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おはようございます。aquaです。

 貴重な3連休、皆様いかがお過ごしになられたでしょうか。

 さて、先週の株式マーケットは、NYダウが29日に史上最高値を更新。独
DAX指数も昨晩に史上最高値を更新、仏CAC40指数も31日に年初来高
値を更新。

 アジアでは、インドSENSEX指数や韓国総合指数、台湾加権指数も年初
来高値を更新するなど世界的株高という大きな流れは継続しています。

 日本の株式マーケットは、その世界的株高を横目に足元やや一服気味の展開
となっていますが、それでも先高期待から大量の外国人買いが入っており、日
柄整理を経て動き出す環境は整いつつあります。なにしろ、例年、秋に安値を
付けて上昇に転じるというはっきりとした習性があり、この度も例に漏れずで、
ここまで非常に分かりやすいアノマリー通りの展開と言えます。

 中間決算発表が本格化していますが、今週は6日(水)発表予定のトヨタ自
動車に市場の注目が集まります。日本の大手自動車メーカーの中国での新車販
売回復が鮮明となっており、10月はホンダが前年同月比で3倍、日産が2倍
となっており、ともに尖閣諸島問題前の2年前の水準を上回っています。

 その中国では、週末にかけて貿易統計や物価指標など重要な経済統計の発表
が続き、9~12日には中国共産党の中央委員会第3回全体会議(3中全会)
が開かれます。米国で8日に10月の雇用統計が発表され、円相場の動きを含
めてこの辺りも要注目となります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      15639.12(+ 23.57)△0.15%
□ナスダック       3936.59(+ 14.55)△0.37%
□S&P500      1767.93(+  6.29)△0.36%

□ダウ輸送株       7129.19(+ 81.42)△1.16%
□半導体株(SOX)    504.68(-  0.72)▼0.14%

□NY原油先物(12月限)  94.62(+ 0.01)
□NY 金先物(12月限)1314.70(+ 1.50)
□バルチック海運指数   1552   (+27)

□為替      (対ドル) 98.64  (対ユーロ)133.31

□CME日経225先物 14330 (+140)※大証比



 週明け4日のNY株式市場は、緩和継続期待を背景に続伸しました。

 セントルイス連銀のブラード総裁がCNBCの朝方の番組で、緩和縮小を急
ぐべきではないと述べたことから金融緩和策が長期化するとの期待が強まりN
Y株式市場は買い優勢でスタート。欧州株が上昇したことや食品大手のケロッ
グが好決算を発表したことなども支援材料となり、ダウは一時1万5658ド
ルまで上昇し10月29日につけた過去最高値(1万5680ドル)に接近す
る場面がありました。

 一方、ダラス連銀のフィシャー総裁が3月までに緩和縮小を支持する可能性
もあると発言したことで買いが縮小。朝方発表された9月の製造業新規受注は
全体としては前月比1.7%増となりましたが、民間設備投資の先行指標とさ
れる航空機を除く非国防資本財の新規受注は1.3%の減少。こうした経済指
標や金融当局者の発言により量的緩和の縮小時期を巡る思惑が交差する中、週
後半に7~9月期の国内総生産(GDP)速報値や10月の雇用統計の発表を
控えていることから様子見ムードが強まりましたが、主要指数は続伸して取引
を終了しました。

 S&P業種別指数は全10業種が上昇し、エネルギー、通信、素材、一般消
費財などが上昇率上位となっています。

 個別銘柄では、アナリストが投資判断を引き上げたエネルギー大手のエクソ
ンモービルが上昇しダウを押し上げ。通信のベライゾンやAT&Tが上昇した
他、マイクロソフトやアップルなどもしっかり。好決算を手掛かりに買い先行
で始まったケッログは利益確定の売りで上げ幅を縮小しました。

 身売り中止を発表したカナダの通信機器大手ブラックベリーが急落。クレジ
ットカードのビザやマスターカード、化学のデュポンやダウ・ケミカル、バイ
オ医薬品のアムジェンやギリアド・サイエンシズなどの下落が目立ちました。

