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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/07/09 朝刊

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おはようございます。aquaです。

 梅雨明け早々、連日の猛暑となっています。株式マーケットでは猛暑関連と
してイオン整水器トップ・家庭用整水器好調の日本トリムやビール株が上昇し
てきています。

 これだけ暑い日が続くと食欲も減退しがちとなりますが、こういう時は、ス
パイシーなものが美味しく、また食欲をそそります。カレーライス、キムチ、
冷ややっこのショウガ、ワサビのきいた寿司・・・等々です。

 私たちは、これらの香辛料の刺激を「辛い」と表現しますが、辛いは「気苛
(けいら)し」からきた語で、すでに平安時代には記述が見られ、当時から強
い塩味にも香辛料の辛味にも使われていたそうです。


 隣の中国では、「麻」(まー、サンショウのしびれる刺激)、「辣」(らー、
唐辛子やコショウのひりひりと熱い辛さ)、「麻辣」(まーらー、舌がしびれ
るような辛さ)、「辛」(しん、広い意味の辛さ)などと使い分けられていま
す。

 素材や水の持つ淡い味が好まれた日本に比べ、古来より香辛料や濃厚な味付
けが発達した中国では、辛みを一語で片づけられないのかもしれません。

 サンショウ「花椒」・トウガラシ「辣椒」・コショウ「胡椒」を総称して「
三椒」と言い、これが中国料理の辛みを作る代表的スパイスとなっています。


 ところで、物を食べて感じる味覚(甘い・酸っぱい・しおからい・苦い・う
まい)は舌で感じますが、「辛み」を感じるのは舌ではないそうです。カラシ
・ワサビの辛みは揮発性の辛み成分が鼻を抜け粘膜を刺激することで感じ、サ
ンショウやトウガラシの辛みは、成分が人体の痛点を刺激して「痛み」として
感じるそうです。

 いずれにしましても、暑くなるこれからの時期、スパイスを上手に使うのも
また「食」の楽しみです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      15224.69(+ 88.85)△0.59%
□ナスダック       3484.83(+  5.45)△0.16%
□S&P500      1640.46(+  8.57)△0.53%

□ダウ輸送株       6298.36(+  8.40)△0.13%
□半導体株(SOX)    466.50(-  9.62)▼2.02%

□NY原油先物(8月限)  103.14(- 0.08)
□NY金 先物(8月限) 1234.90(+22.20)
□バルチック海運指数   1115   (+16)

□為替      (対ドル)100.92  (対ユーロ)129.85

□CME日経225先物 14310  (+210)※大証比


 週明け8日のNY株式市場は、欧州発の好材料や景況感の改善を背景に3営
業日続伸。ダウはおよそ3週間ぶりの高値水準で取引を終了しました。

 ポルトガルのコエリョ首相率いる社会民主党と連立相手の民衆党が連立維持
で合意したと報じられたことや、ユーロ圏の対ギリシャ融資継続見通しでギリ
シャ国債のデフォルト(債務不履行)が回避される見通しとなり同国の国債利
回りが急低下したことが好感され欧州株が上昇し、その流れを引き継ぎNY株
も買い優勢で取引をスタートしました。

 この日は取引時間中に経済指標の発表がなく、買い一巡後は手掛かり材料難
から上値も限定的。ただ、前週末に発表された6月の雇用時計で非農業部門の
雇用者数が予想以上に伸びたことから景気の先行きに楽観的な見方が広がって
おり、この日引け後のアルコアから本格化する決算発表に対する期待なども相
場を下支えしました。

 S&Pセクター別指数(全10業種)では、公益、生活必需品、一般消費財、
金融などが上昇。一方、通信とテクノロジーの2業種が下げました。

 個別銘柄では、決算発表を控えたアルミのアルコアが上昇。景況感の改善か
らエクソンモービルやシェブロンなどのエネルギー株、ウォルマートやターゲ
ットなどの消費関連株も堅調。欧州金融市場の落ち着きや決算への期待でJP
モルガンやバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)などの金融株の上昇も目立ち
ました。

 一方、アナリストが投資判断を引き下げた半導体大手のインテルが下落。台
湾のスマホメーカーのHTCが冴えない決算を発表したことが嫌気され無線通
信技術のクアルコムや通信向け半導体のテキサス・インスツルメンツなどに売
りが波及し、スマホ最大手のアップルも下落しました。ソフトバンクによる買
収が成立し、米国内での設備投資を加速させると報じられている通信大手のス
プリント・ネクステルは材料出尽くし感から利益確定の売りが優勢でした。

