朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
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★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★
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ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方も是非ご活用ください。
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株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ ハロー!株式 ◎ 2013/08/09 朝刊
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おはようございます。aquaです。
日銀の黒田総裁発言と株価の下落、円高進行、このところ明らかに連動して
います。昨日も昼過ぎ(12:39)には日経平均株価が206円高まで上昇
して1万4031円と1万4000円台乗せとなっていましたが、黒田総裁の
記者会見の発言が伝わると急速に上げ幅縮小、一転して219円安と高値から
は400円以上の下げとなっています。そして、円相場もNY市場で一時1ド
ル=95円台まで円高が進んでいます。
その発言とは、「消費税率を来春に引き上げても成長が続く」というもので
す。果たしてそうでしょうか。株式市場と為替市場はむしろその逆を示す動き
をしています。先日も申し上げましたが、黒田日銀総裁は財務省出身であり、
そうした財務省寄りとも取れる発言に「やっぱりか」といった声が聞こえてき
ます。
加えて、消費税引き上げに慎重な安倍晋三首相と、予定通りに引き上げを進
めたい麻生太郎財務相との距離感も広がっているといった見方も出ています。
安倍首相のブレーンで内閣官房参与を務める浜田宏一・米エール大名誉教授
は『やむを得ず消費税を上げなければならないという方向にあると思うが、急
ぎ過ぎると肝心の日本経済の成長そのものが止まってしまう。金融政策を十分
にやりながら、法人税減税などで経済活動を活発にし、パイを大きくすること
が先決』との発言をしています。
ここはブレーンである浜田内閣官房参与の考えを聞き入れて初志貫徹。「消
費増税をしないと財政規律が緩む」といったいかにももっともらしい意見に惑
わされることなく、景気回復・デフレ脱却重視という安倍首相の勇気ある英断
に期待したいところです。
= お盆休みのお知らせ =
明日(土)からお盆休み突入の方も多いことと存じます。誠に恐縮ではござ
いますが、本誌も来週の月曜日(8月12日)から水曜日(8月14日)まで
お盆休みとさせて頂きます。つきましては、その間、朝・夕刊の配信をお休み
させて頂き、来週の木曜日(15日)より通常通りの配信とさせて頂きます。
『スペシャル版』及び『プライベートサービス・レポート』の次回配信は、
8月21日(水)となりますので何卒よろしくお願い申し上げます。
尚、プライベート会員様につきましては、休み期間中もメールでの連絡が可
能となっていますので、お気軽にご連絡下さいませ。
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~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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1.NY市況
2.主な注目材料とニュース
3.心に残る名言
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【1】NY市況 **
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□ダウ工業株 15498.32(+ 27.65)△0.18%
□ナスダック 3669.12(+ 15.11)△0.41%
□S&P500 1697.48(+ 6.57)△0.39%
□ダウ輸送株 6521.29(+ 52.08)△0.81%
□半導体株(SOX) 474.31(+ 0.19)△0.04%
□NY原油先物(9月限) 103.40(- 0.97)
□NY金先物(12月限) 1309.90(+24.60)
□バルチック海運指数 1012 (-12)
□為替 (対ドル)96.64 (対ユーロ)129.31
□CME日経225先物 13650 (+ 30)※大証比
8日のNY株式市場は、米中の経済指標を好感して反発しました。
中国の7月の貿易統計で、輸出・輸入ともに市場予想を上回ったことから中
国経済が減速から安定に向かいつつあるとの見方が広がりました。また、朝方
発表の週間の新規失業保険申請件数の増加幅が市場予想を下回ったことも支援
材料となりこの日のNY株式相場は上昇して始まりました。
一方で量的緩和の縮小が9月から始まり、株式市場への資金流入が細るとの
懸念が根強く、朝高後は売りが広がり指数はマイナスに転じる場面がありまし
たが、中国経済の持ち直し期待からの買いもあって指数はプラス圏を回復しま
した。ダウは4営業日ぶり、ナスダックは3営業日ぶりの上昇です。