 ダウ構成銘柄では、エクソンモービル、ベライゾン、マイクロソフト、メル
クなど20銘柄が上昇した一方、ビザ、デュポン、JPモルガンなど10銘柄
が下落しました。

 NY原油先物は前週末比でほぼ横ばいでしたが、5営業日ぶりに小反発。金
先物も3営業日ぶりに小反発。バルチック海運指数(BDI)は3営業日続伸
です。

 CME日経225先物は円建てが14330(大証比140円高)、ドル建
ては14355(同165円高)で取引を終了しました。




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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは2日連続高。前週末比23ドル高の1万5639ドルと1
0月29日に付けた史上最高値(終値1万5680ドル)に、あと41ドルま
で迫っています。1日(金)は前日比69ドル高の1万5615ドルとなって
おり、連休中の2日間では93ドル上昇しています。

 シカゴ日経平均先物は1万4330円と1日(金)の東京市場の日経平均株
価1万4201円と比べて130円ほど高い水準となっています。

 欧州を代表するドイツDAX指数は、前週末比29.40ポイント高の90
37.23と10月31日以来、2日ぶりに史上最高値を更新しています。

 今朝6:28の円相場は、対ドルで1ドル=98円65銭前後(1日16:
00台は97円99銭)と1日(金)夕刻時と比べて円安に振れています。対
ユーロは1ユーロ=133円30銭前後(同132円84銭)とやや円安に振
れています。

 NY原油は、前週末比0.01ドル高の1バレル=94.62ドルと5日ぶ
りに上昇しています。1日(金)は前日比1.77ドル安の94.61ドルと
なっており、連休中の2日間では1.76ドル値下がりしています。

 NY金価格は、前週末比1.5ドル高の1トロイオンス=1314.7ドル
と3日ぶりに上昇しています。1日(金)は前日比10.5ドル安の1313.
2ドルとなっており、連休中の2日間では9.0ドル値下がりしています。


 前週末の日経平均株価は2日連続安。前日比126円高の1万4201円と
なっています。週間ベースでは113円(0.8%)安となり、2週連続で値
下がりしています。

 本日は、13:00台にLIXIL、三井物産、14:00台に伊藤忠、1
5:00台にマルハニチロ、アルフレッサ、出光興産などが決算発表を予定し
ています(詳細は下記参照)。

 15:00にファーストリテイリングが10月の国内ユニクロ既存店売上高
を発表する予定です。

 黒田日銀総裁が大阪経済4団体共催懇談会で講演後、記者会見が予定されて
います。

 今週の主な国内経済指標・行事は、6日(水)は日銀金融政策決定会合議事
要旨公表(10月3・4日開催分)。7日(木)は10月の都心オフィス空室
率、10月の車名別新車販売台数、9月の景気動向指数・速報値、2013国
際ロボット展(~9日、東京ビッグサイト)。8日(金)はオプションSQ算
出日などが予定されています。

 海外では、本日は10月のHSBC中国サービス部門購買部担当者景気指数
(9月は52.4)、豪州準備銀行理事会、インドネシア・マレーシア市場が
休場、10月の米ISM非製造業景気指数、米国州知事選挙(バージニア、ニ
ュージャージー)、市長選挙(NY、アトランタ、ヒューストンなど)。6日
(水)は9月の豪貿易収支、英中銀金融政策委員会(~7日)、9月の米景気
先行指数(コンファレンスボード)など。

 週後半の7日(木)は欧州中央銀行(ECB)理事会、9月の独鉱工業生産、
7~9月期の米GDP・速報値。8日(金)は10月の中国貿易統計、9月の
独貿易収支、10月の米雇用統計、10月の個人所得・消費支出の発表などが
予定されています。9日(土)は中国共産党第18期中央委員会第三回全体会
議(~12日、三中全会)、10月の中国消費者物価指数(CPI)と生産者
物価指数(PPI)、鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資の発表などが予
定されています。


 今週、9月中間期(4~9月)の決算発表を予定している主な企業は以下の
通りとなっています。


 【5日】(火)

