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――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 投資力をアップさせたい方は必読です。 https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2013/09/19 朝刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ おはようございます。aquaです。本日は十五夜、そして社日(しゃにち) です。 社日は春と秋の2回あり、春の社日は種蒔きの時期で五穀豊穣の祈願が行わ れ、秋の社日は収穫の時期で無事に作物を収穫するための祈願が行われていま す。いずれも農業において忘れてはいけない大事な時期であり、そのため重要 な節目の日とされています。 さて、昨晩のNY市場は大幅高。147ドル高の1万5676ドルと史上最 高値を更新しています。注目の米FOMCで量的緩和第3弾(QE3)の縮小 が見送りとなり、株式市場へ余剰資金流入が続くとの期待から買いが膨らんで います。 円相場は円高に振れていますが、シカゴ日経先物は1万4720円と昨日の 東京市場の日経平均株価1万4505円と比べて210円ほど高い水準となっ ています。詳細は下記のNY市況欄、及び注目材料欄をご参照下さいませ。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.NY市況 2.主な注目材料とニュース 3.心に残る名言 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】NY市況 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ □ダウ工業株 15676.94(+147.21)△0.95% □ナスダック 3783.64(+ 37.94)△1.01% □S&P500 1725.52(+ 20.76)△1.22% □ダウ輸送株 6706.44(+101.87)△1.54% □半導体株(SOX) 497.67(+ 4.27)△0.86% □NY原油先物(10月限) 108.07(+ 2.65) □NY 金先物(12月限)1307.60(- 1.80) □バルチック海運指数 1822 (+82) □為替 (対ドル) 98.06 (対ユーロ)132.48 □CME日経225先物 14720 (+290)※大証比 18日のNY株式市場は、量的緩和策の縮小が見送られたことを好感して 急反発。ダウは8月2日につけた過去最高値を約1カ月半ぶりに更新しまし た。 この日前半の取引は、午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発 表を控えて様子見ムードが強く、指数は前日終値をやや下回る水準で推移。 朝方発表の8月の住宅着工件数は前月比で小幅に増加したものの市場予想に は届かず、先行指標となる着工許可件数は市場予想に落ち込みましたが市場 は反応薄でした。 FOMCの結果、米連邦準備理事会(FRB)は「縮小を正当化するほど 指標は十分な見通しを示していない」「経済成長が持続可能であることを見 究める必要がある」として量的緩和策の維持を決定。市場では今回のFOM CでFRBは量的緩和の縮小を開始するとの予想が多かっただけに、量的緩 和の縮小見送りは予想外のサプライズとなりました。 FOMCの結果を受けて債券相場が急伸(利回りは急低下)し株価は一気 に上昇。ダウは8月2日につけた過去最高値(1万5658ドル)を上回っ て取引を終了。取引時間中には1万5709ドルまで上値を伸ばしました。 S&P500種指数も過去最高値を更新。ナスダック指数は約13年ぶりの 高値で終了です。 S&P業種別指数は全10業種が上昇。公益が大幅高となり、素材、テク ノロジー、資本財などの上昇も目立ちました。 個別銘柄では、デュークエナジーやサザンカンパニーなどの電力株が軒並 み高。量的緩和策の維持決定を受けて金利が急低下し、高配当が魅力の公益 株に改めて買いが入りました。同じく金利低下を好感してDRホートンやレ ナーなどの住宅建設株も軒並み大幅高となり、住宅用品小売りのホームデポ やロウズなども上昇しています。 量的緩和を背景にした資金流入が続くとの期待が再び高まり、時間外取引 で金先物が急騰、産金のバリックゴールドやニューモント・マイニングなど も急伸。