S&P業種別指数(全10業種)は、通信を除く9業種が上昇。素材の上昇
が目立ち、一般消費財、エネルギーなどが上昇率上位となっています。
個別銘柄では、電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズが大幅高。
前日発表された四半期決算で売上高を大きく伸ばし赤字幅が縮小したことが好
感されました。自社株買いを発表したクーポン共同購入サイト最大手のグルー
ポンは急騰しています。
中国経済が安定してきたことで今後需要が回復するとの期待から鉱業大手の
フリーポート・マクモランや鉄鉱石のヴァーレ、産金のバリック・ゴールドな
ど、資源関連株の上昇が目立ち、中国事業の比率が高い建機のキャタピラーや
非鉄のアルコアなどもしっかり。景気動向に敏感な貨物・宅配大手のフェデッ
クスやUPSなども上昇。百貨店大手のJCペニーが大幅高となり、ホームセ
ンターのロウズやホームデポなども上昇しました。
一方、7月の既存店売上高が伸び悩んだ会員制卸売りのコストコやファスト
フードのマクドナルドが下落。ファイザーやメルク、ジョンソン&ジョンソン
など医薬品株が軟調に推移し、AT&Tやベライゾンなどの通信株の下落が指
数の上値を抑えました。 ハイテクセクターではアップルやインテルなどが下
落した反面、マイクロソフトやクアルコムなどが上昇し指数を下支えしました。
ダウ構成銘柄では、マイクロソフト、キャタピラー、アルコア、ホームデポ
など16銘柄が上昇し、インテル、JPモルガン、AT&Tなど14銘柄が下
落しました。
NY原油先物は5営業日続落。金先物は大幅に続伸し、3日ぶりに1300
ドル台を回復。バルチック海運指数(BDI)は5営業日続落です。
CME日経225先物は円建てが13650(大証比30円高)、ドル建て
は13690(同70円高)で取引を終了しました。
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投資力をアップさせたい方は必読です。
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【2】主な注目材料とニュース **
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☆注目材料
昨晩のNYダウは、前日比27ドル高の1万5498ドルと4日ぶりに上昇
しています。
シカゴ日経平均先物は1万3650円と昨日の東京市場の日経平均株価1万
3605円と比べて40円ほど高い水準となっています。
今朝6:30の円相場は、対ドルで1ドル=96円61銭前後(昨日16:
00台は96円22銭)とやや円安に振れています。一時95円80銭台を付
け、約1ヵ月半ぶりの円高水準となる場面がありました。
対ユーロは1ユーロ=129円29銭前後(同128円55銭)と円安に振
れています。
NY原油は5日連続安。前日比0.97ドル安の1バレル=103.40ド
ルとなっています。一時102.22ドルを付け、7月8日以来、1ヵ月ぶり
の安値水準となっています。米量的緩和の早期縮小観測を背景に、原油市場へ
の資金流入が細るとの見方から売りが出ています。
NY金価格は2日連続高。前日比24.6ドル高の1トロイオンス=130
9.9となっています。終値ベースで3日ぶりに1300ドル台を回復してい
ます。中国の7月の貿易統計が改善したことを受け、中国景気が好転すれば、
同国の金需要が増えるとの期待から買いが入っています。
昨日の日経平均株価は大幅安。前日比219円安の1万3605円と2日連
続で値下がりしています。2日間の下げ幅は795円(5.5%)となります。
騰落レシオは92%と6月28日以来、約1ヵ月半ぶりの水準に低下してい
ます。直近ピ-クは7月22日の140%です。
昨日発表された7月第5週(7月29日~8月2日)の投資部門別株式売買
動向を見ますと外国人投資家は2週連続で売り越し、売越額は204億円(前
週は509億円の売り越し)となっています。前週と比べますと売越額は縮小
しています。個人投資家は2週ぶりに売り越し、売越額は1169億円(前週
は847億円の買い越し)となっています。
一方、投資信託は2週連続で買い越し、買越額は988億円(前週は105
億円の買い越し)となっています。金融機関全体では5週ぶりに買い越し、買
越額は860億円(前週は893億円の売り越し)となっています。
本日は、8月限オプションSQ(特別清算指数)の算出日となります。通常、
日経平均株価の終値がSQ値を上回って引ければ、翌週以降の相場は堅調とな
り、下回ると軟調になるというアノマリーが見られます。従いまして、日経平
均株価の終値がSQ値を上回るかどうか、来週以降の相場を見通す上からも注
目となります。
本日は、損保大手3社(NKSJHD、MS&AD、東京海上)、第一生命、
中間決算:ブリヂストンなどが決算発表を予定しています(詳細は下記参照)。
中国の経済指標の発表が相次ぎます。10時30分頃に7月の生産者物価指
数(PPI)、7月の消費者物価指数(CPI)、14:30分頃に7月の鉱
工業生産指数、7月の小売売上高、1~7月の都市部固定資産投資などが予定
されています。
7月の中国消費者物価指数の事前予想は、前年同月比2.8%上昇(6月は
同2.7%上昇)となっています。
7月の中国鉱工業生産の事前予想は、前年同月比9.0%増(6月は同8.