 ダウ構成銘柄では、ユナイテッドヘルス、ウォルマート、バンカメ、デュポ
ン、アルコアなどを上位に28銘柄が上昇。一方、インテルとヒューレット・
パッカードの2銘柄が下げました。

 NY原油先物は5営業日ぶりに小反落。NY金先物は、為替市場でドル高が
一服したことが追い風となり反発。バルチック海運指数(BDI)は5営業日
ぶりに反発しました。

 CME日経225先物は、円建てが14310(大証比210円高)、ドル
建てが14430(同330円高)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは3日連続高。前週末比88ドル高の1万5224ドルとな
っています。5月28日に付けた終値ベースの史上最高値(1万5409ドル
)に、あと185ドルまで迫っています。

 シカゴ日経平均先物は1万4310円と昨日の東京市場の日経平均株価1万
4109円と比べて200円ほど高い水準となっています。

 今朝6:20の円相場は、対ドルで1ドル=100円94銭前後(昨日16
:00台は100円91銭)とほぼ横ばい。対ユーロは1ユーロ=129円8
5銭前後(同129円47銭)と円安がやや進行しています。

 NY原油は小幅安。前週末比0.08ドル安の1バレル=103.14ドル
と5日ぶりに値下がりしています。

 NY金価格は、前週末比22.2ドル高の1トロイオンス=1234.9ド
ルと2日ぶりに上昇しています。


 昨日の日経平均株価は、前週末比200円安の1万4109円と2日ぶりに
値下がりしています。前週末までの直近7日間(6月27日~7月5日)で上
げ幅は1475円、上昇率で11.5%となっていました。

 東京電力は昨日、管内の電力需要が午後2時台に今年最大の4909万キロ
ワット(速報値)に達したと発表しています。5460万キロワットの供給力
に対して使用率は89.9%です。

 本日は、10:30頃(日本時間)に6月の中国消費者物価指数(CPI)
と生産者物価指数(PPI)が発表されます。注目のCPIは事前予想で前年
同月比2.5%上昇(5月は2.1%上昇)となっています。中国政府は今年
の消費者物価の上昇率を3.5%以内に抑える目標を設定しています。

 15:00頃に6月の工作機械受注・速報値が発表されます。5月の同・確
報値は前年同月比7.4%減(4月は23.6%減)の970億9300万円
と13ヵ月連続で前年同月を下回っています。マイナス幅は7ヵ月ぶりに1ケ
タに縮小しています。

 その他、5月の携帯電話・PTS国内出荷台数が発表されます。4月は前年
同月比42.5%減の100万台となり、うちスマホ(スマートフォン)は5
3.6%減の33万4000台なっています。夏モデル発売を前に買い控えの
動きが出ています。

 本日は、イオン(8267)、OSG(6136)、サイゼリヤ(7581
)、イズミヤ(8266)、ダイセキ(9793)・・・等々が決算発表を予
定しています。

 海外では、ラマダン(イスラム世界断食月入り、7月9日~8月7日)、欧
州連合(EU)財務相理事会などが予定されています。


◆主なニュース

・著作権保護、50年を70年に 日米TPP事前協議

・5原発10基の再稼働申請、伊方・川内の審査が先行

・節電消費、猛暑で勢い エアコン・涼感寝具など好調

・米ヒルトン、日本の5ホテル改装 訪日客を取り込み

・三井物産、アジアに穀物供給 ブラジル最大手と合弁

・ピジョン、ベビー用品でインド開拓 哺乳瓶など生産

・ヤンマー、GPSで収穫拡大 クボタは田植え不要に

・日野自、営業益2倍に 4~6月期、海外販売が好調

・中国、外国人から社会保険料 主要25都市に広がる

・エジプト、前大統領派のデモ隊に銃撃 51人が死亡


◆経済指標等

・マネーストック(6月、日銀)
・特定サービス産業動態統計(5月速報、経産省)
・工作機械受注額(6月速報値、日本工作機械工業会)
・携帯電話国内出荷台数(5月、電子情報技術産業協会など)

・中国消費者物価指数(6月)
・中国卸売物価指数(6月)

・英鉱工業生産(5月)
・英製造業生産(5月)
・米中小企業楽観度指数(6月)
・米チェーンストア売上高(週間)
・米大規模小売店売上高(週間)


◆その他

・主な決算 サイゼリヤ(7581:低価格のイタリア料理店を展開)
      イオン(8267:イオングループを統括する純粋持株会社)

・EU財務相理事会



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【3】心に残る名言                        **
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     絶対的な平和主義者というのは、不届きな国民である。

     権利を、正義を、理想を守るために、

     武力が行使されねばならぬ時も来るからだ。

                   A.N.ホワイトヘッド







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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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