好決算を発表した貨物・宅配大手のフェデックスが買われ、クラウ ドを利用した定額制のプラン加入者数を大幅に伸ばした文書・画像ソフトの アドビシステムズが大幅上昇となりました。 ダウ構成銘柄では、ユナイテッドヘルスを除く29銘柄が上昇。アルコア、 ホームデポ、コカコーラ、シスコシステムズ、ウォルマートなどが上昇率上 位となっています。 NY原油先物は4営業日ぶりの上昇で大幅反発。この日発表された在庫統計 で原油在庫が予想以上の減少となったことやFRBが量的緩和の縮小を見送っ たことから買いが優勢となりました。NY金先物は小幅続落で通常取引を終了 しましたが、時間外取引では上げ幅が50ドルを超える急反発となっています。 バルチック海運指数は大幅高で4日続伸、2011年12月21日(1856 ポイント)以来、約1年9カ月ぶりの高水準です。 CME日経225先物は円建てが14720(大証比290円高)、ドル建 ては14825(同395円高)で取引を終了しました。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な注目材料とニュース ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ☆注目材料 = NYダウ、史上最高値更新! = 米連邦準備制度理事会(FRB)が現行の量的金融緩和策の維持を決めたこ とを好感し、昨晩のNYダウは大幅高。前日比147ドル高の1万5676ド ルと8月2日に付けた史上最高値を1ヵ月半ぶりに更新しています。 シカゴ日経平均先物は1万4720円と昨日の東京市場の日経平均株価1万 4505円と比べて210円ほど高い水準となっています。 今朝6:30の円相場は、対ドルで1ドル=98円08銭前後(昨日16: 00台は99円19銭)と大幅に円高に振れています。対ユーロは1ユーロ= 132円51銭前後(同132円46銭)とほぼ横ばいで推移しています。 NY原油は、前日比2.65ドル高の1バレル=108.07ドルと4日ぶ りに上昇しています。 NY金価格は2日連続安。前日比1.8ドル安の1トロイオンス=1307. 6ドルとなっています。ただ、立会取引終了後に米連邦公開市場委員会(FO MC)が量的緩和縮小の見送りを発表すると買いが入り、一時58.4ドル高 の1367.8ドルを付けています。 米連邦公開市場委員会(FOMC)は昨日、景気や雇用情勢の改善をもう少 し見極める必要があるとして現行の量的金融緩和政策を維持することを決めて います。同日の声明では、米景気の現状について、景気は緩やかに拡大してい るとする一方、雇用の改善は力強さに欠け、住宅ローン金利がさらに上昇して いると指摘。金融市場で金利の上昇などが続けば、景気や雇用の改善に影響す るとしています。 米連邦準備理事会(FRB)は昨日、2013~14年の経済見通しをやや 引き下げています。13年の実質国内総生産(GDP)成長率の見通しは6月 時点の2.3~2.6%から2.0~2.3%に引き下げ、14年の予想も6 月の3.0~3.5%から2.9~3.1%に下方修正しています。 = 8月の訪日外国人は過去最多 初の90万人超え = 日本政府観光局(JNTO)が昨日発表した8月の訪日外国人客数は90万 6700人と前年同月比で17%増加し、8月としては過去最高となっていま す。月間ベースでは今年7月(100万3100人)、4月(92万3017 人)に次ぎ、過去3番目の多さです。これにより1~8月の累計は686万4 400人となっています。 観光庁の久保長官は昨日の記者会見で、「現在の外国人旅行者の伸び率が年 末に向かって続けば1014万人になる」と述べ、今のペースで推移すれば、 政府が目標に掲げている外国人旅行者数の年間1000万人を突破する可能性 がさらに強まったという見方を示しています。 昨日の日経平均株価は大幅高。前日比193円高の1万4505円と7月2 5日以来、ほぼ2ヵ月ぶりに1万4500円台に乗せています。12時52分 には、当日の高値となる1万4625円(前日比314円高)まで上昇する場 面がありました。 チャート上からは、次の節目となる1万5000円突破、そして5月22日 に付けた年初来高値1万5627円(終値ベース)を意識する展開です。 昨日発表された9月13日時点の信用取引残高(東京・名古屋2市場合計) は、買い残が2週ぶりに増加し、前週比324億円増の2兆9199億円とな っています。 