   日水(1332)、マルハニチロ(1334)、住友林(1911)、
   アルフレッサ(2784)、大陽日酸(4091)、
   コスモ石(5007)、出光興産(5019)、三井金(5706)、
   LIXILグ(5938)、ローム(6963)、
   三菱食品(7451)、スクリン(7735)、伊藤忠(8001)、
      三井物(8031)
   第3四半期:昭和シェル(5002)
   

 【6日】(水)

   トヨタ(7203)、カカクコム(2371)、双日(2768)、
   味の素(2802)、日本紙(3863)、ゼオン(4205)、
   参天薬(4536)、日医工(4541)、
   テルモ(4543)、日本ペ(4612)、住友大阪(5232)、
   三菱マ(5711)、ダイキン(6367)、
   SANKYO(6417)カシオ(6952)、
   バンナムHD(7832)、SBI(8473)、
   住友不(8830)、京急(9006)、スクエニHD(9684)、
   セコム(9735)
   第3四半期:サントリーBF(2587)
   

 【7日】(木)

   国際石開帝石(1605)、ディーエヌエ(2432)、
   博報堂DY(2433)、日清紡HD(3105)、
   東レ(3402)、日触媒(4114)、板硝子(5202)、
   THK(6481)、NOK(7240)、ニコン(7731)、
   エイベGHD(7860)、凸版(7911)、大日印(7912)、
   三井不(8801)、ニチイ学館(9792)、
   ヤマダ電(9831)
   第3四半期:楽天(4755)、ブリヂストン(5108)、
   住友ゴ(5110)、ヤマハ発(7272)


 【8日】(金)

   石油資源(1662)、ハウス(1925)、森永乳(2264)、
   ヤクルト(2267)、三越伊勢丹(3099)、
   ユニチカ(3103)、東急不(3289)、電化(4061)、
   関西ペ(4613)、洋インキHD(4634)、住友鉱(5713)、
   DOWA(5714)、古河電(5801)、SMC(6273)、
   クボタ(6326)、荏原(6361)、千代建(6366)、
   横河電(6841)、島津(7701)、オリンパス(7733)、
   丸紅(8002) 、青山商(8219)、横浜銀(8332)、
   セブン銀(8410)、NTT(9432)・・・等々。


◆主なニュース

・上場企業6割が増収増益、円安や内需追い風 4~9月

・訪日客の免税拡大 消費拡大へ化粧品や酒も 14年度

・TPP交渉、関税撤廃95%提示へ ワイン・革製品も

・東電内に廃炉会社、社外からトップ起用 責任を明確に

・電力取引所、16年にも24時間化 手数料3分の1に

・セブン&アイ、グループ全商品をネット販売 18年度

・日産、年度途中の異例人事発表 車大手で唯一営業減益

・都市型鉄道、日本流を輸出 JR東日本などタイで受注

・三井物、円安で純利益2割増 伊藤忠も1割増、中間期

・米企業収益底堅く 7~9月期4%増益、業種内で明暗



◆経済指標等

・マネタリーベース(10月、日銀)
・鉄鋼輸出量(9月、鉄連)

・米チェーンストア売上高(週間)
・米大規模小売店売上高(週間)
・米ISM非製造業景況感指数(10月)


◆その他

・国内ユニクロ売上高(10月)

・主な決算 アルフレッサ(2784:国内首位の医薬品卸)
      出光興産(5019:石油精製元売り大手)
      日製鋼(5631:大型鋳鍛鋼で世界有数)
      LIXIL(5938:住宅設備最大手)
      リンナイ(5947:ガス器具トップ)
      シスメックス(6869:検体検査用機器・試薬で高シェア)
      ローム(6963:カスタムLSI首位)
      伊藤忠(8001:衣料や中国ビジネスに強み)
      三井物産(8031:資源、インフラ等に強み)

・海外決算 テスラ・モーターズ(電気自動車)
      CVSケアマーク(ドラッグストア)



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【3】心に残る名言                        **
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      「人びと」は残酷だが、「ひと」は優しい。


                   タゴール (インド詩人)







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