9%増)となっています。
7月の中国小売売上高の事前予想は、前年同月比13.5%増(6月は同1
3.3%増)となっています。
その他海外では、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、
インド市場が休場(断食明け祭)となります。
本日、決算発表を予定している主な企業は以下の通りとなっています。
【11:00台】
東洋エンジ(6330)
【13:00台】
カルビー(2229)、
中間決算:浜ゴム(5101)
【14:00台】
ハウス(1925)、森永乳業(2264)
【15:00台】
大気社(1979)、日医工(4541)、洋インキHD(4634)、
日農薬(4997)、大平金(5541)、荏原(6361)、
ホシデン(6804)、横河電(6841)、シチズンHD
(7762)、セイコーHD(8050)、青山商(8219)、
東京海上(8766)、東急(9005)、
中間決算:ネクソン(3659)、ブリヂストン(5108)
【16:00台】
松田産業(7456)、スクリン(7735)、第一生命(8750)
・・・等々。
◆主なニュース
・日銀総裁「消費増税でも成長」 首相、秋に最終判断
・財政計画、歳出上限設けず 財政再建、具体策先送り
・車向けターボで日韓合弁 IHI、現代自と共同生産
・王子、新興国で1000億円投資 段ボール工場増設
・ダイハツ、軽の主力車を前倒し発売 シェア首位維持
・双日、メガソーラーに参入 国内4ヵ所、350億円
・ニコン、今期純利益500億円 カメラ減で下方修正
・オリンパス、4~6月経常黒字 内視鏡好調、円安で
・ヤマダ電、4~6月最終赤字58億円 中国一部撤退
・東南ア、財政悪化への懸念強まる 負担増に国民反発
◆経済指標等
・金融経済月報(8月、日銀)
・マネーストック(7月、日銀)
・消費動向調査(7月、内閣府)
・第3次産業活動指数(6月、経産省)
・鋼材用途別受注統計(6月、鉄連)
・中国消費者物価指数(7月)
・中国卸売物価指数(7月)
・中国工業生産(7月)
・中国小売売上高(7月)
・中国固定資産投資(7月)
・米卸売売上高(6月)
◆その他
・株価指数オプションとミニ日経平均先物8月物の特別清算指数(SQ)算出
・主な決算 マクドナルド(2702:外食国内首位級)
大和ハウス(1925:マンションや賃貸、商業施設建築も)
ブリヂストン(5108:タイヤで世界首位)
荏原(6361:ポンプの総合メーカー)
シチズンHD(7762:ムーブメントは世界首位級)
セイコー(8050:腕時計で国内首位級)
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【3】心に残る名言 **
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人間性について絶望してはいけません。
なぜなら、私たちは人間なのですから。
アインシュタイン
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(06年と07年はマネー部門賞第1位)
◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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「ハロー!株式」 マネー部門 第1位
(06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)
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