一方、売り残は2週連続で増加し、前週比556億円増の5743円となっ ています。信用倍率は前回(9月6日時点)の5.57倍から5.08倍に改 善しています。 本日から4日間の日程で「東京ゲームショウ」が、幕張メッセで開催されま す。8月30日時点での出展社は342社で、昨年の171社を大きく上回る 過去最多の規模となっています。今年の見所は来年2月に発売を控えるソニー の「プレイステーション4」や米国・欧州など13ヵ国で11月22日に発売 (日本では2014年に発売予定)を控えるマイクロソフトの「Xbox O ne」などに注目が集まります。 8:50に8月の貿易統計が発表されます。輸出額から輸入額を差し引いた 貿易収支は事前予想で1兆1000億円程度の赤字(7月は1兆0240億円 の赤字)となっています。14ヵ月連続で赤字となる見通しです。 15:00台に黒田日銀総裁が全国証券大会で講演を予定しています。 16:00に8月の日本製半導体製造装置BBレシオが発表されます。BB レシオは、半導体業界全体の3ヵ月平均の受注額を同期間の出荷額で割って求 めた値で「1」を超えると市況の改善、割り込めば市況が悪化していることを 示します。7月の同・速報値は前月から0.21ポイント低下の1.19とな り、4ヵ月連続で「1」を上回っています。 16:50に国土交通省から13年の基準地価(7月1日時点)が発表され ます。12年の基準地価は全国平均で、住宅地が前年比マイナス2.5%(1 1年はマイナス3.2%)と21年連続で下落、商業地はマイナス3.1%( 同マイナス4.0%)と5年連続で下落となっています。ただ、下落率はいず れも3年連続で縮小しています。三大都市圏(東京・大阪・名古屋)の全用途 の変動率はマイナス1.0%と、11年のマイナス1.9%からほぼ半減とな っています。 海外では、4~6月期の米経常収支、8月の米中古住宅販売、8月の米景気 先行指数(コンファレンス・ボード)、8月の北米半導体製造装置BBレシオ などの発表が予定されています。 韓国(18~20日、秋夕)、中国本土・台湾(19~20日、中秋節)の 株式市場が本日休場となります。 ◆主なニュース ・法人税率、段階的に引き下げ 首相が指示「来年度から」 ・通関窓口を一本化 TPP交渉官会合、ビザ手続き簡単に ・電力取引の売買急拡大 8月過去最高 電力大手、活発に ・東燃ゼネ、三井石油買収 元売り3位規模、年度内合意へ ・日航、経営破綻時の撤退路線を再開へ 地方10路線候補 ・三井物産、ブラジルで貨物鉄道事業 資源大手傘下に出資 ・JFEエンジ、工場排ガスで野菜栽培 収穫量は露地の倍 ・ビール系、コンビニ限定強化 キリン、セブン向け新製品 ・鉄鋼、有利子負債圧縮 新日鉄住金、今期1200億円超 ・ミャンマーのガス田争奪戦火ぶた 欧米大手61社名乗り ◆経済指標等 ・基準地価(2013年、国交省) ・資金循環統計(4~6月期、日銀) ・貿易統計(8月、財務省) ・景気動向指数(7月改定値、内閣府) ・全産業活動指数(7月、経産省) ・粗鋼生産量(8月、鉄連) ・電力需要実績(8月、電事連) ・ガソリン給油所価格(17日時点、資源エネ庁) ・半導体製造装置のBBレシオ(8月速報値、日本半導体製造装置協会) ・米経常収支(4~6月期) ・米中古住宅販売件数(8月) ・米フィラデルフィア連銀景気指数(9月) ・米景気先行指標総合指数(8月) ・北米地域の半導体製造装置BBレシオ(8月) ◆その他 ・東京ゲームショウ開幕(幕張メッセ、22日まで) ・中国、台湾、韓国の各市場が休場 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】心に残る名言 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるのでもない。 唯一生き残るのは、変化できる者である。 ダーウィン THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE! by aqua  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ◆9月19日 今日は何の日? 六輝:仏滅 中秋の名月、苗字の日 ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断 でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━