建設機械工業会)
・自動車生産実績(5月、乗用車各社)
・セメント国内販売量(5月、セメント協会)
・部門別売買動向(週間、東証)

・中国工業企業利益(1~5月期)

・米新規失業保険申請件(週間)
・米個人所得(5月)
・米個人消費支出(5月)
・米仮契約住宅販売指数(5月)


◆その他

・株主総会のピーク日

・新規公開 ジェイエスエス(JQ・6074)公開価格950円
      ICDAHD(JQ・3184)公開価格1,900円

・主な決算 クスリのアオキ(3398:北陸最大手のドラッグストア)
      スター精密(7718:製品構成多彩、アジアや南米に攻勢)
      ニトリ(9843:家具・インテリア製造小売りチェーン)

・EU首脳会議(ブリュッセル、28日まで)



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【2】心に残る名言                        **
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       発見とは人と同じものを見ながら、

       人の気づかないものを見つけることである。


              セント・ジェルジ(ハンガリー医学者)








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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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